岡山&香川のアナウンサーを語らん会〔34〕

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908名無しがお伝えします
奥田麻衣の朝は早い。「ピロロロー」
けたたましい音で発信音が鳴り、続けて目覚まし設定の釜本邦茂 着ボイスが部屋中に流れる。
「ピロロロ シュートや!シュートや!シュートや!シュートや」「シュシュシュートや。」
「ぐあああああ」麻衣が怪獣のような声で起き上がる。
そのまま洗面所に向かい歯磨き。そして丸い顔を洗顔。 
リビングに向かう。今日の仕事はカマタマーレのピッチリポートだ。
「しかしカマタマーレあのザル守備どうにかなんねーかな」麻衣は丸い顔で呟いた。

リビングの奥の桐の箱をそっと開ける。
奥田の魂ここにガンバの恒様ユニが重なって入っているのだ 
2004年バージョン 背番号5 miyamoto 「今日はこれだな」奥田はムーンフェイスでつぶやいた。
ガンバのユニの上にカマタマーレのユニフォームを重ね着して
トレンチコートを羽織りロケ車で競技場に向かう。
炙ったさきいかをほうばりながら車内で、先日のカマタマ試合のビデオを見る。
「サイド振られたくらいでマークずれすぎなんだよクソDF」
奥田は丸い顔でつぶやいた。