1 :
彩子ブルー:
才色兼備の藤井アナをヒロインとしたドラマを考えます!
美しい物語をみんなで書きましょう!
思わず引き込まれそうな彩子の魅力が溢れる作品をよろしく!!
2 :
あ:2012/04/27(金) 17:16:59.97 ID:dG8BHploO
もう俺が作ってる。今は俺と彩子が脱出している最中だ。彩子を守る為に孤軍奮闘している真っ只中。続きは夜に書くよ。
3 :
第三弾作を発表!!:2012/04/28(土) 21:10:32.10 ID:RC+KLj39O
旅行に来ていた男(俺)は吹雪に遭遇し旅館へ逃げ込む。そこには避難していた旅行客の女(藤井彩子)達らが居た。
吹雪は更に増し、旅館は孤立する。救助を待つ中、避難した旅館の客が1人ずつ消されていく…。
男(俺)は彩子を守れるのだろうか…?
そこには雪より冷たく残酷で美しい物語があった…。
「冬山ミステリー・嫉妬された美女」
始まり!!
4 :
ら:2012/04/28(土) 21:44:14.63 ID:RC+KLj39O
俺は視界もままならぬ中、一軒の旅館に辿り着いた。小さなロビーでは避難客で一杯だった。置いてあるパソコンも使えず携帯も圏外で、通常電話回線も切れている。辛うじて明かりを保っていたのは非常用電源と囲炉裏だけであった。
見知らぬ女(藤井彩子)が熱いコーヒーを振る舞ってくれた。美しい人だった。
俺はラッキーだと思いニヤニヤしそうだったが、この後に迫りくる悲劇を誰が知り得たであろうか…?
残酷な冬物語は既に始まっていた…
5 :
あ:2012/04/28(土) 22:02:49.23 ID:RC+KLj39O
旅館のオーナー(梅宮辰夫)は避難客に明日の午後までには吹雪は止む事を説明する。小さい旅館で部屋は5つしか無く、俺は一晩中ロビーに居る事にした。
彩子は女友達(平井理央)と一つの部屋へ引き上げた。その時だった。悲痛な叫び声が静寂を切り裂いた!!
部屋の中で避難客の女(沢尻エリカ)が倒れていたのである!!
6 :
あ:2012/04/28(土) 22:54:52.67 ID:RC+KLj39O
既にその女は息が無かった。背中には深い刺し傷があり床は血の海と化していた…。オーナー(梅宮辰夫)は駆け付けて女に呼び掛けるが応答は無い。誰がこんな事を?何故?
彩子と平井は震えていた。俺は早く旅館を出たくなったが、外は陽も落ちて闇夜の吹雪である。
オーナーは死体に布団をかけて、避難客にロビーに集まる様に指示した。
7 :
あ:2012/04/28(土) 23:16:07.68 ID:RC+KLj39O
一同はロビーに集まった。すると不思議な事に玄関が空いている事に誰が気が付いた。
オーナーは玄関を出る。すると足跡があった。長々と続く足跡…。足跡を追うと1人の女性(長澤まさみ)が倒れていた!!彼女も避難客だった。どうやら息はしていない。オーナーは天を見上げて叫んだ。「お前の望みは何なんだ!?これ以上、人を殺めるな!!」
オーナーは何かを知っている…
8 :
さ:2012/04/28(土) 23:37:58.63 ID:RC+KLj39O
俺はオーナーが何かを知っていると考えて問いつめた。するとオーナーが手紙を見せてくれた。「白い雪が激しく舞う夜に人は次々と消えていくだろう…。私は冷たさと美しいをまとい復讐する…」
差出人の名前も消印も無いこの手紙は誰が書いたのだろうか…?もしかしたら殺人鬼は避難客の中に居るのか?
疑心暗鬼が避難客を襲った。オーナーや彩子、平井は俺と居た。他の奴等が犯人では無いか?何が望みなんだ?
9 :
雪山ミステリー:2012/04/28(土) 23:58:08.83 ID:RC+KLj39O
一同はロビーに戻り暖をとった。中年の男性客(クリス松村)がお前が犯人じゃ無いか?と俺に言う。俺はバカらしく相手にしなかったが、他の避難客も疑心暗鬼で言い争いをしていた。俺は嫌気が差してロビーを離れると彩子がついてきた。
気晴らしにトランプをやろうと彩子は言う。俺と彩子と平井はババ抜きをした。
何回やっても俺が負けた…。疲れた俺達はそのまま眠った…
10 :
さ:2012/04/30(月) 03:05:37.42 ID:5yaPH/0/O
そのまま一時間ほどウトウトしていたが、ロビーが騒々しくなって起きた。俺を疑った会社員の男(クリス松村)が「こんな殺人鬼がいる宿で明日まで居られるか!!」と怒鳴ると宿を出た。俺とオーナーは必死に留めたが強引に吹雪の中を出ていった。それに続く客も数人居た。
目を覚ました彩子と平井は闇夜に吹雪く窓を見ている。明日までに救助は来るのか?それとも、また被害者が出るのか…?
吹雪は更に強くなった…
11 :
は:2012/04/30(月) 05:26:14.64 ID:5yaPH/0/O
俺達は落ち着かないのでここに来てしまった経緯を互いに話した。彩子と平井は職場の同僚で彩子が失恋したばかりで、心配した平井が旅行に誘ったとの事だった。
俺は耳を疑った。こんなに美しい人でも失恋をするのものか?彩子の後ろにある窓から見える雪達がさらに彼女を美麗に際立たせて、まるで美しい絵画を見てるようであった…。
俺はハッキリと意識をした。こんな女性と付き合えたらどんなに最高だろうかと…。
一目惚れに近い感情がそこにあった。
12 :
雪山ミステリー:2012/04/30(月) 05:36:44.79 ID:5yaPH/0/O
その時だった。宿の裏の外から悲鳴が聞こえた!!俺達は直ぐに外へ出て現場に走った!!
そこには1人の女性の死体があった…。先程、耐えられないと逃げ出したグループの1人だ。
俺は確信した。殺人鬼は近くにいる…!!
平井は動転し泣きわめいた。彩子はそんな平井をしっかり抱いている。
次々と消される客達…。俺達は助かるのか?恐怖で動けぬ俺達に背後から見知らぬ人影が迫っていた!!
13 :
あ:2012/04/30(月) 08:49:16.75 ID:5yaPH/0/O
俺は気配を感じて振り返ると、そこには出ていった男(クリス松村)が居た。そして彼も殺人鬼に襲われて逃げてきたのだった…。クリスは犯人の特徴を俺達に話す。「髪が長く美しい女だった…。あれは雪女だ!!」
雪女…!?しかし大袈裟だとは思えなかった。既に3人殺されてるのだ!!
俺達は宿に戻ると暖を取った。そして吹雪が止まなくとも陽が昇ったらここを出ようと決めた。
14 :
は:2012/04/30(月) 09:09:36.37 ID:5yaPH/0/O
悲劇はまだ終わらなかった。ロビーいるはずの他の数人の避難客が見当たらない!!
オーナーに聞くと客室へ行ったと言う。俺は嫌な予感がして客室へ走った。
客室を見るとあらゆる部屋で避難客が殺害されていた!!
嗚呼、俺も彩子も消されるのか…!? いや、彩子を守らねば…。恐怖に震えて動けない彩子を見て恐怖が怒りに変わった。
そして見えない敵に叫んだ!!
「俺達は生き延びてみせる!!彩子は俺が守る!!」
15 :
あ:2012/05/01(火) 20:28:34.40 ID:MkG5hH7eO
俺達はただ消されるのを待つには行かなかった。どこか隠れる場所でもあれば…。すると彩子が客室へ上がる階段の下に小さな扉を見つけた。そしてギリギリ大人が入れる高さの扉を開けると地下に向かった階段があった。俺達は階段を降りた…。
ネズミの死骸や小動物の骨がある。薄気味悪い地下道をさらに進むが、まだ何も見えない。だが15分ほど歩くと再びドアがあった。
俺達はドアを開けた…
16 :
あ:2012/05/01(火) 20:46:02.89 ID:MkG5hH7eO
少し広い部屋には祭壇の様な物があった。その上に雪で作られた女性の像がある。その雪像の顔を見た俺は愕然とした…。彩子と瓜二つの美人の顔をした雪像だったからだ!!
彩子は不思議そうに自分にソックリな雪像を見る…。
「私に似てる?冗談でしょ?」と言う彩子だったが俺も平井も本気だった。
それにしても美しい…。しかし何故?どうして彩子が奉られてるのか?
すると雪像の足元に碑があり何か書いてあった…。そこには恐るべき美しく悲しい物語が記されていた!!
17 :
夜中のサファリジャケットが新鮮だった:2012/05/01(火) 20:51:31.31 ID:WegKGLqL0
〜さようなら、橋下くん〜
高校の同級生の橋下くんが・・・橋下くんが・・・
落ち着いて彩子さん。
だって、私が「止めて、それだけはお願い!」と言ったのに。
で、橋下くんは何をしたの?
ツイッターなんか始めるから日本中から非難されて・・・私、もう恥ずかしくて橋下くんに会えない。
そうか、それは悪いこと聞いちゃったね。
18 :
さ:2012/05/01(火) 21:02:21.64 ID:MkG5hH7eO
碑文を読む。〜私の妻は美人だった。私の誇りであった。だがあの雪崩の夜、妻は雪女に魅せられてあの世へ連れていかれた…。周りの客は誰も助けようとしなかった…。自分さえ助かれば良かったのだ。私から妻を奪った奴らに俺は復讐する…これで妻も報われる〜
俺は、この事件と謎を理解したのた。犯人はオーナーだ!!
19 :
クライマックスまで少し:2012/05/01(火) 22:49:27.21 ID:MkG5hH7eO
その時、俺達を追いかけて来たオーナーが突如現れる!!「雪女と言うおとぎ話につけこんだ殺人鬼め!!」
俺は罵ったが、オーナーは無言でナイフを片手に俺を刺した。俺はそのまま膝から崩れ落ちた…。彩子が危ない!!
オーナーは彩子を見ると言った。「妻の為にお前からは生き血と永遠の命を奪う…。怨むなら無関心だった客達を怨め…」
彩子に向かってナイフが襲いかかる!!
