CBC専属DJ伊藤秀志が嫌いな人の数→

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952ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:22 ID:Wj6iNfDW
 親衛隊へ。次の宗教団体代表に、「檄」を渡せ。私がその団体に行って、「代表に会わせろ」と要求しても、相手にしてもらえないからだ。

  統一教会
  エホバの証人
  モルモン教
  創価学会
  阿含宗
  ラエリアン・ムーブメント

 内容は、こうだ。
953ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:22 ID:Wj6iNfDW
  「自称預言者エリヤより。
 あなたの力で、アメリカの暴走を止めて頂きたい。イラク攻撃に、いかなる大義名分も、見出せない。
アメリカとイギリスが、イラクを攻撃すれば、イラクは、必ずイスラエルを攻撃し、イスラエルが参戦して、
中東戦争に発展する危険が大きいと考えるからであります。そうなれば、石油供給のシステムが破壊され、
全世界規模で、経済不安が巻き起こり、世界大戦に発展し兼ねません。アメリカの暴走は、大変に危険であると考えます。
 ブッシュは、イラクを攻撃すれば、アメリカの景気が回復するという、12年前の湾岸戦争を、夢想しているのです。
私の考えるに、今回のイラク攻撃は、アメリカ経済回復には、繋がりません。断固、反対する次第であります。
 今こそ、全世界の救世主が、団結するときであります。全世界の救世主が団結して、アメリカに圧力をかければ、
攻撃は中止されるでしょう。
 どうか、世界大戦を食い止めて頂きたい。
954ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:23 ID:Wj6iNfDW
 昨日、出社して、自分の持ち場に就いたときだった。同じ持ち場の日勤のおばさんに、「ああ、まだ5時間あるわ」と、
ポツ、と、冗談を言った。自分では、ほとんど無意識の軽い冗談である。

 ところが、そのおばさんは、こう怒鳴ってきた。「5時間がなんだ! 私らなんか、8時間働いているんだぞ!」と。
私は初め、冗談かと思ったが、顔を見ると、完全にマジで、ブチ切れている顔だった。更に、「そうだろうが! 5時間で、
どうやって生活しているんだ!」と、怒鳴って聞いてきた。私は、無視するとまずいと思い、「親に食べさせてもらっている」と、
正直に答えた。すると、「お父さんと、お母さんか?」と、更に聞いてくるので、「お父さんは居ない」と、答えると、

  「女の子が欲しいなら、8時間働け! そうだろうが!」

 と、喚いて、帰っていった。私は、呆然としてしまった。普段、殆ど私的な話などしないおばさんに、強烈に批判されたのである。
955ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:24 ID:Wj6iNfDW
 どうして私が、他では働いていないのを知っているのかも不思議だし、「8時間」という数字が、どこから出てくるのかも、分らない。
それより、「ほんの軽い冗談」の、何が気に障ったのかも、分らない。

 おばさんと、私とで、そこの持ち場をやっている関係である。喧嘩をすれば、会社に居られなくなる。ましてや、
私は「派遣会社の出向社員」で、おばさんは、「パートタイマー」である。相手の方が、立場は上なのだ。

 とにかく、「もう会社で”私語”を口にするのは、やめよう」と、誓った。ロボットのように、ただ、仕事をしていれば、
いいのだ。それ以上の「余計な事」をすると、災いになる。
956ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:25 ID:Wj6iNfDW
 日本ケミカルでは、私は、「工場長候補」まで昇った。しかしそれは、「おちょくり」だった。

 しかし、私は、まったく信じて疑わず、安い給料にも拘わらず、会社から車で10分の所にアパートを借りて、
準備万端、「幹部候補の正社員登用」に備えていた。事実、会社は、私を「ただのアルバイト」ではなく、
日勤から夜勤責任者補佐に回して、それから、機械技士に回して、重用した。現実に、
「幹部候補の扱い」を受けていた。また、次長が、「自分の跡取りに欲しい」と、専務に申し出て、
専務は、「俺の下で働かせる」と、断ったのである。だから、私は、まったく、会社を信用し切っていた。

 機械技士になってから、朝7時に出勤して、「正社員」は、みんな定時の16時で帰るのに、私だけは、
残業させられて、「これも修行か?」と、19時、20時、あるいは、21時まで、働いた。「正社員」は、帰るのに、
「私」だけは、更に残業したのである。まさに「破格の扱い」であった。
957ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:27 ID:Wj6iNfDW
穴塞ぎ

 女は、大興奮してくると、「入れてくれ」と、せがんでくるので、「カーマスートラ」をするときは、

   胡瓜

 を、持っていく事をすすめる。それを突っ込んでおけば、女は、安心するからだ。その上で、性行為をすれば、女は満足できる。

 とにかく、「穴を塞ぐ物」を、持っていかないと、「入れてくれ」と無意識に要求してくるから、それを聞いてやって、OOOを入れると、
冷めてから、女が後悔するので、そこは男が我慢して、OOOは、絶対に入れないようにする事だ。

 忠告しておく。
958ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:29 ID:Wj6iNfDW
ラブドリップ

 女の脚を広げて、足を縛ったりして、固定させる。穴を刺激されると女は、脚を塞ごうとするからである。
その状態で、「舌」で、陰唇をしゃぶるのだ。

 特に「クリトリス」は有効で、陰唇の上部に豆があるので、そこを重点的に攻める。また、舌を膣に入れてもいい。

 そうやって、舌で刺激を続けると、膣から、ボタボタと液体が出てくるので、それを「しゃぶる」のである。

 これも「精力剤」になる。「達人」になると、「舌だけで行かせる」という事が可能である。
959ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:29 ID:Wj6iNfDW
Gスポット

