そんな新潟の行動の殆どは典型的なボーダー(境界例)」による「投影性同一視」で説明がつきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/境界例 「境界例(きょうかいれい。ボーダーラインケースの訳語)は精神医学の用語である。
境界例とは、旧来の境界例概念に基づく、人格障害における広義の疾患概念であり、
主にB群人格障害(反社会性人格障害、境界性人格障害、自己愛性人格障害、演技性人格障害)
の病理を持った患者を指す。」
http://homepage1.nifty.com/eggs/iryou/gihou/projectiv_id.html 投影性同一視という防衛機制は、境界例の患者がよく使う防衛機制です。
自我が貧弱なために自分で自分を愛することができないからなのです。
自分に向き合おうとすると、どうしても見たくもない都合の悪い感情と
向き合わざるを得なくなりますので、
つまり、極端な言い方をすれば、他人の人格や個性などはどうでも良くて、
あくまでも自分の延長としての存在としてしか他人を理解しないのです。
スタッフという鏡に向かって敵意を露にし、嫌悪感や憎悪を剥き出しにするのです。
こうすることで、自己嫌悪を回避することができるのです。
本来の自己嫌悪というのは、自分の中にある醜い部分を見つめることで発生するのですが、
この醜い姿を強引に他人に押しつけて、その憎まれ役を割り振った人に対して嫌悪感を向けるのです。
つまり、自己嫌悪を、他者嫌悪へとすり替えてしまうのです。こうすれば、悪いのはすべて他人
ということになりますので、自分自身は善人のままでいることができますし、自分で自分を嫌悪
しなくてすむわけです。