■■故・城達也のジェットストリーム■■

>>885の11月25日予定の特番って何時からでしょうか？

ジェットストリーム３７年、旅情伝えて“飛行１万回”
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20041122i414.htm

生きてるかぎりは どこまでも
探しつづける 恋ねぐら
傷つきよごれた わたしでも
骨まで 骨まで
骨まで愛して　ほしいのよ

やさしい言葉に まどわされ
このひとだけはと 信じてる
女をなぜに 泣かすのよ
骨まで 骨まで
骨まで愛して ほしいのよ

なんにもいらない 欲しくない
あなたがあれば しあわせよ
わたしの願いは ただひとつ
骨まで 骨まで
骨まで愛して ほしいのよ

>>892
公式サイトを参照

10000回up

いやあ、早速聞きのがしてしまいました＞１万回記念

ヤフーのブリーフケース作りました。

ミッドナイトオデッセイを一つアップしてますので好きにDLして下さい。
またもし、城さんのコレクションお持ちでしたらメール添付で送信して下さい。
責任を持ってこのスペースにアップさせて頂きます。

http://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/5618d2ab/bc/jet1/jet1.mp3?bcisQBCB0qmsR5nd

なお、コレクションのPC音源化(MP3)が分からないという方は
お手持ちのプレイヤーの出力からPCのライン入力へ専用ソフトで
MP3化できます。

参考
http://www.rukihena.com/soft/srecdoc.html

ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/5618d2ab/bc/jet1/jet1.mp3?bcisQBCB0qmsR5nd

>898　さん
クリスマスプレゼントですね。
ありがとうございました。

>898 さんありがとうございます。

ごめんなさい、流れ無視の保全上げです。

ホシュ

あげ

>>898
ｻﾝｸｽ。
いただきますた。

http://www.sanyo.oni.co.jp/newspack/20050120/20050120010006701.html
　アルフレッド・ハウゼ氏（タンゴのバンドリーダー）ドイツ・ハンブルクの夕刊紙
アーベントブラット（電子版）によると、１４日、ハンブルクで死去、８４歳。死因は不明。
「真珠採りのタンゴ」「黒い瞳」などの名演で「タンゴの王様」と呼ばれた。

　第２次大戦敗戦後、北ドイツ放送ダンスオーケストラの指揮者となり、コンチネンタル
タンゴの楽団を率いてドイツ戦後音楽界の一翼を担った。６５年以降、同楽団とともに何度も
来日し、日本でのタンゴ音楽ブームに火を付けた。

　ドイツ・ミュンスターで造船エンジニアの息子として生まれ、子どものころからバイオリン、
サクソホン、ピアノなどを学んだ。（ベルリン共同）

age

あんなに旅情をかき立てる番組はなかった。
画像があるわけでなく、ナレーションと音楽だけで
表現し、感動させるなんてなかなか難しい事。

つくづく不世出のラジオパーソナリティだった。

さる年のヨーロッパに虹とともに思い残した、
夏があると思わないか。
例えば、南ドイツの古都で雨。
入口に可憐な鈴をつけたカフェで、
紅茶茶碗を掌に包み、指先を温めていた夏もあった。
少し曇った窓ガラスごしに黒々と濡れた石畳が見え、
塗り替えて間もない砂糖菓子色の家並みが、
見捨てられた絵本のように、青ざめていた。
こんなことがあってはならない、と思いながらも、
カフェの客は私一人で、
次の町へのバスを待つ間の時間、
何をする気もなく座っていたのだ。
白い前掛けがが目にしみる女主人が、降り込められた旅人を、
気の毒そうに、レジの傍でみていた。
あの時、ババリアの空の下の、晴れやかな夏を一つ、
私は、カフェの椅子に、残してきたと思っているのだ。

詳しいことにつきましては、お近くの旅行代理店、
もしくは、ＪＡＬＰＡＫリソリソダイヤルへ
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい…

思い出話しをしよう。
何時が夏の終わりか知るよしもなく、
気づけば、蹌踉と日暮れの秋風の道を・・・・・・。
そんなことがあってから、私は用心深くなって、
日毎、人がコーヒーに入れる砂糖の数まで数えるようにしてきたが、
その為にかえって、恋人の心変わりを、早めたかもしれない。
ロダン美術館の、秋の庭に木の葉を踏みながら彫刻相手の独り言して、
つまるところ恋は戻らない、灰色の空模様だというのだ。

