聴取率スレッド Part3

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27名無しさん
ラジオに接触している人・・・全体の7〜8割!!
  図1は各地区の性年齢別に、1週間のうち少しでもラジオを聴いた人の割合
(リーチ)を示したものです。各地区男女とも12〜69才で7割以上の人がラジオ
に接しています。首都圏では男女とも、関西・中京圏では男性で、年齢が高く
なるほどラジオに接している人が多くなるという傾向があり、男性60〜69才で
は、各地区ともに8割から9割近くになります。関西圏・中京圏の女性層では40代
の接触者の割合が他の層より多くなっているのが特徴的です。また、関西圏は
男女とも10代で他地区より多くなっています。

ラジオを聴いている時間・・・男性140分、女性100分(関西圏はやや長い)
  ではその人たちがラジオに接している時間は平均どのくらいなのでしょうか。
図2ではラジオに接触した人の1日あたりの平均聴取分数を示しています。
各地区とも男性12〜69才で約140分(関西圏がやや長く148分)、女性12〜69才で
は100分前後(やはり関西圏がやや長く112分)です。また男女ともに年齢が高い
程、聴取分数は長くなる傾向があります。首都圏では10代と比べ60代では男性で
3倍、女性で4倍程に増え、約180分になります。関西圏では更に20分長く男性60代
では207分の聴取があります。また、中京圏では男性20代の聴取時間が他地区より
20分程度長いという特徴があります。
http://www.videor.co.jp/data/member/marketing/radio/021211.htm



28名無しさん:02/12/22 23:22 ID:PcojA2Uq
ラジオを聴く場所・・・自宅外が5割、中京圏では車内聴取が多く6割!!
  次に、ラジオがどこで聞かれているのか、自宅内、車の中、車以外
(職場や店の中etc)の場所別の聴取時間シェアを示したのが図3です。
首都圏と関西圏では自宅内シェアはそれぞれ48%、47%と約5割、車の中が約3割、
車以外が約2割という結果になっていますが、車の中と車以外を合わせた「自宅外」
のシェアと比べると、やや「自宅外」の方が多めという結果でした。
しかし、中京圏では少し様子が異なり、「自宅外」のシェアが約6割、特に「車の中」
は46%と非常に多く、自宅内のシェアを上回っています。これは中京圏の大きな特徴の
ひとつと言えるでしょう。

ここで少し中京圏をクローズアップしてみます。図4は中京圏の性年齢別に、
聴取場所別シェアを比較していますが「車の中聴取」を支えているのは男性20代
〜50代で、特に30代では7割以上が車内聴取となっています。女性でも30代では
5割以上が車内となっています。尚、10代や60代では(女性では50代でも)自宅内
での聴取が多くなるようです。



29名無しさん:02/12/22 23:24 ID:PcojA2Uq
ラジオを聴く時間帯・・・中京圏はカーラジオリスナーが多い!!
  更に、車内聴取で特徴のある男性30代にスポットをあて、毎60分の聴取の動きを
3地区で比較してみました。(図5)どの地区も7時台にむけて高くなり、関西圏では
10%、中京圏では15%を超えます。その後各地区それぞれ異なった推移をしているのが
わかります。首都圏では日中5〜6%で推移し、17時台には7%になります。その後は
24時台に1%前後になるまで、少しずつ車内での聴取率は減少していきます。関西圏では
、9時台に6.3%に下がるものの、日中15時台まで7〜8%で推移します。また、18時台、
22時台に山が出来るのも特徴的です。中京圏では10時台(11.0%)と14時台(11.8%)
に車内聴取が増え、22時台でも3%以上と、他の地区とは異なる傾向があります。12時台
には関西圏が8.4%で高くなりますが、全体的に中京圏が首都圏や関西圏を上回っている
のがわかります。この傾向は車内聴取の多い他の性年齢区分(男性20代や40代)にも
あてはまると思われ、中京圏では日中の(おそらく仕事中の)車内で、ラジオはなくては
ならない存在なのかもしれません。
http://www.videor.co.jp/data/member/marketing/radio/021211_1.htm

30名無しさん:02/12/22 23:25 ID:PcojA2Uq
ラジオ聴取率・・・
  ここまで、どのくらいの人が、どのくらいの時間を、どのような場所で「ラジオを
聴いている」のかを見てきました。図6に、各地区のラジオ接触者(リーチ)と聴取分
数をプロットしてみましたが、男女12〜69才では首都圏と中京圏は関西圏よりリーチが
高く(ラジオに接する人数が多い)、逆に関西圏は首都圏、中京圏より接触する時間が
長いという特徴があることがわかります。これを平日、土曜、日曜別にすると図7になり
ます。各地区とも共通していますが、平日は土日と比べてリーチが高く、分数が短く
なっています。平日は短い時間でもたくさんの人がラジオのスイッチを入れていることに
なります。朝夕の通勤通学時、家事をしながら等、日々の活動のお供になっているのでは
ないでしょうか。土曜や日曜は人数は多少減りますが、150分〜180分近くの長時間を
ラジオと共に過ごしているようです。

31名無しさん:02/12/22 23:27 ID:PcojA2Uq
このように、「どのくらいラジオは聴かれているのか」という質問には「人数」と
「時間」の両方の答えがあります。それらを加味して「ラジオのパワー」を示した
指標が「聴取率」です。図8に週平均、平日、土曜、日曜別に3地区の比較をして
います。土曜、日曜より、平日の方がよいスコアであることはどの地区にも共通して
います。首都圏は関西圏や中京圏に比べ、平日、土曜日でやや低めですが、日曜は
高めです。関西圏では土曜で他の地区を上回っています。しかし、どの集計区分でも
地区によってそれほど大きな差は見られません。ラジオ聴取率を眺めるときに、
パワーとしての数字を見ることも大切ですが、そのパワーのもとになっているものは
何かを探ることもラジオの聴かれ方を考える上で重要なポイントです。
http://www.videor.co.jp/data/member/marketing/radio/021211_2.htm