☆★TBSラジオ 小島慶子キラ☆キラ Part.49☆★

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555ラジオネーム名無しさん
ttp://www.tbsradio.jp/kirakira/2011/05/post-1261.html
ttp://www.tbsradio.jp/kirakira/photo/P1070595.JPG

初めての恋に破れたのは18歳、銀行に内定していた4年生に振られた大学1年の夏でした。
15の時、バブルを勝ち組で走りぬけた姉の結婚式で「私もお姉ちゃんみたいにイチリューの旦那さんを捕まえなくちゃいけないんだ」と
強烈な焦りを感じたのがトラウマとなって、その頃は「いい会社に就職する彼氏」でなくてはいけないんだと思い込んでいました。
ああ、イチリュー銀行マンのタマゴを逃してしまった、では、次は商社かそれとも・・・なんてことを考えて悶々としていたある日、
突如、自分の浅ましさがつくづく嫌になりました。親や周囲の目を気にして、好きな人を会社のブランドや年収で値踏みするなんて、もううんざり。
これからはもう、好きな男とためらいなく付き合いたい!たとえ相手が文無しでも、私に稼ぎがあれば、結婚できるはず!!と思った日から、
私の早すぎる就職活動は始まりました。と言ってもいわゆる銀行や商社の総合職はとても無理そう。
で、以前から関心のあった放送局のアナウンサーなら、上場企業で男性と対等な待遇を得られる上に厳しい学科試験もなく、
成績も問われない穴場であるということに気がついたのでした。動機も結論も幼い限りですが、それでもわたしが依存心の殻を破り、
はっきりした自立を志した大きな転機となったあの失恋に、今ではとても感謝しています。