617 :
どっちの名無しさん?:
そういいながら咲耶ちゃんは、僕のズボンの中に手を突っ込んだ。
「お兄さまったら…。せっかく千影ちゃんが剥いてくれたのに、また元に戻しちゃったの?」
「だ、だって、痛くて…」
「もう!ダメじゃない!そんなんだから、いつまでたっても短小包茎なのよ!」
この間まで、僕の事をうるさいくらいに慕ってくれた咲耶に未熟な性器をなじられる…。
悔しさと、恥ずかしさと…かすかな歓びがこみあげてきた。
「あらぁ?興奮してきたの?」
咲耶ちゃんは、半勃起状態になった僕のペニスを、ふにふにとこねくりまわした。
「興奮してもこれだけしかないの?これじゃ小さいオチンチンというより大きなクリトリスね」
「そ、そんなぁ…やだよ、やめてよ、咲耶ちゃん」
僕がその言葉を言い終わる前に、咲耶ちゃんは余っている皮をギュッ、とひねりあげた。
「ひぎぃ!」
涙が出るほどの激痛に思わず声をあげた僕に向かい、咲耶ちゃんは厳しい口調で言った。
「言ったでしょ!女の子なら女の子らしい言葉使いをなさい!」
じんじんと痛む皮の傷みに涙ぐみながら、僕はかすかな声で言った。
「や…止めてください…お願いです…咲耶さま…」
「んもーうっ!お兄さまったら、なんでそんなに可愛いの!」
咲耶ちゃんはいつもと変わらぬ調子で、僕に抱き着いた。
しかし次の瞬間、聞いた事の無いような怖い声で囁いたんだ。
「でも、お兄さまは貞操を、千影ちゃんに捧げちゃったのよね…」
鬼気迫るその言葉を耳元で囁かれ、僕は思わずゾッとした。