【MBS】 チョアヨ!八木早希 Part27 【毎日放送】

このエントリーをはてなブックマークに追加
277名無しがお伝えします
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 女性記者の受難

 ソウル駐在の日本人記者にも近年、女性記者が増えている。2000年代に入ってから
産経新聞を筆頭に女性記者を派遣するようになり、一時は4人いたが、
現在は産経とNHKの2人になっている。

 昔から何かと騒がしい朝鮮半島だけに、ソウル勤務は“戦場”並みに危険視されていて
もっぱら男性記者だけが派遣されていた。しかし経済発展や韓流イメージなどもあって
ソウル勤務も安全となり、女性記者OKとなったようだ。

 韓国では伝統的に日本女性の評価が高い。やさしくて、愛嬌(あいきょう)があって、親切…
というわけだ。「男によく尽くす」などという評価もあるから、日本統治時代の古い日本女性の
印象だろうか。今でもテレビドラマや映画などに登場する日本女性は、もっぱらそんなイメージで、
いつも「いい日本人」になっている。

 だから日本の女性記者は韓国では何かと有利である。取材対象のほとんどは男性だから、
彼らは日本の女性記者にはことのほか親切でよく協力してくれる。ところがそこが曲者(くせもの)
というか、落とし穴(?)がある。当局者であれ学者、研究者であれ、付き合いができ親しくなると
「男」として迫ってくるのだ。

 セクハラを越えて危機一髪というのもある。日本の女性記者には悩みのタネだ。
もともと韓国男性の“押せ押せムード”は有名だが、同じ女性記者でも欧米系には
やらないようだから、ここでも日本となると垣根意識がないのかな。やはりソウルは危機地域?
(黒田勝弘)

産経新聞 2009.8.22 03:48
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090822/kor0908220348000-n1.htm