芸術に親しむ秋…、JALパックヨーロッパではさまざまな旅をご用意しております。
例えば、「パリ・フィレンツェ5日間の旅」。
名画の舞台となった場所、画家が絵のモチーフを得た場所など、
絵にまつわるゆかりのスポットをご案内いたします。
時代を超え、画家達の思いが蘇るひとときです。
夜はユトリロが好んでその外観を描き、
ピカソらも集ったパリの老舗シャンソニエ「オ・ラパン・アジル」にて
シャンソン・ショーをお楽しみいただけます。
旅行代金は、238,000円からご用意。
詳しいことにつきましては、お近くの旅行代理店、
もしくは、ＪＡＬＰＡＫリソリソダイヤルへ
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい…

金曜の不思議な話の作家は原田宗典さんだよ

城さんの命日なのでage

変わり易い山の気象が突如、
激しい風雨をもたらすような土地でしたが、
雨後の風の爽やかなことといったら
もう、いっせいに湖に帆を張って、
走り出したくなるような町でしたよ。
それは、虹に飾られた、スイスの、と或る町のことだ。
湖畔の陸に、錆色の甍を積み重ねた、古い町並みがあって、
曲がりくねった石畳の坂道に沿ってくすんだ建物の肌が
心に馴染む滞在であったに違いない。
教会の鐘の音を聞きながら、散歩に出て
湖畔の四阿で、うつらうつらと時を過ごす間には、
谷間いの落ち葉が、心の底に届きそうに思えたのではないか。
私は、旅人達の土産話を聞くたびに
切ない夢を見ているような気がするのだ 。

亡くなれて、何年たつんだっけ…。

せめて、ミッドナイトオデッセイが、夢の中で聞けることを願ってage

《ラジオ板＠2ch掲示板》
第一便：http://tv.2ch.net/am/kako/1033/10336/1033657706.html
第二便：http://tv.2ch.net/am/kako/1038/10388/1038838418.html
第三便：http://ruku.qp.tc/dat2ch/0502/26/1050678201.html
第四便：http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/am/1077194433/

《懐かしラジオ＠2ch掲示板》
【ＦＭ東京】ジェットストリーム【日本航空】
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/rradio/1066667262/

【関連スレ】
《ラジオ板＠2ch掲示板》
■■故・城達也のジェットストリーム■■
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/am/995723349/

《■芸スポ速報+＠2ch掲示板》
【ラジオ】TOKYO FM「ジェットストリーム」　３７年かけ来月２５日に放送１万回
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0502/26/1098528945.html
【ラジオ】ジェットストリーム37年、旅情伝えて“飛行1万回”【11/23】
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0502/26/1101136942.html

《ラジオ＠しずちゃん》
城さん、ジェットストリームは最高だったよ
http://shizu.0000.jp/read.php/fm/1022083908/

【おまけ】
Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ辞書「JET STREAM」
http://ja.wikipedia.org/wiki/JET_STREAM
Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ辞書「城達也」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%8E%E9%81%94%E4%B9%9F
ジェットストリーム　ナレーション集【ねこのしっぽ】
http://www002.upp.so-net.ne.jp/nyanko/jetstream_top.htm

ﾗﾌﾞ･ｻｳﾝｽﾞ･ｵﾝ･ｼﾞｪｯﾄｽﾄﾘｰﾑ【NIGHT WARP.TXT】
　第一夜：http://shibuya.cool.ne.jp/masa2339/nwt/lsojs/1frm.htm
　第二夜：http://shibuya.cool.ne.jp/masa2339/nwt/lsojs/2frm.htm
　第三夜：http://shibuya.cool.ne.jp/masa2339/nwt/lsojs/3frm.htm
　第四夜：http://shibuya.cool.ne.jp/masa2339/nwt/lsojs/4frm.htm
　第五夜：http://shibuya.cool.ne.jp/masa2339/nwt/lsojs/5frm.htm

1994年5月上旬のジェットストリームの曲名【ﾌｪｲﾊﾞﾘｯﾂ談話室「ｵｰﾌﾟﾝ･ｶﾌｪ」】
http://www2s.biglobe.ne.jp/~FAVORITE/favorites_opencafe/683351634842442.html
旅の始まりはJET STREAM【同上】
　第一部
　http://www2s.biglobe.ne.jp/~FAVORITE/favorites_opencafe/8817138671875.html
　第二部
　http://www2s.biglobe.ne.jp/~FAVORITE/favorites_opencafe/3235268668077.html

