<にゅう(ルーシー)@エルフェンリート>支援
「人間じゃないのは・・・人じゃないのは・・・
おまえらのほうだ!」(第8話より)
この作品が僕にとって「10年ぶりに出会った作品」であり「デビルマン」を
僕に思い起こさせたことは、自分自身の投票の時に書きました。
そのきっかけになった重要なシーンがこれです。自分の中のルーシー
像が嫌悪から同情に、鮮やかに変わっていくのが自分でも分かりました。
と、同時に「この作品はデビルマン的世界観に萌キャラを放り込んだ作品」
なのだと理解し始めました。
それは、同時に僕の中でエルフェンリートが「衝撃作」から「傑作」「名作」
へと変化し始めた時でもあります。
上のセリフシーンは残酷ではあっても、それゆえ作品上極めて重要なシ
ーンですが、口惜しいことに逆支援になりかねないちょっとショッキングな
シーンです。だから少しだけ説明を・
角を持つ故に「人間じゃyねえくせに」といじめられたルーシーは、可愛が
っていた子犬を自分の目の前で殴り殺されるという壮絶な経験をします。
その時に言うルーシーのセリフが上なんです。この後、ルーシーは初めて
人を殺すことになります。
ttp://mig380.chez.tiscali.fr/up1/file/a_026883.jpg 上の画像はその後、角を折ろうとするルーシーです。
「こんなモノがあるから!」と角を折ろうとしたまさにその時に、ルーシーは
コウタという一人の少年と出会います。
ttp://mig380.chez.tiscali.fr/up1/file/a_026884.jpg コウタと出会い、ルーシーは極めて短い時間ではあっても、初めて心から
楽しいと思える時間を過ごします。
「今まで生きてきた中で、今日が一番・・・一番楽しかった・・・」
「私、今日のこと 一生忘れない・・・・」
一度この物語を見るとここも涙腺がゆるむシーンなんですよね。
それまでにルーシーがいかに人の負の側面にさらされていたか、この時点では
もう分かるからです。
ttp://mig380.chez.tiscali.fr/up1/file/a_026885.jpg 最終話のコウタとルーシーの和解シーンです。
時間的に支援はここまででしょうか・・・。もう会社に行かないと・・・
それでも一言だけ言うと、デビルマンのような絶望的な人間観にエルフェンリートは
おちいらなかった。そしてその理由に何があるか考えると「萌え」も理由の一つと思
えるんです。
この不思議で魅力的な話が僕に取り、どれだけ衝撃と感動をあたえたか、まだまだ
言い足りないのですがもう会社に行かないと・・・・。
では、もし時間内に会社から帰って来れたら。