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名無しがお伝えします:
同和地区における不動産価格
藤田敬一氏へ
昨年末の藤田さんの講演で、同和地区内の住宅がなかなか売れなくて、
道一本隔てた建売住宅が基礎工事の段階で完売になったという話を聞き、
思い出したことがあります。
私の友人に不動産屋さんに勤めているひとがいます。十数年前に三里塚闘争
で逮捕され、一年近く留置場と拘置所を体験した後保釈され、その後食い
扶持を求めて建築・不動産の勉強をして、いまや有能な不動産営業マンです。
数年前に私がマンションでも買おうかなと思った時、それを聞きつけて
早速我が家にやってきました。
その時は不動産業の様々な裏話・本音を聞かせてくれて、なかなか
おもしろかったのですが、その中に同和地区内の住宅についても
聞かせてくれました。
あそこのホリゲって君も知っているやろ。同和地区や。こんなこと
言うたら、僕自身もむかし狭山闘争なんか行っとったンヤから、
どうかなと思うンヤけどな。これ見てみ。このファイルの最後にある
5〜6枚、全部そこなんや。これだけ広くて、築年数がこれで、
駅からもまあ近くて、それがこんな値段や。2割どころヤない、
もっと安い、それでも売れんのや。差別はあかんことは分かって
いるンヤけど。売れんものはしゃーない。あんまり売れんので
そのままにしてたから、ほら見てみ、そこの紙、みんな紙の色が
変わってるし、端がボロボロになってしもうタ。