【奇跡の39歳】 丸岡いずみ42 【永遠の21歳】
「うだつ」と言うのは、火事になった際の延焼を防ぐ、屋根の防火壁の役割があった。
現に江戸中期に脇町が大火事にあった。それ以降「うだつ」が付けられる様になった。
防火壁の「うだつ」に装飾を施すようになると、富の象徴の「うだつ」となる。
いかに豪華で立派な「うだつ」を屋根に施すかによって権勢を誇るシンボルとなる。
そう言った「うだつ」文化は江戸中期以後の日本各地に広がったが、キッチリ残っているのは
不思議と脇町をはじめとする吉野川沿いの、港町・商家町として栄えたところだけに残っている。