吉原のティアラって店利用する?【TIARA】避難所★5
民主党は27日午前、消費税増税法案の衆院本会議採決で造反した議員に対する処分の検討を本格化させた。
党内には、小沢一郎元代表や鳩山由紀夫元首相ら首謀者だけを除名する「小鳩切り」や、
処分歴がある小沢氏と側近数人を除名する案がある。
また、小鳩に加え、挙党一致を実現できなかった党幹部や、造反者数を甘くみていた政府高官など、
混乱を招いた“戦犯6人”の名前も聞こえてきた。
野田佳彦首相は26日の記者会見で、72人の造反議員について「厳正に対応したい」と厳しい口調で繰り返した。
72人の内訳は反対57人、欠席・棄権15人。54人以上が離党すると少数与党になるため、全員除名という選択肢はあり得ない。
かといって、自民党は参院審議で協力する条件として厳しい処分を求めており、悩ましい。
野田首相は「1人1人精査しなければならない。ルールにのっとってやる」と述べ、処分の程度に差をつける考えを示した。
民主党関係者は「首謀者である小沢、鳩山両氏だけを『除名』して、その他の反対議員は『党員資格停止』、
欠席・棄権は『厳重注意』では。
自民党は『小沢切り』に満足し、野田内閣の支持率も上がる。離党したくない小沢系議員を引きはがせる」と話した。
実際、民主党は2011年3月、11年度予算案の衆院採決を欠席した議員16人のうち、
当選回数が多い渡辺浩一郎衆院議員だけを党員資格停止6カ月にし、15人は厳重注意にとどめた例がある。
過去に党処分歴のある議員だけを「除名」とする案もある。
例えば、11年6月の菅内閣不信任案の採決に欠席して党員資格停止3カ月を受け、
今回の増税法案にも反対したのは、小沢氏のほか、太田和美、岡島一正、川島智太郎、
笠原多見子の4氏。鳩山氏は該当せず「小鳩分断」にもつながる。