1 :
名前は誰も知らない:
2 :
名前は誰も知らない:2012/04/16(月) 19:21:27.54 ID:HvBn8ygh0
3 :
名前は誰も知らない:2012/04/16(月) 21:33:38.66 ID:upl/oLRF0
乙。
村上談義だが、俺は初期の頃は好きだ
初期の主人公って孤男チックじゃね
4 :
名前は誰も知らない:2012/04/16(月) 22:23:20.36 ID:RC2m6ZIb0
同じく初期は好きだな
ねじまき鳥以降はがっかりだが
5 :
名前は誰も知らない:2012/04/16(月) 23:12:18.42 ID:upl/oLRF0
ダンス・ダンス・ダンスの五反田君の孤独っぷりには泣いた
6 :
名前は誰も知らない:2012/04/16(月) 23:13:40.14 ID:9jjaUNN2O
1乙
7 :
名前は誰も知らない:2012/04/17(火) 12:40:18.62 ID:43cCjFgU0
クリムゾンの迷宮、突っ込み所ありすぎな設定だけど面白かった。
8 :
名前は誰も知らない:2012/04/17(火) 13:07:00.93 ID:W5rHbGky0
俺は羊をめぐる冒険で止まってるが
一応ダンスダンスダンスまでは読んだ方がいいのか
9 :
名前は誰も知らない:2012/04/17(火) 15:27:43.11 ID:1IB3Dfvg0
ダンスは、三部作の続きであり結末をつけているので読んだ方いい
村上春樹読んでる人結構いるんだな
>>7 クリムゾンは面白いな
ああいう小説がもっと読みたい
初期の村上春樹は良くも悪くも主人公に孤独人間の魂を感じて感情移入してしまうから
で、たまに読み返すと昔と感じ方が全然違ったりする
ダンスダンスダンスは初めて読んだのは高校の時で全然分からなかったが
30過ぎて読むと滅茶苦茶引き込まれた
村上春樹だけど、前スレで「春樹読んでるって孤男か?」みたいなレスがあったけど
この人の小説は都市の孤独の代名詞みたいなもんだったよ
ノルウェイ、それからその後のさらなる大ブレイクメガヒット超メジャー化、またその後の作風の変化でもはやそういう側面は語られることはあまりないけど、
少なくとも90年ぐらいまでは村上春樹と言えば「孤独」「孤立」「世界との違和感」「コミュニケーションの不可能」「乖離」「自閉」
そういうイメージは強く、論者の批評でも読者の感想でもそういうことが語られることが非常に顕著だった
これは比較的最近の発言ではあるけど、海外のインタビュアーによる質問にこう答えている
――あなたの著作は、疎外から逃れる手段についての寓話なのでしょうか
村上 そうだと思います
連投すまん
そして、そういった都会の孤立した若者の姿を、それまでの伝統的な私小説の中での湿った叙述とは対極のやり方で
または例えば大江等の小説にみられるああいった(一般的な意味合いでは)難解なレトリックを使って深刻な身振りで語るのではなく
海外の小説に影響を受けた非常にポップでセンテンスの短い文章と、軽やかで乾いて一見明るいムードに満ちた風情の中で描出していった
そこがまあ新機軸で、当時の変化しつつある(まさに70年代末〜80年代)時代状況の中で孤独や生きにくさを感じる若者にコアな人気を得た
まあこの作風というか芸風では、パイオニア、第一人者、というかワンアンドオンリーだったな
が、ただ主人公は実に女にはモテるw
そこにムカつく読者も住人もいるだろうなw
16 :
名前は誰も知らない:2012/04/17(火) 20:07:10.73 ID:rZ7S+fSx0
まあ春樹に関しては老若男女問わず読んでる作品になった感じはある
ひねくれ者のおれは読まなくなったなあ
最近は佐藤友哉にはまった
そういや佐藤友哉も春樹チルドレンって呼ばれてたな
今の作風はそこから離れてると思うけど
>>15 孤男ならまさにそこに反発、というか違和感を覚えないか?
俺は覚えるから受けつけない
俺自身は全然反発も違和感も覚えないな。孤独と異性にもてることは、全然抵触するものでも矛盾するものでも相容れないことだとも思わない
でもレスに書いたとおり、そういう人もたくさんいるだろうと思うけど
20 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/17(火) 20:48:27.30 ID:IYJEYgYgP
結局村上春樹の文学ってのは「自分自身を不完全であるがゆえに肯定する」という傲慢な儀式なんですよ
傲慢な人登場
たとえば90年代に入って車谷長吉(デビューは80年代だが)、00年代に西村賢太、そしてこの前の田中慎弥など、昔ながらの怨嗟に満ちた私小説作家の登場は
村上的なものへのある意味揺り返しだろうな
まあそう言われると、車谷も他の人も「別に反動でやってるんじゃない」というだろうし、そのとおりだけど
あと、念のために、田中は私小説以外の実験的なものもある
傲慢であれ謙虚であれ人それぞれ
結局感想個人の心境なんだろうね
>>18 金、女、名声すべて手に入れてなお埋めがたい孤独を抱え続ける男、なんてありふれた話じゃないか
孤男=喪男というわけでもあるまい
もちろん俺はもてないがね
25 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/17(火) 21:04:14.40 ID:IYJEYgYgP
「私小説か否か」という区分自体がもはや「文学論」を成り立たせるためだけに存在する概念に過ぎない
ごめんね。私小説はあくまで比較の例に出しただけだからそこはそんなに気にしないでいいよ
27 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/17(火) 21:09:10.76 ID:IYJEYgYgP
田中慎也を読んで「「私」を小説にしている」と思える人間って
一体どんな脳味噌なんだろう
そっかごめん。じゃあ私小説風フィクションと言いかえておこう
29 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/17(火) 21:17:08.76 ID:IYJEYgYgP
小説だろうとその他「物語芸術」であろうと
そこに「ロマン主義か自然主義か」みたいな対立を持ち込むのは不毛
すべての「物語」は「虚構」であり、そしてそこにこそ「現実」が生まれる
30 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/17(火) 21:23:03.81 ID:IYJEYgYgP
全ての「現実」は「虚構の子」であり
全ての「虚構」は「現実」を孕んでいる
まあそんなことは了解のうえで、面倒だから簡単に「私小説」って言ってるだけなんだけどね
別に私小説の話をするつもりなんかもともと全然ないんで、いいんだけど
32 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/17(火) 21:23:30.50 ID:IYJEYgYgP
訂正
全ての「現実」は「虚構」の子であり
全ての「虚構」は「現実」を孕んでいる
33 :
名前は誰も知らない:2012/04/17(火) 21:29:06.01 ID:j0LE9lMe0
やれやれ(ワタナベ風に
俺は春樹も読むけど西村賢太も好きだよ
自分のケツの穴の奥まで見せるような生々しいだけの私小説だと辟易するが
西村賢太はそれを笑いに昇華してるところに手腕を感じる
35 :
名前は誰も知らない:2012/04/18(水) 05:38:24.50 ID:0t/XMPyz0
海辺のカフカ読もうとして途中でやめたわ
あれを読む限り村上は俺には合わない
初期ファンの俺からするとカフカは最悪だった
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」って、面白いですか?
それはおそらく最高傑作。ただしメタな小説や凝った構成は苦手という人にはあまりお勧めしない
40 :
名前は誰も知らない:2012/04/18(水) 08:44:32.03 ID:nz5W8BAiO
ズッコケ三人組
41 :
名前は誰も知らない:2012/04/18(水) 09:43:41.76 ID:Ga83qJy1O
瀬名秀明の『ブレインヴァレー』読んでるが
専門用語多すぎて難しい(笑)
瀬名秀明の代表作のパラサイトイヴは読んだけど,他におすすめってあるかな?
今日図書館で事典が面白い事に気がついた
もっと早く気がつけばよかった
ああ働きたくなくなってきた今日があと100時間あればいいのに
「ライトジーンの遺産」の主人公の思考や哲学が好き。まさに弧
今はあいぽんでラヴクラフトを読み返している
スマホだと1ページの文字数が少なくてサクサク読めるという事に気付いた
ラインナップもっと充実してくれんかな
>>41 ブレインヴァレーは物語よりもオカルト解明のうんちくが面白かった
山本一力の時代小説は面白いけど
こればっかり読んでるとマンネリすぎておなかいっぱいになるな
孤独の科学---人はなぜ寂しくなるのか を読んでる
お猿さんを群れから引き離して孤独に育てると明らかな社会性の欠如が見られるとか
読むたびに心に来る
46 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/19(木) 20:47:18.85 ID:ZQl6LyNtP
>お猿さんを群れから引き離して孤独に育てると明らかな社会性の欠如が見られる
こんなの当たり前じゃない?
なんか目新しいの?
群れを作るのは動物園のサル山のサルだけで
野生のサルはもともと群れを作らないと聞いた
48 :
名前は誰も知らない:2012/04/19(木) 23:13:13.15 ID:yRrncAqQ0
1時間に50ページも読めない
だから読みたい本たくさんあるのにろくに読み終わらない
あー
>>48 知らないのも結構あるな・・・
大好きな「異邦人」が入ってるから参考にさせてもらおう
しかしアニメ共々ギル様は忙しいな
>>49 別に急いで読まなくてもいいんじゃないのか。
俺も読みたい本が多くあるけど、追いつかないよ。
>>48 ほぼ有名どころではないか?
特別個性があるようには見えない
北野勇作「どろんころんど」読了
小説の表現方法は腕が上がっていっているけど個性はどんどん薄くなっているなぁ
登場人物がペラペラ喋るせいで初期のよく分からないあやふやさも殆どない
ラストも少々投げっぱなし気味であんまりおもしろくはなかったかなぁ
文も凝った装丁のせいで読みにくいし
>>48 読書好きってそのサイトに挙がってるような本は全部読んでるもんなの
ベスト100まで絞ってもらっても自分じゃ読み終えるまで何年かかるか分からないな
今そこに挙がってるセリーヌの夜の果てへの旅読んでるけど一週間で上巻の6割程度しか進んでないぜ
夜の果てへの旅は勢いつけて読みきったほうが楽しめるような気がするよ。
今はライトノベルを読んでるんだけど文体の過剰さに疲れる
アニメを見るのでたまにライトノベルにも手を出してみるものの大抵挫折する
日日日「ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編」読了
続き物とは気づかずに購入してしまった
「僕」の過剰な突っ込みが気になったがライトノベルとはこういう大げさなもんなんだろう
57 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/21(土) 22:55:53.48 ID:dgUbTYikP
その「突っ込む僕」の視点ってのが実は重要で
自分自身をあくまでも「まとも」の側に置きながら、
それでいて「まともでないもの」に(「萌え」たりすることによって)救済されようという心理構造があるわけだよね
58 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/21(土) 22:56:53.08 ID:dgUbTYikP
「やれやれ」とツッコミを入れながらも
実はその「突っ込む対象」に依存している状態
59 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/21(土) 23:00:01.83 ID:dgUbTYikP
建前ではマチズモ的、男性的理性主義に立脚しながらも
本音では幼児的な依存、支配を求めている
まあ日本の伝統的家父長制にはありがちですよ
60 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/21(土) 23:02:30.47 ID:dgUbTYikP
「空気に抗えなかった」という「自称エリート」の大本営や原子力ムラと同じ心理構造
いつもカキコミ見るたびに思う
こいつ読書楽しくないんじゃないかなって
違ってたらゴメン
でも批判ばっかだよね、しかも借り物の論理の
62 :
名前は誰も知らない:2012/04/21(土) 23:43:03.58 ID:wUt/uH7W0
やれやれ
「限りなく透明に近いブルー」村上龍よんだ
描写の対象がえぐいけどそれだけのことじゃないかと思った
このコテは言われなくても了解済みのことを一々つついてくる
そんなこと一々書いてたら煩雑になるし一つ一つそうした部分から書いてたら面倒で仕方ないから、
分かってるけど便宜的に、あえて簡略化してレスしてるところをいつもいつもつついてきて
そこから話さなければならないから本当に面倒で仕方ない
一々そこまで降りていって、お互いに了解済みであることをわざわざ言葉の正確性の限りを尽くして
一から始めなければならないから疲れる
本当に面相臭い人だと思う
言葉をきちんと使うことは大事なことだけれど、この人は言葉を使いこなしているのではなく
逆に言葉にがんじがらめに縛られているだけ
言葉の主になるのではなく、言葉の奴隷になっちゃだめだよな
かわいそうな人なんだと思うよ
言葉や論理に対する強迫観念がものすごいんだと思う。それは辛いことだろうね
66 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 00:00:35.50 ID:r3wWjSKvP
ほら、言葉だけのゲームが始まったw
68 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 00:05:09.17 ID:dgUbTYikP
ほら、その「ゲーム」に応じてみろよ
あんた出来るんだろ?
