1組<柊恵一@おねがいマイメロディ>支援
>>701続き
。 .;o,
|::\ _ /:::::| アタイが最初に柊様に近付こうとしたのは、ほんの気まぐれだった…
|::.::.:::ν ⌒':::,:::::::|
\/:/ヽg/\'イ 「青年なら夢があるだろう」ってね。
|::{ δ。'σ |:::|
ヽヽ、〜_ノ:/ でも柊さまは、そんな並のレベルじゃなかったんだ
/ν\|ヾ。
゜~ ゚ ゜
あの日はマイメロに邪魔されて、魔法をかける別のターゲットを探してたんだ
ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_004431.jpg でもすぐ側まで近付いて行っても、アタイたちみたいな
「喋るぬいぐるみ」に驚かないんだ。オマケに夢が無いって言うじゃないか。
この頃はキザでいやみったらしくて…(聞かれたらマズいけど)
ちょいとカッコいいニイちゃんだった。今では、ああ、柊しゃまー!
ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_004432.jpg けどその時、魔法の弓「メロディボウ」が反応したんだ。手に吸い込まれるみたいに
すーっとね。手に馴染むと、そのまま大きくなった。持ち主を選んだみたいだ。
ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_004433.jpg そして魔法の力をメロディキーに蓄える事が出来たんだ。
バイオリンから黒い光が流れてきてね…
ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_004434.jpg それでアタイたちは、このアイテムで人の心の欲望「黒音符」を
100個集めたら、人の夢を滅ぼす悪夢の曲が出来るって言ったら
「面白い、僕はその曲を聴いてみたい」って…
アタイたちは最初、寝床とこのバイオリンの力を利用するために
この人の家に上がり込んだんだよ。
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以上、クロミによる初期解説でした。まあ要するに、最初のうちは
利害関係で一緒にいたわけです。
しかし柊、何が恐ろしいかって「悪夢の曲を聴くこと」は夢でも何でもないんですね。
目の前の現象から、悪夢の曲の実在自体は理解しているのに
それを聴いてみたいという欲望自体は、特になんでもないものとして扱ってる。超怖い。
そこいらの自販機でジュースでも買うような感覚で、人間の夢を滅ぼすものに
「興味を持ち、実現させようとしている」
つまり曲を作る事自体を、困難そうだとすら思ってないわけで。
すぐ手に入る夢なんて夢じゃないよ〜という感じで、簡単に
出来てしまうものと思っているわけです。
これまでの人生の完璧超人ぶりが伺える行動と言えるでしょうか。
初期の頃、柊は「善悪を超越したロボットのような人」と言われていました。
正にその通りで「うわははは夢よ滅びよー!」でも「ころしてでもうばいとる」でもなく
「とりあえず出来ちゃいそうだし、面白そうだから」という気軽さ人の夢を滅ぼそうとするわけです。
長くなりましたが、とりあえず初期柊はこういう人でした。