アニメ最萌トーナメント2005 投票スレ・Round113

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740名無しさん@お腹いっぱい。
>>738の続き
<神奈備命@AIR> ストーリー支援 「不殺の誓い」(その2)

B「別離」
母を殺され、自身も無数の矢を射られて力尽き、空に封じられてしまう神奈。
「余の最後の命である。末永く、幸せに・・・暮らすのだぞ」
家族との幸せな生活。それは、ようやく叶うはずだった神奈の夢。。。

「誰だっていい。神奈をあんな目に遭わせた奴等を、一人でも多く道連れにして死ぬ!!!」
理性を失った柳也の前に立ちはだかったのは、裏葉だった。
「邪魔立てするなら斬る。脅しではないぞ」
だが、裏葉も一歩も引く構えを見せない。
「悪鬼と変じた柳也様を見て、なぜ神奈様がお喜びになりましょうか?
微かにですが、私には聞こえます。神奈様のお泣きになっている声が」
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C「家族」
空に封じられた神奈を救うため、方術の修練に励む裏葉と柳也。
しかし、翼人にかけられた呪いは、神奈を責め苛むばかりではない。
翼人に心寄せる者をも弱らせ、やがては死に至らしめる。
限られた時間の中で、柳也が出来ること。それは、自分の意志を子に継がせること・・・
裏葉はそう柳也に告げ、「お手伝い」を申し出る。
「・・・わかった。但し俺は、残りの時の全てをお前のために使う」

家庭を営み、新しい生命を育む。
神奈と出会うまでは望むべくもなかった幸せな時間が、今、ゆったりと流れている。
そして、俺は時を超えて、これからも旅を続けることが出来るのだ。
かけがえのない翼に、再び巡り会うための旅を。
これ以上望むものは、何もない。

「さあ行こうか、裏葉。あの空の向こうで、神奈が待っている」
「ええ。お供しますわ。どこまでも」
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それは、千年の永きにわたる、旅の始まり・・・。