出来るけれどあえてやらないんだろ?
言葉の奴隷は一人でやっていてください
70 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 00:07:25.27 ID:r3wWjSKvP
「奴隷」にすら出来ることが
あなたのような「市民様」に出来ないんですか?
71 :
名前は誰も知らない:2012/04/22(日) 00:08:20.58 ID:uccykN8B0
>>61 横レスで済まないが良き文学とは読者を絶望させるものである
借り物の論理だが、三島由紀夫の言である
俺は一応目を通しているなぁ毒麦と思っても刈り入れまでは抜いてはいけないとイエス・キリストも仰っているし
72 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 00:09:22.82 ID:r3wWjSKvP
あんたは「言葉」を使いぱしることが出来るんだろ?
だったらそれで「言葉の奴隷」を論破してみなさいよ
73 :
61:2012/04/22(日) 00:22:53.17 ID:P0+aOQJj0
>>71 絶望もまた楽しいものさー
物語の中の絶望まで降りて行って絶望を深く味わえる場合なら、という制限付きだけど。
このコテの人、何でも上から見下ろすだけでコミットしないっていうか…
自分の理論を武装補強するためだけに読書してるっていうか
上手く言えんが、そんなんで楽しいの、もっと別の読みかたもできるのに、と思っただけなんだ
気に障ったらスマン
74 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 00:26:18.79 ID:r3wWjSKvP
僕は基本的に「更新」はしても「補強」はしない人間です
言葉や文章に対する主体性がないから、ただ単に論理においてはじくことしかできないんだろうね
だから批判しかできない
わざわざつまんないものに落としこむよね。
読書体験を慣習化しようとしているように見える。
イラッとしてる人に共感するよ。
でも、嫌いじゃないよ。
居てくれた方が私は楽しい。
このスレ、本の内容についてみんなあまり語り合わないんだもの。
77 :
名前は誰も知らない:2012/04/22(日) 00:31:43.28 ID:UOc5kiOL0
楽しみたいんならわざわざ読書なんてしなくてもいい気がする
論理だけに特化したアスペルガーなんだろうな
相手してたら誰でも地獄のように疲弊するよ
まあ自分も別に嫌いってわけじゃない
枯れ木の山の賑やかしだからね
79 :
61:2012/04/22(日) 00:48:09.43 ID:P0+aOQJj0
>>77 もちろんそう思う
ただ読書することによって読書以外の体験の楽しみや喜びが増す様に思うんだ
…こういう意見どっかに書いたなと思ったら前スレ999だったw
>>74 僕が言ってるのは「考える方法・理論」の話しではなくて「考える姿勢・目的」のことです。
粗探しが文章を読む際の基本姿勢になってませんか、ってことです。
80 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 00:49:55.95 ID:r3wWjSKvP
考える目的?
それは自分の人生を豊かにするため
誰だって同じでしょう?
>>79 相手しないほうがいいよ
どこまでも論理の迷宮に入っていって泥沼の底までいって底は無いから
勝手に喋らせておいてこういう人もいるんだと思えばいい
ていうかたかが一個人としての感想に噛み付かれても困るんだな
◆DxgwL./BZwには自分なりの理論があるんだろうが
自分が読んだ限りは◆DxgwL./BZwの言うようなことなんて微塵も感じなかったし
仮に合ったとしても自分の感想は上で書いた以上のものはないわけで
そこで横槍入れてぐだぐだ語られても困る
83 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 01:01:33.74 ID:r3wWjSKvP
別にあなたに噛み付いたわけではなくて
「ある種の傾向がある」ということを言っただけ
84 :
61:2012/04/22(日) 01:12:47.71 ID:P0+aOQJj0
>>81 そうかも。でも自分と違う攻撃的な読みをしていて、感心する部分もあるんだ。
もうちょっと付き合ってみる。
スレ汚してごめんなさい。
>>80 もちろん僕もそうだ。いろんな体験を通していろんな感情を経験して人生を多様で豊かなものにする。いうならば、多様な自己を生きる。読書はその方法の一つ。
で、粗探しみたいな読み方で楽しいんですか?それはあなたの人生を豊かにするのですか?ってことを聞きたいんだけど…
85 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 01:16:39.01 ID:r3wWjSKvP
粗探しじゃないよ
間違っている者に対して「間違ってるよ」といい
病的なものに対して「病的だよ」といい
ムカつくものに「ムカつくよ」といってるだけ
86 :
名前は誰も知らない:2012/04/22(日) 01:17:55.45 ID:uccykN8B0
>>73 マクベスの魔女みたいだね、綺麗は汚い、汚いは綺麗って(原文はもっと抽象的な表現だった筈だけど
でもコテの言いたいことも大方そんなことだろう、つまり禁忌と侵犯の関係性
孤男ってのは自分を可愛がりすぎて他人を強烈に否定してしまったナルシストだと思っているから、
コテの言動・立ち振る舞いは、おそらく皆の先を行く後ろ姿なんだろうなぁと思ったり
87 :
61:2012/04/22(日) 01:31:24.36 ID:P0+aOQJj0
>>85 なるほど。
自己を押し通す。自分のリーチを測る。自分の意見を戦わす場としての読書か…
僕は多様な物事を知り自分を変容させるために読書するので、
かなり違う読み方ですねー
>>86 そういう孤独な人ばかりではないと思いますよ
むしろ孤独なのは他人を肯定するきっかけの一つとして働くと思います。
88 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 01:34:31.65 ID:r3wWjSKvP
>自己を押し通す。自分のリーチを測る。自分の意見を戦わす場としての読書
>多様な物事を知り自分を変容させるために読書
この二つを分離して考えること自体が間違い
自分が変わるためにも自分を知らねばならない
89 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 01:39:30.83 ID:r3wWjSKvP
「変容」それ自体が目的化してるってどういうことなんだろうね
認識を深める中で自然と変容していくのならわかるけど
こういう人って誰かに「乳首にピアス開けろ」とか言われたら喜んで従うんだろうか?
90 :
61:2012/04/22(日) 01:43:48.91 ID:P0+aOQJj0
>>88 >自分が変わるためにも自分を知らねばならない
もちろんそうです。変わることによって結果自分を知ります。
自己を押し通すことによっても自分を知るでしょう。
その二つの読み方は分離出来る、違うとおもいますよ。
91 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 01:50:56.05 ID:r3wWjSKvP
「押し通す」「変わる」ってそれそのものには意味なんかないんだよ
それによってどうなったかが問題
>>89 変容って主体性の無さって意味ではないですよ。
変容が直接の目的ではないです。むしろ自己を知る、認識を深める、変容する、が渾然一体となって進むって感じかなぁ。区別出来ない
>>84は少しニュアンスの違う書き方でしたね、スマン
>>91 だから、それによって自己を知る>豊かに生きる、ということではないですか。
なにが問題なの?
93 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 01:54:19.46 ID:r3wWjSKvP
そもそも「変わったかどうか」を認識しているあなた自身はどこにいるわけ?
「変わったかどうか」ということが「認識」の領域に留まるという認識自体が傲慢なんだよ
94 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 01:56:03.89 ID:r3wWjSKvP
それこそ赤軍の「総括」みたいなもんでね
>>93 主体の一貫性という意味だったら、ないです。そんなことは重要じゃないから
97 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 01:58:58.62 ID:r3wWjSKvP
本当にその人間が「総括」出来たか(変われたか)なんてことは誰にもわからないし
そんなことは問題ではないということ
そんなこと言われてもw
それじゃ自己を押し通すことによって自分を知ることが出来たか誰に分かるんです?
この場合他人は関係ないでしょう。読書で変容するのは自分のみですから。
>>87は認識を深めて自然を変容させるために読むと解釈できるじゃん。
コテは否定的な読み方が見つかったらそこで止まっちゃうからモメる。
「変わったかどうか」や「認識」にしたって、否定=自己肯定のために極端な意味をとってるようにしか見えないよ。
本を読んであるものに対する考えが変わったっていうのを真とする解釈ができるじゃない。
記憶を照らしあわせれば自己の変容はわかるじゃない。
変容の自覚と変容の証明をゴッチャにするのは変てこだよ。
本当に〜〜っていう文章の作り方は如何にも否定のための縮小解釈じゃないか。
そういう問いの建て方が「粗探し」と評される所以だよ。
正直、コテには自分が見えてないように見える・・・
101 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:15:07.45 ID:r3wWjSKvP
「変わった」ということは異なる考えを「受け容れた」ということ
「受け入れる」ためには「理解」する必要がある訳だけれども
その「理解」するための道具立ては変わる前の自分に既に存在しているんだよね
102 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:16:33.74 ID:r3wWjSKvP
訂正
「変わった」と認識するいうことは異なる考えを「受け容れた」ということ
「受け入れる」ためには「理解」する必要がある訳だけれども
その「理解」するための道具立ては変わる前の自分に既に存在しているんだよね
103 :
名前は誰も知らない:2012/04/22(日) 02:18:13.98 ID:UOc5kiOL0
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
104 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:24:26.06 ID:r3wWjSKvP
例えば「側頭窓」というものを知らない人間に
「カメ類は無弓類ではなく双弓類である」と認識の変化を迫っても意味が無いのと同じ
>>101 受け入れても受け入れなくても変わります。
それに
>>92で書きましたが、変わるのと知ることが同時に起きるような感じなので、
>>95で書いた様に過去のどんな自分が理解したか、は重要じゃありません。
思うにあなたは自己を限定しすぎていて、読書の可能性をせばめているのでは?
106 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:27:03.72 ID:r3wWjSKvP
>>105 要はあなたが言っているのは
「変わっても変わらなくても同じ」ということ
それ自体は正しい
>>104 ん?それは自己の変容じゃなくて、単なる知識の追加では?
