第2回アニメ男さいもえトーナメント 投票スレ・Round19

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617名無しさん@お腹いっぱい。
<グリニデ@冒険王ビィト>支援 >>594つづき

星を頭で稼いだ、とは主にどういう事か。
比較の為にグリニデ以外の魔人でみてみます。

基本攻撃方法は冥力(内なる力ではなく、地下に眠るエネルギー)を
集めて気の玉にしたり、直接殴りに行ったりという肉弾戦です。

ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_005037.jpg ちょい大きめ

基本的に大抵の魔人は人間より一回り体格が大きく、
角が必ず生えています。

常に全裸、羽織ってもマント一丁という変態チックな連中で、
マッシヴが多いです。昔話で言う鬼なんかが近いイメージでしょうか。

で、こういった力で人間を倒すわけです。サイヤ人(惑星の地上げ屋)が
職業的には近いでしょうか。

けれど町や村単位を攻撃するのには大抵魔物の力を使います。

ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_005039.jpg 下は分かりにくいけど大ムカデ

まあRPGの小・中ボスが、ザコモンを率いてると理解すればいいでしょうか。
こういう魔物で城壁に囲まれた町や村を襲い、攻城戦のように直接打撃を加えます。

ちょっと長くなったので、グリニデ編は次に。
618名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/18(日) 05:40:46 ID:Z7E6QnTy
<グリニデ@冒険王ビィト>支援 >>617

グリニデも魔物は使うのですが、町を直接攻撃するよりもさらに工夫がありました。

その工夫とは、繁殖力の高い昆虫などの魔物を多く飼育・繁殖させ、
ひたすら頭数で土地そのものを攻めることです。(町を直接攻撃する魔物もいますが)

増える虫たちは、とにかくあたりのあらゆる物を喰らって行きます。
イナゴやアリの大群に近いでしょうか。

さらにグリニデの飼う魔物は、大部分が黒煙を吐き出す種類でした。
倍々ゲームで増えていく虫は、滅んだ町や森林や野原を食い潰しては、
排煙を撒き散らし空を黒く黒く染めて行きました。

ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_005044.jpg その結果

背景の空の暗さ、岩だらけの空間は殆ど何万平米の土地に渡ってデフォです。
虫が吐く黒煙で日が遮られて、この土地の空は常に曇っています。

虫によって食い荒らされ、煙によって日照も弱まっている土地は
もちろんどんどん不毛化していきます。

そのため周辺地域は岩だらけの荒野か、虫だらけの不安定極まる地域に
なって行きました。農作物など取れるはずもなく、残された選択肢といえば
大きな城壁内で自給自足するか、土地を放棄するか、滅びるか。

こうして二十年間まともに日の光も差さない広大な土地は、いつしか
「黒の地平」と呼ばれ、グリニデの支配領域となりました。

数の暴力、面の制圧、そして策源地の殲滅。
サイヤ人というか脳ミソ筋肉な魔人たちは「小虫を小金で繁殖させる小心者」
とグリニデを評価しますが、実際の作戦計画自体は非常に戦略的だったりします。

キャプが少なくて文章ばっかりになってしまいました…
まあこんな感じで、グリニデさまはちゃんと頭も使ってます。