8月15日 束の間の南国のバカンスから帰国後
(旅行疲れと、明日からの無味乾燥な日々に憂いつつ洗濯機の前で…)
−リフレッシュできたか?
「おう!命の洗濯してきたで…」
−今後の人生の方向。
「(不毛な激務に流せされつつ)考えるわ。すぐに(一朝一夕に答えは)出んわ…」
−有紀は念願の昼帯でさらなる飛躍。
「おう!(有紀は)いつまでも未明の番組で燻ってるタマちゃうわな!(有紀の)
賞味期限はともかく消費期限まではまだまだ時間あるしな。それまでに一花
咲かせればええやん!俺もここで(N証券)まだやれることはあるはずや!」
(自身に言い聞かせるように語尾を強め、洗剤のボールドの分量を、
発汗量の多かったことを考慮し、普段より三割増で円を描くように投入した)