【すぽると！】平井理央 Part60【歌へた女王】

ホイスUFC初登場　「UFC.1 The Beginning」を見た。　ホイス・グレイシーｖｓアート・ジマーソン

タイトルに「ホイスUFC初登場！」なんて書きましたが、「UFC.1」だから当たり前だ。

今やズッファ社の運営により世界的イベントに成長した「UFC」ですが、初期の「UFC」のプロデュースを担当していたのがホリオン・グレイシー。つまりプロデュースはグレイシー柔術。

この背景にはグレイシー柔術の強さ、素晴らしさを世に知らしめる目的があった。よってホイスは絶対に負けれないということ。

結果は皆さんご存知の通りホイスが優勝。そして、それが何人かの選手にインプットされPRIDE誕生という流れに繋がっていく。

ホイスの入場なんだが、お馴染みのグレイシートレイン。見慣れた違う点が1つスピードが速い、日本でのイベントで披露した時はもっとゆっくりで堂々とって感じだった。

ホイスの前がヒクソン・グレイシー、そしてヒクソンに大きな口を開けなにやらしゃべっているのがエリオ・グレイシー。

対するアート・ジマーソンはボクシングの選手。総合格闘技は、この試合のみでプロボクシングの戦績が33勝18敗。狙うはスタンドでのKO勝利でしょう。

試合開始して「え？」って思ったのがジマーソンの格好。右手が素手で左手がボクシンググローブ。これこそ今じゃあり得ない。これは何だろう・・・右手は素手の固い拳で1発狙い？、左手は大きいグローブで防御性能向上？よくわかんないけど、インパクト最高。

遠藤も消えて、めざましに理央が来るべき

最初に攻撃を出したのはホイス、ホイスお馴染みの前蹴り。ジマーソンは腰が引けているように見える。なんかPRIDE.1の高田とダブるな。

プレッシャーをじわじわとかけているのはホイス。ジマーソンは迫り来るホイスを避け、ホイスの距離にならないよう必死。しだいに金網際に追い詰められていく。

表情ひとつ変えずに一歩一歩、ジマーソンに近づく。ジマーソンは掴まえられたくないから、ホイスの周りを回り続けるも、逃げ場を失いつつある。

ホイスのプレッシャーを回避するので精一杯であろうジマーソンに対し、ホイスは前蹴りを見せておいてから高速タックル。これ速かった、ボクサーのジマーソンが、このタックルに対応するのはキツイ。

なすがままにテイクダウン。現代だったらボクサーでもある程度時間をかけ総合格闘技用の練習をして試合に臨むというような感じになると思うんだが、当時は異種格闘技戦色が強かった。

その前に理央が消えそうだ　(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ

寝技対応練習はやってない。ジェームス・トニーは総合格闘技対策ホントにしてたのか。あとホイスが上手いのはタックルしながら回って、テイクダウン時にジマーソンの頭がオクタゴンの中央に向くようにしている。ホイス冷静。

タックル成功しサイドポジションを取ったホイス。相手は寝技能力のない選手というのがあるのか、簡単にマウントポジション完成。そして、ジマーソンを固定しつつ両手でマットを這うようにオクタゴンの中央へ移動。

ここからが興味深い、ホイスがパッとセコンドのヒクソンの方を見る、そして、また両手で這うように回転・・・ホイスの正面にヒクソンが。ヒクソンｖｓ高田の時もヒクソンは試合中も冷静にセコンドと意思疎通を図ってた。グレイシー柔術の特徴としとくか。

昨日１日で１Ｌ位精液出したよ！

ホイスは、ポジションもしっかりプラン通りの位置にして、さあ極めようという場面だと思うが、ジマーソンの素手の右手がマットを叩いてる。

マウントポジション決められタップ。戦意喪失が正しいか。必死に声を出しホイスにアドバイスを送っていたヒクソンはレフェリーを呆然と見つめている。「うそ？マウントポジションでタップしたの？」ってな感じで。

PRIDE誕生への道のり
・何故そこまでヒクソン戦実現に向け集中できる？
高田「ヒクソンが非常に惹きつけられる、魅力ある選手だから・・・グレイシー柔術というよりヒクソンなんですよ。別にグレイシー柔術が凄くてとか魅力を感じてとかっていうのじゃないですから」

高田「100％ヒクソン戦が実現できると信じて・・・僕は万全の状態でリングに上がり勝つ！倒す！それしか考えていない」

・最初はヒクソンがやっているようなスタイルの試合に興味なかったが・・・
高田「俺、最初ああいう戦い、スタイルも興味なかったからね。自分の生き方っていうか、感性に合わない・・・あんまり欲するものは湧いてこなかったね」

高田｢安生が殺られた時、ポーンと一つ自分の中で種が生まれたような・・・これは避けて通れないなっていう種みたいなものがね・・・でもその事に対して俺がやるんだっていうんじゃないわけですよ。｣

高田｢ヒクソンの戦いぶりをビデオで見たりだとか、歴史を聞いてみたりだとかした中で彼と同じスタンスに立った時に彼に対する思いを自分の中に感じたということですね｣

PRIDEという総合格闘技が誕生したのだ。

分かったか！

秋山事件なぜｽﾄｯﾌﾟできなかったか？

かつて大晦日の国民的行事として絶対的な支持を誇った『紅白歌合戦』｡
その裏番組として格闘技ｲﾍﾞﾝﾄを生中継する事で世間のﾄﾞ肝を抜いたのが2001年の『INOKI BOM-BA-YE 』であった｡

猛烈にリオニーしたくなってきた

K-1（Dynamite!!）､PRIDE（男祭り）､猪木祭の分裂によって三局競合となった2003年は､視聴率競争でも多いに話題となり､最終的に瞬間最大視聴率43.0％という未曾有の数字をﾏｰｸしたK-1（Dynamite!!）を頂点に､『格闘技ﾌﾞｰﾑ』を大きく世間に印象づけた｡