▼・ェ・▼

JETの版権ってTFMじゃなくてJALが持ってるの??
ミッドナイトオデッセイのCD化きぼんぬしようかな。。。

外套の襟を立てた人の、猫背の上のパリの空が暗い。
サンジャック通りの坂道を登りながら、西の町が表情を硬くしているのを感じ、
人恋しさが公園の落ち葉のように積もる秋が、深い。
プールバールのカフェのガラス越しに行き交う人の姿でも見ようか。
籐の背もたれの軋みを聞きながら鼻先にコーヒーカップをもたげ、
その温もりの中に全身をひたしてしまう事ができれば…。

たった今、同じ色の秋を迎えた友がいて、
めくりあう心のカードがちょうど対になって、
いつまでもテーブルの上に積み重ねられていくような、
そんな時間が欲しくてたまらない。

秋が、深くなる…。

ハーグの町から、市電に乗って行きつく海の、
長い色敷石の遊歩道に、人影もまばらな頃のことだ。
その年は、幾らか不十分な夏を過ごして
立ち並ぶホテルも、カジノも、
海に突き出した水族館つきの桟橋も、
冴えない顔をしていた。
遊歩道の下の砂浜に、映画館のセットみたいに並んだ、
天井なしのガラス囲いの海の家が、
北海の風を隔てたデッキチェアーに、
浮かぬ顔の海水浴客を集めていた頃、
強風に波立つ海が、砂まじりに濁って、
一握りの若者たちの胸板を洗い、
無謀とも見えるヨットの帆を、
沖の波間に見え隠れさせていたものだ。
チーズ色をしたオランダ娘の肌が
褐色に焼き上がる筈の夏であったが、
あだな願いの季節がめぐり、
心残りの遊歩道には、乗る人もないメリーゴーラウンドが、
打ち捨てられたように止まっていたのだった。

スペインの恋歌が聞こえる。
バルコンを見上げる若者に、
恋人の寝所の明かりは、夜空の星よりも遠い。
ビロードのマントに、五色のリボンをひらひらさせ、
友に守られた青春の顔が、夜目にも白い。
年を経た石壁の、沈黙の向うから、
直ちに、色よい返事があるはずもなく、
頑固親父が、冷や水の代わりに手近のワインを
窓から浴びせてよこすのが関の山だ。
それも、いいではないか。
更に心をこめて歌うがいい。
青春だけが、あの星空高く、
羽ばたくことができるのだから・・・・・・。

空港の建物に
「ニース、コートダジュール」と書いてあって、
空色の海と白壁のホテルが
美しく生まれついた娘のように光り輝いている。
花の香りに酔い心地の遊歩道では、
渚の玉石の上にタオル一枚で寝そべっている娘が、
日射しの熱烈な抱擁に身をまかせているだろう。
旅人は
「もうここを動かない…」
などと我を忘れてしまいそうだが、
さらに山のグラースの町の方へ
花の香りを辿って行くがいい。
風雪に鞣（なめ）された石壁の間にも
花の香りが染み付いている町があって
そこで軽やかな心を抱いて野へ出る事も出来る。
さながら朝露に濡れた花畑で、
娘たちと共にバケツ一杯の花を摘む人のように…。

愛される事に慣れて，老いを忘れた町か，ローマ……
コロッセオのアーチにしるされた落書き，
日付入りの無数の頭文字は
彼女が受け取った恋文のほんの一部に過ぎない。
旅人の片思いに微笑み続けてきた美貌は，
二千年を生きぬいて，尚も求愛の言葉を聞く用意がある。
町に溢れた捕らわれ人の歌は，
彼女の永遠の春の賛歌のようだ………

ベネト通りに，熟れた夏の日のローマ。
糊の効いた白い上着が誇らしげなカメリエーレも
南欧のワインに酔いながら，
歩道の赤い日除けの下のもてなしに忙しい。
道は遥か海の彼方から，古都の花道に至り
夏の旅を集めて，綿雲の胸を打つ鐘が鳴っている。
……それから，尚もそれから
日が暮れて夜が更けるまでの長い時間
ズボンの折り目が気持ち良く通った伊達男たちや
大きく開けた胸元に，自信ありげな娘たちが
気の効いたおしゃべりと飲み物を交わしにやってきて
甘やかな香水の香りを，幾重にも重ねてゆくのだ。
さながらそこが，夏の宴の通り道でもあるかのように……。