例えが変ですよ
108 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:32:02.97 ID:r3wWjSKvP
何を言ってるんだ?
「追加」だって「変容」の内だろ?
もちろんそれは認識の枠組みの中での「変容」に過ぎないが
>>106 要約出来てません。
変わることと変わらないことは違います。
変わることと自己を押し通すことは、どちらも自己を知ることに繋がる。結果は同じ。
ということでは?
>>90でも書きましたが
110 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:33:51.17 ID:r3wWjSKvP
「変容」を「変容」であると「認識」するためには「枠組み」が必要になる
もちろん「枠組み」の外側でも「変容」は起きるがそれは「認識」の領域での事象ではない
111 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:36:36.35 ID:r3wWjSKvP
枠組みの外側で変容が起きたとして
しかしながらそれは認識的は「変容していない」ということになる
>>111 そりゃそうだw
確認ですが「枠組み」って言葉を「自己」って意味で使ってますよね。
違うの…?
>>102こういう解釈をしてたことは傍から見ると明白だったよ。
コテがわざわざ見えない特異点を想定してるってことは……。
どうして異なる考えを受け入れたことを自己変容と解釈できないのかな?
>>110-111 認識下の変容を変容を否定しないんだったら対立が成立してないよ。
認識外の変容の存在を示したところで、ID:P0+aOQJj0はハナからそれ否定してないんだから。
>認識下の変容を変容を否定しないんだったら対立が成立してないよ。
認識下の変容を変容ではないと言えないんだったら〜
失敬
115 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:47:52.31 ID:r3wWjSKvP
>>112 枠組み=自己じゃないよ
枠組み⊂自己だよ
>>112の書き込みはあなたが「自分は自己の全てを認識の領域下においている」という認識の表れだよ
俺はそれは傲慢だと思う
116 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:52:20.24 ID:r3wWjSKvP
>>113 俺は「変容」それ自体を否定しているわけではない
117 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 02:54:24.28 ID:r3wWjSKvP
>>112は「変容は知識の追加ではない」と言いつつ
「変容を認識の領域下に置くことができる」と言っている
>>115 そんな自前の定義をいまさら…僕はそういう風に定義してなかったし、そもそもそんな話じゃなかったように思う。
>>99>>102>>105>>110の流れでいきなり無意識下の話をされても困るわw
あなたは無意識下で読書するのですか?w
120 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:05:29.55 ID:r3wWjSKvP
>>118 じゃあどういう話なの?
>>119 「豆知識(情報)を得ること」が「変容」でないとするならば
あなたは何を以て「変容」を「認識」するんですか?
121 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:07:14.12 ID:r3wWjSKvP
僕が言っているのは単純なこと
「自己を貫いているか」「自己が変容しているか」なんてことを「認識」しても意味はない
「自己」そのものを「認識」するしかないということです
122 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:09:30.69 ID:r3wWjSKvP
勿論「自己そのものを認識する」ということは「自己と認識を合一化する」ということではない
ある「対象」に対する「自己」を認識するということです
123 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:10:46.48 ID:r3wWjSKvP
例えば「カメ類」という「対象」に対する「自己」
>>116 変容の認識の話だよね。
私が問題にしてたのは
>>93。変容が認識できるなんて思うことが傲慢だよというような言い方。
ID:P0+aOQJj0の時点で枠組みの話は出てなくて、
枠組みの外の変容まで完璧に俺っち認識できちゃうよ!と言う話じゃなかった。
だから認識下の変容を自己の変容と捉えられるなら、
>>87に噛み付く理由はないよ。
だからさあ、コテは目の前のものを否定するために概念を作ったり歪めたりする癖がありありなの。
そしてそれは「思うにあなたは自己を限定しすぎていて、読書の可能性をせばめているのでは?」なの。
自分を全く変えないように読んでるの。
自分まで言説の切っ先が届かないように、読みかえちゃってるの。
そう見えるよ……。
125 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:16:13.73 ID:r3wWjSKvP
>>116 僕が怒ったのは
>>87が「押し通す」と「変容する」を対立させて物事を考えていたからなの
>>121>>124 いつから認識論の話をしていたのですか?
読書によって何を得るのか、という話しでは?
僕がこのスレで言いたいのは、
>>87なんですが
128 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:21:01.00 ID:r3wWjSKvP
自己を押し通す為には変わり続ける「外界」をフィードバックさせることだってあるし
「変容している」というつもりになる(そういう認識を持つ)ことによって何かを守ろうとすることだってある
しかしそういう「行為」がどのような「因果」をもたらすのかを
「認識」の領域下に統御するのは不可能である
129 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:28:39.99 ID:r3wWjSKvP
「変容するために読書をする」ということは
何らかの「変容」を「認識」するからこそ(またはそれに確信的期待を抱く)からなんだよね
しかしそれは自己の内部に変容しがたい「枠組み」があるからこそできる話で(ところが
>>87は「情報の追加は変容ではない」と言っている)
そうである以上「変容したか否か」を認識的に問うことは意味が無いと言ってる
>>125 怒ったことを問題にしてるんじゃないよ。
怒ったのは
>>88-91の部分だよね。
私が変だなと思ったのは
>>93で、
>「変わったかどうか」ということが「認識」の領域に留まるという認識自体が傲慢なんだよ
というところ。
>>87(
>>92ってしたほうが良かったかな)の文章は肯定的にも解釈しうるのに、
怒りに任せてか言葉の意味を勝手にズラして縮小して否定したのはおかしい。
>>126 私が言ってるのは
>>87はそのまま素直に肯定的に読めるのに、
わざわざ否定のために
>>93で認識(認識論)が持ちだされたのは変だよ!っていう話だよ。
私は
>>87は素直に捉えたよ。
同じ動機を自分の内に見つけたから。
131 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:32:22.12 ID:r3wWjSKvP
>>87は二重におかしくて
「変容」を「情報」として「認識」しているにも関わらず「情報の追加は変容ではない」と言い
また
変容しがたい「枠組み」の中で「変容」を「認識」しているにも関わらず「変容と押し通しは違う」と言っている
132 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:35:18.74 ID:r3wWjSKvP
>>131 変容を情報として認識していると読むのは変だよ。
情報が変容をもたらしうる(変容を期待する)っていう解釈が妥当でしょ。
情報の追加そのものは変容ではない。
>>104のようなやり方は変容をもたらさない(無意味だから)から
>>107で「それは〜知識の追加では?」となったわけ。
つまり
知識の追加が変容につながるなら変容と呼べるし、
知識の追加にとどまり変容をもたらさない/認識できないなら「〜知識の追加では?」なの。
ここでもまたディスコミュニケーション。
134 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:42:58.83 ID:r3wWjSKvP
>>133 「変容を期待する」ということは
「変容」ということについて何らかの確信に値する「認識」が存在するからだよね?
「情報」として「認識」ができないものに対して期待するというのは不可能でしょう
135 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:45:06.61 ID:r3wWjSKvP
「変容」を「認識」するということは
その「変容」という「情報」を既存の枠組みの中で処理するということ
そもそもずっと変容と変化を使い分けてきたのですが…
確かに本を読んで、(単純に表せば)
A.内容を否定する/自分を押し通す
B.内容を受容する/自分が変容する
両方とも変化はしますね。
で結果両方とも自己を知り、豊かになる、と。
結論は同じですが、読み方は違いますね?
もちろん、全ての本をどちらかの読み方で読む、ということはしません(し、出来ません)。
あなたはA多め、僕はB多めということでしょう。
というのが
>>87の意味です。
138 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:49:08.33 ID:r3wWjSKvP
>むしろ自己を知る、認識を深める、変容する、が渾然一体となって進むって感じかなぁ。区別出来ない
これが「変容」であり「情報の追加」であり「自己の貫徹」であるいうことを言っている
「自己を知る」、「認識を深める」、「変容する」という別個のものが渾然一体となって進むのではなく
全てが意味的に等しいということ
変容を期待するのは過去の読書による自己変容経験からだよ。
目の前の本が変容させてくれるか、
そんな内容を持っているかどうかが事前にわかるって話じゃないよ。
そんなの常にわからないけど
「読書は自己変容をもたらし得る」というところまで確信していたら期待は成立するよ。
……まあ私が
>>87じゃないから私の
>>87解釈になるけど合ってると思う!
>これが「変容」であり「情報の追加」であり「自己の貫徹」であるいうことを言っている
>「自己を知る」、「認識を深める」、「変容する」という別個のものが渾然一体となって進むのではなく
>全てが意味的に等しいということ
違います。僕は区別して使っています。
141 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:54:35.48 ID:r3wWjSKvP
>>139 つまりそれは「変容」を「情報」として既存の枠組みで処理したということだね
「変容する」ことを「既存の枠組み」の領域下に置いたということ
>>137 >A.内容を否定する/自分を押し通す
>B.内容を受容する/自分が変容する
これが成り立たないということを言ってる訳
>>139 そうです!僕が読書する時の目標がそれです。
出来ればcoIwRTfp0さんの黒鳥館館主さんの読書観解釈も聞きたいですね。
143 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 03:56:30.13 ID:r3wWjSKvP
>>141 あなたの「枠組み」の定義に従って言うと、
むしろ「枠組み」が変化すると同時に自己が変化するんですが
145 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 04:02:22.76 ID:r3wWjSKvP
>>144 そうだよ
ただその「枠組みが変化した」という「認識」もまた「既存の枠組み」の内部で発生する
>>142 今のところはネガティブな解釈にしかならないなあ。
>>124の後半にも書いたけど、
文章を読みながら全く自分まで言葉が届かないように読み替えている……ように見える。
文章を/書き手を否定するために読んでるとするなら、
自己肯定、自分はエライと思いたいがために読んでるようにしか見えない。
一連の討論にしても、
徹頭徹尾、意味のすり替え、言葉の再定義で「言葉が届かないように読み替えている」
カギカッコの増え方にそれが表れてる。
まあ解釈だけど……。
>>145 ですからあなたの定義に従って言うと、
その「既存の枠組み」も「自己」も「認識」の変化によって変化するんです。渾然一体となって
148 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 04:09:46.79 ID:r3wWjSKvP
>徹頭徹尾、意味のすり替え、言葉の再定義で「言葉が届かないように読み替えている」
どこがどうそうなっているのか具体的に指摘してください
149 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 04:11:40.99 ID:r3wWjSKvP
>>147 そうだよ
ただそれを「変化」として認識するのは「既存の枠組み」によるけどね
まぁ変化の順番はどうでもいいことです。
これ以上は平行線ですねー
読む方法の分類や、読書に因って起こる変化についての考えは違うけれども
>>80>>84の読書の効能の点で同意できたのがうれしかったですね
本の読み方や、読んだことで感じたこと、得たものなんて自分が納得すればいいもの
こんなところでグダグダ言い合うもんじゃないよ、と思ってるわ
モームの月と六ペンス読了
図書館開くまで寝よう
>>151 ごめんなさいね
ただ、余りにも自分の読みと違うので興味が湧いて
読書も面白いが会話も面白いですねぇ
それと、スレを消費してしまって申し訳ないです。
>>148 ずっと指摘し続けてたよっ……
>>89の時点でもう意味の通らない否定になってる。
コテは「どういうことなんだろうね?」「〜ならわかるけど」「〜だろうか?」と言ってるあたり、
まあ意味分かんないってことなんだろうけど、
それに対して私は
>>99解釈を出した。肯定的にも読めるよ? 意味の通る読み方があるよ? ってね。
私にはコテがこういうストレートな解釈ができないとは思えないのよ……
(ていうか私の言いたいことは
>>99にだいたい詰まってたわ)
まあその前に
>>93で何故か認識に矛先が変わってた。
それがおかしいと思う私の意見は
>>113。
>>97では「本当に〜」という書き方でまた「変わる」と言える範囲を狭めた(変わると言わないために!)。
そのへんは
>>100で突いてた。
>>101-102はもう明白。言葉の定義を勝手にしちゃってる。
これは本当に変で、こういう文章はもともとの発話者であるID:P0+aOQJj0が定義するなら通るけど、
他人が勝手に他人の使ってる用語を定義しなおしたりしちゃ駄目だよ。
まあキリがないからここまで!
