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842名無しがお伝えします
ロンドン五輪:メダル数1位、GDP比で計算なら北朝鮮
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/08/07/2012080700803.html?ent_rank_news

6日午後11時30分現在、ロンドン五輪国別メダル数1位は中国だ。
金メダル数(31)で見ても、メダル数合計(63)で見ても堂々の1位。
韓国は金メダル数(10)は4位だが、メダル数合計で見ると8位(21)と
なる。どちらのランキングの方が正しいのだろうか。
実は「正解」はない。国際オリンピック委員会(IOC)は国別のメダル数
合計を公式発表するだけで、順位は発表していない。オリンピックは純粋
なスポーツの祭典ということで、行き過ぎた競争を防ぐ方針だからだ。
オリンピック憲章第1章第6条には「オリンピック競技大会は、個人種目ま
たは団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない」と書かれ
ている。また、第5章第58条には「IOCとOCOG(オリンピック競技大会組織
委員会)は、いかなる国別の世界ランキング表も作成してはならない」と
もある。
IOCは1992年のバルセロナ五輪時からメダル数集計結果を提供し始めた。
当時の基準では金メダル順だった。だが、当時も「国別順位は公式には認
めていない。情報として提供しているにすぎない」というただし書きを付
けていた。
現在のロンドン五輪公式メダル集計表では金メダルの数が優先されている
が、メダル数合計ランキングも検索できるようになっている。ロイター・
BBC・NHK・毎日新聞・朝日新聞など大多数の国のメディアはもちろん、ネ
ット上の百科事典「ウィキペディア」も金メダル数優先の集計方式を採用
している。ロンドン五輪が行われている英国でも同じだ。ガーディアン、
タイムズ、インディペンデント、テレグラフといった有力メディアだけで
なく、メトロ、イブニングスタンダードのような地方紙やフリーペーパー
も金メダル優先方式の順位を掲載している。
一方、米国やカナダのメディアはほとんどがメダルの色に関係なく、メダ
ル合計数を基準に順位を出している。カナダはバンクーバー五輪時に公式
ホームページに全メダル数合計の集計方式を採用した。
国の順位や集計方式は、近代オリンピック初期は注目されなかった。