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533名無しがお伝えします
小泉首相、ラジオで語る−−「自分の言葉」で国民に説明(毎日中学生新聞)
http://news.kids.yahoo.co.jp/20030228/20030228-00000023-maiju-kids.html

小泉純一郎首相は今年1月から月1回、ラジオ演説を行っている。ニッポン放送の政府広報番組「小泉総理 ラジオで語る」(毎月第3土曜午後5時半)がそれだ。
「訪朝効果」で持ち直したかに見えた支持率は各種世論調査によると下降傾向を示しており、人気回復を狙ってテレビ中心だったメディア戦略の多極化に打って出たようだ。

絶叫調とは無縁。文節と文節を区切る、ゆっくりとした話し方だ。BGMはお気に入りのイタリアの作曲家、パガニーニのバイオリン協奏曲「第6番第2楽章」だった。
ラジオ演説は、首相が昨年暮れ、電通幹部らと会食した際に勧められたのがきっかけという。
首相側近でメディア対策を取り仕切る飯島勲首相秘書官(政務)が早速、在京4放送局に打診。
ニッポン放送とTBSが選考に残り、TBSは「質問形式で行う」などの条件を提示したため、首相がフリーに話せるニッポン放送に決まった。
飯島氏は「首相はトップダウン型の政策決定をするため、自分の言葉で説明しないと国民に理解してもらえない。
日々、記者とのぶら下がり(インタビュー)があるが、『ワンフレーズ』が切り取られるだけ……」と、ラジオ演説をスタートさせた背景を説明する。

◇聴取層50歳代
放送時間帯として土曜日夕を選んだのもラジオ演説のポイントである。
飯島氏は「聴取層の中心は50歳代で、主婦やドライバーら。生活の変化に敏感な層だから」と語るが、日曜に放送されるテレビ討論番組での「小泉批判」の機先を制そうとの思惑もあるようだ。
1月18日の初回は全国34局で放送。2回目は38局に増えた。番組予算は放送1回分当たり約200万円。
2回とも聴取率は調査されていないものの、ニッポン放送によると、直近の昨年12月21日午後5〜6時台の聴取率は1・8%で、「ラジオの世界では聴取率が高い時間帯」という。
ニッポン放送での演説はとりあえず3月まで。4月の統一選後は別の放送局に変更し、支持率への影響などその効果を比較検討する方針だ。