>>146 なるほど…
読書の仕方は様々ですよね
僕は、著者の話しに没入するだけでなく、たまには取っ組み合いの読書もしてみよう、って気になりましたね。
周りに本のこと話し合う相手いないので、いい刺激になりました
私の意見を言わせてもらうと
>>151と同じで
本の読み方は違っていいということ。
ちょっとコテの読み方批判したけど、
それはID:P0+aOQJj0に対するコテの批判のおかしさと
コテの読み方がつながってるように思われたことによる延焼。
私はコテの批評自体は意見の一つとして面白いと思うよ!
コテの批評した本は面白くなさそうに見えちゃうけどね!
いや話せて良かったよ。
あと最後にどんでん返しなんだけど、
どういうわけか何故か女口調になってたけど、
白状させてもらうと俺は男だった!!!!
何でこうなったのかわかんねえけど!
156 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 04:52:39.24 ID:r3wWjSKvP
>>93で矛先が変わったのはその通りで
その時点で新たな問題に気付いたから(「認識が深まった」と言ってもいいかもしれない)
157 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 04:56:56.30 ID:r3wWjSKvP
>
>>101-102はもう明白。言葉の定義を勝手にしちゃってる。
どういう風に?
自分は「変わったということ認識する」ことについて言ってるわけだけど
それは当たり前だよね
「僕は変わった」とある人が言う場合、「変わった」ということは「異なる考えを受容した」ということなんだから
158 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 04:59:16.52 ID:r3wWjSKvP
「本を読んである物(対象)についての考えが変わった」というのはいくらでもありうる話
しかし「考えを変える」にはその考えを「理解」する必要がある訳で
「理解」の為にはその足場となる「既存の枠組み」が必要になる
159 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 05:01:11.08 ID:r3wWjSKvP
別に「粗探し」をしているわけではないんですよ
ただ自然と「新しい疑問」が湧いてくるだけ
よそでやれ
161 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 05:13:45.32 ID:r3wWjSKvP
ただここで自分が一貫していっているのは
「変容させること」と「貫き通すこと」がはたして対立する概念なのかということ
「変容させるために読書する」などということは「変容すること」をあらかじめ予測し、それに対して打算的な期待をしている訳で
そこなされる「変容」が本当に「変容」と呼べるのかは不明瞭だし
もし「変容」と呼びうる事象があったとして、その「変容」を認識下においた時点で
変容は規定の枠組みの中に入るわけで、それは本当に「変容」したことになるのか
定義は、元々多義的に解釈しうる状態で提示された、ID:P0+aOQJj0の変容とか変わるとかっていう言葉を
「異なる考えを受け入れた」としたこと。受け入れなくても変容はする。
同意できない意見に呼応して何かが生まれることがある。
たぶん他にも色々ケースはあるけど眠いから思いつかない。
要は意味を狭めたことを批判してる。
あと理解って言葉も、また幅の広い意味を持った言葉なんで、
こういう言葉を中心に議論するとしっちゃかめっちゃかになりやすい。
そんなもの持ちださなくても
>>87はわかるはず。
あと道具立てっていうまあ意味はなんとなく通じたけど、
あんまりこういう話題に使わない表現をスルリと使って、
また
>>87言説がぼやけちゃって。
ああ、書いてる間に
>>158。
既存の枠組みっていう造語、コテに見える心理システムの話なんか持ち出してまで、
>>87を批判するのは変。
>>159いいと思うよ。それをまた聞かせてくれ。
>>76で最初に言ったように、コテがいないとあまり語り合いにならなくて、
つぶやきスレになっちゃってつまんない。
別の解釈だって知りたいから。
163 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 05:15:55.86 ID:r3wWjSKvP
予測、打算の「変容」
規定の枠組みの中での「変容」
そういうものを「変容」とすることは別に構わない
しかしそれは言うならば自己を貫き通すこと(恒常性)に資する「変容」でもあるのではないか
164 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 05:18:01.38 ID:r3wWjSKvP
>定義は、元々多義的に解釈しうる状態で提示された、(p)ID:P0+aOQJj0(26)の変容とか変わるとかっていう言葉
違うね
もともとは「自己を貫き通すこと」に対義する言葉として提示された
165 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 05:22:12.88 ID:r3wWjSKvP
「理解」って言葉にいくつもの意味があるように思えるの?
少なくともこの場において?
多義的にっていうのは何にでも解釈しうるってわけじゃなくて
「変わる」は「変わらない」とは解釈できないけど、
何が変わるのかって部分が多義的。
それをコテはとっかえひっかえした。
理解もまた対象の話。
何を?が無数にある。
その点がずっとずれたまま話し合ってた。
コテは変わらない一点を見出そうとしてたけど
こっちはどこか変われば変容って立場だった
ゴメンもう耐えられないネル
168 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 05:38:53.09 ID:r3wWjSKvP
「何が変わるのか」って「自己が変わるとは何か」という話をしていたんだよ
少なくとも
>>93以降についてそれをとっかえひっかえしたつもりはありませんが
もしあるとするならば具体的に提示してください
「理解」についてはこれは明白で「自己変容」の有り様を「理解」するということ
「理解」した上で「私は変わった」という言葉を出力する
169 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 05:42:30.57 ID:r3wWjSKvP
「理解」し「認識」し「出力」する
それが「私は変容した」という言語表現なんだよね
海嶺を読んでるけどなかなか面白い。
ただ長すぎw
海嶺と聞くと北方謙三の神尾シリーズ思い出す俺はハードボイルド大好きっ子
ヘッセの知と愛、坂口安吾の白痴、夢枕獏の陰陽師シリーズ借りてきた
本当は安吾の桜の森の満開の下借りる予定だったけど貸し出し中だった
もう青空文庫で読んでしまおうかしら
172 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/04/22(日) 16:57:57.80 ID:r3wWjSKvP
「どこか変われば変容」というのに
「知識の追加は変容でない」と決めつけるのはどう考えてもおかしいよなあ
ラノベから一殻剥けようと10代で読んでいないと恥ずかしい必読書ってコピペ鵜呑みにして
全部一読してみたけど7割内容分からんかった(´;ω;`)因みに自分は24歳でつ
何回か読み返すつもりだけど哲学書とか思想みたいなのって100%理解しなくてもいいよね
お前ら難しい本読む時どうしてる?参考までに教えてちょ
>>173 そういう本は頭の良し悪し以前に周辺知識をそれなりに持っていないと
なかなか理解できるものでないから、入門書に近い副読本を並行して読んでおくのも手だよ
というより、ググってみたけどそのリストはネタだからあてにしない方がいい
ラノベからそれらの本じゃ段階をいくつもすっ飛ばしてるからかえって非効率的
本当に哲学するつもりなら入門書をいくつか読んでから原書に挑戦し
ゆっくり理解しながら進めていく(それこそ一日一頁とかもありうる)
てっとり早くおいしいところをつまみたいなら入門書だけ
たかが同じ人間が作ったと思えばどうでも良くなるさ
俺もググってみたけどあのリスト全部一読したとかすげえ根気だな
なんかスレの様子が何時もと違うな
俺は馬鹿だから哲学書読む時は気分だな
本質だなんだじゃなくだいたいわかったわあー俺的解釈でこうだなみたいに深く悩まず読んでるな
ポストモダンは時間の無駄だからやめとけ
とりあえず純粋理性批判を読んどけ
182 :
名前は誰も知らない:2012/04/22(日) 22:16:24.17 ID:p6WOfK9GO
フーコーも言ってたけどもう哲学の役割は終わってるわけ
時間の無駄だよ
そういえば今日図書館行ったらラノベ置いてあったわ
涼宮ハルヒって有名だからちょっと借りてみようかなって思ったけど
なんか妙に恥ずかしくなってやめた
必殺挟み込み!
もっと恥ずかしい本で挟め。
185 :
名前は誰も知らない:2012/04/23(月) 15:19:47.61 ID:gg58hamd0
>>181 以前、哲学の講義を受けたことがあるが(主に教授のものした本をベースにだけど)、
その教授曰く、光文社の純粋理性批判は良く出来ている、らしい
何でも素人が読んでも註を追って読めば一応は理解出来る構成になっているとか
岩波のは止めとけだってさ
図書館行くと最初の考えとは別に雑学本とかマナー本ばかり読んでしまう
図書館の本全部読んでみたいもんだ
>>185 見てないからわからんが
もともとフーコーを訳してた人だから専門外の人間として大胆にできたのかも
巻数が多くて金がかかるのがあれだけど
岩波文庫のがダメなのは言わずもがな
>>185 「著した」は「ものした」ではなく「あらわした」だと思うYO!
ものす、という日本語はあるよ。
たしか「書く」という意味。
190 :
名前は誰も知らない:2012/04/23(月) 20:57:24.94 ID:gg58hamd0
>>188 物すの意味で使ったんだけど、何だか自信無くなって来た…
なので古語辞典引いてみた↓
もの・す【物す】
何かをする、の意。場面や文脈などにより、ある・行く・来る・書く、などの動作を表す。
AA言う。述べる。書く。
【例】「御返りいかがものし侍らむ」<源氏・須磨>
【訳】御返事はどう言ってやりましょうか。
後ろやつは過去の助動詞「た」の連体形かと
って、広辞苑の方にはこの意味の物すは載ってなかった。もう死語なのかね
それはそうと、興味湧いたのでさっき純粋理性批判1を買ってきた。これから読む積り
ものし → 「ものす」サ変・連用形
侍ら → 「侍り」ラ変・未然形
む → 「む」助動詞・連体形(「いかが」との係り結び)
過去を意味する助動詞「き」の連体形に「し」という形はあるが
ここの「し」は「ものす」の活用の一部です
純粋理性批判は認識論なので純粋に哲学好きでないと面白くないかも
192 :
名前は誰も知らない:2012/04/23(月) 21:28:35.14 ID:gg58hamd0
>>191 あぁ、俺が言った「た」は「物した」の「た」の方ね
現代語では過去・完了・存続・確認の助動詞として使われているらしい(知らなかった
活用は順に/たろ/○/た/た/たら/○/ だって
あと、広辞苑には「ものする」の方に「書く」の意味が載ってた。他サ変だから現代語としてはこっちが正しい
何で現代語が自動詞と他動詞で形が違っているのかは…訳分らん…誰か説明please.