 女には、絶対に「Gスポット」がある。手を「G」の形にして、中指を少し曲げて、膣の中に挿入した辺りに、それはある。

 探し方としては、女を全裸にして、寝かせて、指を挿入して、刺激して、探す。ある一点の所では、女が極度に興奮する場所がある。
根気よく探さなければならない。

 そのスポットを見つけたら、指で刺激しまくる。そうすると、「尿道」から、「透明の粘液」が、噴出する。それは尿ではない。
それを飲むと、「精力剤」になる。健康ドリンク剤より、よほど効果がある。

 インポテンツの男でも、Gスポットで噴出する愛液を飲んでいると、次第に精力が回復する。勃起できるようになったら、
「口唇性交」で、更に治療するとよい。

 不感症の女にも、Gスポットはあるので、これを刺激すれば、不感症は治る。
960ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:31 ID:Wj6iNfDW
口唇性交

 男というのは、とにかく、「美女の女体の穴に射精する」という事ができれば、満足できる。それが「膣」しか考えられないから、
「妊娠の混乱」を招くのだ。もう一つ、女体には、重要な「穴」がある。

 「口唇」である。

 陰唇と唇は、ほぼ同様の構造をしていて、男にとっては、「陰唇」も「口唇」も、快感には、そう変わりはない。
ならば「口唇」に性交すればよい。

 しかも口唇には、「舌」がある。陰唇にはないものだ。この「舌」で、「亀頭」を舐めてもらえば、充分に、陰唇と同様な、いや、
それ以上の「性的快感」が得られる。

 そして、そのまま口唇に射精しても、絶対に妊娠させる心配はない。女も、「精液を飲む」というのを、嫌がるから、駄目なのだ。
「妊娠しないで済む」という事実を考えれば、精液など、何も害は無いのだから、馴れてしまえば、「美味」である。

 口唇に性交しているとき、男から見ると、女の顔を、上から見る事になるが、この「角度」は、女性の顔が最も美しく(いやらしく)
見える角度である。

 また、口に咥えている姿も、人前では絶対に見せられない表情であるから、「自分だけに見せてくれる」という、優越感も生まれる。

 このように、「口唇性交」だけでも、充分に「陰唇性交」に匹敵する快楽が得られるのだ。
961ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:32 ID:Wj6iNfDW
性愛教理の精神

 現代の性愛行為の常識は、「キスして愛撫して陰唇性交して膣に射精」という単純なもので、
「それ以外は、変態行為」として嫌悪している。その上で、「一人の相手以外とは性行為してはならない」というのが、常識である。

 それは、「限りないむなしさ」ともたらす。つまり、「妻だけと陰唇性交しかしてはならない」という意味なのだ。

 「カーマスートラ」は、この観念を根底から覆すもので、その精神は、

   「膣性交」以外における「性行為」の追及と体系化

 という事で、それは、「妊娠する危険を回避して、性行為を満喫する」というテーマにある。

 そして、「女を妊娠させない」というならば、「不特定多数との性行為を容認する」というものであり、まとめると、

   <膣性交以外ならば不特定多数と性行為してもよい(妊娠させなければよい)>

 という、見地に立っている。これが、「カーマスートラ」である。
962ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:38 ID:Wj6iNfDW
君慕う河縁の石枯れ桜

きみしたう かわべりのいし かれざくら
963ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:39 ID:Wj6iNfDW
十六夜と満天の星北極星

いざよいと まんてんのほし ほっきょくせい
964ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:45 ID:Wj6iNfDW
歴史映画

「楠木正成」五話完結

<歴史映画主演第二作>

第一話 「悪党楠木」
第二話 「後醍醐天皇」
第三話 「いざ鎌倉」
第四話 「南北朝時代」
第五話 「湊川の合戦」
965ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:45 ID:Wj6iNfDW
歴史映画

「源義経」十話完結

<歴史映画主演第三作>

第一話 「北条政子」
第二話 「源氏挙兵」
第三話 「清盛死去」
第四話 「建礼門院」
第五話 「義仲入洛」
第六話 「義経登場」
第七話 「鵯越坂落」
第八話 「屋島合戦」
第九話 「壇浦合戦」
第十話 「衣川合戦」
966ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:47 ID:Wj6iNfDW
歴史映画

「織田信長」四部作・全二十話完結

<歴史映画主演第四作>

第一部 「尾張平野」 第一話〜第五話

第二部 「天下布武」 第六話〜第十話

第三部 「鬼神降臨」 第十一話〜第十五話

第四部 「夢幻一定」 第十六話〜第二十話
967ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:48 ID:Wj6iNfDW
<薬>

常用神経薬  ミラドール錠100mg・レキソタン錠2mg・アモキサンカプセル10mg
常用胃腸薬  ロペミンカプセル1mg・半夏瀉心湯エキス顆粒2.5g・フェロベリンA
常用眠前薬  コンスタン錠0.4mg・パキシル錠20mg・ルーラン錠8mg
常用血圧薬  ケルロング錠10mg・バイロテンシン錠5mg
頓服頭痛薬  ロキソニン錠60mg
968ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:49 ID:Wj6iNfDW
<乗り物>

軽自動車      ダイハツ・ムーヴ(シルバー)
スクーター      ホンダ・スマートDio (シルバー)

<趣向>

喫煙   BEVEL-FLAIR-MENTHOL (タール1r・ロースモーク)
飲酒   鏡月GREEN(高級焼酎)
969ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:50 ID:Wj6iNfDW
<電化製品>

