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名無しがお伝えします:
部落問題とは
糾弾会 (大橋が積極的に関わっている事件)
糾弾会は、事前に、その差別事件について事実の確認と分析をおこない、
どのように糾弾するのかという「糾弾要綱」を作成して、組織的に
おこなわれます。
組織的に糾弾会をおこなう理由は、差別した人を恫喝したり、
威圧するためではありません。その理由は、差別事件そのものは
個人的であっても、部落の人たち全体の怒りを呼ぶからです。
なぜなら、差別は、すべて当事者が部落出身者だからという
理由でおきているからです。また、差別される立場、権力を
もたない立場の者は、集団的行為をとらなければ自分を守る
ことができない弱い立場にあります。現状では、差別事件を
おこした人に対して、個人的に抗議をおこない、真の反省を
促すことはひじょうに困難なことであり、抗議することさえ
できない場合もあるからです。
糾弾は組織的に行なわれることによって社会的にも認められ、
差別した人の真の反省と差別された人たちの自覚を促し、
差別を許さない集団がつくられるのです。