もう今になっては知識が錆びついて自信無くなりまくりんぐ
193 :
名前は誰も知らない:2012/04/23(月) 22:05:34.93 ID:gg58hamd0
>>191 要するに哲学をマスターしたいとかじゃなくて、考えるプロセスが好きじゃないと…って事だよね
長谷川訳の精神現象学さえも途中リタイアしてしまった身だが、
今度はもっと禅の公案の様に息を長く読む積りだから大丈夫だよ多分。ノートもとってみる
それにしても最近は英語ばっかやって日本語がおろそかになってる
この前も未来のイブを読んだ折に、ジェイルズ・フレッチャーからの引用文
「雙の瞼を大空に閉づる姿を想はしめたり。」のところで「大空に閉じる」ってなんだよって突っ込んでしまった
ドストエフスキーの五大作は全部読破する予定だが、問題はトルストイだ。
アンナカレーニナ上巻読んだが、自分にはまだ早いと思って中巻以降はまだ読んでないんだよなぁ。
いつ読もうか。
195 :
名前は誰も知らない:2012/04/24(火) 05:33:33.64 ID:3e7+ENSH0
ゲーテのウェルテルに共感してたが、考えてみるとゲーテって超絶高スペックリア充だったんだよな。
死にてぇ
196 :
名前は誰も知らない:2012/04/24(火) 09:26:14.28 ID:3lvAQ7Zx0
アンナカレーニナは2回読んだが2回ともすごく時間かかった
戦争と平和はまだ読む気になれん
ドストエフスキーは全部読んでみたが未成年は退屈だった
「心では重すぎる」読了。めっちゃ面白かったときいたので期待して。
まずタイトルに惹かれた。内容は女子高生の性格だとか父親のエピソードをもっと掘り下げて欲しかった。散々引っ張ったわけだからもっとどす黒いものを想像していたんだが。
でも面白かったよ。本当はシリーズ物なんだね。
海と毒薬
遠藤周作っぽくないモダンオサレな感覚が
まあ「沈黙」しか読んでいないが
おもしろいからいいけどさ
199 :
名前は誰も知らない:2012/04/24(火) 19:49:14.24 ID:fd2Njd+7O
ちょうど今前半が終了。今から夕飯だ
When it comes to politics, Jim and Ann are poles apart.
って文章読んで思ったんだけど、
副詞のapart、polesを修飾してるよね
何回もこう言うの見たけど、熟々不思議に思う
200 :
名前は誰も知らない:2012/04/24(火) 19:50:11.32 ID:fd2Njd+7O
済まん、誤爆した
将棋が好きで坂口安吾も好きと言う19の女、最高
星新一「きまぐれロボット」読了
おもえば本書やボッコちゃんに収録されてる「おみやげ」が
自分の本読みへの第一歩だったんだよなぁとしみじみ
モグラの話や白い犬など、話の出来自体は高レベルなのだが
全体的には黒さも少なくほのぼのした作風で少々物足りない
死刑とか生活維持省とか白い服とかああいう話のほうが好きだわやっぱり
「星新一こそ最高の作家。星新一以上に面白い話を書く人はいない。星新一以外の作家はみんなクソ」
と言いはる人に以前粘着されて以来、どれだけ面白いと言われようと
どれだけオススメされようと、星新一だけは絶対に読まないと決めた
どうしても、星新一=粘着のイメージがとれないんだもの
ケツの穴の小ささがもはやSFやね
でもわからなくもない
俺もミステリ至上主義にやたらとミステリ推しされてから
推理小説全般が苦手だもの
本に罪は無いぜ
どんどん読もうぜ
小林めぐみ「宇宙生命図鑑」読了
やりにげというかなんというか
本編でのメイン部分はまとまってはいるけどその外野部分で謎をばら撒きすぎてて
読み終わっても非常にモヤモヤする
続刊の予定はあったのかな?
勢いでロリータ買ったんだが面白いのかね
誰か読んだ奴いる?
210 :
名前は誰も知らない:2012/04/26(木) 18:34:02.70 ID:QuG6bPHw0
寺山修司の「身捨つるほどの祖国はありや」読んでる
名言集ってことで断片的に言葉が並んでるんだけど、すごく詩的で読んでいて気持ちがいい
この人名前だけは聞いたことあったんだけど詩人だったんだな
作品読んだことないけど興味もったよ
歌人でもあり映画監督でもあり劇作家でもあり出歯亀でもある
孤独な男のかっこいい作品ってなにかありますか?
そういうの読みたい
うーん・・・井伏鱒二の駅前旅館シリーズかなあ
随筆だし求めてるかっこよさとは違うだろうけど
岩本素白の本はいいよ。惚れる
なんでもない場所を散歩しての雑記なので起伏はないけれど
>>213 俺の弧男の定義はかなり歪んでるが、『誰がために鐘は鳴る』のラストは痺れる
映画だとタクシー・ドライバーだな。
>>213 どベタですまんが、アルジャーノンに花束を。
クライマックスでさ、主人公が徐々に知性を失いながら、
主人公の天才性に対して好意を寄せてくれてる女性に対して
「あっち行けよお前なんか知らねえよ」って、
無言でつっぱねるところなんか、孤男の象徴みたいなもんよ。
映画版は特にそれが顕著だった。
寺山修司と聞くと清水マリコを思い出す
「お前の好きな寺山修司は『書を捨てよ、街に出よう』て言ってなかったか」
「言った本人は書を捨ててから、芝居と漫画のキャラクターの葬式と競馬の予想くらいしかしなかった。
そして四十代で死にました。だから寺山が好きなのよ。どこまでも現実が苦手な私と同じ」
順列都市読了
思っていたより読みやすくてしかも面白かった
不老不死のキャラクターが登場すると大体長く生き続けることの弊害で
人間性を失ってしまうことパターンが多い気がするが
この小説の登場人物はそうでもなかったな
ジャンルがSFだからか
綾辻さんの殺人鬼を読んだ。
とても展開が速くてグロくて面白かったよ
続編も読みたい。
覚醒編と逆襲編があるみたいだけど
まぎらわしいな。
ちくま日本文学の01内田百聞を読んでるんだけど、
起承転結の内容が意味も分からないしつまらないのもある…。
ちくま日本文学全部読もうと思ったけど時間がかかりそうだ…。
その前は、三島由紀夫と太宰治を何冊か読んだけど、まぁまぁ普通な程度。
三島由紀夫は結構面白かった気もしなくはない。
俺は百閧ヘ随筆の方が好きだな
太宰は自虐的なものよりも余裕のある飄逸路線のものが好き
内田百聞と言えば挿絵を描いてた版画家の谷中安規を思い出すが
こいつの生き様が孤男すぎて凄まじい
225 :
名前は誰も知らない:2012/04/28(土) 23:01:02.51 ID:eR3aFXkGO
サドの文庫版 ジェローム神父
レジに持っていく勇気がなかった
226 :
名前は誰も知らない:2012/04/28(土) 23:01:44.40 ID:eR3aFXkGO
そういう訳でこの連休はフーコーに取り組む
白の闇読み終わった。
蝿の王といい、こういう人間が獣になる系は好かんわ。
精神病でなかなか集中力が出なくてあんまり読書出来ないんだが、久しぶりに「たけしの20世紀日本史」読み返したら面白い。まだ途中だけど。
何を読めばいいのかわからない
つ青空文庫
古事記物語とかレ・ ミゼラブルとか
>>229 俺はよく図書館か本屋に行ってタイトルだけで選ぶよ
葉桜の季節に君を思うということ、初恋よさよならのキスをしよう、桜の森の満開の下、この胸に深々と突き刺さる矢を抜け
みたいな長文タイトルが好き
長文系のタイトルはインパクトあるよね
『幸せではないが、もういい』『臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ』『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
>>232 すごい好みのタイトルばっかりだ
今図書館から帰って来たんだけど、行く前にそのレス見てたら絶対に借りてきてた
来週借りようと思う
>>233 自分で挙げといて何だけど、中身は大して好きじゃないんだwだから面白いかどうかは保証できないw
『このページを読む者に永遠の呪いあれ』『今日は死ぬのにもってこいの日』『光あるうち光の中を歩め』なんかは
タイトルが長くてカッコよくて、肝心の中身も好きだ
でも長くて印象深いタイトルといえばやっぱりSFだな
『愛はさだめ、さだめは死』『流れよわが涙、と警官は言った』『世界の中心で愛を叫んだけもの』とかね
地下室の手記少しだけ再読
いやぁ病んでるね主人公
これから日本の人口は減少してゆく、経済も拡大することはない
ゆえに、日本語で書いても誰も読まない。日本人はバカであるから、難しい文章は絶対に読まない
英語で書ける作家と、翻訳者に恵まれた作家だけが生き残るであろう
しかるに、資本主義は世界を平準化し、至る処にマクドナルドやケンタッキーが存在する
「日本の美」やら「武士道」やらのエキゾティズムはもはや通用しないと心得るべきだ
俺たちが生きてる間は無関係な話やね。
食文化はともかく、小説はグローバルスタンダード化は厳しい
ナショナリズムは大切だよ
大和魂バンザイ
よくわからんが時代小説がなくなったら俺は泣く
「苦役列車」西村 賢太
ザ・孤男
女に関する叙述がよい
映画版では前田敦子がオリジナルキャラとして出てくるらしいがどうなることやら
ちなみに「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」の方がおもしろかった
>>240 前田敦子?