20 :
あ:2012/05/01(火) 22:55:48.28 ID:MkG5hH7eO
ナイフが彩子の突き刺さる寸前であった。ゴーという地鳴りが響き、地面が裂き部屋も雪像も崩れ始めた。
醜く落ちる雪像にオーナーは発狂し、俺達はその隙に部屋から脱出した。巨大な雪崩だろうか?地震だろうか?地鳴りは止まず、通路も崩れ落ちた…。
俺達はこのまま殺人鬼と一緒に雪に埋まってしまうのか?意識が遠のく…。前も見えなくなり、俺達は雪に飲まれた…。
21 :
あ:2012/05/01(火) 23:09:03.71 ID:MkG5hH7eO
身動きの取れない俺は寒さと酸欠で気を失いかけた。その時、声が聞こえた。彩子!?
その声は冷たく美しく、そして暖かい響きであった。「貴女の様な美しい女性を地上から失う訳にはいかない…。私について来なさい…」
見知らぬ美しい女性が現れ歩き始めた。何故か体が動いた俺達は女性についていった。
すると眩しい光が俺達を襲った!!
22 :
なるほど…:2012/05/01(火) 23:28:19.32 ID:MkG5hH7eO
俺達は崩れ落ちた宿の外に居た。吹雪は止んでいて陽は昇り、辺りは雪に反射する光でとても明るかった。
あの女性は?あの女は雪女か?雪女が俺達を助けてくれたのか?彩子にあの女の事を話すと、彩子はその女性に腕を掴まれて歩いてたら脱出出来たと言う…。
彩子の腕にはしっかりと雪女の手跡が残っていた…。
何故、俺達は助かったのか?永遠の命のために俺達を殺すんじゃなかったのか?
23 :
フィナーレ:2012/05/02(水) 00:28:29.25 ID:aL5JqHz7O
すると、偶然にも通りかかった坊主(稲川淳二)が話しかけてきた。
「本当の雪女が現れたんですよ。美人に嫉妬しないのは美人だけ。殺人鬼が奥様の供養として生き血を漁ってるうちに、本物の雪女を呼んでしまったのですよ…」
俺は信じられなかったが、更に坊主は言う。「身も心も美しい人間だけを山の女神・雪女は守るのです…」
彩子は既にケロッとして平井と遊んでいる。なるほど…。だが坊主の言葉には一つ間違いがある。
俺には彩子が女神だ… 完
>坊主(稲川淳二)
ミスキャストだなw
坊主は髭も剃らなきゃいけないんだぞ
25 :
あ:2012/05/04(金) 02:50:27.32 ID:pjMnh/+kO
坊主=霊感が強いイメージで、稲川にしたけどダメだったかな。まあ第4弾作ミステリー「美人画伯(藤井彩子)の謎・」に御期待を!!
オープニングは既にNHK板に書いてあります!!
26 :
第四弾、続き:2012/05/04(金) 03:03:19.30 ID:pjMnh/+kO
美人画家(藤井彩子)は「死」というテーマの作品依頼を保留した。彩子は一流芸術家でありながらニヒリストではない稀なアーチスト。だが、芸術家として「死」は最大のテーマであり、いつかは書き上げねばならないテーマだとも熟知していた。
そこへ作品依頼の電話が再びあった。今度のテーマも「死」…。依頼人は外国人で一万ドルで買うと言う。
そして依頼人達に共通する点は、絵を布で覆い梱包してから買うと言うところ…
彩子は自分の絵画の噂話は知らない。純粋に重いテーマを描けるか否か悩んでいた…
27 :
ベレー帽を被る彩子:2012/05/04(金) 03:23:49.46 ID:pjMnh/+kO
場所は変わり都内某所。一人の男(俺)は古物商店で1つの絵画を見つけた。その絵画は彩子の無名時代の作品「健康」である。
俺は絵画には興味無かったが何故か魅せられた…。とても美しい作品だと思い購入した。
その絵画を俺は不治の病に苦しむ母親の部屋に飾った。すると、1週間後には母親の病気は完治していた…。
男(俺)が女性画家(藤井彩子)のファンになったきっかけである。俺は画家宛に感謝の手紙を出した。
28 :
あ:2012/05/04(金) 20:28:55.41 ID:pjMnh/+kO
その頃、アメリカ合衆国では秘密会議が開かれていた。FBI、CIA、国防省、ネオコンのトップ達、所謂マジェスティック12の会議だった。「ミス・アヤコに絶対に絵を書かせろ!!」と最終決断がまとまる…
この極秘使令に1人のアメリカ人男性(ブラット・ピット)が日本へ飛んだ…。彼の任務はその男性的魅力で彩子に近付き、躊躇する彼女に絵を描かせる任務だ。
だが、ブラピはまだ彩子の事を何も知らなかった…
29 :
さ:2012/05/04(金) 20:40:08.78 ID:pjMnh/+kO
一方、俺の手紙は彩子に届き、彼女はそれを読んでいた。不治の病が完治した事も書いた感謝の手紙だったが、彩子はただの偶然だと考えている。
彩子は一応、お返しの手紙を書いた。「お手紙ありがとうございます。今は死と言うテーマの作品依頼が多々来てます。私に書けるかどうか悩んでます…」
その御返しの手紙を読んだ俺は彩子の元へ走った!!
彩子に絵を書かせてはならない!!
だが、ブラピは既に彩子に近付いていた…
30 :
あ:2012/05/04(金) 21:12:13.99 ID:pjMnh/+kO
米国人男性(ブラピ)は東京駅で彩子に声をかけた。ブラピは乗場を聞く振りをして彩子に近付く!!
彩子はブラピをホームまで案内すると御礼に食事を誘われた。取り敢えず電話番号だけ交換してその場は去ったが着実にブラピは彩子に近付いていた…。
彩子はその米国人男性を疑いもしなかったが、その凛々しい顔に惹かれたのも事実であった。彼がアメリカのスパイであるとも知らずに…
31 :
名無しがお伝えします:2012/05/04(金) 21:30:20.32 ID:pjMnh/+kO
だが、プラピも彩子にてこずっていたのも事実だった。ブラピはアメリカからの電話に毎回こう答えた。「時間がかかる…。彼女は一流の画家だし、なによりも美人で心も美しい…。俺が惚れてしまいそうだ。彼女に嘘はつけないし騙せない…。」
女画家(藤井彩子)の美貌に魅せられていったのはブラピの方であった…。ミイラ取りがミイラになった瞬間でもある。
そして俺は彩子とブラピがディナーをとっているレストランを突き止めて急いだ…
32 :
あ:2012/05/05(土) 20:58:10.84 ID:y0sp3x05O
俺は美人画家(藤井彩子)に歩みより挨拶をした。するとブラピが俺を見て彩子に言う。「弟さん?友達?」
彩子はファンの方だとブラピに語ったが、俺は一目でこの外人(ブラピ)が嫌いになった…。やけに彩子に馴れ馴れしい。彫刻のような鼻に整った顔面…。
そして絵画の話をした時であった!!プラピが俺に言う。「お前は彩子の何なんだ?GET OUT!!」
俺は心底ムカついた!!英語を喋れない俺だっが、ハリウッド英語で学んだ罵る言葉ぐらいは知ってる。俺は言い返した!!
33 :
さ:2012/05/05(土) 21:16:28.34 ID:y0sp3x05O
「Go Home!! SON OF A BITCH!!」
俺とプラピは取っ組み合いのケンカになった。彩子は仲裁に入るが、俺はアタマに来ていた…。ブラピも俺を激しく侮辱する。
2人の喧嘩は既に美人画家(藤井彩子)への求愛の為の闘いだった。俺は絵画の事もあったが、彩子をたぶらかすブラピが憎かった。だが、ブラピが俺を見る真剣な顔はブラピが彩子に惚れているのを容易に想像させた。
呆れ果てた彩子が大声で怒鳴る!!
「お店の中よ!!止めなさい!!」
俺とプラピは母親に叱られた子供のようにピタリと動かなくなった…
34 :
あ:2012/05/08(火) 17:26:43.23 ID:cVo7UvXPO
俺は気まずくなり店を出た。もう彩子に合わす顔も無い…。彩子に嫌われたくなかった俺だが、彩子をたぶらかす米国人(ブラッド・ピット)がもっと憎かった。
しょんぼり歩いて帰る俺にブラピが駆け寄ってくる!
「オマエはミス・アヤコを好きなのか?」
ブラピが俺に言いやがる。俺は嫉妬に狂った自分を情けなく思ったし、ブラピの顔すら見れなかった…
その時、ブラピの携帯に米国からのTELが鳴った。
35 :
ら:2012/05/08(火) 17:38:14.14 ID:cVo7UvXPO
ブラピは電話に出ると吠えた。「ミス・アヤコは良い人…。俺は無理だ。アヤコを利用したくない…」
俺は何を言ってるか解らなかった。だが1つ理解しえた事は、このイケメン米国人(ブラピ)が彩子にマジ惚れしているという事実…。
彩子は怒ったままで、俺達を白い目で見ながら距離を空けて歩いている。
そして俺とブラピには同じ女に惚れた男同士の…、そして彩子の魅力を知っている男だけの奇妙な友情が芽生えていた…。そう彩子の敵は俺達の敵であった!!
36 :
美人画家に迫る巨悪:2012/05/09(水) 17:23:51.45 ID:Wc/oHcdpO
ブラピが俺に言う。「お前は彩子の絵をどうしたいんだ?」
俺は彩子に「死」の絵を書かせてはならない事をブラピへ伝えると、ブラピは俺に言う。
「俺は米国政府から彩子に絵を書かせる為の特使だ…。だが、俺は気が変わった…。お前と同じ気持ちだ。」
その時だった!!彩子の悲鳴が夜空に響く!!
37 :
大国アメリカの野望が彩子を狙う:2012/05/09(水) 17:30:24.26 ID:Wc/oHcdpO
全身を黒で纏った連中が彩子をベンツに無理矢理押し込み、猛スピードで走り去る!!
