吉原のティアラって風俗店利用する?【TIARA】 ☆4

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広島空港(広島県三原市)の利用者離れが止まらない。
昨年度の利用者数は新幹線ののぞみ増発などでピークの3分の2まで減少。
12月には、広島県に隣接する山口県岩国市に岩国錦帯橋空港が開港し、生命線である
東京・羽田便の利用者の分散も懸念される。来年の開港20年を前に苦境に立つ空港の
現状を探った。

3日午前5時過ぎ、JR五日市駅(広島市佐伯区)北口のバスロータリーに大型バスが
滑り込んだ。県と広島市が10月から試験運行を始めた広島空港行きの連絡バス。
だが、43人の定員に対し、乗客は4人。東京に出張するという男性会社員(52)は
「運行しているのを知らなかった」と言い残し、新幹線に乗るため電車で広島駅に
向かった。

広島空港は1993年10月に開港した。利用者数(国内線)は順調に伸びたが、
最多の316万人を記録した2003年度から減少に転じ、11年度はピーク時の
約7割の219万人にとどまった。
“失速”の大きな要因は新幹線。
JRは03年10月、新幹線品川駅を開業し、「のぞみ」も大幅に増発した。
この結果、広島―東京の03年度の利用者のシェアは航空機60%、新幹線40%
だったが、09年度に両者が逆転し、10年度は新幹線54%、航空機46%と差が
広がった。

さらに利用客の低迷に拍車をかけそうなのが、12月13日に開港する
岩国錦帯橋空港だ。
同空港では、全日本空輸が1日4便(往復)の羽田便を運航予定で、料金は広島発着と
同額の3万800円。国は、広島県南西部からの利用客は年間約15万7000人に
上ると予測している。
JR岩国駅から約3キロに位置する同空港周辺には、コンビナートを形成する
大手企業があり、世界遺産・厳島神社(廿日市市)にも近い。全日空広島支店の
安永太郎支店長は「ビジネスと観光の両方で新規の需要が見込める」と言い、
今秋から企業訪問など営業を強化する予定だ。

一方の広島空港は、羽田便(1日17便)の利用者が全体の9割を占める。
危機感を強めた県が打った手の一つが新たな空港連絡バスだった。
従来の路線に加えて、広島、岩国錦帯橋の両空港で利用者が分散するとみられる
広島市南西部の五日市駅などから2ルートで走らせたが、広島駅から50キロという
距離や、経由する山陽道の渋滞や事故などへの強い懸念から利用者は1桁台と
苦戦している。

関西空港などで話題を集める格安航空会社(LCC)の参入予定もなく、
県空港振興課の森永勝課長は
「早急に有効な対策を講じなければ、新幹線にも岩国空港にも利用客を奪われかねない」
と危機感を隠さない。

航空・空港政策に詳しい関西外国語大の引頭雄一教授は
「100万都市だから潜在的な需要はある。広島空港に定着した『遠い』という
イメージを変えるため、イベント開催や限定品の販売など、空港の魅力を高める仕掛けが
もっと必要だ」と話している。

ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121007-OYT1T00788.htm?from=main8
“広島-東京の航空機と新幹線の比較”という表は
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20121007-800513-1-L.jpg