2013年6月24日
真剣に祈り抜き勇敢に行動した皆が人間革命の勝利者!広布への労苦に功徳は燦然と輝く!(池田大作)
http://www.seikyoonline.jp/news/wagatomo/index.html カンボジアで開催されているユネスコ・世界遺産委員会で、「富士山」の世界文化遺産登録が正式に決
まった▼富士山をテーマにした詩歌や絵画は多い。中でも葛飾北斎の『富嶽百景』はおなじみだ。完成
は70歳代。奥付に北斎は「八十才にしては益々進み九十才にして猶其奥意を極め」とつづった。さら
なる高みを目指したのも、富士と格闘した日々あったればこそであろうか▼「富士のごとく」――揺る
がぬ人格を目指す、学会青年部の指標でもある。大阪・堺の美原区ヤング男子部は“10年後を担う”
誓いを込め、「10年塾」の名で小説『人間革命』の研鑽の集いを続ける。発案した責任者は当初、仕
事で行き詰まり、経済的な苦境に陥っていた▼その中で学んだ『人間革命』第4巻「秋霜」の章にこう
あった。「十年後の学会を見よ。二十年後の学会を見よ。そして、わが存在も!」。給料の遅配が続い
ても、一人、苦闘の恩師・戸田第2代会長を支えた若き池田名誉会長の激闘に、胸を熱くした。今、彼
は大手企業に再就職を果たし、対話拡大にも率先する▼富士は「不二」とも書く。師弟不二を目指し、
不動の自身を築く挑戦に終わりはない。心に王者の富士を仰ぎつつ、きょうから新たな出発を切りたい
。(芯)
http://www.seikyoonline.jp/news/myoji/index.html 都議選、戦いすんで自民、公明、共産……。「55年体制」時代もくぐった老舗政党が舞台中央に。だ
が、有権者の過半数を占めた棄権。55年体制以来の選挙離れ、政治離れの難題はたなざらしのまま。
◇富士には松原、天女には羽衣。欠けてはならぬもの。都議選は「前哨戦」の荒波のみが描かれ、難題
山積の巨峰は雲に隠れたままだった。◇文化遺産。見た目の整備のみならず、たゆまず守る心も。山中
の賊を破るは易(やす)く、心中の賊を破るは難しという。<蝸牛(ででむし)や雨雲さそふ角のさき
>正岡子規(近事片々・毎日新聞)
http://mainichi.jp/opinion/column/kinji/