第2回アニメ男さいもえトーナメント 投票スレ・Round13

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251名無しさん@お腹いっぱい。
[[AMII12-warvaG0K-KM]]
4組 
<<福山和春@GIRLSブラボーsecond season>>
<<ウソップ@ONE PIECE>>
5組
<<コウタ@エルフェンリート>>
<<鳴海孝之@君が望む永遠>>
6組
<<レヴァンティン@魔法少女リリカルなのはA's>>
<<サガ@聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編>>

第5組<コウタ@エルフェンリート>支援 
 コウタはラブコメ主人公としてのコウタと人類の代表としての
コウタという二つの面があります。べつにコウタが二面性の持ち主
な訳ではありません。この作品そのものの二面性によって、コウタ
という同一人物の印象が違って見えるだけです。

 男性向けラブコメものの主人は、あまり極端に個性があっては
ならないといいます。あまりに格好が良いと読者と距離が
できすぎるため、運動神経も勉強も平均以下で性格も比較的
プレーンが望ましい。主人公が何か行動する(ex告白する)のは
最終回が近づいてから。コウタはこの観点からすると「ラブコメ」
の主人公に色々当てはまります。(女の子を助けるのは積極的)
実際、「ラブひなに少し似てる」なんて意見も聞くぐらいです。

しかし、これエルフェンリート。ラブコメもの
の他に、連想される作品として「デビルマン」「寄生獣」が出てくること
からも分かるように、残酷描写で毛嫌いされることもある作品です。

 僕は最終回まで見終わってみて、主人公が「普通」であることに
これほど意味があることに非常に驚いた記憶があります。

 うまく説明できるか分かりませんが、人間の心の闇の底なし沼に
どこまでも分け入り、沼の底のそこにある一辺の綺麗な砂をすくい上げる
そんな作品なんだと思った記憶があります。

ルーシーに、マリコに、蔵間に・・・・残酷なことをしてきた人。人殺し。
その残酷な心の奥底にある贖罪の意識を拾い上げるその作業は、単純な
人間賛歌ではなく、人間がどれだけ残酷になれるか見つめた上で、
「でも、人間はそれだけじゃない」と言いたいんだと思います。

原作者 岡本倫先生は、これだけ残酷な作品を書いている割には、ファンの
間ではむしろ優しいイメージが定着しています。

 だからこそ僕は確信しています。意図があってコウタが主人公なのだと。

人間の極限の残酷さに立ち向かい、ついにルーシーに救済を与える役目は、
コウタであるべきたっだのだ、と。コウタにできることは僕にでも、おそらく
だれにでもできること。コウタは人類の良心を代表しながらも
僕と同じ普通だから重要なんです。