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名無しがお伝えします:
以前に堂ちゃんがここにいたときは、目さえ合わせられなかった
だって堂ちゃんはただ天使みたいだから
堂ちゃんの肌に触れると涙がこぼれそうだよ
堂ちゃんは美しい世界で羽のように浮かんでいるんだ
ああ、僕も堂ちゃんのようになれたらなあ
堂ちゃんは、とってもとくべつなんだよ
それなのに、僕は汚いし、最低なんだ
僕はいったいここで何をしているんだろう?
ここは僕のいるべき場所ではないのに
痛いかどうかなんて僕は気にしないよ
僕は自分をうまくコントロールしたい
僕は完全な身体が欲しい
僕は完全なる魂が欲しい
僕が堂ちゃんのそばにいないときでも、堂ちゃんは本当にとくべつなんだって
気が付いてくれるといいのに
僕もとくべつな存在だったらいいのに
でもね、僕は陰気で、おかしな奴なんだ
僕は一体ここで何をしているんだろう?
こんなところにいるべきじゃないのに
ああ、堂ちゃんがドアから出てゆく
堂ちゃんが走ってゆく
走って走って走って走って走って
ねえ、堂ちゃんが喜ぶことなら何でもするよ
堂ちゃんが望むのなら何だって手に入れるよ
堂ちゃんは本当にとくべつなんだから
僕もとくべつだったらいいのに
でも、僕はいやらしくて、変態なんだよ
僕はこんなところで一体何をしているんだろう?
ここには僕の居場所なんかないのに
ここには僕の居場所なんてないのに