デジタルAVパソコン     NEC・VALUESTER−L・VL500/4D(シルバー)
パソコン             NEC・VALUESTER・VU50L(ホワイト)
フラットステレオテレビ    ソニー・KV−14DA1(シルバー)
ステレオミニコンポ      アイワ・XR−HG5MD(シルバー)
HDD&DVDレコーダー   パイオニア・DVR−77H(シルバー)
DVDレコーダー        パイオニア・DVR−3000(シルバー)
DVD&VTRデッキ      シャープ・DV−NC550(シルバー)
DVDゲーム機        ソニー・プレイステーション2(ブラック)
CDゲーム機          ソニー・プレイステーション(グレー)
デジタル一眼レフカメラ   ミノルタ・DiMAGE7(シルバー)
一眼レフカメラ         ミノルタ・α・SweetU(シルバー)
デジタルカメラ         エプソン・CP−92OZ(シルバー)
コンパクトデジカメ       ソニー・Cyber-shot・DSC−P5(シルバー)
携帯電話            J−PHONE・SHARP・J−SH52(シルバー)
PHS              DDIポケット・Panasonic・KX−HV200(シルバー)
モバイルプレーヤー     TOSHIBA・モバイルオーディオプレーヤー・MEA212AS(シルバー)
970ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:51 ID:Wj6iNfDW
バプテスマ(洗礼)

A=1000・(Yー20)+20  (A>20) (Y<120)

「洗礼方程式」 (A:実際年齢 Y:容姿年齢) [二十歳で洗礼]

<洗礼を受けてからは、老化は1000分の1で進む>

[ バプテスマ ] ・・・祈祷・贖罪・殉教・復活

「水の洗礼」(人間)<ウォーター・バプテスマ>[WB] ・・・信頼・入水・水没・出水

「火の洗礼」(選民)<ファイヤー・バプテスマ>[FB] ・・・寝室・全裸・性交・射精
971ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:52 ID:Wj6iNfDW
「水の洗礼」<ウォーター・バプテスマ>

  1.儀式の執行者を信じる          ・・・相手に命を預ける
  2.半身まで水に浸かって立つ       ・・・神に罪の赦しを請う
  3.水の中に仰向けに倒れて全身を浸す ・・・罪の肉体が死ぬ
  4.執行者によって水から上げられる   ・・・無原罪の命を得る

「火の洗礼」<ファイヤー・バプテスマ>

  1.寝室で二人きりになる   ・・・相手に命を預ける
  2.女を全裸にする       ・・・神に罪の赦しを請う
  3.膣に陰茎を挿入する    ・・・罪の肉体が死ぬ
  4.女体に精液を注ぎ込む  ・・・無原罪の命を得る
972ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:53 ID:Wj6iNfDW
 年齢一覧表 (実際年齢/容姿年齢)


       0才      ・・・0才
      10才     ・・・10才
      20才     ・・・20才
    1000才     ・・・21才
    5000才     ・・・25才
   10000才     ・・・30才
   30000才     ・・・50才
   50000才     ・・・70才
   80000才    ・・・100才
  100000才    ・・・120才
973ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:54 ID:Wj6iNfDW
小説「故郷への凱旋」

  故郷への凱旋

  ・・・私はこの作品を、すべてのハンセン病患者に捧げる・・・

 昭和十七年春、十八歳の小宮山浩作は、家で母・オキナと食事をしていた。
 「きっと戦闘機乗りになる」
 息子が言うと、母は、
 「戦闘機は危ないよ。偵察機とか、そういう安全な飛行機にしな」
 しかし息子は、
 「男なら、零戦(れいせん)だよ。敵をバッタバッタと、撃ち落すんだ」
 「零戦はそんなに凄いのかい?」
 「世界一の戦闘機だ。ドイツのメッサーシュミットや、イギリスのスピットファイアや、アメリカのグラマンより、はるかに、はるかに」
 「困ったもんだねえ。父さんは中華事変で戦死して、息子はおまえだけだ。何とか、生きて帰ってきて欲しいけどねえ」
 「母さん、御国のために、出征するんだ。御国のためは、家族のため。母さんのためなんだよ」
 「そんな屁理屈・・・」
 食べ終わると、
 「じゃあ、行くよ」
 立ち上がった。母は見送りに出る。家の周りでは、近所の人たちが、日の丸を振って、歓声を上げた。
974ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:56 ID:Wj6iNfDW
 「頑張れよ、浩作!」
 「コウちゃん、英雄になって帰ってくるんだよ!」
 思い思いに声援を送った。迎えに来ていた兵隊が、
 「さあ、小宮山、行こうか」
 声を掛けると、
 「はい!」
 と、まだ赤い頬で返事をした。
 皆は「ウオー」と、大歓声を上げる。母は、一応、皆の前では、笑っていた。そして、一人息子は、旅立った。

 浩作は、霞ヶ浦の予科練で、訓練を受けた。そして、卒業を迎える。七つボタンの制服で卒業式を迎えると、いよいよ、配属の発表だった。順番に、名前が呼ばれる。そして、浩作の番だった。
 「小宮山浩作!」
 「はい!」
 「ラバウル海軍航空隊!」
 「はっ!」敬礼した。

