松浦辞任くる?
エイベックスの“重大発表”に注目が集まっている
http://news.livedoor.com/article/detail/4683767/ 週明けからエイベックス・グループ・ホールディングス(AGHD)の動きに注目が集まりそうだ。
今月29日に“重大な発表”を行うという。
「同社は当日に取締役会を開き、大幅な役員構成の変更をするというのです。
通常の異動なら新聞辞令で済む。ところが、AGHDはわざわざ記者会見を開くというので、
“何を発表するつもりだ?”と今から騒ぎになっているのです」(レコード業界関係者)
昨年から同社は急ピッチで経営の合理化を進めている。力を入れてきた実写映画事業からも
事実上撤退し、アニメと携帯事業にシフトする方針を固めた。また、今後は社員のリストラと並行し、
「数百組いる所属歌手・俳優の整理縮小が課題になっていく」(AGHD関係者)という。
AGHDは松浦勝人社長の持論である「リストラはしない」とは正反対の方向に進もうとしていること
になる。となると、29日の“発表”では松浦氏の社長交代もあり得ると指摘する声もあるわけだが。
「松浦氏はAGHDの“生みの親”として、代表権を持たない『社主』に退くとみられています。ホリプロ
創業者の堀威夫ファウンダーみたいな立場です。後任は “5人衆”と呼ばれる松浦社長以外の
創業メンバー(千葉龍平副社長、荒木隆司専務、林真司常務、小林敏雄取締役)か、まったく別の
若手を抜擢するかのどちらかでしょう」(音楽業界関係者)
それで株主と社員は納得するか――。いずれにしても、AGHDはしばらく大揺れ必至とみる。
(日刊ゲンダイ2010年3月26日掲載)