ブラピはついにキレて拳銃をベンツのタイヤに向けて発砲!! だが、ベンツはそのまま逃走に成功する。
俺とプラピに恐怖が襲った…。俺達はアメリカを敵に回したのを理解した。だが彩子が何よりも心配だった…。
38 :
さ:2012/05/09(水) 17:38:04.61 ID:Wc/oHcdpO
ベンツの中で怯える彩子に一人の年輩男性(アル・パチーノ)が声をかけた。「ミス・アヤコ。私の声に聞き覚えはあるかな?」
彩子は彼を自分に「死」の作品依頼をした米国人と瞬時に理解した。彩子は恐怖に震えながらも、ここまでする卑劣な人間に腹がたった。
だが、男(アル・パチーノ)は言う。「キミが絵を書かないと、彼ら(俺・ブラピ)の命は無いと思いたまえ…」
39 :
あ:2012/05/09(水) 17:54:13.13 ID:Wc/oHcdpO
マジェスティック12…。米国大統領さえ知らない米国秘密機関。そのボス(アル・パチーノ)が直々に美人画家(藤井彩子)を拉致して脅迫する…。
信じられないが、寝返った元諜報部員(ブラット・ピット)が俺に言う。「奴等は彩子の絵を手に入れて、敵対する国や宗教団体のトップに絵をプレゼントする作戦なんだよ…」
俺は平和で世界万民が幸せならば宗教も政治もどうでも良い…。ましては彩子の芸術を利用して他人を殺めてどうするんだ?
40 :
あ:2012/05/09(水) 18:04:13.83 ID:Wc/oHcdpO
ブラピが更に言う。ミス・アヤコはアインシュタイン…
そしてアインシュタインの科学は軍事に利用されて、彩子の芸術も軍事に利用される…
アインシュタインと彩子の唯一の異なる点は彩子がグッド・ルッキングって点だけ…。
俺とブラピは彩子にアインシュタインの苦しみを与えてはならないと決意を互いに誓った!!
待っててくれ彩子!!必ず助け出す!!俺達は彩子を苦しめる者を絶対に許さない!!
41 :
第二部突入だ!!:2012/05/09(水) 18:26:57.83 ID:Wc/oHcdpO
彩子は高級ホテルに監禁され見張りがつき、絵を書くまでは部屋を出れない状態にされていた。
机の上には油絵の具のセットが用意されている。だが、彩子は脅迫をされて書く絵に価値は無いと訴える!!
毅然とした彩子の態度にボス(アル・パチーノ)は指を鳴らした。一人のヒットマン(マイク・タイソン)が表れて指令を受ける。タイソンは俺とプラピの命を取りにホテルを出た…
42 :
名無しがお伝えします:2012/05/12(土) 20:02:25.44 ID:I4EjtighO
すると東京スカイツリーから歌が流れた。矢沢永吉が時間よ止まれ、を歌っている。
彩子に届くように矢沢永吉は本気で歌った…
43 :
名無しがお伝えします:2012/05/14(月) 19:52:00.78 ID:RjKMqqnLO
美人画家(藤井彩子)は、俺とブラピの危険を悟り依頼された絵を書き始めた…。
俺とブラピを思っての事だから彩子を責められない…。
タイソンは俺とブラピの2人を相手に堂々と格闘し、時間を稼いでいる。タイソンのストレートが俺の顔面を何度とらえただろうか…?
だが、俺とブラピは芸術のため、そして彩子のためにノックダウンする訳にはいかなかった…。
彩子!!俺達が絶対に助けるぞ!!
44 :
彩子ブルー:2012/05/16(水) 15:45:52.85 ID:kFkL3tPZ0
早く続きを頼む。せっかく立ててやったんだぞw
彩子は絵を描いたのか??
45 :
名無しがお伝えします:2012/05/22(火) 21:37:13.32 ID:uQSDa84MO
俺はフラフラになりながらもタイソンの腰にタックルをしかけて、ブラピがそこでタイソンを掴みにかかる!!俺は隙を見て腕ひしぎ逆十字固めに持ち込みタイソンの武器を破壊した。
俺とブラピは隙を見て彩子のいるホテルへ走った!!
しかし、彩子の絵は既に完成間近であった…
46 :
左寄りの彩子:2012/05/22(火) 21:58:46.83 ID:v5KNDF/M0
今日もナレーションを読む彩子
誰もが癒される瞬間だ。
そんな彩子には誰にも知られたくない秘密があった。
しかしまだ言えない。
みなさん、おつきあいして下さい。
誰にも言わなかった藤井彩子の世界
>>45続き
彩子はついに禁断のテーマの絵画を描いた。アルパチーノは絵に布を被せて木箱に厳重に梱包してホテルを出た。俺とブラピがホテルへ着いた時にはもうアルパチーノの姿は無かった…
彩子は無事だった俺達を見ると泣いて喜んだ。しかし、あの絵の魔力をアメリカ政府は何に使うのだろうか…?
だが、今は互いが無事であった事がなりより嬉しかった。
ホテルの窓からの夜景は賑やかな街を映す…。俺達にはどんなネオンよりも彩子が眩しかった…
アメリカ秘密組織のボス(アルパチーノ)は彩子の絵を敵対国の首相へ早速プレゼントとして大統領名義で郵送した…。アメリカの一極支配の為の隠密計画であった。
一方、俺達は彩子が居なくなった事に気が付く。先に帰ったのだろうか?
取り合えず俺とブラピは夜も更けたので帰宅し、翌日に彩子の自宅へ向かったが…
彩子が居ない!!消えたのか!!俺とブラピに不安が募る!!彩子の部屋には荒らされた様子は無い。シャネルの香水の香りだけが部屋に佇んでいた…
49 :
美人画家の彩子!!物語も終盤!!:2012/05/22(火) 23:37:08.01 ID:uQSDa84MO
数日後…、アメリカではMJ12会議が開かれていた。なぜならば絵に効き目が無く敵対国の首相が絶命どころか元気一杯だったからである。
一方、俺達は彩子を探して必死に自宅を洗いざらい調べた。すると、彩子の声が聞こえた。美人画家彩子邸の地下室からだ!!
地下室へ行くと良く寝たわと言わんばかりに大あくびの彩子が居た…。???
俺とブラピはどこへ行ってたのか尋ねても彩子はずっと家に居たと言う…??
その瞬間に電話が鳴った!!彩子は電話をとった。受話器からは見知らぬ女の声が彩子に話しかける…
50 :
美人画家の彩子!!:2012/05/22(火) 23:46:28.35 ID:uQSDa84MO
電話の女「あら?今ごろ起きたの彩子ちゃん。睡眠薬を飲ませちゃってごめんなさいね…。だけどアタシは貴女を守ったのよ…。悪く思わないでね。貴女の変装は簡単だったわよ。貴女はアタシと同じで美人だったからね…」
彩子「貴女は誰…?」
電話の女「峰不二子よ…。じゃあね、美人ちゃん…」
電話は切れた。彩子は不思議な顔をしている。俺とブラピは理解した…。あのホテルの香水の匂い…。彩子の香水では無い香りだった。
彩子に絵を書かせまいと峰不二子が彩子に成り変わった。変装した。しかしいつから?俺達も彩子だと思っていたでは無いか!!
51 :
左寄りの彩子:2012/05/22(火) 23:52:15.98 ID:v5KNDF/M0
何が左寄りかって?
橋下と同じ高校だったから思想が左寄り?
とんでもない。
彩子はオシャレで真ん中に誰にも曲げることのできない筋が一本通っているのさ。
52 :
左寄りの彩子:2012/05/22(火) 23:58:17.00 ID:v5KNDF/M0
本題へ行こう。
真夜中に一人黙々とニュースを読む彩子、大したことを言ってもいないのになぜかセクシー
今日も右から左へ向けて下ろしているヘアースタイルがとってもチャーミング!
いつものように欠点のないキミはお堅いNHKにはあり得ないほどの魅力を振りまいていた。
しかしその時・・・
53 :
左寄りの彩子:2012/05/23(水) 00:07:06.27 ID:GWePRnTw0
地震?
いや違う、テレビの中が傾いている。
特に藤井彩子アナウンサーが。
最初何が起きたか俺にもサッパリわからなかった。
疲れてるんだと目薬をさし、眼鏡も掛けた。
しかし彩子は傾いたままだ。
「次のニュースです」彩子はさらに傾いた。
彩子はニュースに没頭すると前のめりになり左に傾くクセがあったのだ。
ADの誰か、藤井彩子さんが傾く前にピアノ線で引っ張って戻して欲しい。
Fine
>>50続き
俺とブラピは峰不二子に騙されていたのか…。俺達は伝説の峰不二子の映像をネットで見るとなんと彩子に似た美人であった。
俺とブラピは互いに大笑いした。安堵と変装を見抜けなかった滑稽さがさらに笑い声を高くする。
彩子は全く何の事か意味が解ってない様子だ。
部屋に戻るとテーブルにシャネルの香水があった。シャネルNo.2…
彩子はこの香りに何かを思い出したようだった。
香水の裏には言葉が書かれていた。
「貴女の美貌は盗まない。アタシと同じ美人なんだし。その変わりに絵の魔力を頂くわ…。変わりにこの香水を使ってね 〜峰不二子」
55 :
美人画家の彩子!!最終回:2012/05/23(水) 00:26:26.86 ID:DamSOE7TO
以後、美人画家(藤井彩子)の絵の魔力は消えた…。絵の通りに事実が進むと言う話は完全に都市伝説と化したが、それでも彩子の絵は世界で賞賛され続けた…。
そもそも彩子自身が魔力なんて信じていなかった。好きな絵を書いていただけだった。
だけど、俺とブラピにとっての彩子の魔法は永遠に消えなかった…。いや、彩子の美貌が永遠の魔法だった…。
彩子の絵の魔力は解けたが俺とブラピの魔法は永遠に解けない…。いや、もはや魔法では無く真実の恋心なんだ…。
美人画家(藤井彩子)は魔力を失い、真実と言う魔法を手に入れた。彼女の美貌は世界に響いた… 完
56 :
名無しがお伝えします:2012/05/23(水) 00:28:48.48 ID:DamSOE7TO
>>53 あのクネクネ感は最高だったよ!!なんか、美しい彩子小説を頼むわ!!
つまりあのクネクネ感=マーメイドで小説を作ってくらはい!!
