B-12<レイ・ザ・バレル@機動戦士ガンダムSEEDシリーズ>支援
寡黙なレイ・ザ・バレル。にもかかわらず幾多の印象深い台詞を残しました。
今日は彼の発言から、その軌跡を辿ってみます。
■レイ・ザ・バレル台詞講座 第1回■
父も母もない。
俺は俺を作った奴の夢など知らない。
出典第48話「新世界へ」
【解説】
レイは、どこか儚げなところのある少年でありました。
望まれずして生まれ落ちたクローンであり、じき命が尽きる悲しい運命。
道半ばで逝くことへのおそらく焦りと不安…
上の台詞は、自身は見ること叶わぬであろう後の世の安定を願い
敬愛する養父デュランダルの目指す世界を守り、盾の任を引き継ぐべく
士官学校同期の朋友シン・アスカに事情を打ち明け後事を託した発言であります。
以下次のように続きます。
人より早く老化し、もうそう遠くなく死に至るこの身が、
科学の進歩の、すばらしい結果だとも思えない。
もう一人の俺は、この運命(さだめ)を、すべてを壊そうと戦って死んだ。
だが誰が悪い?誰が悪かったんだ?
オレたちは誰もが皆、この世界の結果の子だ。
だからもう、すべてを終わらせて帰る。
オレたちのような子どもがもう二度と生まれないように。
だからその未来は…お前が守れ!
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「父も母もない。俺は俺を作った奴の夢など知らない。」
親子喧嘩に於いて使用することで「アニメばかり見てないで!勉強しなさい!」
といった親側の定型句に対抗でき、両親を怯ませる効果絶大の威力ある台詞です。
声はやや低く抑えて、声優関俊彦を真似て練習しておきましょう。
(注:実際に使用された場合の効果の保障は致しかねます)