ガス灯のもとで、ワインを汲みながら
隣のテーブルの、打明け話を聞いていた。
優しい男友達に囲まれていることが
人並み以上の幸せと一緒に、
不幸せももたらすに違いない、とか・・・・・・、
愛する人に限って、深い間柄にならないものだ、とか・・・・・・。
時に誘惑者の目が澄んでいることがある、といったようなことだ。
痩せて、性的な魅力のとぼしい娘に見えたが、
古いレンガの壁を背にした、青白い顔と真っ赤な唇が、
屋敷の奥でひっそりと咲く花のように思われた。
それから何時間かして、夜明けの川を見た帰り道、
堤防のほとりのカフェに入ると、
隅のテーブルで、あの娘がただ一人、手紙を書いていた。
四角いドーナツのパウダーシュガーにむせて、
慌てて飲んだ苦いコーヒー。
長い長い手紙を書いている娘を見ながら、
眠りそこねた朝を迎えようと、
カフェが混んでくる時刻まで、
そこに座っていたのだったが・・・・・・。

夏のプラタナスが、手をいっぱいにひろげて
カルチェの散歩道を飾る頃には、
パリにいて、とり残された思いの若者も、
旅先の娘から、優しい手紙を受け取っている。
あれはまだリュクサンブール公園の樹々が
灰色の空に黒々とこごえている頃だったが、
ローヌ川の谷を南へ、リオン湾まで
オリーブが実り、糸杉が緑の焔を上げる土地へ旅するのだと
娘が、頬を染めて話したのだった。
春の疾風に誓った旅の途上に、今、娘はいて、
南仏の日なた臭い便りに、思いを託している。
出払って、ひと気ないパリの学生下宿の
夏のプラタナスが、そよぐ窓辺で、
若者は、カマルグの沼地に水しぶきを上げながら、
白馬に乗って日が暮れる娘の事を考えている。
夕映えの空には、熱い思いのフラミンゴの群れも
舞っているのではないか・・・・・・と。

日本航空がお送りいたしました、ジェットストリーム
そろそろ、お別れの時間が近づいて参りました。
皆さまのお相手は、わたくし、城達也でした。
25年間、わたくしがご案内役を務めて参りましたジェットストリームは、
今夜でお別れでございます。
長い間本当に、ありがとうございました。
またいつの日か、夢も遥かな空の旅でお会いいたしましょう。
そして、来年1月2日からは、装いも新たなジェットストリームが旅立ちます。

夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは、
遠ざかるにつれ次第に星の瞬きと区別がつかなくなります。
お送りしておりますこの音楽が、美しくあなたの夢に溶け込んでゆきますように。
では皆さま、さようなら。
よいお年をお迎えください。

最後の数ヶ月の放送は、凄かった。
研ぎ澄まされ、熟成され、しかも枯れていた。
放送の手順は変わっていなかったのに、ひしひしと感じるほど
凄かった。

どうせなら当時のリンリンダイヤル云々のCMや
私のレコードアルバムの時間とかひっくるめて復刻CD化してほしいなあ…

>>929
放送番組の復刻てのは著作権やら利害調整のクリアが大変なんだそうだ。
ＣＤも音楽は当時のモノを使えてもＣＭやら番組内容は関係者の承諾を得ないとな…

Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ辞書「JET STREAM」
http://ja.wikipedia.org/wiki/JET_STREAM

１９８１年のジェットストリーム
http://www.exyc.bias.ne.jp/~favorite/1981autumn.MP3

次スレは、こっちの板へ移動きぼん

懐かしラジオ＠2ch掲示板
http://that3.2ch.net/rradio/

と思ったら、既にありました。では統合・・・でも城機長限定ではないのか．．．。

【ＦＭ東京】ジェットストリーム【日本航空】
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/am/995723349/

ラジオ板＠画箱に欲情勃也機長のジェット・ストリーップあｐ　ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!

http://gazo08.chbox.jp/radio/src/1115196652181.mp3

懐かしい
夢へと誘うあの音楽とナレーション
遠い日の思い出です

>>935
なんだか今のジェットが贋物っぽく聞えるのはこれのおかげなんだよね。
本当に何で、声が渋いからってこんな人選したんだか・・。
城さん亡き後はやっぱり小野田さんが一番本物だったと思う。

しかし「りんりんダイヤル」って言葉が死語だねぇ・・。

age

>>937
最初は固辞したそうじゃないか。
それにリニューアル起用当初の
インタビューではこのネタに触れてるし。

個人的には贋作臭がするのはCMの雰囲気なんかも含めてだーな。

え！？そんな事実があったの？