57 :
名無しがお伝えします:2012/05/29(火) 18:20:27.98 ID:0i8RUGy9O
そろそろ第五弾作を発表するよ。
58 :
13日の金曜日〜ジェイソンの愛憎:2012/05/30(水) 18:33:32.67 ID:PdcFDbzIO
男(俺様)は学生時代の同窓会でクリスタル・レイクに来ていた。同窓会と言っても同一の高校・大学と言う訳でも無く友達の友達やら幼馴染みなど、友人つてで集まり団体は20人程となった。初めて見る人達もいる
俺は幼馴染みの男友達(木村拓哉)と湖に来た。もちろん、昔から好きであった隣町の幼馴染みの女性(藤井彩子)に告白るのが目的だった。
俺もモテない訳では無い。だが、彩子が好きだった。ずっと友達だったけど…
59 :
13日の金曜日〜ジェイソンの愛憎と彩子の美貌!!:2012/05/30(水) 18:49:19.71 ID:PdcFDbzIO
俺達は道の駅で合流した。みな社会人となり男達は車を自慢しあえば、女達はオシャレな服を見せつける。
俺と木村拓哉は腹が減りたこ焼きを食っていたが、そこで声が聞こえた。
「元気?○○君?」
彩子だった。幼馴染みとは言え1年以上は合っては無い。社会人となった彩子はますます綺麗になっていた…。男友達(木村拓哉)が俺に目配せをする。木村は俺の気持ちを知っていてこのキャンプに俺を強引に連れて来たのだった。
真夏の日差しが俺達を差す…。まだ、悪魔の予感すらしないサマーバケーションであった…
60 :
名無しがお伝えします:2012/05/31(木) 18:21:15.37 ID:vluvwAFvO
クリスタル・レイクまでは車で8時間はかかる。着いたら早速キャンプファイアーをする予定だ。木村の車に俺と彩子と平井がのり一途湖まで突っ走る。
車中で彩子は俺の昔話をしてくる。前の彼女やら女関係の事など…。俺の気持ちを知ってか知らずかグイグイ話をしてくる。俺はやはり彩子の前ではダメな男だな…。主導権はいつでも彩子だった、昔も今も…。
しばらくすると喋り疲れた彩子と平井は車内でイビキをかいて眠った…
61 :
名無しがお伝えします:2012/06/07(木) 18:02:07.76 ID:m/MJNPNXO
クスリタル・レイクまであと10qと看板が出ている。赤信号で車を停車させた時だった…。
顔面蒼白の激ヤセの男(稲川淳二)がフロントガラスを叩き叫んだ!
「これ以上進むな!奴が待ってるぞ!!殺人鬼がお前達を待ってるぞ!!引き返せ……」
男(稲川淳二)の叫び声で彩子も目を覚ます。木村拓哉と俺はただの酔っぱらった浮浪者の戯言に耳を貸さず、青信号になると車を更に飛ばした…。
嗚呼、あの男の忠告をなぜ俺達は聞けなかったのか……?
62 :
名無しがお伝えします:2012/06/12(火) 16:30:53.89 ID:BTy3qKmbO
俺達は湖についた。俺、キムタク、彩子、平井以外のメンバーも次々と湖畔の駐車場に車を停めた。
さっそくみんなでキャンブファイヤーをやる事となり、他のメンバーの男女達が裏の森へ薪を取りに入った。もう太陽は沈みそうだ。水面には太陽が真っ赤に映える…
まるで血の色だったその太陽に俺達はまだ気がつかなかった…
63 :
あやこ:2012/07/04(水) 08:21:46.42 ID:AM25wuCYO
続きはそろそろ書く
このスレ彩子本人が見てるといいなw
65 :
名無しがお伝えします:2012/07/10(火) 17:22:10.15 ID:j/ipo2k30
40女 の黒アワビをベロチュー 小便臭いのがもっとイイ!
彩子のは、そんな黒ずんでるような下品じゃないよ
剛毛の中にも艶やかなピンク色でひっそりと佇んでいるよ
67 :
13日の金曜日〜:2012/07/21(土) 19:06:31.89 ID:FgrGPJpzO
俺は薪を探しに彩子、平井、キムタクと森へ深く入った。森は湿気が満載で土壌はゆるく、たまに吹き抜ける風も生温い。乾燥した薪を探しに更に深く入る…。
その時だった!!森の奥深くからの悲鳴が静寂のクリスタル・レイクにこだました!!
俺達は悲鳴の聞こえた方へダッシュした!!そこで俺達が見たものは…
68 :
彩子スマイル:2012/07/22(日) 05:44:53.78 ID:y0VE/5gxO
そこには絶命した人間の亡骸が転がっていた。既に白骨化して性別も見分けはつかなかった。
俺達は警察に連絡する。恐怖というより化石を発見した感覚でみんなは沸いた。そして生々しい、昨日、今日の人肉では無く、数年前の遺体と知って我々は安堵した。
そこへ、見知らぬ老人(稲川淳二)が近付いて来た。彼は再び言った!!
「早く帰れ!!この湖は呪われた墓標なのだ!!若者よ!!早く去れ!!」
彩子は茫然としている…。俺は彩子を抱きしめた…
69 :
さ:2012/07/23(月) 14:32:37.80 ID:8mjGKyZIO
薪を集め終えた俺達はキャンプファイヤーを始めた。ごちそうのバーベキューとカレーの臭いもあたりに充満し食欲を駆り立てた。
炎も闇夜を貫き天まで昇っている。もう夜9時は超えてたが、蛙の鳴き声がうるさい。そして俺達はカレーを食べ始めた。その時だった!!
「ギャー!!!!」
再び悲鳴が闇夜を切り裂く!!
なんと他のグループの女(ショーパン)が震えている。女(ショーパン)は言う。「何これは…。何なの!!」
そう、カレーライスの中に人の指が入ってたのだ!!まさしく人肉カレーライス…。
あたりはざわめく!!彩子は不審に思いカレーをまさぐると…
「きゃーー!!」
なんと彩子のカレーライスには人間の鼻が入っていた…
「誰だ!!こんなイタズラしたのは!!」
キムタクは叫んだが、皆は沈黙したままだった。俺は理解した。これはイタズラなんかでは無い…
70 :
あ:2012/07/23(月) 14:45:02.89 ID:8mjGKyZIO
俺達はパニックとなり、早速帰ろうと火を消した。すると薪の中から今度は黒焦げになった人間の死体が現れた!!
騒然とし更にパニックとなる俺達は車に飛び乗ったがエンジンがかからない!!
なんと皆の車はガソリンが全て抜かれていた…。焦って携帯から再び警察に連絡する!!が、今度は全ての携帯が圏外となってしまう!!
何故だ!? クリスタル・レイクキャンプ場は陸の孤島と化したのか?
彩子は湖を見ながら茫然と立ちすくんでいる…。俺は彩子に心配する事は無いと語った。もちろん根拠は無い…。だが、彩子は俺が守らねばならない…。
その時、再び皆が騒ぎだした!!仲間の男(クリス松村)が見当たらないらしい。俺達は男(クリス松村)を探しに森へ入った…
71 :
あ:2012/07/24(火) 08:20:23.25 ID:7ItcEiMLO
男(クリス松村)は哀れな姿で発見された。大きな串で尻から口へと貫通されて、まるで人間串カツ、人間焼き鳥かのように木にくくられ飾られていた…。指は無い…。人肉カレーライスの中に入っていた指はクリス松村のものなのだろうか?指が無い…。
彩子と平井は膝を落とし恐怖に震えた。俺とキムタクは怒りに震えた。俺達は復讐を誓った…
72 :
忙しかった。続き:2012/08/21(火) 08:03:41.87 ID:Bbi8ZypGO
もはやクリスタルレイク・キャンプ場は殺人鬼による人肉狩りのステージと化していた…
湖から悲鳴が聞こえた…。また誰か犠牲になったのか?
カエルの泣き声が夏の夜にこだまする。その声は殺人鬼の応援歌となり奴は再び俺や彩子を襲うだろう…。
俺がなんとかしなければ…
73 :
さ:2012/08/21(火) 08:16:51.72 ID:Bbi8ZypGO
その時だった!!
仮面をつけた大男が彩子を後ろから狙っていた!!手には唸るチェインソーがある!!
俺はとっさに彩子を押して刃先から守ったが、チェインソーは彩子の髪を二センチほどかすめる!!
そこへキムタクが木材で応戦する!!俺も怒りに震え仮面男に掴みかかった!!
が、しかし…
俺たちの背後からまた悲鳴が上がった!!仲間の男(すぎちゃん)はチェインソーで見事に真っ二つにされていた…
仮面男は1人では無かった!!次々と仮面男が現れる!!1人、2人、そして5人、6人と…。
俺達は10人の殺人鬼に囲まれた…
74 :
さ:2012/08/21(火) 08:31:50.86 ID:Bbi8ZypGO
俺と彩子は手を繋ぎ走った!!キムタクも平井と手を繋ぎ走りだした!!
俺「夜明けにまた合流しよう!!それまで生き延びろ!!」
キムタク「お前も無事でな!!」
俺達は2手に別れて少しでも仮面男達が分散できるように逃げた。俺は彩子の手をとり、森を真っ直ぐに、少しでも明るい場所を目指した。
しばらく走ると俺達は貸しボート屋を発見した。誰かいるのだろうか?
俺達はボート屋に入った!!
75 :
さ:2012/08/21(火) 11:41:00.49 ID:Bbi8ZypGO
貸しボート屋の中には誰も居なかった。いや、貸しボート屋の店主と思われる亡骸が1つあっただけであった。
既に死体を見飽きてるくらいの俺と彩子はもうそんな事では驚かなかった。ガス台にはヤカンがあり、店主の物とらしきインスタントコーヒーを彩子が作る…。
彩子「貴方と久しぶりの同窓会で、まさかこんな事になるなんて…」
俺「ごめん、俺達だってこんな事になるなんて知らなかった…」
彩子「私達は助かるの…?」
俺「助かるよ。いや、俺が必ず君を助ける!」
俺の真剣な目を見て彩子が笑う。
彩子「初めて、貴方の少しマトモな顔を見た…。ハハハ!」
俺「おかしい?ダメ?」
彩子「ダメじゃないよ…」
見つめ合う2人…。だが、殺人鬼はそんな束の間の安らぎさえも許してはくれなかった…
76 :
さ:2012/08/21(火) 12:20:27.17 ID:Bbi8ZypGO
チェインソーが壁を突き破る!!俺はとっさに身構える。彩子は俺のシャツに捕まる。何人いるのか殺人鬼は?
逆方向からもチェインソーが壁を突き破った!!俺と彩子は入ってきたドアから脱出しようとした時、俺の左腕が血吹雪を上げた!
3人目のチェインソーが俺の左腕を削った…。血がほとばしる!
