ナインティナインのオールナイトニッポン Part100
ナイナイ岡村さんの高校時代 (第一学習社最新現代社会資料集P81)
中学は大阪の東淀中学。バスケット部に入ったけれど背が小さいからいうだけで
何もやらしてもらえなかったから、クラブは辞めて三年間遊びほうけていた感じ。
ただ友だちが卓球部とか野球部とかにぎょうさんいたので、彼らの練習が終わるまで待って
一緒に帰るという生活。
中3になって先生に「このままやったら高校に行かれへんよ。」と言われ、3年の後半はものすごくやりました
家に帰って5時〜7時勉強、7時〜9時食事、9時〜12時まで勉強、お母はんが「どうしたん?」と心配するくらい。
公立の茨木西高でがサッカー部。当時ワールドカップでマラドーナが大活躍。
背が小さくてもサッカーならやれると思って。50人新入部員がいたけど、僕が一番ヘタクソ。
3年間やり通す、レギュラーになると決めて、家に帰ってからも練習、
監督に言われたことはその日に身につけようと思っていました。
2年の秋、レギュラーのユニホームもらった時は死ぬほどうれしかった。初めて出た試合でたまたまぼくの1点が決勝点になって勝った。
もう有頂天になって、ほんとにサッカーづけの高校時代になりました。
大学へはスポーツ推薦で通ると思ってたのに全部ダメで一浪。浪人中の1年が生涯で一番勉強したと言えます。
1日10時間くらい。それまで全くやってなかったからわかり出すと面白い。発音記号って何や?から始めて
長文読解なんか読み出すといっぱいわかってくる。楽しいと思ったらダーッと突っ走る。
勉強が面白くなりました。
立命館大の経営学部に通って自分でもよくやったと納得したころ、相方の矢部に漫才誘われて
吉本の養成所へ。別に大学で何したいという目標もなくてね。4年間で考えようと思っていたから
誘いに乗ったんです。大学のサークル入ったつもり。でもそういう大学生って多いと思いますよ。
いま思うと、とにかく遊ぶ時は遊んだらいい。勉強好きなら勉強すればいい。
クラブに打ち込む奴は打ち込めばいい。
親や先生に言われてどうこうより、自分で気づくかどうか。
「アッ、やらないかん」と自分が気づいてからが勝負やね。(朝日新聞 1997/4/12)
解説:やる気になったときが勝負
岡村さんのパワーはこうした経験と、そこまで頑張れた自分への自信から生まれてくるのではないだろうか?
以上原文まま 浪人生の僕にはなかなか効く言葉です