[[AMII5-Z8w/BmS1-KC]]
<<角沢長官@エルフェンリート>>
<<クリストファ・アーマライト(クリス)@スクラップド・プリンセス>>
<<椿一成@フルメタル・パニック?ふもっふ>>
<<蔵間室長@エルフェンリート>>
<<ヘイハチ@SAMURAI 7>>
<<アプトム@強殖装甲ガイバー>>
<<深町晶@強殖装甲ガイバー>>
<<クルツ・ウェーバー@フルメタル・パニック!TSR>>
<<レナード・テスタロッサ@フルメタル・パニック!TSR>>
<蔵間室長@エルフェンリート>支援
−蔵間が罪を犯すようになるまで−
http://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_000921.jpg 上の画像は学生時代の蔵間です。
しかし当時つきあいのあった角沢(後の角沢教授)に
研究所に誘われます。
「蔵間、人類の起源を知りたくはないのか?」
http://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_000925.jpg 上は角沢教授の学生時代の画像。
自由に研究できる環境に惹かれ、蔵間は研究所に行くことを決めます。
しかし、研究所で行っていた研究、それは人類の起源を調べる事
ではなかったんです。
そこで行われていた研究。それはある年齢になると人類を理由もなく
殺す『人類の敵』ディクロニウスを徹底的に調べることでした。
あまり残酷な場面を出すつもりはないので、ディクロニウスが人の首を
はね飛ばしているシーンは避けますが、ほうっておくと躊躇無く親すら
殺すディクロニウスに対処するため、研究所ではディクロニウスに
半ば拷問のような人体実験を平然と行っていたのです。
http://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_000930.jpg 上はディクロニウスが”実験”を受ける直前のシーン。おびえきった表情です。
http://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_000931.jpg 上は”実験”直後のシーン。右側が蔵間。左側が角沢教授です。
表情が実に対照的です。"実験”と割り切り、『人類の敵』に何をしても
罪の意識を感じていない角沢教授に対して、蔵間はすでにかなり後悔している
様子です。
原作者の岡本倫先生は、読み切り作品「モル」でも、モルモットのように
扱われることから逃れようと逃げ出した小人の物語を描いています。
人類の側からすれば、ディクロニウスへの対処法を調べるのは、生き残る
ためには必要なことなのかもしれません。
でも、
人類って
そんなに
無条件に守るべき存在なんでしょうか?
以前、女最萌の時に、実は「僕にとってデビルマンのアンチテーゼ」とか
書いた人間なんですが、ここでもそれが出てきます。
生き残るために平然と残酷な行為を行う人間を容赦なく見つめる視点が
ここにあります。そして、蔵間は残酷な行為を残酷だと自覚しつつけています。
かくして、蔵間は罪を犯すようになるんです。