【岩月加奈】ミラクルボイス 小関里恵 4【顔公開】
801 :
ラジオネーム名無しさん:
半同棲状態でラブラブな2人・・・
ところが!年明け早々に岩月は、すぐ戻ると書いた書き置きを残し、石巻へ戻ります。
そして、石巻に帰った岩月から安部に電話があり、なんと!いきなり別れ話を切り出されます。
交際開始から1ヶ月も経たないうちにこの仕打ち!安部が理由を聞いても
「ごめんなさい・・・」「もう、会わない方がいいと思います」
「あたし、あなたに相応しい女じゃないんです」
などと、分かったような分からないような事ばかり言うのです。
納得できない安部は、石巻へ乗り込み、直接問いただそうとします。
すると、そこには、すっかりボケた岩月の義父とアメリカから帰ってきた義兄が居ました。
安部は、岩月の態度や、義父の話を聞いているうちに
岩月は血のつながってない義兄・金太郎の事が好きなのだと知りました。
そもそも、岩月が安部に惹かれたのも、海外に行ってしまい、一緒に居ることが叶わぬ
片思いをしている金太郎の面影を感じたからだったようでした。
ボケてる岩月の義父が、安部の事を金太郎と呼んでも、決して岩月が義父に注意しなかったのは
安部をすっかり金太郎と思い込み、偽りの愛に一人ひたっていたからに違いないのです。
初詣に行った神社で、ずっと一緒に居れるようにと願ったのも
金太郎とずっと居れることであったのは、コーラを飲んだらゲップが出るくらい確実なのです!
ここまでバカにされながらも、徹底的にいい人の安部は、岩月を責めるでもなく
それどころか、な・なんと「ありがとう」などという的外れにさわやかな台詞を言って
岩月を諦め、泣きながら去っていっちゃったのです!
もともと好きな人がいながら、心に決めた代わりのきかない男性がいながら!
他の男の告白を普通に受けて付き合い、交際開始早々、半同棲までしちゃっておきながら
好きな人が戻ってきた途端、理由をうやむやに話して男をぶった切るこのような女・・・
裏切らない人が好きだとかぬかしておいて、自分はこっ酷い裏切りをするこのような女・・・
安部礼司は許したかも知れませんが、到底許しておけるはずがありません!
─あの・・一次会の後・・・私達・・
そう・・ホテルにいって・・・その・・・すぐに服を脱いでシャワーを・・・
同じスーツで会社に行きたくないからって、安部さん、朝5時にホテルを出て
で、安部さんホテルに時計を忘れていったから携帯に電話したの・・・
そしたら・・・優ちゃんが出て・・
主人は駅のホームで足を滑らせて亡くなりましたって・・・
真っ青な顔だった安部さん・・・
そのことと彼が死んだことと関係があるの?
─これはまだ序章に過ぎなかった・・・