【話題】 新聞社が部数維持のため販売店に売り渡す「押し紙」とは何か
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1389050195/ 2013年8月、国民生活センターは「日本新聞協会」と「新聞公正取引協議会」に対し、異例の要望書を出した。
新聞の勧誘・契約を巡るトラブルがあまりに多いためだ。
悪質な勧誘が後を絶たない一因として、販売店の厳しい経営状況がある。
部数減だけでなく、販売店の経営を圧迫しているのがいわゆる「押し紙」問題だ。
押し紙とは、新聞社が販売店に実際の配達部数を超えて強制的に売り渡す新聞のこと。
たとえば1000人の購読者しかいない販売店に対し、1500部の新聞を押し付ける。
そのため500部が売れ残りとなるが、販売店はその代金まで新聞社に支払わなければならない。
押し紙を強引に買わせる理由は、その分の売り上げというより「広告」だ。
押し紙を上積みすれば見た目の発行部数を維持できるため、広告料金を高止まりさせることができる。
「販売店だけでなく、ビジネスホテルやファミレスに無償で新聞を提供し、見せかけの部数を維持する手口もある」(広告代理店関係者)
これは広告主に対する詐欺ともいえる行為である。