【TBSの】出水麻衣は恋人募集中♪Part15【褐色娘】

このエントリーをはてなブックマークに追加
824名無しがお伝えします
カルタゴはフェニキア人の建設した都市の一つでした
伝説によるとフェニキアの王女エリッサが難を逃れて西に向かった際にチュニジア湾を見つけ
この地に街を建てて落ち着いたことがカルタゴの始まりだといいます
カルタゴはフェニキア人の言葉での意で「新しい街」
やがてカルタゴの港にはチュニジア湾の地の利もあってか、たくさんの船が帆を休めるようになりました
カルタゴ人はフェニキアの旺盛な冒険心を継いで、世界各国に船を走らせ交易にいそしみました
彼らは「沈黙交易」と呼ばれる方法で、言葉の通じない部族とも物々交換を行っていたそうです
アメリカ大陸へ足を踏み入れたカルタゴ人が居るという話もあるくらいですから
その活動範囲の広さは驚くものがあります
カルタゴの大航海時代ともいわれるこの時代
地中海ではたくさんの植民都市がカルタゴ人によって建設されたのです
紀元前5世紀頃から次第に勢力を強めていくカルタゴは
シチリアを巡ってギリシアと争います
ギリシアもカルタゴと同様に地中海沿岸の植民活動を活発に行っており
その勢力に対抗するためカルタゴも頻繁に軍を派遣しなければならなかったのです
カルタゴはただの交易都市から西地中海交易の保護者へと変貌を遂げていきました
そのころカルタゴはマゴ家と呼ばれる一族が国政を支配していました
マゴ家は王ではなく有力な貴族かつ将軍であったようで
彼ら一族は150年間ほどのあいだ第一人者の地位を保ったようです
マゴ家の指導により、カルタゴの軍は傭兵制を導入します
カルタゴの人口は最大でも70万人といわれ
大きな軍隊を支えるにはあまりに人数が少なすぎました
傭兵制度はいずれ必要になったことでしょう。マゴ家は艦隊の整備にも力を注ぎました
地中海最大のガレー艦隊を有するカルタゴ艦隊は、周囲の国から大変恐れられました
またカルタゴは船の建造技術にも優れ
5階層のガレー船を運用していた唯一の国といわれています