【ともると!】◆本田朋子Part31◆【トモポン】

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246名無しがお伝えします
立命館大(京都市)が、国からの補助金削減を避けようと、4月に開設された生命科学部の新入生415人に
他学部への「特別転籍」を募り、8人が応じていたことがわかった

 同学部の入学者は定員(280人)の1.48倍で、国が補助金をカットする基準の1.40倍を上回っていた
志磨慶子・教学部事務部長は
「学生数の超過は、教育環境の悪化を招き、補助金削減などで経営面にも影響があり、転籍を呼び掛けた」
と説明している

 文部科学省によると、学生数や教授の給与などに応じ、私立大に経常費補助金を支給
入学定員を超えれば、補助金を減額し、今年度は定員に対する超過率が1.40倍を超えた場合
不交付となる

 このため、同大学は超過率が1.40倍未満になるように、特別転籍枠を25人に設定したが
応募は8人だけ
面接選考して薬学部や法学部など5学部に転籍した
同大学は補助金削減の影響額について、「数千万程度」としている

 また、同大学は、1993年度の文学部哲学科と国際関係学部
94年度の理工学部、99年度の政策科学部でも、同様の理由で、特別転籍を実施したと明らかにした