じゃあ、映画版は見るのやめた。
そう
作者曰く、「かわいくて、きれいな、いい匂いのする、亀頭」ヘアの前田敦子
243 :
名前は誰も知らない:2012/04/30(月) 14:28:31.25 ID:qgVElGcI0
ポー短編集T〜U買ってきた
いまから読む
>>235 買ってから読んでないや
未読の本に埋れてる
読んでみようかな
「悪女について」を読み途中。
松本清張の「悪いやつら」を思い出すなぁ。
246 :
名前は誰も知らない:2012/05/01(火) 02:07:29.91 ID:CLvdIAia0
『潜入 閉鎖病棟』読んでるよ。
古市のりとし氏の本読んだ人いる?いたら乾燥教えて
帚木蓬生の閉鎖病棟思い出した
あれもまあまあおもしろかったな
ペリーローダン読みたいな、、、昔150巻くらいまでは読んだんだが
止めてしまった。
近くに図書館とかないから難しいがまたチャレンジしたいもんだ。
北方謙三の活路読了
お互いがお互いを最強の剣士と認め、お互いがお互いを最高の仲間と思い、お互いがお互いを最良友と感じている
それでも誇りのために斬りあう男たち
こういう熱いお話大好き
251 :
名前は誰も知らない:2012/05/01(火) 20:38:48.61 ID:2UyKbBeM0
読書中「アリストテレス全集6」岩波書店
文学板よりこっちの方が居心地良さそう(´・ω・`)
車輪の下で、1Q84 BOOK2読了
次は川上未映子でも読んでみようか。
>>252 車輪の下でを読もう読もうと思いつつ積ん読のままだ
ヘッセはデミアンしか読んでないなぁ
254 :
名前は誰も知らない:2012/05/01(火) 22:40:19.84 ID:N9KE40hS0
>>253 それは勿体ない
とは言いつつ俺もガラス玉演戯は読んでないんだけどね
何で絶版なんだよあれ
シッダールタは読んだ
北方謙三作品は三国志しか読んでないや
興味はあるんだがなぁ
>>256 北方謙三=三国志、水滸伝のイメージあるけど、他の小説も面白いよ
時代小説なら日向景一郎シリーズ、現代物なら老いぼれ犬シリーズがオススメ
特に日向景一郎は、前半が兄、後半が弟を主人公にし、最終巻で兄弟対決という燃える構成
>>257 大変ありがとうございます詳しく
助かります本当に
確かひとり群せず?だったかそんなタイトルの本と策謀?だったか謀略?だったかのタイトルの本のそのタイトルにひかれてよみたいなと思ってはいたけど
未だ手を出せずにいたところでした
策謀でも謀略でもなく煤煙か・・・
ごめん・・・
北方謙三は一時期月刊北方といわれるほど、同じような主人公で
同じような話を連発してたから文体が嫌いじゃないなら何読んでも大丈夫じゃない
ひとり群せずは杖下に死すの続編で、土方歳三がヘタレな所を除けば面白かった覚えがある
ちなみにタイトルにひとりってついてるけど、主人公は孤男というわけではないよ
261 :
名前は誰も知らない:2012/05/02(水) 01:00:40.07 ID:VO/d9D+PO
恩田陸の小説を読んでいるのだが、内容がリア充すぎて読み進めるのが苦痛だ
262 :
名前は誰も知らない:2012/05/02(水) 01:33:51.03 ID:STTveEfg0
読了「アリストテレス全集第六巻」岩波書店
内容は「霊魂論」「自然学小論集」「気息について」でした
勿論チンプンカンプンでした(´・ω・`)
哲学って
その時代に思いついた事がすごいのであって、内容はどうでも良いようなことがままあるよね。
四大元素って・・・
いまじゃ、ゲームのネタにすらねぇという。
分子原子の概念もない時代に思いついたのは凄いけどさ。
>>261 どんな題材でもなんだかんだでミステリーに引っ張り込むやり口があまり
好きじゃねえな。夜のピクニック以外だとドミノがポップで良かったが
他にオススメあるかね。
村上春樹訳のグレートギャッツビー読み返したいんだが集中力がでない
>>265 チョコレートコスモスとかどうだろう。
ミステリーはないけど恩田っぽさはそのままってかんじの演劇テーマの小説。
さくさく読めたよ。面白かった
葉桜の季節〜読んだ。
自分も完全に騙されたけど、ただ気持ち悪い。
最近は孤高の人読んでる
>>263 俺は世界の元となるような概念、つまりは四大元素みたいなのを考えるのが好きなんだけど、
古今東西の人が考えたそういったものを、今本などで知れるってのはありがたいわ。
物事がかなり細分化されてる現代で、それらの方向性を認識・分類できることってのは重要だしね。
素粒子論での基本相互作用・血液型性格分類ってのも難易度は違うけどやってることは同じなはず。
270 :
名前は誰も知らない:2012/05/02(水) 21:51:30.52 ID:VO/d9D+PO
>>264 女の登場人物はJKなのに40過ぎのおばはん並みの寛大さがあるよね
>>265 それ以前に俺の場合は作風が無理だなって思った
>>263 要するに人類の歴史として楽しめるかどうかという観点に還元されるんでないかな?
国家や戦争の歴史だって嫌いな人にとっては
同じような愚行ばかり繰り返してくだらないなの一言で片付いちゃうしさ。
ちなみに後半は俺が良く思ってしまうことw
だから三国志とか有名どころも読んでても辛くなってやめてしまう。
「結局どいつもこいつも我欲と裏切りばっかじゃねーか死ね!」と本叩きつけて終わる。
■文句無しに面白い小説・20選
車谷長吉 「赤目四十八瀧心中未遂」
島田荘司 「占星術殺人事件」
村上龍 「69」
清水義範 「国語入試問題必勝法」
原僚 「私が殺した少女」
大江健三郎 「同時代ゲーム」
貴志祐介 「青の炎」
歌野晶午 「葉桜の季節に君を想うということ」
酒見賢一 「後宮小説」
阿部和重 「アメリカの夜」
高村薫 「リヴィエラを撃て」
古川日出男 「アラビアの夜の種族」
村上春樹 「羊をめぐる冒険」
異論は認める。
13しかない件について
よく数えたな。
羊しか読んだことないが、羊なら海辺のカフカの方が好きだわ
残り7編
北村薫「スキップ」
伊吹有喜「四十九日のレシピ」
有吉佐和子「非色」
角田光代「森に眠る魚」
今村夏子「こちらあみ子」
ジョンスタインベック「エデンの東」
夏目漱石「こころ」
とりあえずメモっといた
そのうち読んでみるか
279 :
274:2012/05/03(木) 01:13:01.78 ID:vKqK1MKo0
残りの候補 (次点)
伊坂幸太郎 「重力ピエロ」
篠田節子 「弥勒」
京極夏彦 「塗仏の宴」
米澤穂信 「さよなら妖精」
金城一紀 「GO」
福井晴敏 「亡国のイージス」 ←あ、これは殿堂入りですね。
遠藤周作 「沈黙」
重力ピエロよりオーデュボンの祈りの方が面白かったな。
オチがミエミエで特に裏切られることもなく落ちてしまった。
オーデュボンの祈り、今読んでる。
おもしろい。
オーデュポン読んで面白かったからラッシュライフ読んだらはずれたから以降伊坂は読んでない
遠藤周作は「海と毒薬」「悲しみの歌」
これは文字通り寝食を惜しんで読んだ
オーデュボンの祈り、読み終わった。
桜と日比野が好きだ。
ラッシュライフははずれだよなあ
最後の蛇足感のひどさもやばい
俺はあの構造と扉絵気に入ったよ。
なるほどと思った。
ラッシュライフ、ググってみたw
レビュー読むと、あまり評判は良くないみたいだけど、それでも「技法はすごい」みたいな事が書かれていたから興味もった。
あまり期待しないで読んでみます。
今日は今から、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「九年目の魔法」読むんだ。
288 :
名前は誰も知らない:2012/05/03(木) 13:41:39.96 ID:a6m4sLqV0
ゴールデンウィークぐらい外出ろよ。
大手出会い系でも使ってHでもしてこい!
歯磨きですね。わかります。
施設管理だからきょうまで5連休
あしたからまたお仕事^q^
>>274 「私が殺した少女」いいよな。海外のハードボイルド好きには
作品の雰囲気とか文体は馴染みのものかもしれないが、
ハードボイルド詳しくない俺は楽しめた。ちなみに「原 寮」ね。
ネタバレになるから詳しく書かないが、この作品が出た後に
アメリカで起きた事件に似た部分があると思った
孤男の苦しみを描いた本として宮澤賢治は外せないな
銀河鉄道の夜、よだかの星、猫の事務所・・・
孤独描写のリアリティの高さが異常
294 :
名前は誰も知らない:2012/05/04(金) 01:41:57.18 ID:eAQZaqhj0
>>277 エデンの東は文庫で4分冊になっているのが許せずまだ1しか読んでいない
最低2冊にしてほしい
そんなことで読まないのはもったいないよ
これを超える小説はないしね。
>>293 ネコにはライオンがいたし、ジョバンニにはカンパネルラがいた
よだかは孤独なままだが、そのかわり空の高いところで、きれいな青白い星になった
ライオンはデウスエクスマキナ
カンパネラは死人で
よだかも死んだ
298 :
名前は誰も知らない:2012/05/05(土) 06:33:41.89 ID:bwDbNw/R0
永井泰宇「ゴッドマジンガー 1 蘇る魔神」読了
バブルだったからかアニメは半年ぐらいで終わったのに小説は全10巻と長丁場
なんか一巻ごとに著者が変わるらしい
1巻は導入編みたいなものでゴッドマジンガーの活躍は殆ど無し
官能小説ばりなエロスはダイナミックプロ的には必然として、マジンガーに戦記もの要素なんていらんのや……
10巻という長丁場を持たせるためには必要なんだろうが……
読書メモとかつけてる?
時折あまりの忘れっぷりに慄然として衝動的に始めるんだけどすぐやめちゃう。
たまに最初は付けるんだけどあまりにも遅くなるから途中でやめる
ほとんど忘れてしまう
大抵それで困ることもないからそれでいいことにしてるよ
人形館の殺人読み終わった。
主人公がまるで自分みたいで読んでて辛くなってきた
>>300 気になる本文が出て来たらスマホですぐスキャンしている。
一瞬で終わる。
>>300 ノートに作品名と作者と5星採点してるよ。
最近はもはや読書メモを埋めるために読書してるようなものだ。
読書メモ にはiPod touchがお勧めだな。
手軽にメモれるし、写真でメモも可能。
エバーノートに送ることもできるし
307 :
名前は誰も知らない:2012/05/05(土) 14:07:34.42 ID:vJJe7UtlO
イシューからはじめよを読んだ。章の区切りが明確で意外と読みやすかった。
解決すべき価値ある仕事にだけ取り組むのは難しい。
>>240 今よんでる。
孤には最高かもね
映画化するんだ
309 :
名前は誰も知らない:2012/05/05(土) 16:18:18.49 ID:3hBDrS/o0
>>240 女と同棲しているんだから孤男じゃないよ
310 :
名前は誰も知らない:2012/05/06(日) 06:23:13.89 ID:TQVvslRs0
読了「大清帝国と中華の混迷」講談社
( ´∀`)
雷雨ひどいな
図書館が停電になったよ
色川武大や吉行淳之介が好きだな。視点が優しくて。
開高さんも好きだけど、小説はイマイチ?
彼らの共通項は孤独、ってことかな。
最近は阿刀田高の短編にハマり中。
誰だって孤独だ
孤独には二通りあるからね
315 :
名前は誰も知らない:2012/05/06(日) 20:25:21.73 ID:RT5vSfc00
『匣の中の失楽』読了
期待外れだった。『虚無への供物』が俺にとって余りに傑作であるからか。
1Q84上下巻読んだぞ
317 :
名前は誰も知らない:2012/05/06(日) 22:17:43.13 ID:Cq3XVvFC0
318 :
名前は誰も知らない:2012/05/06(日) 22:29:25.36 ID:8Wsc2RST0
>>317 316じゃないけど、孤男にしたら、良いファンタジーだと思うよ
初恋の人を思い出して、「主人公みたいに・・」と思うんじゃないかな
巨乳JKと同居セックス!
て話
結局セックスか
321 :
名前は誰も知らない:2012/05/06(日) 23:27:42.71 ID:TyBEnknY0
牛河は孤男の鏡だろう、あいつはよく頑張った
322 :
名前は誰も知らない:2012/05/07(月) 19:12:54.74 ID:Ggu+np13O
1Q84はブック3はいらなかった気がする
このスレの住人には文学的な性質、反社会的な性質みたいなものがあって
散々自分でそういうものと闘ったり仲直りしたりを繰り返してどうしようもなくはぐれ者やってる人がいると思うけど
そういうものを持たない人が厚意で何とかしてあげたいと接してくれるときってどうすれば良いんだろうか
俺だったら逃げる
雨は時に温かく時に冷たいものだ
いずれにしても雨には変わりないが
>>323 何とかしてあげたい っていうところが鼻に付くから最初はヤンワリ断わる。
しつこいようならガツンと説教して二度と現れないようにする。
牛河はねじまき鳥クロニクルにも出てたよな
>>323 僕はそういうおせっかいな友人にとことんハッキリ言いました。
「偽善者」って。
好んで孤独になりたい人が結構いるな
色んな意味で受け入れることができないとしても、俺はそういう人が声をかけてくれたら有難いと思うが
>>330 有り難いとは思うが、自分がその厚意に報いることができるかと言われたら微妙だし
正直助けが欲しいときに必要に迫られたら孤男だってそれなりに行動は起こすだろ
どうすればいいのかなんて悩む時点でそれは
>>323にとって負担なんじゃないのか
星野智幸好きな人いるかな?