迫る3人のジェイソン達…。
俺は叫んだ。「逃げろ!彩子!ここは俺が敵を引き付ける!明かりを探して逃げてくれ!」
彩子「ダメよ!貴方を残して逃げられない!」
俺「大丈夫だ!君は助かる!俺はもうダメだ。君だけでも生き延びてくれ!!俺はジェイソン3人を道連れにしてやる!」
躊躇する彩子をボート屋から無理矢理追い出す俺…。
俺が本気で命を賭けた瞬間だった。
77 :
あ:2012/08/21(火) 12:41:09.51 ID:Bbi8ZypGO
俺は1人目のジェイソンにタックルをして倒す。だが2人目のジェイソンが容赦無く俺の足を削りにくる!
とっさにかわした俺だったが、左膝から血が流れる…。そして、もうこれまでかとふと外を見た時、湖に留められたボートを発見した…。
俺「彩子!ボートに乗るんだ!俺も行く!」
彩子はボートに気が付き、飛び乗った。俺はよろめきながら外に出て攻撃をかわしながら、よろめきながらボートに近寄る。
彩子「早く!頑張って!飛び乗るのよ!」
俺は必死で飛び乗ったつもりだったが、ジェイソンが俺にしがみついた為に俺とジェイソンは湖に落ちていった…
彩子「神様!助けて!」
78 :
名無しがお伝えします:2012/08/21(火) 12:51:38.44 ID:Bbi8ZypGO
格闘する俺とジェイソンを見て彩子が怒鳴る!「殺人鬼め!絶対に許さない!」
彩子は湖面から顔を出したジェイソンに向かって思いっきり漕ぎ様の木材でぶん殴った!
ジェイソンの仮面は割れて静かに湖底へ沈んでいった。俺は必死に絡むジェイソンの腕を放すとボートに飛び乗った。
俺と彩子は一先ず湖に逃げた。いや、湖に閉じ込められたのか?だが、ジェイソンにはもう襲われないだろう。この舟の上で夜明けまで待てれば…
俺達の戦いは終わったのか?
79 :
完:2012/08/21(火) 20:11:42.22 ID:Bbi8ZypGO
夜が空けた。俺は眠っていたようだ。そうだった。俺は男友達(キムタク)とクリスタルレイクへ車を飛ばしていたのだった。
後部座席の隣には俺の好きな女友達(藤井彩子)がいる。彼女の女友達(平井理央)も久しぶりのキャンプに胸を踊らせている。
1人の老人(稲川淳二)が近付いてきて俺達に言う。
「これ以上、進むな!これが最後だぞ!」
俺達はその男を見て大爆笑した。今夜のキャンプは楽しくなりそうだ。
俺達は男(稲川淳二)に空き缶を投げつけてからかうと更に車を飛ばした。
すると、男が仮面をつけた。どこかで見た様な仮面だったが、俺達は気にも止めなかった。これから素敵な夜が待っているのだから…
完
80 :
名無しがお伝えします:2012/08/24(金) 17:23:19.97 ID:KD9eMDdzO
第6弾作が発表された…
しばし待て
81 :
あ:2012/09/17(月) 17:47:28.55 ID:ZvtULMkpO
時代劇よいよ
40女 の黒アワビをベロチュー 小便臭いのがもっとイイ!
83 :
さ:2012/09/26(水) 00:47:50.96 ID:ih54Ns2JO
彩子はどんな小説のヒロインでも、見事にはまる。可愛いから。
84 :
名無しがお伝えします:2012/10/05(金) 22:17:12.44 ID:m8ZGi9UMO
彩子いいのう
85 :
あ:2012/10/11(木) 20:29:54.78 ID:sHlD+LKyO
第6弾がまだ途中だ…。
鉄クズ拾いの孫、橋シタが怒りまくってるぞwwwwwWWWWWWWW
先に進んでくれ
88 :
さ:2012/11/03(土) 21:31:31.56 ID:WRLMIJpGO
第六弾が途中だ
89 :
彩子ラブ:2012/11/24(土) 13:13:27.69 ID:qvHkwg9bO
待たせたな。夕方にでも続きを書くよ
90 :
第7弾予告編:2012/11/24(土) 18:56:15.58 ID:qvHkwg9bO
私(俺)はあの事件を思い出す時、やはりあの美女(藤井彩子)を思い出す…
その事件はこの明智小五郎探偵事務所として独立後の初の仕事であった。
私(俺)は探偵の中の探偵、明智小五郎である。ふと、その事件を語る時は涙を堪えきれない。だが、私は闘った…。
それは、一通の手紙がキッカケであった。美人音楽家(藤井彩子)のコンサートに招待された私(俺)はそこで不思議な事件に巻き込まれた…
女音楽家(藤井彩子)が奏でるメロディーには魔力があった。会場では人が倒れ、彼女の自宅では家政婦が倒れた。
怖がる彼女(藤井彩子)は私にボディーガードを依頼した。私は探偵として引き受けた…。私の今も忘れられぬ悲しく淡い殺人事件の始まりであった…
91 :
第7弾予告編:2012/11/24(土) 19:08:10.49 ID:qvHkwg9bO
検死の結果、亡くなった人間は全て毒を盛られた殺人であった…。
しかし、日本では通常手に入らない猛毒を何故?どうやって?
同じ頃、アフリカで考古学者達が同じ様に命を絶った。そう、同じ毒を盛られての事件であった。
恐怖に震える女音楽家(藤井彩子)から緊急の電話が鳴った。毒蛇が部屋で牙をむき美人音楽家に襲いかかったのであった!!
大蛇を退治した私は、来るエジプトでの彼女(藤井彩子)の海外公演にボディーガードしてついていった。
92 :
弾7弾予告編:2012/11/24(土) 19:20:19.60 ID:qvHkwg9bO
美人の奏でるメロディーに何が?
美人音楽家に迫る狂喜のリズム!!
私(俺)は闘った…。この悪魔の不敵な挑戦に私は毅然と立ち向かった…
〜明智小五郎・美女シリーズ〜
「冷たい月を眺める美女」
江戸川珍歩「ナイルの宝石と闇夜に響くメロディー」
〜殺しのリズムに大蛇が踊る!毒霧に煙る朝に私達が見た悪魔とは!?〜
私(俺)の恋はサハラと共に!!
近日公開です!
93 :
本編:2012/11/25(日) 18:56:51.87 ID:PoQsUekVO
私、明智小五郎(俺)は音楽会に来ていた。そう女性音楽家(藤井彩子)よりの招待があったからだ。
この世界的音楽家の彼女はミステリー好きで、私の事務所に招待状を送ったのだ。
私(俺)は音楽には疎く彼女(藤井彩子)すら知らなかったが、会場に現れた時にはその美貌と美声、そして奏でるメロディーに心を奪われた。
しかし、この時…あの悪魔の殺人遊戯が既に始まっているとは私は知らなかった…
94 :
本編:2012/12/01(土) 22:32:28.23 ID:l6IHPs1iO
彼女のコンサートも終盤になった。そこで彼女(藤井彩子)の代表曲である「ナイルの蒼い月」の演奏となる。
ピアノを弾きながら歌う彼女に観客は酔いしれて見とれていた。その時だった!
美しい音色の中から壮絶な悲鳴がこだました!!
「ギャー!!」 「ウワァー!!」
観客はパニックとなり、会場は修羅場と化した…
続く
95 :
名作だな:2012/12/03(月) 17:23:03.66 ID:ma7evf3KO
すると私、明智小五郎(俺)の隣の席の中年男性(クリス松村)も絶叫を放ち悶え苦しみその場にうずくまる…
そして私は彼(クリス松村)を懐抱しようとした時、私は見てしまったこの世の悪魔を!!
それは生き血をすするキングコブラであった…。
離れた席で倒れた女性(大桃美代子)を見ると、やはり彼女の膝にはキングコブラが噛みついていた…
女性音楽家(藤井彩子)は会場の異変に気付き、そっと指を鍵盤から離す…
すると、先程まで踊り狂っていた大蛇達がおとなしくなり、虚空に消えていった…
私は目を疑った。何だ?この大蛇達は?悪魔の使いか?
そして女音楽家(藤井彩子)を見る。彼女も恐怖に震えていた…
続く
96 :
本編:2012/12/03(月) 17:46:05.74 ID:ma7evf3KO
コンサート会場には救急隊が大勢かけつけた。およそ2〜30人は毒牙にかかった様子であった。
公演中止の緊急アナウンスが流れる。私は彼女(藤井彩子)を気遣う為に楽屋を尋ねた。
女音楽家(藤井彩子)「明智さんですね?まさか、せっかくの公演がこんな形となって、なんて言ったら良いのか…」
明智小五郎(俺)「いや、貴女が無事で良かった。しかし、こんな事が起こるなんて…」
女音楽家「私も解りません…。何なんですの?あの蛇達は…」
私は震える女音楽家(藤井彩子)をじっくりと見る。彼女の瞳は本当に何も知らない事を物語っていた。
これが私、明智小五郎(俺)と美人音楽家(藤井彩子)の初対面であったが、また恐ろしい悪魔の物語の序章でもあった…。
私に何が出来るだろうか?彼女(藤井彩子)を再び見た。
彼女の悲しげな表情は不謹慎ながら私にとってはとても美麗に映った…。
これも悪魔の仕業か?私は彼女(藤井彩子)に引き込まれていった…。
97 :
名作だな:2012/12/04(火) 13:25:57.83 ID:Zw0nH9xoO
数週間後〜
明智小五郎探偵事務所でこの謎の事件を調べていると、浪越警部(板東英二)が訪ねて来た。もう深夜である。
やはり警察でもこの事件は難解と考えてるようで私、明智小五郎(俺)の知恵を拝借しに来たのだった。
だが、私もこの事件は難しく暗中模索の状態であるのは明白であった。そこへ電話が鳴った。
女音楽家(藤井彩子)「あ、明智さん?今すぐ来てください!今すぐ!!お願いです!!」
それは悲鳴に似た叫びであった。私は警部とともに女音楽家(藤井彩子)の家に向かい車を飛ばした…
続く
98 :
なるほど…:2012/12/04(火) 18:00:39.49 ID:Zw0nH9xoO
我々は女音楽家の家に入ろうとしたが、鍵がかかって入れない!
そこで浪越警部がドアへ向かって銃を放った。鍵は開き我々は女音楽家(藤井彩子)の元へ走った!