浩作は、日本軍最強部隊、いや、世界最強部隊の、ニューブリテン島・ラバウルに配属になった。

 同期の数人と共に、輸送船で、ラバウルに着任した。昭和十八年春だった。上陸すると、上官が出迎えた。名前を確認すると、
 「ついて来い」
 基地へ向かう。浩作は頬を紅潮させていた。
 (世界最強の精鋭に選ばれた)
 それだけで、興奮が収まらない。上官の後について、歩いていく。
 そのときだった。
975ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:57 ID:Wj6iNfDW
 「ウイーーーーン」
 と、けたたましくサイレンが鳴った。上官が、
 「しまった。来やがった」
 と、手をかざして、海の方を見ている。浩作たちも、そちらを見た。すると、空から、どす黒い塊が、近づいてきた。
 「野郎、アメ公め・・・」
 そういうと、
 「おい、おまえら!」
 「はい!」
 「適当に基地で待ってろ。俺も飛ぶ」
 そういうと、走り出して、去ってしまった。浩作たちは、歩きながら、基地に向かうが、見ていると、空の塊が、どんどん迫ってくる。
そして、一機、二機、三機、・・・と、地上から、零戦が飛び立つ。
 アメリカ軍の空襲だった。それを、ラバウル航空隊が迎え撃つ。見ていると、敵の編隊と、味方の編隊が、空で交差した。
そして、入り乱れ、やがて、火を吹いて墜落してゆく機体が、一機、また一機と、現われた。零戦は、まず爆撃機を狙っているらしい。
大型の航空機が、次々と墜落してゆく。しかし、中には、零戦が、敵戦闘機にやられて、墜落していた。
 一時間も経ったであろうか。やがて、両軍は散らばって、アメリカ軍は帰投していった。
 迎撃に向かった零戦が戻ってくる。
 「おい、出迎えよう」
 だれかが言うと、浩作たちは、戻って来る味方を出迎えに行った。中には、被弾して、血を流している飛行兵も居る。
整備兵たちが、それらを抱き抱えて、診療所に連れて行く。
976ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:58 ID:Wj6iNfDW
 「すげえ・・・これが、戦争か」
 誰かが唸った。すると、一人の飛行兵が、近づいてきた。階級章を見ると、「一等飛行兵曹(一飛曹)である。
自分たちは「二等飛行兵曹(二飛曹)」だから、たかが一階級上である。新米の連中は、挨拶程度に「敬礼」をした。
するとその一飛曹は、
 「あほんだらーーっ」
 と、全員を殴り倒した。
 「な、なんです、か・・・」
 と、反抗した新米は、もう一発、殴られた。訳が分らない。
 「貴様ら! 何を見ている! 大将のつもりか!」
 怒号が轟く。
 「す、すみません。初めてなもんで」
 と言った新米にも、もう一発鉄拳が下った。
 「な、・・・」
 と、皆、ただただ、怯えている。一飛曹の飛行兵は、
 「貴様らも手伝わんか! ろくに戦闘できな奴が、偉そうにするな!」
 「は、はい!」
 と、全員立ち上がって、とにかく、負傷者を探したが、もう、皆運ばれていた。
 「どうしよう」
 と、おろおろしていると、
 「おい」
 と、今度は「上等飛行兵曹(上飛曹)」が、声を掛けてきた。
977ラジオネーム名無しさん:04/03/30 16:59 ID:Wj6iNfDW
 「なんや、おまえら?」
 すると浩作が、
 「は、はい! 今日、着任しました!」
 そういうと、
 「ふん」
 と、無視して、行ってしまった。
 とにかく、訳が分らない。みんな、何を怒っているのか???
 すると今度は、「少尉」の階級章を付けた飛行兵が寄ってきた。これには、さすがに、驚愕した。
みな、一斉に、「敬礼」をする。すると少尉は、「敬礼」を返してきた。そして、
 「おまえら、誰なんだ? さっきから見ていると、うろうろしているだけじゃねえか」
 「は、はい! 小宮山二等飛行兵曹であります!」
 すると、みんなが、順番に名乗った。
 「ああ、分った。新米だな」と、少尉。
 「はい。ただ今、着任しまいたいしまいた!」ろれつが回らない。
 「ついて来い」
 そう言って、歩き出した。皆は、少しホッとする。付いていった。
978ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:01 ID:Wj6iNfDW
 基地に入る。飛行兵たちが、飛行服を着替えていた。浩作たちが部屋に入ると、皆が一斉に「ジロ」と、睨んで、無視した。
ビビッていると、少尉は、「じゃ」と、どこかへ行ってしまった。
 浩作たちは、呆然と立っている。すると、また一人、「一飛曹」が寄ってきて、真ん前に立った。
