>>487からの続きです
あるイベントに招かれたチームの踊り手が「今日の観客はちゃんと見ていない」
と楽屋で文句を言ったのも聞いた。素人である踊り手がなぜこのようなことが言えるのか。
メンバーをオーディションで選ぶチームもあると聞く。参加を制限するなんて、祭りの精神と
ほど遠い。いっそ「YOSAKOIコンクール」に名前を変えたらどうか。
祭りは土地の歴史を物語る。YOSAKOIはしょせん、高知からの借り物にすぎない。
二番煎じを北海道に根ざすものにできるのか。「YOSAKOI」と名乗っている以上、
北海道の歴史を刻めないだろう。
そろいの衣装とペインティングで徒党を組み、地下鉄やホテルなどの公共の場における
一般的なマナーも守れない踊り手も少なくない。このイベントに関係ない人を威圧し、
無言にさせている。経済効果がいくらあっても、YOSAKOIは市民に心の潤いを与えて
いない。そうした現実を謙虚に受け止めるべきではないか。