部屋に入ると彼女はうつ伏せに倒れていた…。側にあるピアノは開けられたままで、ついさっきまで演奏をしていた様子だ。
我々は彼女を起こすが目を覚まさない!ふとピアノに目をやると楽譜があった…。
「ナイルの蒼い月」
そう、コンサートでのあの事件があった時と同じ楽曲だ!
私は携帯で救急車を呼び、あの悪魔のキングコブラを警戒しながら彼女に呼び掛けた!
「もう、救急車は来ます!だから、頑張って!」
私は必死だった。そして彼女を抱きしめていた…
続く
99 :
か:2012/12/08(土) 20:02:31.49 ID:s4HGXp05O
続きが早く見たいな
100 :
名無しがお伝えします:2012/12/09(日) 01:11:32.28 ID:s38EvUeiO
100
101 :
名作過ぎる:2012/12/10(月) 12:12:51.60 ID:ibGPigqwO
病院で彼女の回復を待った。深夜の病院のロビーには私と浪越警部だけが居た。
ふと、テレビを見るとニュースが流れた。
「アフリカで日本人考古学者と冒険家が相次ぐ変死!原因は蛇の猛毒であると断定…」
私と浪越警部は目を合わせた。毒殺?コブラ?アフリカ…?
そう、このアフリカでの事件と美人音楽家(藤井彩子)の事件は繋がっているのではないか?
私の脳内であらゆる推理が演出される。そして私は彼女(藤井彩子)の次のコンサートはアフリカ公演だと知った…
彼女が回復したら私もアフリカへ渡ろう!そこには何かがある!
深夜の病院でまだ彼女は意識を失ったままだ…
午前二時になると古時計の鐘が二回鳴った。それは私の恋に似た衝撃から出た彼女を守りたいと思う気持ち…、その始まりの鐘だったのである!
続く
102 :
たまらんな:2012/12/10(月) 12:29:30.56 ID:ibGPigqwO
明け方になり、浪越警部(板東英二)は警察署へ帰ろうとロビーを立ったところにドクターが現れた。
医者(渡哲也)「彼女の意識が戻りました…。幸いにも蛇に噛まれんですが、毒が検出されませんでした。だが、噛まれたショックで気を失ってた模様です」
私は安堵した。そして彼女と話せるか訊ねると医者は部屋まで案内してくれた。
女音楽家(藤井彩子)「明智(俺様)さん?わざわざ病院まで…」
私「いや、いいんですよ。とにかく貴女が助かって良かった。毒が回らなくて幸いでした」
女音楽家「ピアノを弾いてたら蛇が気が付いたら私の胸元にいました…。そして噛まれて、怖くなって貴方に電話したんです…。でもそれから記憶が…」
私「ピアノで何を弾いたんですか?まさかナイルの?」
女音楽家「ナイルの蒼い月ですわ…。次のコンサートはアフリカでやりますし…」
私はこの楽曲「ナイルの蒼い月」の秘密が気になった。そして彼女にそのCDと楽譜を貰った。
私は部屋を出て事務所へ車を飛ばした。その最中、カーステレオでその楽曲を聴くいた…。
蛇は現れなかった。代わりに夜明けを告げる真っ赤な太陽が東の空から現れた。
その太陽は明け方であったがメラメラと燃えていた。それは私の慕情に良く似ていた…
続く
103 :
か:2012/12/11(火) 12:46:38.46 ID:0td1jUSYO
〜一ヶ月後〜
ついに女音楽家(藤井彩子)のアフリカ公演の日が近付いて来た。私、明智小五郎(俺)は彼女(藤井彩子)の依頼を受けて、彼女の公演についていく事となった。浪越警部(板東英二)も一緒だ。
パリ経由のカイロ行きの飛行機では彼女の隣に私が座る事となった。万が一の事もあるからである。
そんな私を睨み付ける外人(パックン)が居た。彼は彼女のバンドのギタリストである。最愛の母、もしくは恋人を奪われたかのような嫉妬ぶりで彼女が見てないところで私を威嚇する。
まあ、私にとっては嬉しい誤解だったが浪越警部はちょっとでも暴れたら逮捕する、と鼻息が荒かった。
乗客には更にエジプト考古学者の博士(吉村作治)も居た。彼はある王家のピラミッド調査を行うらしい。
さまざまな乗客の黄昏と夢を乗せて飛行機は成田から飛んだ。
私は仕事とはいえ、彼女(藤井彩子)と外国へ行く事で心がエキサイトしていた。
飛行機は異国へ入った…
続く
104 :
名無しがお伝えします:2012/12/14(金) 00:24:44.15 ID:aGYig7eKO
彩子頑張れ!
105 :
さ:2012/12/19(水) 01:56:45.35 ID:w3M2OaiXO
エジプト考古学者(吉村作治)が私達に話かけて来た。
考古学博士「お久しぶりです。先生の今回の新作・<ナイルの蒼い月>はとても素晴らしい楽曲ですね…」
女音楽家(藤井彩子)「ありがとうございます。嬉しいですわ」
考古学博士(吉村作治)「エジプトの魔法の様なメロディーで、あれを聴くと元気になれるんです。ところでお隣の男性は?」
女音楽家「紹介しますわ。こちらは探偵の明智小五郎さんです」
明智小五郎(俺様)「はじめまして。博士の研究もいつも拝見しております。なんでも王家の墓の調査を?」
考古学博士「そうなんですよ。貴方があの明智小五郎ですか…。私も彼女のコンサートに行く予定でしたが、お二人とも私達の調査にもお付きあい出来ませんか?謎とカラクリばかりで明智小五郎先生がいれば我々も心強い…」
女音楽家「わかりましたわ。明智さん?どうせライブまで1週間はありますし、現地についてまずは気晴らしに調査に行きません?」
明智小五郎(俺)「判りました。そこにナイルの蒼い月の謎があるかも知れませんし…」
私はこの楽曲の秘密と考古学者連続毒死事件には関係があると睨んでいた…
探偵の頭脳が躍動する。推理は遂に国境を超え、思考は紀元前まで遡る…
何かある、この乾いた大地に!
続く
106 :
あ:2012/12/19(水) 02:24:35.96 ID:w3M2OaiXO
長旅のフライトだったが、我々はついにカイロに到着した。浪越警部(坂東英二)は経由地パリで買ったワインを飲みすぎ泥酔状態であった。
ビルの奥に高くそびえるピラミッド…。クフ王だろうか。スフィンクス、アントニオス、ツタンカーメン、色々有名どころはあるが、私はナポレオンの言葉を想い出した。
「兵士諸君よ!ピラミッド二千年の歴史が我々を見てるぞ!!心してかかれ!!」
そうだ、私は事件を解決せねばならんのだ…。ふと女音楽家(藤井彩子)を見た。北アフリカの乾いた風に髪はなびき夜明けの夜に色香をまいていた。
夜空にはシリウスがまだ輝いている。
我々は拠点となるホテルまでタクシーで移動した。女音楽家(藤井彩子)も多少ワインに酔って気分が良いのか鼻唄を歌う。ナイルの蒼い月のワンフレーズだ。
「月よ〜届けておくれ私の願いを〜」
その瞬間、私は見てしまった!バックミラーに映った生き血をすする毒蛇キングコブラを!
次に目をやると毒蛇の姿はなかった…
タクシードライバーが我々に語る。「最近、王家の宝者を狙う外国人が増えてね…。だけど盗賊はみんなピラミッドに仕掛けられた罠や毒蛇、サソリに殺られていってるんですよ。貴方達もそう?」
この質問にエジプト考古学博士(吉村作治)がとんでも無いと弁解している。
私はまだナイルの月を見ていた。シリウスだ…。
この月の光は女音楽家(藤井彩子)を更に美麗に際立たせていた…
続く
107 :
な:2012/12/19(水) 02:54:52.81 ID:w3M2OaiXO
我々を乗せたタクシーらはホテルに着いた。
小さいホテルだったが、我々の宿泊で一気に宿はごった返していた。
ロビーで我々はくつろいでいると、先着客の男(大槻ケンジ)が我々に話かけて来た。どうやら彼は在野の冒険家で、ピラミッド探検に来ているらしい。
まるで、ゴールドラッシュにあった開拓西部時代のカリフォルニアの小さな町の宿であった。一攫千金を夢見た男達が集まって沸いていた。
女音楽家(藤井彩子)は先客らにサインをねだられていた。考古学博士(吉村作治)は在野探検家(大槻ケンジ)と夢中に話をしている。
私はコーヒーを入れ浪越警部と今後の予定を立てる。
熱いコーヒーに浪越警部は酔いを冷ましたのか、私に言ってくる。
「我々は無事に日本に帰れるのか?もしかしたら、この宿の客は強盗ばかりかも知れないぞ?」
私は懐に忍び込ませたワルサーを撫でながら頷いた。我々は悪魔だけで無く、盗賊とも闘わればならないからだ…
太陽が昇り光がピラミッドの屋根を照らす。私達の戦いは始まったばかりだった…
続く
108 :
あ:2013/01/28(月) 11:18:02.59 ID:ezLZpnvmO
翌日、我々は博士(吉村作治)の案内でピラミッドに入った
入り口には蜘蛛の巣が張り、その暗闇からはなんとも言えぬ空気が叫ぶ
博士(吉村作治)「このピラミッドには謎があります。まだ、私も全てを網羅しておりません…。そして古代の最大の宝があると言われてるのもこのピラミッドです…」
私は思った。何人の盗賊が宝欲しさゆえに命を落としただろうか?何人の盗人が、蛇やサソリの毒牙にかかっただろうか?
そして、このピラミッドには女音楽家(藤井彩子)の楽曲である「ナイルの蒼い月」の秘密がある…
私はこの巨大な謎に迫るべく、不吉に笑うピラミッドの内部へ侵入した…
109 :
さ:2013/02/17(日) 18:51:32.85 ID:T7gTB2QEO
ピラミッドに突入すると、1つの扉があった。博士(吉村作治)が語る。
「我々、考古学者ですらこの扉を開ける術を知らないんです…。だが、貴女(藤井彩子)ならば、何か知ってるんでは?」
女音楽家(藤井彩子)は戸惑った。何故、自分がピラミッドの秘密の扉と関係があるのか?
博士が女音楽家に詩をお願いした。そう、あの「ナイルの蒼い月」である
女音楽家(藤井彩子)は、さらりとメロディーを歌った時であった…
ドン!!と言う音と共に重い扉が開いたのであった!
