07組
<武者頑駄無 爆熱丸(爆心丸)@SDガンダムフォース>
<翼の騎士ゼロ(銀翼の騎士ゼロカスタム)@SDガンダムフォース>友情支援 その2
ネオトピア(ここではコマンビー様の雄姿を見れ)、ミノフス境海、ラクロア、そして天宮。
数々の決戦を経て、ついにやってきた最終決戦。
ゼロは銀翼の騎士ゼロカスタムに、爆熱丸は爆心丸へとパワーアップしてそれに望む。
しかしあまりに巨大な敵の力の前に、マナ(魔力)を使い果たしたゼロは剣を失う。
周りでは次々と仲間たちが攻撃を開始しているというのに――悔しげに拳を握るゼロ。
「私に、剣さえあれば……」
そこに背後からかかる爆心丸の声。反射的に振り返ったゼロへ「これを使え!」と投げてよこされたのは、一振りの刀である。
武者である爆心丸にとって腰に下げた双刀は魂も同然。受け取ったゼロも、その大切さを良く知っている。
「これは…!お前の大事な…!」
思わず躊躇するゼロに、爆心丸は迷うことなくはっきりとこう言い切った。
「構わん!………お前になら」
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戦いの中で生まれた友情。それは、魂の一部を相手に預けるという形でここにあらわれた。
ゼロは背筋を伸ばすと、爆熱丸へ向かって大きく頷いて見せた。
「……恩に着る!!」
そう言うと同時に大きく刀を振りかぶると、二人へ向かってきた敵へ向かって一閃させた。
ゼロに続くように、爆熱丸も残ったもう一振りの刃を振るう。息の合った二人の攻撃に、あっけなく爆破される敵。
その爆発を背景にしながら、爆熱丸はゼロへ尋ねる。
「俺の五聖剣……いい刀だろう?」
しかしゼロの答えはというと、「まぁまぁだな」といういかにもゼロらしい尊大な物言いだった。
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これでもゼロの中では破格の評定である。
なにせ、彼はかつてこの刀を「なまくら刀」呼ばわりしたこともあるのだ。
それを知ってかしら知らずか―――いや、おそらく知っていただろう。
「いくぞ!」というゼロへ、気持ちよく「おう!」と答えて戦場へ駆け出していった。
もちろん、最終決戦後も彼らの友情は続いている。
傍から見ていればアホにしか見えないケンカも、続いている。
なにせ、この最萌えトーナメントでもわざわざ同じ組に並んでいるのだから。
こんな彼ら二人に、ぜひ一票をお願いしたい!!SDGF勢きってのボケ二人をよろしく!