放送現場に関していうなら
時計:
親時計を除いて、制作者が利用すると駅のほとんどはアナログ。
もしくはデジタル併設。しかしながらデジタルだけってのはまず存在しない。
アナログだと、針の向きから、視覚的に残り時間を捉えることが可能だが、
デジタルではそうは行かない。
ミキサー:
ほとんどのラジオ局は、生放送対応のスタジオにはアナログ卓を導入している。
ごくまれにデジタルミキサーのみのスタジオもあるが、そういった局は往々にして
「スタジオが使いにくい」との不満を持っている。
また、設定の多様性を売りにするデジタルミキサーは、エマージェンシー対応
が甘い場合が多く、フェーダーを上げても音が出ないなどのトラブルに陥りやすい。
その点アナログ卓は、フェーダを上げれば音が出る安心感(=信頼性)から、
多くの放送局で現存している。
まだあるけど、これだけでも、「デジタルがアナログに買ったことが無い」の反証になるかなと。