【奇跡の39歳】 丸岡いずみ42 【永遠の21歳】
ちゃむは幼い頃からハイジファン。
お気に入り登場人物はロッテンマイヤーさん。
ちゃむはハイジと同じく大自然の中で育った。
出身地、徳島県脇町は四国三郎こと吉野川の流れる雄大な自然の残るところであり、
江戸時代の吉野川水運で栄えた港町でもあり、由緒ある旧家が立ち並ぶところ。
自然の中に日本の貴重な文化遺産が今なお残るところでもある。
脇町の中心800メートルにわたる旧繁華街には江戸期から明治期に建てられた、
豪商の旧家がズラーッと居並ぶ。その旧家のどれにも立派な「うだつ」が屋根の両脇を飾る。
「うだつ」と言うのは、火事になった際の延焼を防ぐ、屋根の防火壁の役割があった。
現に江戸中期に脇町が大火事にあった。それ以降「うだつ」が付けられる様になった。
防火壁の「うだつ」に装飾を施すようになると、富の象徴の「うだつ」となる。
いかに豪華で立派な「うだつ」を屋根に施すかによって権勢を誇るシンボルとなる。
そう言った「うだつ」文化は江戸中期以後の日本各地に広がったが、キッチリ残っているのは
不思議と脇町をはじめとする吉野川沿いの、港町・商家町として栄えたところだけに残っている。
「うだつの上がらないやつ」と言う言い回しがある。
これは、屋根に「うだつ」も付けられないほど気前の悪いやつ、と言う意味。
うだつは富の象徴の装飾に変化した。上流の貞光と言う町には「二層うだつ」なるものも残っている。
ちゃむは、そんな歴史の深い旧家が立ち並ぶ中で育った。自然も豊富でわんぱくに育った。
丸大ウインナーのCMの「わんぱくに育てよ〜」丸岡にかけたセリフだったかと思うくらいに。
ちゃむは3歳くらいの頃に死にかけたらしい。
なんでも崖から落っこちたとの事。
ちゃむは今でもに水泳の飛込みが出来ないが、それは幼い頃に川に落ちたトラウマのせい。
死にかけた崖と、落っこちた川(恐らく吉野川)との因果関係はわからない。
ちゃむはハイジの登場人物の中でも特に、ロッテンマイヤーさんがツボった。
ロッテンマイヤーさんとは、それまでスイスの山暮らしをしていたハイジが、大都会フランクフルトの
由緒だ出しい家の体の弱いクララの遊び相手に任命され行った先の家の厳しい女性執事だった。
山暮らししかしたことのないハイジの行動はことごとく、厳しいロッテンマイヤーさんの逆鱗に触れた。
ハイジのことも本名の「アーデルハイド」と一貫して呼んだ。
ちゃむはハイジのことを自分に照らし合わせて観ていたのかも知れない。
大自然の中で育つハイジと自分。そして自分の家は旧家であるのでギャップもわかる。
幼少期はハイジごっこをする時に、ロッテンマイヤーさん役を好んでやったちゃむだが、
ハイジとクララの家の厳しい執事であるロッテンマイヤーさんの関係に思いを馳せて、
フランクフルトの場面や、その後クララがロッテンマイヤーさんとともに、
スイスのアルムの山を訪れたときを演じたに違いない。
ロッテンマイヤーさんは基本的にSである。フランクフルトにいる時は厳しい。
そんな厳しいロッテンマイヤーさんの監視下の下、ハイジは精神がおかしくなった。
しかし、そんな厳しいロッテンマイヤーさんもクララの静養のため、ハイジのふるさと、
スイスの山奥に同行すると、急にヘタレキャラとなる。いちいち奇声を上げる。
セントバーナード犬のヨーゼフに過敏に反応したかと思えば今度はヤギに・・・
そんなドSだけど、実は天然でおっちょこちょいなロッテンマイヤーさんに
実は幼いちゃむは自分を投影していたんだろうか?
だとすると面白い。論文が一稿書ける!
「大自然と由緒正しい家柄におけるサディスティックな葛藤とその行動と共感」
つうことで
>>950踏んだので新スレ立てます。
ちゃむは幼い時にゴレンジャーごっこをやった。
ゴレンジャーの放映が1975年だったから、ちゃむは幼稚園生だっただろう。
近所の幼馴染みだったデブのヒロ君は黄レンジャー役だった。
ちゃむはもちろん桃レンジャー!
幼馴染みで黄レンジャー役をやっていたヒロ君は後の幕内力士・時津洋である。
ちゃむの格闘技好きの傾向は、この幼馴染みの郷土力士が発端となったことは想像に難くない。
ミヤネ屋時代にいじられ、朝青龍問題に言及したことや格闘技のフェア精神を語り、
今まであった憧れの人の中で最も嬉しかったのは「武蔵丸さんです」と答えている。
プロレス以前に相撲ファンであったことは、この流れで推測できる。
幼馴染みの時津洋はちゃむの北海道時代に幕内で活躍した力士である。3つ位年上。
武蔵丸はちゃむとほぼ同年代で、俗に言う「若貴時代」に活躍した外国人力士。
ちゃむが上京して、セントフォース入りをして、日テレに中途入社した時代と若干重なる。
そういう意味で、武蔵丸にアウェイでも頑張っている自分を投影して応援していたのかも。
ちゃむがごっこでやった桃レンジャーは、非常に革新的な存在である。
それまで特撮ヒーローものは男が一人で戦っていた。
仮面ライダーしかり、キカイダー、ロボット刑事、イナズマン・・・しかり。
それまで正義のヒーローごっこに女の子の出る幕はなかった。。。
ところが、ゴレンジャーではカッコイイ女性が颯爽と変身して男たちと一緒に戦う。
しかも桃レンジャーは最後の攻撃のゴレンジャーハリケーンの起点となるのだ。
ごっこをするとしても積極的な女の子しか起用されないはずである。
ちゃむが桃レンジャーをやっていたと言うことに、幼い頃の活発さが見て取れるのでは?
ゴレンジャーに話を戻す。
ゴレンジャーは女性も攻撃に参加すると言うことでエポックメイキングな作品であった。
実はキー局の間で、人気コンテンツだった仮面ライダーシリーズのい放映権が移ってしまった。
それまでライダーシリーズを放映していた局としては、新たなヒーローが欲しかった。。。
そこで一連の特撮ヒーローの原作者、石森章太郎に頼んで生み出されたのがカラフルなゴレンジャーだった。
カラーテレビ普及の時代とあいまって個性のある5人が力を合わせて戦う画期的なものだった。
カラフルな色と複数人で戦う設定にはそれぞれ個性が必要だった。
実質リーダーの赤に、補佐するナンバー2に青。カッコイイだけでは絵にならない。
そこで、デブでカレーが大好物の太っちょ黄レンジャー。
そして強調するが、女性の桃レンジャー。
大人の事情で作られたゴレンジャーは、ヒーローごっこ遊びに女の子が参加できるようになったのだ!
もちろん幼い頃から活発で容姿端麗なちゃむは自然にその輪に加わったに違いないのである。
ここまで育った脇町から、ちゃむの幼少期を探ってみた。
あとはどうぞ。寝る。