こんな伊集院 光は嫌だ!

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8真希波・マリ・イラストリアス ◆.H78DMARI.
マリにゃん、電話に出る?の巻。

年末休暇で久しぶりに昼寝をしていたマリにゃん。しばらくしたところ、居間にある電話が鳴り出した。
このまま電話が鳴り止まなかったら、一本いってビーストするしか無い。と考えているうちに電話が鳴り止んだ。
なんだ?間違い電話か?的な感じで二度寝を決め込もうとすると、再び電話が鳴り出した。ここまでしつこいのは
ミサトさんか?雨が降ってきたから洗濯物を込んでちょうだいとか、今日こそちゃんと年賀状を書いてねとかの
そんな電話に出たら、確実に一本だ。そこで、電話に出るのを無視した。すると、電話は鳴っては切れ、
また鳴っては切れの繰り返し。もうどうしようもないと考え、身体を起こして、居間に向かう。

もし、あと12回と自分で計算したように電話が切れた時にはやっぱり一本かな?と、あらゆる一本の
可能性を考えながら居間につくと、電話はまだ鳴っている。急いで受話器を取って、「あー、もしもし」と言うと、
受話器からは「ピージリジリー、ルルルルルル〜、ピージリジリー」というファクシミリの通信音が聞こえた。
そして、静かに電話の受話器をそっと置くと、その場でへなへなと座り込んだマリにゃんは…。