 「おい」
 「はい!」
 「予科練で習わなかったのか?」
 「は、何をですか?」
 「馬鹿やろーーーっ!」
 「ひえー」
 また、大怒号である。とにかく、緊張して、訳が分らない。するとその一飛曹、
 「挨拶だよ、挨拶! 阿呆か、おまえら!」
 やっと、何を怒られているのかが、分った。
 「は、はいっ。小宮山二飛曹、着任しました!」
 と、また順番に、挨拶する。するとその一飛曹、耳に手をやって、
 「はあ? いま、何か言ったか? 聞こえんぞ」
 すると浩作たち、力の限り、咽が破れんばかりの大声を張り上げた。
  「こみやまにひそうであります!!!」
  と、皆が力を振り絞って、「挨拶」をすると、
 「ははは」
 と、部屋のみんなが、初めて、笑い始めた。
979ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:02 ID:Wj6iNfDW
 「よおーし・・・」
 と、一飛曹は、
 「俺は、坂川一飛曹だ。おい、おまえ」
 と、浩作を呼んだ。
 「はっ」
 すると、また、耳に手をやる。浩作は、
 「はいっっ!!!」
 と、力の限り、声を振り絞った。
 「来い」
 と、ベッドの方に行き、座ると、軍靴を脱いで、
 「磨け」
 浩作は、
 「はいいい!!!」
 と、返事をする。軍靴とブラシをもらうと、しゃがんで磨き始めた。
 (やれやれ・・・これから、どうなるか・・・)
 その夜は、爆睡した。
980ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:03 ID:Wj6iNfDW
浩作たち新米は、数日間、おろおろして過ごした。とにかく、何をしていいのかが、分らない。その間、敵の空襲は無かった。
 数日後、やっと、上官に呼ばれた。「大隊長」の部屋に一人で行く。
 「小宮山二飛曹、入ります!!」
 でかい声で挨拶して、入った。「大尉」の階級章を付けた、若い将校が机に座っていた。
 「おう、小宮山か。座れ」
 机の前の椅子を勧める。
 「失礼します!!」
 浩作は、律儀に座った。
 「どうだ。ラバウルは?」
 「はい! 私も早く飛んで、敵機を撃墜したいです!!」
 大隊長は、笑った。
 「今日から、栗屋大隊・第二中隊の長谷川小隊三番機を命ずる。小隊は三機で一小隊、三小隊で一中隊、栗屋大隊は、四中隊、大隊長と大隊付の二機を合わせて、全部で三十八機だ。覚えておけ」
 「はっ!!」
 「俺は、大隊長・栗屋大尉だ。よろしくな」
 小宮山は、立ち上がった。
 「はっ!! よろしくお願い申し上げます!!」
 部屋を出て、飛行場に向かった。いよいよ、自分に飛行機が与えられる。ワクワクした。整備兵たちに聞いて、「長谷川小隊長」を探した。
981ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:04 ID:Wj6iNfDW
 「飛行兵曹長(飛曹長)」の階級章を付けた若い人が、零戦の傍に居るのを見つけて、走り寄った。
 「失礼いたします!!! 小宮山二飛曹であります! 大隊長の命令により、長谷川小隊長のもとに参りました!」
 すると、その小隊長は、
 「おお、小宮山か。今日から、俺の三番機だ。おまえの乗る飛行機を見せよう」
 「はい!!」
 付いていくと、ちょっと古いが、しっかりした機体の、零戦の傍に来た。浩作は興奮する。
 「これが、おまえの搭乗機だ。尾翼に「K384」と書いてある。覚えておけ。
 「は、はい!」
 「どうだ。飛んでみるか?」
 「い、いいのでありますか?」
 「もちろんだ。俺に付いて来い。さあ、着替えてこい」
 「はははい!」
 小躍りして、兵舎に駆け込んで、飛行服に着替えた。部屋に居た誰かが、
 「何を慌てている? 空襲か?」
 浩作は、
 「飛行機を与えられました。今から初めて飛びます!」答えた。
 「はっはっは。そりゃよかったな!」
 浩作は、すぐに自分の愛機に向かった。整備兵が整備している。長谷川小隊長が待っていた。
 「さあ、乗れ」
 浩作は、梯子を伝って、コックピットに乗り込んだ。小隊長が翼に乗って、指示してくる。
982ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:05 ID:Wj6iNfDW
 「基本操作は知っているな?」
 「はい! これが、操縦桿、これがスロットル、これがフットバー・・・」と、自分で説明する。
 「零戦は練習機の赤とんぼとは違う。速度も旋回能力も桁違いだ。いいか、これが、機首の7カンマ7ミリ機銃のスイッチ、
