【TBSの】出水麻衣は恋人募集中♪Part15【褐色娘】

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802名無しがお伝えします
>>801の続き
【サハラ交易の発展】広大な砂漢を横断するサハラ交易の発展は,紀元前後のサハラ砂漢へのラクダ導入に始まる
その主要な担い手として活躍するのは,モール人として知られる,べルベル族の一派サンハジ族である
ガーナ王国の起源は4世紀ごろにさかのぼるとされるが,それはラクダがサハラに普及した時期に相当している
そのころはべルべル系の白人王朝であったが
ガーナ王国として知られるようになる8世紀には黒人支配の王朝に変わっていた
その黒人とは,ガーナ王国伝承地に現在多数分布している,マンディング語族のソニンケ族の祖先であったと考えられている
王都は現在モーリタニアの砂漢中に位置するクンビ=サレーにあったが,位置は必ずしも一定していなかった
クンビ=サレーのさらに北方には,アウダガストが重要な交易都市として成長し
南モロッコのシジルマサーなどの北アフリカの交易都市とのあいだで,交易活動を盛んに行った
ガーナ王国の主要輸出品は金であり,その金は
ヨーロッパとイスラーム世界における金貨鋳造の促進と貨幣制度の確立に寄与したとさえいわれている
金の産地はしかし,ガーナ王国南方,セネガル川上流のバンブクと,ニジェール川上流のブレにあり
産地とガーナの交易都市とのあいだの交易は,原地民の仲介に依存していた
それも仲介の商人が金の採掘者と直接取引するのでなく
一定の場所に放置された金を一定の物品と交換する「沈黙貿易」に頼っていたようである