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ロンドン五輪：U-23韓国、日本を破り銅メダル
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/08/11/2012081100710.html

サッカーは韓国がライバルの日本を破り、史上初の五輪メダルを獲得した。
洪明甫（ホン・ミョンボ）監督率いるサッカー男子（U-23）韓国代表チームは
10日、英国カーディフのミレニアム・スタジアムで行われたロンドン五輪サッ
カー男子3位決定戦で、朴主永（パク・チュヨン）と具滋哲（ク・ジャチョル）
のゴールにより日本を2−0で破り、銅メダルを獲得した。1948年のロンドン五
輪で初めて五輪本選に出場したサッカー韓国代表は、64年目にしてメダルの喜
びを味わった。
洪明甫監督はこの日、4−4−2で試合に臨んだ。朴主永とチ・ドンウォンがツー
トップ、キム・ボギョンが右サイド、具滋哲が左サイドに立った。センターに
は奇誠庸（キ・ソンヨン）と朴種佑（パク・チョンウ）。4バックのDFは左か
ら尹錫栄（ユン・ソクヨン）、金英権（キム・ヨングォン）、黄錫鎬（ファン
・ソクホ）、呉宰碩（オ・ジェソク）だった。そしてGKは英国との準々決勝で
左肩を痛め、ブラジルとの準決勝を欠場した鄭成竜（チョン・ソンリョン）が
先発出場した。
両チームは序盤から強いプレスをかけ、チャンスを狙った。前半17分にシュー
トで火ぶたを切ったのは日本の東慶悟だった。韓国は頻繁にプレスをかけてく
る日本に手こずり、なかなか攻撃できなかった。前半29分には清武弘嗣のシュ
ートが鄭成竜の手に当たりはじかれた。
韓国は前半の半分以上過ぎてから具滋哲が中央に移り、攻撃の糸口を探った。
そして前半38分に韓国の1発がさく裂した。朴主永が日本のDF陣3人を一気に突
破するという神がかり的な動きで痛快な先制ゴールを奪ったのだ。絶妙なドリ
ブルでペナルティーエリアの右を突き、ゴールネットを揺らした。リオネル・
メッシがFCバルセロナで決めたゴールに匹敵するほど見事なシュートだった。
今回の五輪ではスイス戦の1ゴールを除き、これといった活躍がなかった朴主
永だが、このゴールでこれまでの不振をきれいさっぱり吹き飛ばした。
後半に入っても韓国は攻撃で主導権を握り続けた。