操縦桿のノブのボタンが、機翼の20ミリ機関砲だ。機銃は、撃ち続けると、数分で弾が切れる。撃つ時は、タタン、タタン、と、数発づつ撃て」
 「は、はい」
 「今、小川さんが空砲を入れてくれている。この機を担当する整備兵だ。挨拶しろ」
 見ると、機体の下で、その人が弾丸を込めていた。浩作は大声で、
 「小川さん! 小宮山二飛曹です! これからよろしくお願いします!!」敬礼する。
 小川さんは、ニコ、と笑って、
 「頑張れよ。にいちゃん」
 敬礼を返した。小隊長は、「おい」と、下に居た「一飛曹」の飛行兵を呼ぶ。
 「はっ」と、その人も翼に乗ってきた。
 「二番機の斎藤一飛曹だ。今から、三機で練習だ」
 「よろしく。斎藤一飛曹だ」
  浩作は「敬礼」して、
 「よろしくお願いします! 小宮山二飛曹であります!」
 「元気がいいですな」
 長谷川と斎藤が笑った。
 「よし、飛ぶぞ。とにかく、俺たちに付いて、同じ飛び方をしろ。俺たちはくっついて飛ぶが、おまえは馴れるまで、二十メートル離れて飛べ。衝突されたら叶わんからな」
 「はい! 分りました!」
 「よし、エンジン点火!」
 「エンジン点火!」
983ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:07 ID:Wj6iNfDW
 復唱し、スイッチを回す。キュルルル・・・と、三つのプロペラが回り始めた。ポン、と、浩作の頭を叩くと、長谷川と斎藤は、下へ降りた。
それぞれの愛機に乗り込む。浩作は、興奮して、体が震えてきた。
 整備兵の小川が乗ってきた。
 「今日は、撃ちまくってもいいぞ。空砲だからな。でも、絶対に小隊長を狙うなよ」
 冗談を言う。
 「は、はい!」
 見ると、長谷川が手を振っている。
 「二人に付いて行け」
 と言うと、小川は降りた。見ると、長谷川機が、動き出した。二番機の斎藤機も動き出す。浩作は、小川に「敬礼」をして、風防を締め、スロットルを上げた。機体が、動き始める。
 「母さん、俺、戦闘機乗りになったよ」
 独り言をいいながら、操縦桿を握る。長谷川機と斎藤機は、滑走路に入り、滑走を始めた。浩作も、付いていく。
 まず、長谷川機が、滑走を初めて、飛び立った。次に、斎藤機が、飛び立った。浩作は、スロットルを上げて、滑走を始めた。機体が走り始める。50キロ、100キロ、と、速度が上がる。風景が、後ろに流れる。
 スロットルを全開して、操縦桿を引いた。フワ、と、零戦が飛んだ。そのまま真っ直ぐ、空に向かう。
 前の二機は、ゆっくり飛んで、待っている。浩作は速度を上げた。二機に追い付いて、二十メートル後ろに付く
984ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:09 ID:Wj6iNfDW
 長谷川機が、機体を振った。すると、二機は、右と左に急旋回する。浩作は、小隊長の方に付いていった。すると、
上から、何かが、こちらに向かってきた。そして、ぴったりと真後ろに付かれる。長谷川が急上昇する。工作も上昇した。
しかし、後ろの機は、付いてくる。良く見ると、斎藤だった。
 「くそう。振り切ってやる」
 勝手に、右に急旋回した。長谷川は、左に急旋回した。斎藤は、浩作の後ろに付いてくる。振り切れない。
すると、長谷川が、斎藤の後ろを取った。斎藤は旋回して、逃げた。
 長谷川が、浩作の横に付いた。斎藤の方に指を指す。浩作は「敬礼」した。斎藤を追いかける。斎藤は、わざとゆっくり飛んでいた。
浩作は、その後ろを取った。操縦桿のノブに親指を掛ける。
 「ドドドドー」
 と、機銃が空砲を発射して、機体が振動した。斎藤は旋回して逃げる。わざと下手な逃げ方をしている。浩作は、追いかけた。
すると、ヒューンと、少し離れた所を、オレンジ色の実弾が掠めた。
 「敵か!」
 と、驚いて後ろを見ると、長谷川だった。浩作は冷や汗を掻く。斎藤を放って、旋回して逃げた。
 一時間ほど練習すると、三機は、地上に降りた。浩作は、機体を降りて、長谷川に駆け寄る。
 「小隊長!」
 「どうだ? 零戦の感じは?」
 降りながら聞いてくる。
 「はい、最高です!」
 「そうだろう」と、話し掛けたのは、斎藤だった。
 「おまえ、なかなかセンスいいぞ」褒めてくる。
 「ありがとうございます!」
 三人は、兵舎に向かって、歩き始めた。
 「これからは、三人、どこでも一緒だ。早く腕を磨け、小宮山」長谷川が激励する。
985ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:10 ID:Wj6iNfDW
 「はい!」
 まだ興奮おさまらず、浩作は、その夜は、眠れなかった。

