765 :
どっちの名無しさん?:
「兄いー、どこ?咲耶ちゃんの部屋?」
衛の声と足音が次第に近づいてくる。
上顎の裏を舐め、唾液を送り込む千影のキスと、乱暴な咲耶の愛撫で、僕はもう射精寸前だった。
でも、見られたくない…こんな恥ずかしい姿を、衛にだけは…。
天真爛漫に僕を慕ってくれる衛にだけは!
「本当にイヤなら、チンポをシゴく手を止めてみなさいよ、ほら」
意地悪く笑うと、咲耶は僕の手に重ねていた両手をどけた。
今まで、咲耶の手で強制的にシゴいていたのに…。それがなくなっても、僕の手はペニスの皮をしごく上下運動をやめなかった。
どうして…見られたくないのに…恥ずかしいのに…。
あまりの気持ち良さに、チンポをしごく手が止まらない…。
衛の足元が目の前の廊下で止まった。
ドア一枚へだてた部屋の中で繰り広げられている痴態など想像もしていない衛の、明るい声が響き渡った。
「兄ぃ、入るよー」
衛の声を聞き、思わずペニスをしごく手を止めようとした瞬間。
千影が今まで吸いついていた僕の唇から離れ、耳元で囁いた。
「ほら、兄くん…イクがいい…」
そう言うと千影は僕の股間に手をつっこみ、皮を乱暴に剥いた。
「はぁん!はぁああああん!」
次の瞬間、絶望と快感に声を上げ。
女装させられ、下半身丸出しで椅子に縛られていた僕は、みっともなく精を放っていた。
そう、ドアを開け、部屋に入ってきた衛の顔面に向かって。