【初心者歓迎】UFOキャッチャー、プライスゲーム質問スレッド
技といっても、体系的にまとめるとせいぜい
「重心を狙って掴んで、持ち上げる」
「わざと重心をはずして掴み、景品の位置や姿勢を動かす」
「隙間があったらそこに刺さるようにアームを下ろす」
くらいのもので、技とかなんとか言われてるのも上のどれかでだいたい説明のつく応用ばかり。
要は「もしここにこうアームが入ったら、この荷物はどう動くだろうか」
というのをどれだけ正確に想像できるか、ただそれだけだよ。
想像しにくい場合は自分が持ってるぬいぐるみや箱を相手に、
自分の指をアームに見立てて、色んなところから一本指を緩〜くひっかけて力を込めてやったら
どんなふうに転がるか・どのあたりにひっかけたら重心を捉えることが出来るか・
もしその景品を力づくで持ち上げようとする場合アームにはどのくらいの重量がかかってくるであろうか、
といったことが実際に目と指にかかる感覚で分かってくると思う。
やる前にそのへんのことをよく考えもしないで、ただ景品のそばにアームを下ろしてやれば獲れると思ってる素人さんを偶〜に見かけるけどンなわきゃあない。
台の設定の善し悪しによって、使える技は異なってくる。
アームの力を着眼点に3段階に分けてみたので、
@の方法が無理な台ならAで・それもダメならBで、というふうに使ってみよう。
@アームの力が強く、景品を掴んだ状態でUFOが上まであがりきることが出来る場合
巷でよく見かける攻略テクで、
「重心を狙ってもちあげる」とか「頭の大きいぬいぐるみは頭をつかんで」とか
「たすきがけ」とか「箱の横の穴に爪を入れて持ち上げて運ぶ」
といったものをよく聞くが、それ使えるのはこれくらいアームの力が強い設定の時のみ。
そういう親切な台は滅多に無い=上で挙げたようなテクが使える状況は滅多に無い、
と思った方がいい。
でも偶にそういう良い設定台もあることは確かなので、そういう良台でだけしか勝負せずに
ちょっとでも面倒な台は早々にやめて投資しないというスタンスの人がある意味いちばん勝ち組。
Aアームの力が若干強い程度で、景品を掴んでもUFOが上まであがる途中でアームがへたれてこぼしてしまう
紐や穴や取っ手、箱の隙間なんかがある景品や、ぬいぐるみでも構造が複雑なものになると
「ここにちょうど爪が入ったら、抜けにくくなるんじゃないか?」というポイントがある。
特にUFOを下ろしていった時に、ちょっとやそっと景品に触れた程度ではUFOが止まらないような
設定の台だと、その下りてくる時のパワーを使ってそうしたポイントに爪をブッ刺すことが出来る場合が。
アームの力がいかに弱かろうと、抜けなくなってアームにくっついたままの景品ならば運んでくれるので
これを利用してゲットするという手段。獲得口の上まで行っても抜けないので店員を呼ばなきゃならないこともあるが。
しかし店側でもそうした隙間を狙われないように意地悪に梱包することも多い。
「持ち上げて運ぶ」という手段は完全に使えない場合は、
獲得口に高いシールドがある台でこれだとまあ諦めた方がいいでしょと思う。
だがシールドが無い場合なら、その若干強いアームを使って徐々に運んでいくという手も使える。
徐々に運んでいく時の基本的な考え方は以下のとおり。
□ →
景品を上図の方向へ動かしたい場合は
< >
□
こっち側のアームが景品ギリギリの淵にかかるようにUFOを下ろす。
ギリギリであればあるほど運んでいく力は強くなる。
これが基本。
…ただ例外もあって、大物の景品の場合だと基本とは逆の方向に行くことも。
< >
□
こっちの側にアームをかけてやることで
< >
◇ ググッ…
と傾きながら持ち上がりかけた景品が落ちる時に…
< >
((□ ゴロリン!
となって、結果的に→方向へと移動するという理屈。
普通は基本として挙げた方のやり方でまず試してみて、もし反対方向に行くようならば戦術変更すればいい。
上の説明は右左方向への移動について書いたが、前後方向への移動についても
アームの右左ではなくUFOの前後位置によって行うという点が違うだけでだいたいの理屈は似た感じ。
Bアームの力が景品の重さに対して余りに弱く、撫でる程度しかしてくれない
これはもう本当に諦めた方がいいと思うのだが、
どう〜しても!幾ら投資してでも欲しい!という景品の場合。
UFOキャッチャーの基本は「重心を掴むこと」と言われているが、
「重心を掴む=アームには景品の全重量がかかってくることになる」
というのが意外とおろそかになりがちな盲点だったり。
馬鹿正直に重心でしっかり全体を持ち上げようとするから
ただでさえ弱いアームがすぐにヘタレてしまうのである。
いっぺんで完全に持ち上げることはどうせ出来ないんだから、
だったら思い切って重心からはずれた端っこの方にアームをかけてやれば、
アームがヘタレるまでの時間を1秒程度だけでも多く稼ぐことが出来て、
ほんのちょっとだけでも持ち上げて運んでくれる可能性が高まる…という考え方。
リラックマとかのでかいぬいぐるみの場合も使うことが多い手段。
○
□
‖
上から見てこんなふうに寝そべってる重〜いぬいぐるみがあったら、
まずは頭側の端っこ…こめかみよりも上のあたりを、
移動させたい方向に行くよう(Aでの理屈を参考に)引っ掛ける。
すると、脚側は接地した状態のまま頭側だけをちょこっと運ぼうと
アームが頑張ってくれる。
「脚側が接地している=重量の約半分は地面に分散している」
ので、弱いアームでもちょっとくらいなら運んでくれるかも知れないのだ、
馬鹿正直に重心で全体を持ち上げようとするよりかは。
○
◇
//
脚の位置は移動してないのだが頭側だけが移動して斜めになるので、
今度は脚側の端っこを狙って動かしてやれば
○
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‖
こうなる。
(実際は上の図ほど大きく動くわけではない。ほんのちょっとずつ這っていく形になるが頑張れ)