 数日後、またアメリカ軍の空襲があった。「ウィーン」と、空襲警報が鳴り響く。昼の食事をしているときだった。
 「小宮山、来い!」
 長谷川が食事を放り出して、部屋に向かう。浩作も付いていった。急いで飛行服に着替える。
 「行くぞ!」
 「はい!」
 浩作の初陣だった。武者震いしてくる。ずらっと並んだ零戦に、大勢の飛行兵が一斉に駆け寄る。浩作も、自分の機に乗り込んだ。
無線を操作する。
 「こちら長谷川、小宮山、聞こえるか?」
 「はい。聞こえます」
 「日本の無線は壊れ易いからな、壊れたら、とにかく俺のケツに付いて来い」
 「はい。分りました」
 「いくぞ! 斎藤、いいか」
 「こちら斎藤、発進準備よし」
 「俺に続け」
 次々に零戦が発進していく。空を見ると、あの、着任していた日のように、黒い塊がこちらに向かってきていた。
986ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:11 ID:Wj6iNfDW
 「母さん、見ていてくれ」
 「いくぞ!」
 見ると、長谷川が滑走を始めた。続いて、斎藤が走り始めた。浩作は、スロットルを上げて、発進を始める。機体が滑走する。
充分に速度を上げたところで、スロットルを全開して、操縦桿を引いた。機体がフワ、と、浮かび上がる。
 長谷川と斎藤と浩作は、編隊を組んだ。
 「こちら大隊長、先に爆撃機を狙う。第二中隊は戦闘機を引き付けろ」
 「こちら第二中隊長、了解」
 すると、九機が、大きく突進した。
 「ついて来い、小宮山」
 「はい」
 とにかく長谷川にピッタリ付いていった。
 敵も、戦闘機が突進してくる。中隊は、高度を上げた。すると、敵も高度を上げてきた。
 「ソウドウが居るぞ。斎藤、気を付けろ」
 「了解」
 「ソウドウ?」と、浩作が言うと、長谷川は、
 「胴体が二つある戦闘機だ。ロッキードP38だ。あれには気を付けろ」
 「珍しいですね」
 「グラマンも前のF4Fじゃない。新型のF6Fだ。馬力が強い」
 「了解」
 遂に、両軍は交差した。
987ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:12 ID:Wj6iNfDW
 「こちら中隊長、小隊行動」
 「長谷川、了解」
 「三上、了解」
 今度は、三機での行動になった。すれ違いざま、敵が機銃を撃ってきた。長谷川は急旋回した。斎藤と浩作も付いていく。
 「二時のグラマン四機を狙う」
 「了解」と斎藤。
 「了解」浩作も返事した。
 右に捻り、上からグラマンの編隊を取った。ドドドド、と、長谷川が機銃を撃つ。グラマンは、散開した。長谷川は先頭の機を追った。
斎藤は右の機に付いていった。浩作は、
 「ならば」
 と、左に旋回した。グラマンの後ろに付く。ドドドド、と、機銃を発射するが、全然当たらない。更に追う。
また、ドドドド、と、発射するが、外れた。敵が右に急旋回する。浩作は喰らいつく。また、ドドドド、と、撃つが、当たらない。
 「クッ。難しい!」
 どうしても、当たらない。掠りもしなかった。それでも、なお、食いついた。敵は左に急旋回する。こっちも付いていく。
敵は、右、左、右、と、捻って振り切ろうとする。それを追う。
 すると敵は、ローリング(横回転)をした。すると、なんと、自分の機が、敵の前に飛び出してしまった。
 「しまった!」
 ドドドド、と、今度は敵に追われる立場になった。必死にかわす。
988ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:19 ID:Wj6iNfDW
 「小宮山! 小宮山!」と、長谷川。
 「はい! 振り切れません!」
 「いま行く。三時に逃げろ!」
 「はっ」
 と、右に急旋回した。ドーンと、機体が振動した。
 「やられました!」
 「落ち着け! 煙は出ていない。燃料計は減っているか?」
 「いいえ!」
 「貫通しただけだ。落ち着け!」
 「はい!」
 体がガタガタ震えてきた。すると、前方から、零戦が一機、突っ込んできた。
 「うわっ」
 と、思わず頭を下げる。ドーンと、爆発音がしたのは、後ろのグラマンだった。ウオーンと、煙を吐いて高度を下げていく。
 「大丈夫か、小宮山」
 「はい」
 「今から前に行く。そのまま飛べ」
 「はい」
 真っ直ぐ飛んでいると、さっきすれ違った零戦が前に出てきた。
 「おまえはまだ一人では無理だ。俺に付いてこい」
 「了解」
 「しまった! ソウドウだ!」
 と、長谷川は、左の方を見ている。そちらを見ると、なるほど、胴体が二つある、異様な形の戦闘機が、一機、こちらに向かってきていた。
989ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:20 ID:Wj6iNfDW
 「小宮山、逃げろ!」
 「はい」
 分らないが、とにかく上昇して、雲のほうに向かった。長谷川を見ていると、その「双胴」と、やり合うつもりらしい。
 「小宮山」
 「は?」
 「斎藤だ。小隊長を援護する。俺に付いてこい」
 「はい」
 斎藤の零戦が、寄ってきたので、それに付いた。長谷川は、「双胴」と空中戦をやっていた。その上空から、双胴に向かって、
突進した。斎藤が機銃を撃つ。浩作も撃った。すると双胴は、当たっていないのに、プロペラが止まって、落ちていった。
 「やった!」
 と、浩作が叫ぶと、
 「ちがう! 曲芸だ!」と、斎藤。
 見ると、双胴のプロペラが回り始めて、急降下して、どこかへ行ってしまった。
 「追いますか? 小隊長」と、斎藤。
 「三機でも無理だ。止めておけ」
 「そうですね」
 結局、その日、浩作は、二発の被弾を受けただけで、戦果は上げられなかった。
990ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:21 ID:Wj6iNfDW
 その夜、浩作が夕食を食べていると、長谷川が横に座った。
 「どうだ、初陣の気分は?」
 ちょっと考えてから、
 「弾が当たらないのには、驚きました」
 「弾か・・・まあ、経験だな」
 「ところで小隊長」
 「ん?」
 「あの、双胴って、何者なんです?」
 「ああ、もう、六機撃墜されている。物凄いパイロットだ。いいか、出くわしたら、一目散に逃げろ。おまえでは、まだ勝てない」
 「そんなに凄いんですか?」
 「見ただろう? 空中戦で曲芸をやる奴だ。俺も見たが、機体に日の丸が三十八個付いていた」
 「どういう意味です?」
 「三十八機撃墜しているんだよ。俺にも星が十七個書いてある」
 「ええ」
 「おまえも、早く愛機に星を書けるようになれ」
 「はい」
 「ところでどうだ、今夜、上陸するか?」
 「どこへです? 戦争があるんですか?」
 「はは、遊郭に上陸だよ」
 「ああ・・・」
991ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:22 ID:Wj6iNfDW
 「行ったことあるか?」
 「いえ、無いです」
 「なら、付いて来い」
 「は・・い・・・」