中原昌也なんかも好きなんだが、
星野はちょっと現代作家で群を抜いてる、と自分は感じる。ほぼ全作品読んだけど。
星野、ちょっと偏ってはいるけど。。
一昔前なら、中上健次とか好きなんだが…
星野、俺も好き
呪われた町読んでる。
屍鬼読んで興味が出た。
さて、どうなるのやら
335 :
名前は誰も知らない:2012/05/08(火) 19:45:17.95 ID:B6gBPKttO
孤独な俺におすすめな本はないかな・・・ 現実逃避できて、しかもためになる本
そんなのないか・・・
ためになる本が読みたいならその辺の参考書読めば良いと思う
哲学とかどうよ?
社会心理学系もいい
>>335 サイモン・シン『宇宙創生』 マーカス・チャウン『ぼくらは星のかけら』
宇宙と原子の話です。人間のちっぽけさを感じられていいです
放射能や放射線の原理なんかも解説されているので原発情勢を知るにも役に立ちます
開高さんはいいね
オーパ!も楽しくて滋味に富んでいる。写真も非常に豊富だし
小説になるとイマイチなんだけどねw開高さん
342 :
名前は誰も知らない:2012/05/08(火) 22:04:17.08 ID:B6gBPKttO
ありがとう、さがして読んでみます。
>>342 釣りに興味なくてもきっと楽しめると思うよ
あの人も居場所がどこにも無くて、現実逃避の為に海外行ってたようなもんだから
東野圭吾・容疑者Xの献身の黙読を完了
読み進めて行くうちにハラハラさせる感じがした
唐揚げ弁当美味そうだ
湊かなえ 「告白」読了
スラスラ読めるけど
ワイドショー好きのネタを詰め込んだ感じで
読んで損した
347 :
名前は誰も知らない:2012/05/11(金) 07:02:20.84 ID:C6cPmi+l0
ヘミングウェイの日はまた昇るってああいう意味だったんだね
俺もヘミングウェイもロストジェネレーション
町田康はブログなんてやってないと思い込んでたらやってた
ああ、10年以上もな
もし町田が「今日食べたスイーツ」とか写真載っけてたら奴の著作全部破り捨ててやるw
いや、それこそパンクだろ
1Q84読んだよ。まーた変態セックスのオンパレードかよ…
どんだけセックス好きなんだか。
結局このタイプの話を絡ませるタイプでは海辺のカフカがピークだったな。
今回は青豆、天吾ともにあまり魅力を感じなかった。最後に書きたしたのは
スルーでいいや。
353 :
名前は誰も知らない:2012/05/12(土) 00:45:50.20 ID:6eSRDt6Y0
百年の孤独読んでるが内容が頭に入らん
てか文庫で出してくれよ新潮社さん
354 :
名前は誰も知らない:2012/05/12(土) 02:32:32.01 ID:zcycE8fQ0
ついでにピンチョンもよろ
ところでおまいらはブックカフェには行くの?
ちょっと敷居が高いっつーかおしゃれ感がありすぎて
俺はまだ行けてないんだが
355 :
名前は誰も知らない:2012/05/12(土) 22:23:20.92 ID:lE2fSz96O
>>354 なにそれ?ggrとか言わずに教えて。
つかこうへいの『初級革命講座飛龍伝』なかなか面白かった。
つかこうへい読んだの初めてだったけど結構目から鱗感があってよかったから、次は『広島に原爆を落とす日』を読もうと思う。
ブックカフェなんて都心にしかないだろ
グンマーにはあるんだなこれが。
都会か田舎かより、本屋の問題。
>>357 そうなんだ。上毛はすげえな。俺はコンニャク命だ
遅かったか・・・。
グンマーの祈祷士の力はこんな所にまでっ!
そんなのないから普通に喫茶店で読むわ。
361 :
名前は誰も知らない:2012/05/13(日) 02:01:01.15 ID:Uuu2T+430
>>355 本屋と喫茶店が一緒になってるような店、といっても
店によって特徴はそれぞれだが、ある意味読書しに行く喫茶店みたいな
感じかな。近頃じゃ特集した雑誌なんかが出てるよ
まあ都心近辺に多いってのは確かなんだがな
362 :
takasi23:2012/05/13(日) 04:14:02.15 ID:9hJlBvbO0
[彼方]J.Kユイスマンでも読んでろ((笑))
普通に本を買って喫茶店で読むじゃダメなのか?
喫茶店は長居ダメなところあるじゃん?
そんなに繁盛する喫茶店は
もはや喫茶店を名乗る資格はない希ガス。
12年振りに鉄道員-ぽっぽや-を読破
駅員の仕事も楽じゃない
グンマーの本屋はブックマン○アカデミーとかマジ侮れない(入店基準は裸ネクタイな紳士スタイルのみ)
渋谷の図書館は飲食できるんだっけかw?
田舎教師の舞台はグンマーだったよな
朔太郎も前橋だ
>>367 部族の伝統衣装でも可能らしいよ。
あそこのブックカバーは栃木県民の皮なんだよな。
読書するときに最適な音楽ってある?
キングダムハーツのBGM
昔は静かなジャズとかヒーリング流しながら読書してたけど、
無音、つまり耳栓が最強と気づいたわ
音楽を聴いてたら読書に集中できてないってことだし
読書に没頭しているときは音楽なんてろくに聞こえてないから
マルチタスク?なにそれ
374 :
名前は誰も知らない:2012/05/14(月) 19:38:47.09 ID:JP5B91wy0
スレちがいかもしれないですけどおすすめの書見台あったらおしえてください。
楢の木で作るのがいい
まず苗を植えることから始めよ
376 :
名前は誰も知らない:2012/05/14(月) 21:12:42.94 ID:lgT9/xR/0
『天皇の影法師』猪瀬直樹(中公文庫)を読了。
中身はつまらないところもあったけど、
巻末の対談(2/11にニコ生でやってたやつ)がよかった。
特に299ページと302〜304ページ。
>>373 わかる
今までで最高の読書シチュエーションは、
青春18切符で12時間かけて実家に帰った鈍行列車の中
かつてないくらい物語の世界に没頭し、
無効の世界へ引き込まれそうになった
ちなみに村上春樹の小説だ・・・
セックスの世界だな…
>>371 サザンとか井上陽水がオススメ
クラシックなんかも良いと思う
前までは、「今月は何冊読んだ!」とか、冊単位でカウントして、達成感みたいなものを感じていたけど、
大切なのは「何冊読んだか」ではなく、「いくつの新たな世界・価値観・考え、に出会ったか」なんだと、
最近になって気づいた。
遅い
382 :
名前は誰も知らない:2012/05/15(火) 15:14:23.76 ID:FhHca5G3O
>>373 自分はラジオ聴きながら小説読んでたけど
頭にはいってこない。
漫画や雑誌ならいいんだけどな
音読オヌヌメ
軽く読める物をというつもりで乙一を買って読んでるけど
漫画みたいな作り話なんだが面白くて引き込まれてる
世界的には「世にも奇妙な物語」かな
せつない話とブラックな話とがあり、どちらも面白い
>>380 別に数えてもいいだろ。それより読むよ基本にどうやって向き合うかだと思う。
構えができている場バカ本からでもアイディアを拾えるんじゃね。
構えをつくると必然的に思考時間が長くなり、多読が難しくなる
どっちにしろ、音と本は両立しない。以上。
>>380はなかなかいいこと言ってると思う。
ハッとしたわ。
そうだよなあ〜共感。
二百から千数百ページと本によって開きがあるから冊数の無意味さに気付く
391 :
名前は誰も知らない:2012/05/16(水) 17:49:01.76 ID:Rdm0AWLo0
読書を功利的に捉える限り、アウトプットが一番大事なのは確かなように思う
聖書の種を蒔く話の下りなんかがそれを端的に言い表していて、
「あー読んだ、楽しかった」だけじゃ何の意味も無い
だから読書数は材料をいくら集めるかってだけで、本質的な問題とは余り関係が無いように思う
たまに知識を詰めるだけ頭に詰め込んで、何もせずに上で踏ん反り返っている人がいるけど、
そう言うのは知識に対する姿勢として、どうも正しくないんじゃないかなぁと思う
読むだけ読んで何も表現しない人は、何もしなかったのと同じ事かも知れないと
要するに何が言いたいかっていうと、俺は肩書きが嫌いだってことだw
392 :
名前は誰も知らない:2012/05/16(水) 17:58:31.13 ID:t1nyXhWu0
まあ読むものによって読む姿勢を変えればいいのか
それぞれ正しいな
393 :
名前は誰も知らない:2012/05/16(水) 20:17:22.50 ID:h/Wct4vA0
『徳川慶喜家の子ども部屋』榊原喜佐子(草思社文庫)を読んだ。
徳川慶喜の孫娘にあたる筆者が、子どもの頃に書いた日記をもとに当時を回想している内容。
折り目正しい生活って、ぐうたらなオレには無理だけど、読んでると美しさを感じるなぁ。
1Q84から村上春樹にはいってみたけど、噂に違わずほんとにセックスの話ばっかだな
でも今のところなかなか面白い
読了『ソクラテス言行録1』西洋古典叢書
クセノポンのソクラテス関連の全四作品を収めたもの
『ソクラテスの思い出』という名のほうが一般的だそうな
プラトンの本についても思ったけど、普通に読み物として面白かった
396 :
名前は誰も知らない:2012/05/17(木) 21:00:59.24 ID:e2oBeudP0
桐生正幸「犯罪者プロファイリングは犯人をどう追いつめるか」読了。
読んで良かった。
著者は2011年に放送されたTBSのドラマ「LADY 最後のプロファイル」を監修した人。
内容は警察小説のような形式で進む部分と、登場人物のプロファイラーやその師の大学教員による講義形式の
犯罪者プロファイリングに関する学術的な内容の説明部分に大別される。
読む本は分野によって人それぞれ適性があるように思う。
私は哲学・思想・心理学関係の著書が普通の人より気楽に読めるみたい。
売れている本というのは、多くの人の適性にあった本なのかと思う。
村上春樹の小説は、多くの人の適性にあった文体なのだと思う。
売れたら、ブレイクしたら結果的に「多くの人の適性にあった文体」と言われるようになるだけなんじゃね
一部のコアな人間にしか支持されてなかった頃は誰しもそんなふうには言われない
399 :
名前は誰も知らない:2012/05/17(木) 22:16:52.34 ID:mTLkrTl80
年齢によっても変わって来る
俺は中学までは小説ばかり読んで
高校に入ったころから哲学・思想しか受け付けなくなって
しばらくそれが続いていたけど
中年になったらまた小説オンリーに戻った
さらに古文とかまで読むようになって和歌にじんときたりする
小説ばっか読んでるけど、広く知識を得るための読書もしたいと思ってる
>>394 余計なお世話だがその書き方がいつもの村上春樹で、海辺のカフカが1Q84の上位互換
になっている感じ。オススメ。
403 :
名前は誰も知らない:2012/05/17(木) 23:19:19.90 ID:hbMNLRj3O
落合信彦の本を読んでみようかな
404 :
名前は誰も知らない:2012/05/17(木) 23:23:23.86 ID:iIOhXKZC0
高山文彦「どん底」をポチった。
>>401 なんでわざわざシオランなんだ?w
むしろ認識を狭めるというか、持ち前の孤男性をより先鋭化させてしまうだろそれw
知識全般を欲する奴にシオランとか見当違いだろ。
408 :
名前は誰も知らない:2012/05/18(金) 03:53:16.27 ID:eQooBhGR0
広く浅くなら新書を読めばいい
好きな物を読めばいい
410 :
名前は誰も知らない:2012/05/18(金) 12:47:25.91 ID:2cyIMA5j0
好きなものがわからないどうしよう
古典とかどうだろう
グールドとかもいいと思う。
雑学系。
143 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 22:12:41.33 ID:???
