【最終】通天作戦第36会議室【決戦!】

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899どっちの名無しさん?
その時。ドアが開く音がしたので、僕はビクッ、と怯えた。
いや、心の底では、期待したのかもしれない。
さらなる調教と凌辱を。
だが、開いたドアの向こうから現れたのは…。

「あ…あにぃ…」
「衛…?」

衛は倒れている俺の元に駆け寄ると、優しく抱き起こしてくれた。
「あにぃ、大丈夫?可哀想に…」
衛が優しく髪を撫でてくれたので、僕は驚いた。
衛はキッ、とした表情になると、意を決したように言った。

「あにぃ、ここから逃げよう」