第2回アニメ男さいもえトーナメント 投票スレ・Round21

このエントリーをはてなブックマークに追加
422名無しさん@お腹いっぱい。
B-02<キャプテンガンダム@SDガンダムフォース>支援

・シュウトとの友情

第1話にて、キャプテン(まだこの時点では「謎のロボット」)は
敵の襲撃現場に居合わせた少年シュウトの命を助け、さらに彼を敵の主砲からかばって
はるか吹き飛ばされてしまいます。

彼はシュウトの家に落下していました。
メカの才能があるシュウトは「助けられたお礼を言いたいから」と、意識の無いキャプテンを一生懸命修理しようとしますが、
目を覚ましたキャプテンは「礼は不要だ。それが私の任務だから」とそっけない態度。
シュウトが名前を聞いても、自分は秘密の存在だから何も教えられないと言い、
自分のことを忘れるよう言い残して、次の戦いへと行ってしまいます。

しかし、キャプテンはシュウトの家にシールドを忘れていきました。
ライフルも先の戦闘で失っており、内蔵兵器しか持たないキャプテンは
あっという間に敵に追い詰められてしまいます。
あわや、というそのとき、家からシールドをかついで走ってきたシュウトが、
キャプテンのもとへと飛び込み、シールドを彼に投げ渡したのです。

「僕は忘れないよ! キミのこと!
 がんばれー!!」

「……シュウト……」

「忘れない」「がんばれ」
その言葉に、キャプテンの胸に収められた謎のシステム、ソウルドライブが発動。
さっきは吹き飛ばされた主砲をシールドで受け止め、さらにキャプテンパンチで弾き返し、
敵をもとの次元へと追い返すことに成功しました。

戦いが終わり、再び去ろうとするキャプテン。その背中に、シュウトはもう一度名前を尋ねます。
キャプテンは振り返ると、自分の素顔を見せ、名前を教えました。
先ほどの彼の態度からすれば、いったいどれだけ大変なことでしょう。

これが二人の出会いでした。


任務とはいえ、体を張ってシュウトをかばったキャプテン。
そして、そのお礼を言うためにキャプテンを直そうとし、
危険も省みずキャプテンにシールドを届けたシュウトの熱い友情が、キャプテンの心を変えました。
その後の二人の厚い信頼関係は、最初にお互いが助け合ったところから始まったのです。