その瞬間に毒蛇とサソリが現れ我々を威嚇する!
私、明智小五郎(俺)は数匹の毒蛇を撃退すると、空いた扉に入っていった…
おそるおそる皆も続くが、そこで私、明智小五郎と女音楽家・藤井彩子は確かに見た…
凄まじい、生き血をすする古代エジプトの毒霧を舞おう不老不死のこの世の悪魔を!
物語は終盤に突入した
続く
110 :
彩子:2013/02/17(日) 19:06:38.59 ID:T7gTB2QEO
そこには数体の遺体があった…
もう百年前のものもあった。みな盗賊であったが、亡骸と化し、その周りには毒サソリが群れていた…
博士「みんな!このピラミッドは空かずの間なんです!どんなお宝があるか分かりません!みんな、どんどん進みましょう!」
博士(吉村作治)は完全に恍惚な表情で初めて見るピラミッドの内部に興奮していた…
私、明智小五郎(俺)はふと考えた。果たしてこのピラミッドは誰を祀った墓なのだ?
女音楽家(藤井彩子)はおそるおそる先に歩く。その背後に私は確かに黒い影を見た…
毒蛇を胸に抱いた古代エジプトの女王の亡霊を!
私は理解した
クレオパトラの墓では無いか!?
素人探検家(大槻ケンジ)の背後にはカエサルらしき亡霊がいた…
我々はどうなるのだ?
キングコブラの群れが我々を取り巻く…
その脈打つ牙は、確かに悪魔の呪いであった…
続く
111 :
名無しがお伝えします:2013/02/18(月) 01:06:38.34 ID:u6NEG7I/O
111
112 :
遥かなるナイル:2013/02/25(月) 01:43:33.98 ID:hNV/O6uMO
我々は四方八方が塞がった部屋に出た。行き止まりだろうか?
何気なく博士(吉村作治)が壁にかけてあった石に触れた時だった
「ガガガ…ガガガガー」
隠し落とし穴の板がスライドし、在野探検家(大槻ケンジ)とギタリスト(パックン)はそこに滑る様に落ちていった!!
大丈夫か?と下を覗き込むが暗黒の闇で、ただ絶叫と悲鳴が穴から響く!
女音楽家(藤井彩子)にはコンサートが待っている。大事なギタリストを失っては商売にならない。
女音楽家「早く私達も彼等を助けましょう!」
だが、博士は言った。
「無理でしょう…。下の穴には毒蛇の巣窟…。我々は先に進むしかない!」
私、明智小五郎(俺)は博士と女音楽家の間に入った。
そして、ふと考える。生存者は博士と女音楽家と私だ…。
果たして悪魔は本当にいるのか?もしや…?
私、明智小五郎が遂に動いた!
続く
113 :
あ:2013/02/25(月) 01:56:39.02 ID:hNV/O6uMO
博士は古文書らしき物をポケットから出し、壁から再びボタンらしきものを探し、それを押した。
左壁が音を立てて崩れ再び大きな部屋が現れた!
我々は進むと棺があった。その棺は黄金で作られ暗い部屋を明るく灯した。
博士が言う。
「やっと見つけたぞ!クレオパトラの墓だ!」
おそるおそる棺を開けると黄金に着飾られたミイラがあった。
そして博士は言った。
「ここまで、ありがとう。だが、宝は私の物だ…。君達はここで死んでもらう!」
博士が再び壁のボタンを押した!
女音楽家「あ、明智さん!!」
隠し穴が私を飲み、私は毒蛇だらけの部屋に落ちていった…
博士「フハハハハハ!!」
続く
114 :
名無しがお伝えします:2013/03/15(金) 03:40:16.92 ID:zO3yYGrTO
「見守る形の愛もあるさ…」
明智小五郎(俺)は絶命した
完
115 :
ま:2013/03/21(木) 07:18:39.66 ID:lLtd8kZYO
明智小五郎の亡骸は東京に戻った。
生前の慣習、宗教上の要望から土葬となった。
お別れの言葉を言い、土を持っていく。私、明智小五郎の最後だった。
そこへ最後の参列者が現れる。私の知らない男みたいだ…
その男は落語家であった。私に言葉をかけて土を盛った瞬間に、私の亡骸が雷鳴に打たれた!
明智「うぉぉぉ!!ざけんなペテン落語家!」
明智小五郎が蘇生した!
116 :
あ:2013/03/21(木) 07:55:25.68 ID:lLtd8kZYO
博士はクレオパトラの棺を開かせる呪文、「ナイルの蒼い月」を彩子に歌わせようとしていた
そこへ明智小五郎がかけつける!
彩子「明智さん!」
博士「貴様!なぜ生きてる!!」
明智は格闘のすえ博士を捕まえ、そして彩子を連れてピラミッドを出た。
既に陽は落ちていた。ピラミッドの頭上には明るく輝く宝石があった。
「ナイルの蒼い月」を思わず彩子は歌ったが、もう悪魔は現れなかった。
夜風に恋心が募った明智だったが、堪えた。依頼者に恋をしてはいけない…。
「何を考えてるの?」と、彩子が私に聞く。
私は聴こえないふりをした。なぜならば、闇夜にキラキラと輝くあの月こそ私の恋心そのものであったからだ…
去らば月よ!去らば恋よ…
完
117 :
名無しがお伝えします:2013/03/21(木) 10:56:04.55 ID:1WUAKg1PO
どうみてもブスだけど
消防には熟女的でこいつがいいのかな
118 :
名無しがお伝えします:2013/03/31(日) 05:57:04.05 ID:KphmQSKtO
小説家、死ぬな。
再婚なんてよくあることだ。
たしかに小汚いへんなオッサンなのは仕方ない。
119 :
名無しがお伝えします:2013/04/03(水) 04:25:23.78 ID:b0cd4B+XO
>>118 ありがとう。頑張るよ。
それでは趣向を変えた新たな作品で挑みます!
120 :
名無しがお伝えします:2013/05/02(木) 08:23:03.90 ID:3wZNCZhjO
「雨音の記憶」の続きはいつ?
121 :
あ:2013/05/23(木) 06:19:50.20 ID:JDO18RzsO
そろそろ書くか
122 :
あ:2013/06/07(金) 00:16:58.77 ID:dKEME7swO
もう書くか
橋下と和解出来てよかったな
124 :
あ:2013/06/07(金) 14:09:20.70 ID:yHAbtx1MO
よし書くぞ
125 :
名無しがお伝えします:2013/06/28(金) 08:13:56.86 ID:q/d/xZF9O
なぜペンギンの池に藤井彩子は落ちたのか?
次の作品で解るだろう…
126 :
名無しがお伝えします:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN ID:3TT3eEfCO
なぜ玄米おにぎりなのか?
なぜ、ピングレディーを踊れるのか?
127 :
第7話・アカシックレコード:2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:Al2Bdv+3O
この日も美人アナウンサー(藤井彩子)は夏の期間限定番組を担当していた。
「子供電話相談室」である。子供の疑問を大人の先生方が解決する人気の夏休み企画だったが、それは人類と未知の悪魔との戦いであった…
アナ(藤井彩子)「お名前と年齢を教えてね?」
少年(鈴木福)「ふくです。一年生です…」
アナ「今日はどんな質問ですか?」
少年「レコードを宇宙人から貰ったんだけど、どうすればいいですか?」
アナ「?…もう一度いいかな?」
少年「レコードを宇宙人から貰ったの…」
アナ「??」
会場は笑いに包まれたが、これが悪魔の侵略の確かな第一歩だとは誰も気が付かなかった…
続く
女ウルトラマン、あるいは特撮(戦隊)ヒロインになった彩子の、ピンチ・やられシーンに萌えてしまう。
129 :
名無しがお伝えします:2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:Al2Bdv+3O
>>128 そっち系ならば、女探検家がまだ見ぬ古代部族を見つけに無人島へ渡るが、
そこは人喰い族の島だった!!人肉に餓えた族の刃が彩子に迫る!
だな
130 :
第7話A:2013/07/23(火) NY:AN:NY.AN ID:y5UCFWFAO
アナ(藤井彩子)「そのレコードは聞いたの?」
小学生(鈴木福)「レコードだよと言われたけどDVDで見れた」
科学博士(大槻教授)「君はそれを誰から貰ったんだい?」
小学生「宇宙人」
博士「ハッハッハッ!!すごいねぇ?で、何が見れたのかな?」
小学生「なんか、地球みたいな映像が映ってたけど太陽が2つあってトカゲが歩いてて」
アナ「楽しそうね?何てアニメなの?」
小学生「アニメじゃないよ!で、その地球は暑くて水が無くなっちゃうの…」
科学博士「あ、映画だね?主人公は外国人かい?」
主人公「違う。トカゲ」
考古学者(吉村教授)「そのトカゲはしゃべるのかい?」
小学生「なんか、機械を当てて喋ってる」
会場は静まり返った
続く
131 :
第7話B:2013/07/23(火) NY:AN:NY.AN ID:y5UCFWFAO
アナ(藤井彩子)「この質問はどうしましょう…」
だが、なかなか面白いのでPはそのまま続けろとの指示である。
少年の夢を潰さずに巧くまとまるのをアナもPも期待したのだ。
博士(大槻教授)「なるほどね?でどうしたら良いか分からないんだね?」
少年(鈴木福)「うん。だって、最後はそのトカゲが人間を襲っちゃうんだもん…」
考古学博士(吉村教授)「うんうん。素晴らしい映画だね。大事に大切に持っていて良いと思うよ」
少年「でも、あと10分後に地震が来るって言ってるし…」
アナ「地震が来るの?」
少年「もう来るよ」
博士「スゴい映画だね!ハッハッハッ!?」
突如、緊急地震速報が流れ出す!
「ただ今、緊急地震速報が出ました。地震が起きております!!」
続く
132 :
第7話C:2013/07/23(火) NY:AN:NY.AN ID:y5UCFWFAO
震度5弱の地震であった。ラジオは緊急地震ニュースに切り替わった。
Pは取り合えず地震のため少年との電話を切り、先生方に待機をお願いした。
博士も学者も偶然だと笑いながら茶を飲んでいる。
だが、美人アナウンサー(藤井彩子)は笑えなかった。もしあの少年の言う事が真実だったら?
地震は止んだが、アナの高ぶった興奮は止まらなかった。
確かに毎年、夏は暑くなっている…。しかし宇宙人なんているのだろうか?
