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名無しがお伝えします:
私の好きなアナウンサーの一人が、テレビ東京の倉野麻里である。
彼女のアナウンスは一見すると退屈だ。地味にニュースを読み、
コツコツと静かな清楚ぶりを見せてはいるが、あまり目立とうとはしない。
決してリスクを犯さないディフェンシブなアナウンスメントだ。
故に派手なバラエティ番組はおろか、豪快なスポーツ番組とも最近までは無縁
だった。しかし不思議なことに、視聴者は彼女のパフォーマンスについつい引き込
まれてしまうのである。
何故か?それは、彼女が極上のアナウンステクニックの持ち主だからにほかならない。
数十回と出演してきたトレンドたまごで培った抜群のアナウンス技術と、
大江麻理子を彷彿とさせる無駄なく確実に美声を紡ぎ上げる術は、
地味ながらも味わい深く、気がつけば虜になっているのだ。
彼女の出ている番組を見ていると、アナウンスが「しゃべりのアート」だということ
を改めて実感するのである。
私の好きなアナウンサーは、信越放送の生田明子である。
アナ板では杉崎美香の評価が著しく高いし、それは全くもって正しいことだ。
しかし、杉崎以上の実力とカリスマ性を備えたアナがいる。それが生田明子だ。
数年に渡ってUパレードの看板娘として君臨、関西出身ながら信州で不動の人気
を博した彼女、徐々にその人気が信州のみならず全国区となり、事実上の
女子アナウンサー界最高のDIVAとなった。
これまでのキャリア最大の番組だったUパレードでは、彼女が信越放送になくては
ならない女神であることを証明したと私は思う。それほど素晴らしいパフォーマンスだったのだ。
強烈な威力で知られる同期・杉崎美香の美声とよく比較されるが、生田の美声は
華麗で洗練されていて、上品なものだ。そして彼女はスタジオを舞い、スピーディーで
正確無比なナレーションを展開する。あの番組のすべてが彼女のものだったといっても過言ではない。
以前は今ひとつ評価の定まらなかった生田明子が一躍、日本中のアナウンサーファンにその名を轟かせ、
アナウンサー・萌え萌えランキングで首位に踊り出たことは記憶に新しい。
私は、これまで以上に生田明子がアナウンサー界のトップクラスの地位で活躍されることを期待する。