だが､その裏面では､三派分裂による様々な暗闘も生まれた｡

『猪木祭』を強行した元K-1系ﾌﾟﾛﾓｰﾀｰ川又誠他氏（｢ｹｲ･ｺﾝﾌｨﾃﾞﾝｽ｣代表）は､視聴率､観客動員ともに苦戦したため､日本ﾃﾚﾋﾞからの契約打ち切りと契約料減額の処分を受け､ｷﾞｬﾗの不払いを残したまま海外へ逃亡するという不始末を起こしてしまった｡

くわえて､このｲﾍﾞﾝﾄ開催の際にPRIDE側とは､ｴﾒﾘﾔｴﾝｺ･ﾋｮｰﾄﾞﾙやﾐﾙｺ･ｸﾛｺｯﾌﾟら人気選手の獲得合戦を展開､その内幕を後に週刊誌上で暴露｡その際にﾔｸｻﾞとの癒着構造を指摘された事もあってか､2006年6月にはﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞがPRIDEの放映中止を発表する大騒動にまで発展してしまった｡

その注目度の高さ､そして商業的な成功があったからこその現象でもあるだろうが､多くの人間の思惑や欲望が渦巻くようになったこの舞台は､一触即発の火薬地帯としても一流なのである｡

事実､ｽｷｬﾝﾀﾞﾙだけではなく､この舞台で活躍した選手は､確実にｲﾍﾞﾝﾄの顔となり存在感を増して行く｡

2004年､2005年の『Dynamite!!』で大活躍した山本KID徳郁や所英夫は､一気にｽﾀｰﾀﾞﾑに上り詰めたし､2005年の『男祭り』でも並みいる海外ﾍﾋﾞｰ級戦士を押さえて､一人気を吐いた五味隆典がPRIDEの主軸選手にのし上がっている｡

2006年の大晦日『Dynamite!!』で､とんでもない事件が勃発した｡ﾒｲﾝｲﾍﾞﾝﾄ秋山vs桜庭戦の裁定をめぐって巻き起こった。

試合をご覧になった方はもちろん､ﾜｲﾄﾞｼｮｰを始めとする一般ﾏｽｺﾐにも広く報道された事件なので､ほとんどの方が経緯についてはご存知だと思うが､簡単にこの事件の顛末を振り返っておこう｡

あらあら、こいつ本当にひどいな！
タイプ練習してんのか？ソースがわれるような間違いを書いてるし。
しかも、なんで理央スレで。

この試合､入場の時点ではこれまで通り柔道着を纏っていた秋山だったが､試合開始直前に柔道着を脱ぎ捨てている｡

10月のﾗｲﾄﾍﾋﾞｰ級ﾄｰﾅﾒﾝﾄ準決勝でも､ｹｽﾀﾃｨｽ･ｽﾐﾙﾉｳﾞｧｽを相手に､初めて胴衣を脱いだ試合を披露しているだけに､この段階での彼の行動に疑念を抱いた人間はいなかっただろう｡

事実､試合開始直後から､秋山はﾊﾟﾝﾁ中心の打撃戦で桜庭と互角の展開する｡打撃を中心に戦うのであれば､胴衣は邪魔になるだけであろう｡

そう思わせるほど秋山の打撃は堂に入っており､しばしば桜庭を凌ぐのではと思わせる動きさえ見せていた｡桜庭の早いﾊﾟﾝﾁのｺﾝﾋﾞﾈｰｼｮﾝを確実に躱し､逆にｶｳﾝﾀｰまで打ち込んで見せる｡

同期の宮瀬が左遷されて、逆切れして退社。

なんとかﾀｯｸﾙで局面を変えようとした桜庭だが､秋山はｺﾏのように反転してこれを逃れる｡桜庭は掴みかけた秋山の足の部分に違和感を感じて､この試合を裁いた梅木良則ﾚﾌｪﾘｰに｢すっごい滑るよ！｣と絶叫してﾀｲﾑを要求したのだった｡

この人喉にポリープ出来てんじゃないのか
喋り出しに声がつっかえるのは何なんだｗ

だが､このﾀｯｸﾙの直後､桜庭は秋山のﾊﾟｳﾝﾄﾞを受ける“不利な状況”に陥っていたため､梅木ﾚﾌｪﾘｰは､試合をｽﾄｯﾌﾟせずに｢ｱｸｼｮﾝ｣（試合をしろ）と切り返す｡桜庭の必死の抗議は､あえなくｽﾙｰされた形になってしまった｡

一方､秋山は抗議に気を取られて防御がお留守になった桜庭の顔面に､容赦なくﾊﾟﾝﾁを落とし続ける｡危険状態と判断した審判団が試合をｽﾄｯﾌﾟ､秋山の勝利を宣告したのであった｡

だが､試合終了後も抗議を止めない桜庭の剣幕に､主催者であるFEGの谷川社長は異変を感じ､試合後審判団が桜庭側のｾｺﾝﾄﾞ立ち会いのもと胴衣と秋山の身体をﾁｪｯｸを指示､ｵｲﾙやﾜｾﾘﾝの塗布がなかった事を確認したという｡

ただ､実際にﾃﾚﾋﾞ放映で確認されたのは､勝ち名乗り前に梅木ﾚﾌｪﾘｰが上半身を軽くﾁｪｯｸした姿のみ｡試合後の道着ﾁｪｯｸは､少なくとも映像では確認されていない｡一方､桜庭はﾁｪｯｸを受け入れられなかった事に大激怒､一切ｺﾒﾝﾄを出さないまま会場を後にしている｡

だが､事はそのままでは収まらなかった｡