立命館大(京都市中京区)は9日、経営学部の選択科目「経営学特殊講義(会計士サポートプログラム)」(2単位)と
前身の「会計学特論II」(同)の講義を、98〜06年度の9年間にわたりほとんど開かず、単位認定に必要な授業時
間数を満たしていなかったと発表した。受講生は計463人に上る。
大学によると、この科目は公認会計士を目指す学生向け。受講生の大半は専門学校など外部で学んでおり、その学習進
度や到達度を2回のリポートに書かせることで、成績評価をしていた。資格試験の勉強をサポートするのが狙いという。
教室での講義はほとんどなく、06年度は初回ガイダンスだけだった。
http://www.asahi.com/national/update/0409/OSK200704090065.html