中森明菜の ひとつめのさよなら

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0時からの30分番組で、東京で下宿生活していた大学時代に聴いていた。
ところが夏休みに名古屋へ帰省したら、東海ラジオで午後10時からの20分間の放送だった。
最後のほうの明菜のせりふが、不自然にブツ切れて聞こえた。
おそらく東海ラジオで10分間カットして、最後の挨拶「あなたに、ひとつめの、さよなら」を、無理矢理くっつけていたのだろう。
ひどくかわいそうなことがあった。
冒頭で小学校高学年くらいの聴取者からのはがきを複数紹介した。
その中には名古屋の子がいた。
明菜は少しきつめの口調で、「聴いてくれるのはうれしいんだけど・・・」と前置きし、葉書の内容に全然触れずに、小学生の夜更かしをとがめる話をした。
名古屋では2時間早く放送しているというのに、これはひどいと思った。小学校高学年なら10時は決して遅くない。
放送を聴いたその子は、どれほど傷ついただろうか。
DJは自分の放送がどこの地方ではどのように放送されているか、ということくらいは知っておくべきだ。