美人アナウンサー(藤井彩子)はギラギラ燃える夏の太陽を睨んでいた…
続く
133 :
続き:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:FKF9iI5QO
再び子供電話相談室が始まった。
アナ(藤井彩子)「福くん?大丈夫だったかな?」
少年(鈴木福)「全然平気だよ!宇宙人が直ぐに揺れを押さえてくれたからね!」
アナ「宇宙人?今もいるの?宇宙人は?」
少年「いるよ!なんか時計を見てなんか調べてる…」
科学博士(大槻教授)「福くん?ちょっと宇宙人と替わって貰えるかな?」
会場は沈黙した。何故ならば誰も笑えなかったからである。
少年「うん。今替わるね。おーい!。先生達が話したいって…」
果たして宇宙人なんて本当にいるのか?
美人アナ(藤井彩子)の鼓動は強くなった。
Pも緊張から冷や汗が出る…
そして真夏の会場は凍りついた。血も凍る程に…
続く
134 :
名無しがお伝えします:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN ID:JbRL/N1eO
その瞬間、俺は叫んだ!
「彩子ぉー!!可愛すぎるぞ〜!!」
続く
135 :
名無しがお伝えします:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN ID:+Z5LITxzO
藤井彩子とかいう三流アナウンサーには落語家がお似合い
136 :
あやこ:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN ID:JbRL/N1eO
俺にふさわしい
137 :
名無しがお伝えします:2013/08/07(水) NY:AN:NY.AN ID:GuqP12VOO
そろそろ書くか
138 :
名無しがお伝えします:2013/08/15(木) NY:AN:NY.AN ID:fq49V57FO
よし、書くか
139 :
名無しがお伝えします:2013/08/23(金) NY:AN:NY.AN ID:uTC+sGqZO
誕生日おめでとうございます!!
140 :
名無しがお伝えします:2013/08/23(金) NY:AN:NY.AN ID:9BD0URVeO
マスでも掻くか。
141 :
名無しがお伝えします:2013/09/04(水) 02:43:55.58 ID:nNEl2IXlO
保守
142 :
名無しがお伝えします:2013/09/09(月) 21:33:53.76 ID:wvQqeci80
彩子最高♪
143 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】(1+0:8) :2013/10/07(月) 12:01:05.07 ID:dCrY2jhK0
w
144 :
名無しがお伝えします:2013/10/18(金) 10:24:07.36 ID:+kYVFt4QO
よし書くぞ!
台風、国会、国会で俺は傷付いた。せっかくすっぴんがまともに聴ける週だったのによ!!
この慟哭と愛の嵐を書きなぐる。叶わぬ恋だが、ここに書き記す!!
しかし、彩子は可愛いなぁ…
145 :
第7話E:2013/11/01(金) 01:45:26.23 ID:DUGP3DMxO
宇宙人「ハロー。我々は宇宙人だ。だが、皆は我々を〜Tall White〜と呼ぶ。」
博士(吉村教授)「君たち?お遊びは止めろ!!」
宇宙人「ハハハ!!お遊びだと?考古学者が言う台詞か?フハハハは!!」
藤井彩子アナ「貴殿方は本当に宇宙人なんですか?」
宇宙人「?意味が分からない。君たちこそ宇宙人なんだよ?」
博士「何を言うか!」
宇宙人「博士さん?スフィンクスやら古代エジプトにお詳しいんでしたよねぇ?ハハハ…」
博士「な、何だ!?」
宇宙人「古代エジプトの王家の骨の頭蓋骨は後頭部が長いんですよ…」
博士「そ、そんなのは知ってるぞ!!」
宇宙人「では、なぜ現代人類に長頭人は居ないのでしょうか?フハハハは!!」
続く
146 :
第7話F:2013/11/01(金) 02:45:09.35 ID:DUGP3DMxO
ギザのピラミッド、イースター島のモアイ、モヘンジョダロ、与那国島の海底神殿…
古代文明と宇宙人
藤井彩子アナは耳を、宇宙人の声を疑った…
博士(吉村教授)「た、確かにネアンデルタール人は後頭部が隆起していた…。だが…」
宇宙人「ダーウィンの進化論は間違いだ。猿は永遠に猿なのだ!」
博士「き、貴様は何が言いたい?これは夏休みの子供番組だぞ!?いい加減にしたまえ!!」
その瞬間であった。雷鳴と共に轟音が放たれスタジオのガラスが割れ、辺りは揺れた!!
爆風がスタジオを襲う!!
ベテルギウスの超新星爆発である!!
続く
147 :
第7話G:2013/11/08(金) 07:31:29.26 ID:yBxWw7tFO
それは一瞬であった。熱風がスタジオを突き、悲鳴を上げる前に全てが沈黙した。そして生物の鼓動は奪われていた…
しかし、藤井彩子アナウンサーは目を覚ました。
さっきまで放送中のスタジオだったのに教授や博士、Pはいない。時計は止まったままだ。
藤井アナは壊れた窓から東京を見た。動く物は何一つ無かった…。しかし、寒い。あんなに暑い夏の日だったのに…
テレビもつかず、携帯も繋がらない。藤井アナは急いでスタジオを出たところで驚愕とした。
目の前に山が見えたのだ。渋谷のど真ん中に白雪を冠する高い山がそびえ立つのを!!
そう、地球は1千年〜1万年も時を経ていたのである!手鏡を見る藤井アナは変わらない美貌だ。つまり地球だけが年を経てしまったのだ!
続く
148 :
名無しがお伝えします:2013/11/29(金) 12:20:52.62 ID:J3aft9kSO
彩子ガンバ!!
彩子
150 :
名無しがお伝えします:2013/12/22(日) 14:12:26.92 ID:GaSHWfyC0
10年以上前かな・・・
ニュース10のなかで原稿を読んでいた、藤井さんのインナーが突然ズリ下がって
胸の谷間がアップになったことがあったんだよ。
録画してなかったんだけど、慌てて録画した時にはインナーを上に上げた後だった。
傑作だったんだけどね。誰か録ってなかった?
まじかよー
152 :
名無しがお伝えします:2013/12/30(月) 12:57:07.12 ID:YgaJDc2rO
彩子ぉー!!最高だぞ!明日も頼むわ!!
大好きだわ!!
153 :
第7話H:2014/01/01(水) 13:32:34.40 ID:cG9l82zdO
藤井アナは駅へ向かった。
あちらこちらに得体の知れない生物が歩いている!
地球は宇宙人に支配されてしまったのか!?
そこらにいる生物は、いわゆるトールホワイト、グレイ、恐竜人であった。秩序があるのか争いは無い。
藤井アナは本能的に顔を隠した。直感で、地球人は居ないと悟ったからた。バレてはまずい…
だが、今後どうしようとも分からない。地球とは人間とは何だったのか?
絶望と希望の想いの中に揺らぐ藤井アナの前に一台のバイクが通りかかった。
「アンタ?人間だろ?乗りな!!」
そう、生き延びた人間は彩子だけでは無かった…
154 :
名無しがお伝えします:2014/01/03(金) 12:19:56.25 ID:aBTGn3fEO
和服藤井キタァーーー
155 :
名無しがお伝えします:2014/01/03(金) 12:27:01.86 ID:2f7ywtFm0
156 :
名無しがお伝えします:2014/01/03(金) 20:32:30.82 ID:IwVBlbMa0
夫婦なの?
157 :
名無しがお伝えします:2014/01/09(木) 19:45:06.08 ID:9RkYG08XO
続きどうした?
158 :
名無しがお伝えします:2014/01/09(木) 20:21:18.32 ID:/4Z8s+Me0
声がぬめーとしてる
もうブタになったな
それがまたいい
続きはどうなった?女教師彩子も途中だぞ?
162 :
名無しがお伝えします:2014/01/25(土) 16:33:20.53 ID:8gJmT+2p0
作家の佐藤愛子さんは新婚初夜の時に、旦那がピストン運動を
始めたのでビックリしてしまったそうだ。
単に挿入して射精して終わり、だと思ったらしい。
163 :
第7話I:2014/02/09(日) 15:30:29.73 ID:yb7udx+TO
そのバイカーは明らかに人間の男性だった。
ハーレーに飛び乗る藤井アナウンサー…
ニケツして道を突っ走るバイク…。だが、渋谷をジャックしていた宇宙人らはまだ気が付いていない。この2人が生き残った地球人だと言う事を…
突っ走るバイクは信号すら無視し、高速に乗った。
藤井彩子アナウンサーはまだ夢を見ている感覚であった。これは悪夢、夢、幻ではないか?
何度も頬をつねったが痛みは正確に現れた。見ず知らずのバイカーが人間なのは分かる。しかし、この男だけが今は頼りだ。
誰も居ない高速をひたすら北進する。回りにあるのは無人のトラックやら未処理人間の死骸だらけだ…
我々はどうなるのだろうか?
バイクのエンジンが彩子には人間の最後の叫びに聞こえていた…
続く
164 :
第7話J:2014/02/22(土) 22:46:54.21 ID:oEImEYeUO
バイクにまたがる2人は風になった。
少し風は冷たいが、ひたすら北進した。オイルの匂いに藤井彩子は青春を思い出したが、直ぐに我に返った。なぜならば、道中には人間の死骸と骨ばかりだったからである!!
自然と涙が流れる。顔面が風に打たれたからか?それとも諸行無常に泣いたのか?
しかしただ、藤井彩子はこのバイクにすがるしかなかった…
そして、バイクの男は?
虚無の地球に人間の鼓動が聴けたのはこのバイクの2人だけであった。
バイクはひたすら走った…。まだ見ぬ未来の為に…
続く
165 :
名無しがお伝えします:2014/03/11(火) 08:05:14.11 ID:AZQdE7InO
続きはどうなった?
とりあえずフローリングを拭いてもらおうか
167 :
名無しがお伝えします:2014/03/20(木) 17:21:55.12 ID:OL1a6CPTO
バイクはどこいったんだ?
168 :
名無しがお伝えします:2014/04/20(日) 20:55:47.75 ID:W4sIniv+O
続きを早く書け
ドラマ
170 :
名無しがお伝えします:2014/06/10(火) 01:58:21.26 ID:Rj1BZawiO
まだかい?続き?
171 :
名無しがお伝えします:
藤井彩子とかいう低学歴のアホ死ね