【TBSの】出水麻衣は恋人募集中♪Part15【褐色娘】

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830名無しがお伝えします
「エスキモー」の語源は東カナダに住むクリー族の
「生肉を食べる者」を意味する語であるとよく言われるが、これは民間語源である
しばしば蔑称的に使用されたため
1970年代ごろからカナダでは「エスキモー」は差別用語とされ
「人々」を意味する彼らの言葉「イヌイット」が代わりに使用されている
日本のマスコミ、出版界でも「エスキモー」は差別用語であり
「イヌイット」に置き換えられるべきとされていた
この背景としては、生肉を食べる行為は野蛮であるという一部の思い込みなどがある


イヌイットという呼称は、本来「人々」を意味する言葉ではなかったとされている
先住民運動の高まりによって、詳しい経過は不明だが
これまでエスキモーと呼ばれてきた集団について自称としての呼称が必要となり
イヌイットという言葉が採用されたのである

カナダ以外の地域では「エスキモー」と呼ぶことに何も問題はない
アラスカでは「エスキモー」という呼称はれっきとした公用語で差別用語ではない
あえて言うならばアラスカエスキモーは「イヌピアト」で
シベリアやセント・ローレンス島在住の少数民族は「ユーピク」と呼ばれ
カナダのバフィン島や
グリーンランド方面に住む少数民族の呼称である「イヌイト」と呼ばれることの方が差別的とされる

「イヌイト」は、従来「エスキモー」と呼ばれている北方民族のうち
最大の勢力を占める部族の名前なので
総称の「エスキモー」を一律に「イヌイト」と呼び代えることは
喩えるなら「日本人(日本国籍を持つ者)」のことを
帰化日本人やアイヌ民族などを無視して
「大和民族」と呼ぶのと共通した問題を孕むことになる

最近では本人達が「エスキモー」と自称している場合は置き換えないマスコミも多い