 それで、ラバウルの遊郭に行く事になった。長谷川は、
 「夜は、上官も部下も無い。長谷川、でいいぞ」
 「はい、小隊長」
 長谷川は、浩作の頭を撫でた。遊郭に入る。
 「いらっしゃい。おや、ハセさん、弟さんですか?」
 「ああ。コウちゃんだ。よろしく」
 座敷に案内された。芸者が踊り、二人で酒を飲んで、はしゃいだ。
 「コウちゃんは、いくつ?」
 「じゅ・・・じゅうくです」
 「あらあ・・坊やね。今夜はお姉さんが、お相手してあげるわ」
 長谷川は、笑っていた。
 「ぼうや、ドウテイ?」
 「え?」
 「女性を抱いた事は、おあり?」
 「ななな・・ないです」
 「じゃあ、お姉さんが、教えてあげるわね」
 芸者が擦り寄ってきた。胸の谷間が雪のように白かった。浩作は、興奮してしまった。
 「まあ・・・ハセさん」
 「なんだ?」
 「この子、興奮してるわ。早くしてあげないと」
 「ああ、連れていっていいよ」と、長谷川。
992ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:22 ID:Wj6iNfDW
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993ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:24 ID:Wj6iNfDW
830万円が動く

 あのあと、その「本田」から、電話がかかってきて、「三交不動産と交渉する」といっていたが、
俺はまったく信用していなかったが、今、三交不動産から、電話がかかってきた。声だけなので分からないが、
かなり、ビビッているようだった。話の内容は、

   「日本興亜は、830万円を、間違いなく、払うと思う」

 というのだ。「それなら、売りに出してくれ」といったら、「さっそく、手配する」と、答えたので、
不動産屋が、「間違いない」というのだから、どうやら、830万円が、動きそうな感じである。三交不動産は、

   <1250万円>

 で、売りに出す。買い手が値切ってくるからだ。東京ではどうか知らんが、関西では、<値段では買わない>というのは、
常識である。「値段より高く払う」という、消費税は、関西人には、「屈辱」なのだ。
994ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:25 ID:Wj6iNfDW
 当然、ここで俺は、

   <選女は、俺に認められたかったら、この家を買い取れ>

 というに、決まっているのだ。まさか、他の人間が、

   <お釈迦様が12年間住んでいた家に住みたい>

 とか、いう訳がねえ。それに、とても、人に売れるような構造の家ではない。駐車場に、自動車が入らないのだ。
本当の話である。家の前を改築しないと、自動車を駐車できないのだ。俺だから、駐車できていただけである。

 女は、俺の言う事など、聞かないと思うが、女が買い取ったら、こんな欠陥住宅は、破壊して、新地にするか、改築する。

   <保証団体が、保証を履行すると表明した>

 ということで、急展開である。普通なら、半年間、支払いを滞納しなければ、保証団体は動かないのだ。
それを、「1日」で動かした。こっちは、チンタラチンタラ、やってられないのだ。
995ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:27 ID:Wj6iNfDW
   <電話だけで、830万円を動かした>

 というのは、かなり凄いんじゃねえのか? こんな才能があったら、会社に就職して働いたらどうだ、と、思うだろうが、
そんなことをしている暇がないのだ。

   <本当に精神病> → もう労働に疲れたので、生活保護を受けて、死ぬまで静養したい
   <本当は救世主> → 60億人を救済しなければならないので、会社員なんかやってられない

 どっちに転んでも、<就職>は、しない。俺の<野望>は、

   <4大陸を支配して、女人だけの天国を築く>

 「ユーラシア」は、「女人だけ」には、しないが、<3分の1>を、女人にしてしまうかは、まだ結論が出ていない。どうも、<選民>が、

   「働きたくない」

 とか、いっているようで、<第4の方法>も、<おっぱい>いや<失敗>である。
996ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:27 ID:Wj6iNfDW
俺もここで、

   「働かないなら、4億か、16億だけにするぞ?」

 と、言えば、嫌でも働くだろうが、どうも、<女には弱い>ので、言えないのだ。16億にしたら、内田恭子が入ってこないし、
24億にしたら、トミーが入ってこない。

 「女官か選女か、分からない女」が、何人か居て、次の女が、「女官」ではない場合は、「選女」は、前向きに認める。

   安室奈美江 深田恭子 田中麗奈 常盤貴子

 ・・・どうも、<選女>は、立つなあ・・・。入ってねえだろう? ええ? どうすんじゃ、こんな人数? 立つなら、

   <8億人>

 しか、理論がないのだ。
997ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:28 ID:Wj6iNfDW
今の血圧は・・・

   171−105

 これ以上(女が)増えたら、頭の血管が切れるわ!

 しかしこの「ADSL12メガ」って、なんやねん? ぜんぜん、インターネットが繋がらない。
NTTは、「モデムかルーターの設定が悪い」といっているが、絶対に、回線が原因である。
NTTのメンテナンスが、「モデムのスイッチを切って、また入れたら直る」といったので、
そうしてみたが、直らなかったので、「すげえ。直ったよ」と、言っておいた。相手にしている時間がもったいない。
998ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:29 ID:Wj6iNfDW
 数日前、母に、「御三家って、西郷輝彦と、舟木一夫と、あと一人だれだったかな?」(関西弁)で聞いて、
母が、「野口五郎」というので、「それは、あとの方だろう? 前の御三家だ」と、話していたが、
さっき、突然、母が、「御三家、誰か分かったよ」というので、「誰?」と、聞くと、
「田原俊彦と、近藤マッチと、野口五郎と、西城秀樹の、4人」というので、
馬鹿馬鹿しくなって、「ふーん、そうか」と、答えておいた。
999ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:31 ID:Wj6iNfDW
マクドナルドは最低!地元に出来たので始めて逝ったのだが

店に入っても、「いらっしぃませ!」の一言もない!!!!!空いてるテーブル
に座って、30分も待ったんだが、オーダーを聞きに来ない!!!しまいには
マネジャーとか言う店員が「お客様、ご注文はなさらないんですか?」

(゚д゚)ハァ? おめぇーーーが、俺様にオーダー聞きにこねぇーんだろ!

速攻で帰りました。 気分悪い!プンスカプンスカ
1000ラジオネーム名無しさん:04/03/30 17:31 ID:Wj6iNfDW
このスレは、マジで不老不死になりたい人の情報交換スレです。
このスレで言う不老不死は、病気とか事故とか毒殺とか殺人とか自殺で死なない限り
若い年齢を保っている状態を言います。

不老不死になるコツを知っている方、情報お待ちしております。
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。