■キャンパス撤退なら補助金返せ 〜滋賀・守山市
滋賀県守山市から大学のキャンパスが撤退する際、補助金が市に返還されなかったとして、
市民が市長に32億円の返還請求をするよう訴えました。
問題になっているのは、おととしまで平安女学院大学があった守山市のキャンパス跡地です。
平安女学院は大学をつくる目的で、守山市などから32億円の補助金を受けましたが、
定員の学生を確保できずに撤退を決定。
その際、補助金の返還をしないまま、跡地には立命館高校が開校することになりました。
提訴した元守山市議の男性によると、「平安女学院は立命館から資金援助を受ける代わりに
跡地を差し出す」という交渉をまとめていて、守山市の山田亘宏市長は交渉を
知っていたのに議会などには隠していたということです。
このため、男性は市長に対し、大学誘致のための補助金32億円の返還を立命館と
平安女学院などに請求することを求めています。
山田市長は「訴状を確認していないのでコメントを控える」としています。 (03/13 19:33)
http://www.mbs.jp/news/kansai_NS223200703131749310.shtml