2chやってるとほんと屑になるよw
偉そうに正論を書いてるつもりの奴も同じ。
本来人間は孤独になると不安になる、
そして、その不安を解消するために社会的な活動をする
2chがやばいのは、恐ろしく簡単に不安を取り除いてしまうこと
その結果、社会的活動をするモチベーションが失われる。
これは構造的罠だから、取り返しつかなくなる前にやめときw
145 名前:愛蔵版名無しさん[] 投稿日:2012/05/14(月) 23:03:53.06 ID:F9m6MzsQ
>2chやってるとほんと屑になるよw
正にその通りだね。
2chは何というか、社会に属してるかのような錯覚を与える効果は凄いと思う
本来ならニートや無職は 正常な心があるなら
やべえええええ 俺どうにかしないとホームレスになっちゃう
って四六時中考えて、そんでもって資格を取るために勉強したり
就職のための活動するんだが
2chはそれを綺麗にそぎ落としてしまう。
2NNなんかでその日その日の書き込みの多いニュースを見て
ついつい色々討論する そうするとまるで会社で会議をやったり
友達としゃべってるかのような感じになる
これってやばいよな
最後に気づくとしたらいつだろう。 そうだなもう落ちる寸前なんだろうな
でもその時だともう遅いってわけだ
「はじめての社会保障 第9版」(有斐閣アルマ)
最近、こういう学生を舐めた教科書増えてきた。
語り口調で、身近な話題を取り入れ、より親しみやすいように・・・
416 :
名前は誰も知らない:2012/05/18(金) 14:40:03.84 ID:Nfu10HG3O
若者を舐めたと言えば、新潮文庫のフォント変更なんかがそうだよな
老眼専用になって趣も糞も無くなった
欲しいのが絶版
若桑のイメージを読む読了
自画自賛に始まり自画自賛で終わった
知識はあるし初心者には面白い読み物ではあったが
女性特有の感情的な表現が鬱陶しくて苛々させられた
419 :
名前は誰も知らない:2012/05/18(金) 23:03:05.31 ID:W1GaPsnU0
νカス民さんも色々大変ですねアフィ
421 :
名前は誰も知らない:2012/05/18(金) 23:29:19.30 ID:a8G8QeRDO
『ヒトリシズカ』読了
テンポよく読めて2日で読みきった(笑)
良い作品だった
ひとつ気になったのが
主役の少女が8歳にして男を誘惑してヤッチまうとはな…(笑)
そんなことあるのか…?
円上塔おもしろい
安倍公房の再来だな
やっぱり司馬遼太郎一回読んでおくべきかな。
五野井郁夫「デモとは何か」(NHKブックス)
(ベ平連について)「ビラには「私たちはふつうの市民です」と書かれていたことからも、
ベ平連があくまで一般の運動であったことがわかる」おいおい・・・
この人は「平和甦る南京」も信じるのか?
著者は1979生。どうも今の30代、20代の論客って同世代から見ててもポジティブすぎる。
まあ、そうでないと本を出せるようなポジションにはなれないんだろうが。
自称すればその通りになるんだったら
私は財閥の御曹司になりたい(´・ω・`)
>>424 でもベ平連が素人性をウリにしたゆるい団体だったのは事実じゃん?
いやゆとり世代だから伝聞でしか知らんけどさ。
修辞に失敗してる文章だとは思うけど、ポジティブ云々は関係なくない?
そもそもポジティブってどういうこと?
過激派や活動家が主導する団体ではなかった。
とはいえ、進歩的知識人やリベラリストが
当時の「普通の市民」であったかというととても疑問、
という感じ。
428 :
名前は誰も知らない:2012/05/19(土) 21:53:13.43 ID:nF+V8PZE0
>>410 そのうち見つかる、というか見つけるものだと思う
たとえば小説だったら複数の作家の短編からなるアンソロジーでも読んで
好みの作風に出会ったらその作家、その周辺を攻めるのがおすすめ
一人でも好きな作家が出来ればかなり違う
その作家を中心に世界が広がる
赤坂憲雄「異人論序説」を読み返している
けど、共同体と外部の境界の横断や交通
というテーマなのに、浅田彰の名がまだ
出てこないのはなぜだろう。
この本が最初に出た頃はちょうどニュー
アカ、ポストモダン思想ブームの頃だと
思うけど。浅田彰が前近代的思考とする、
ソト/ウチの二元論的思考を重視するから、
この本を書いたのかなと思う。
>>429 赤坂からみれば浅田なんてチャート式()思想まとめ本の小僧でしかないからじゃないの
大して関係もないし、無理に言及するほどではない
431 :
名前は誰も知らない:2012/05/20(日) 13:25:49.68 ID:u0pAanltO
>>426ポジティブ
この場合は「疑わない」って意味合いなんじゃないか?
単に「肯定的」って感じじゃなくて素直過ぎるっつーか、書いてることを鵜呑みにしちゃうっつーか
まぁ俺も文脈から判断してるだけだけど
スレチすまそん
村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』読んでるけど高三くらいで読みたかったような内容
相変わらず春樹の描く女は良くも悪くも都合がいいなぁ、と思う
悪いおじさんについていっちゃいそうだな
433 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/20(日) 16:36:07.76 ID:pCjT6kRaP
実際ついて行っちゃってるでしょ
今で言えば橋下さんとかに
「世界の終わり〜」はちょうど高3くらいの頃に読んだから面白かったな
でも今読んでも面白く読めると思うけどね
スレ違いになるけど日本の選挙の際の選択肢はあまりに不毛すぎる
誰かに入れろと言われるが、入れたいと思うような人間なんて誰一人いないからね
>>430 共同体のソト/ウチを原型とする前近代の二元論的思考に言及している本で、
今村仁司、柄谷行人、栗本慎一郎、山口昌男、ルネ・ジラール
に言及があるのに浅田彰に言及がないのは、何か不自然に感じた。
当時の浅田彰の著作は、色んな思想のまとめと紹介を中心にしていて、オリジナル
のアイデアが少ないから言及がないのかな。
あー、浅田彰に「構造と力」の続篇となるような単著を書いてほすぃー。
437 :
名前は誰も知らない:2012/05/20(日) 21:24:04.33 ID:4KnYyY/PO
本読んでも全然知識として身に付かないんだけど、どうしてる?
438 :
名前は誰も知らない:2012/05/20(日) 21:33:58.30 ID:OJEnjNs00
ほとんど実践はしてないけど
付箋、3色ボールペン、ドッグイヤー、書き込み
メモ、読書記録、ブログ、抜書き
音読、読書会、再読
破ったりコピーしたりして持ち歩き
芋づる式読書
まず本を読んで知識を身につける方法が書いてある本とかを読む
440 :
名前は誰も知らない:2012/05/20(日) 21:43:33.52 ID:PZrdEXSrO
今景山民夫のボルネオホテル読んでる
序盤だが既にちょっと恐い(笑)
サンテグジュペリの夜間飛行を100円で買った
これから読もうと思うが
そのまえにやはり100円で買った中島敦ちくま全集をちゃんと読んでからだ
姜尚中・玄武岩『大日本・満州帝国の遺産』(講談社)
岸信介が満州国という試作品を作り
朴正煕が韓国近代化という完成品を作りましたよというお話でした
生姜本なんて読むなよ・・・
「ネットと愛国」(講談社)
朝日の書評に載っていた。
ネトウヨウォッチャーなので読んでみたいと思う
>>443 興亡の世界史というシリーズの一冊なんだわ
内容も淡々とした感じで
個人的には面白かったけどなあ(´・ω・`)
446 :
名前は誰も知らない:2012/05/21(月) 21:10:11.43 ID:E7uL+L1P0
何を読もうが個人の自由だろう
電車の中で、読了してる人がいると嬉しくなってしまう( ´・ω・`)
448 :
名前は誰も知らない:2012/05/22(火) 11:48:08.23 ID:JkuoJonaO
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』読了
何より読みやすかった。ははぁふむふむって感じでスラッと読める
ドキドキワクワク!っていうんじゃないのはやっぱり春樹だからかしらん。読後感もさっぱりしてたし
古い音楽とか本とかが話の中で無数に取り上げられるから、そっから芋づる読書をするのも面白いかもしれん
うぉお読むぞぉぉお!っていうんじゃなくて、なーんか本でも読みたいなぁっていう軽い読欲を埋めてくれる本かなーと思った
次は趣きを変えて『不屈の弾道』(ジャック・コグリン)を読むことにした
とにかく積み本消化せにゃ……
なんつうかスタバで読んでたら、最後の50ページで感動しすぎて
涙グシャグシャ。最後10ページ進むのに一時間も使っちまった。
店員「きったねー客」
周り客「さっさと出てけよキモ男」
読了の瞬間に立ち会うというある種の爽快感があるんじゃないか
世の中には読了マニアというものがいてな
確率的にむずかしいな
電車で読了の場面に立ち会うのはw
坂の上の雲、飛ばし読みしながら読了
読了してる人がいると嬉しくなるよな
458 :
名前は誰も知らない:2012/05/22(火) 21:01:25.28 ID:OCvBiXT+0
読み終る前って何だか忙しなくなる、
眼鏡を拭いたり、ずれたカバーを直したり、トイレ行ったり…
そのままフルスロットルでゴールテープを切った覚えが余りない
カバーつけながら読んでるの?
俺は読むときはカバーはずして読んでる
以前はつけたままだったが、あるときふとカバーを外して読んでみたらとても読みやすかったのでどうでもいい本でみんなもやってみてほしい
460 :
名前は誰も知らない:2012/05/22(火) 21:24:27.05 ID:OCvBiXT+0
へぇ、俺も試してみようかな
前までは律儀にカバーの上下に折り畳まれて出来た隙間を本に挟んでたんだが、
店員が本の高さより余分に開けて折ってくれないことが何回か続いたんで妙に腹立たしくなって止めちまった
俺は本を読むときは一気に読む派だなあ
それこそトイレ行くときや、エアコンの温度上げ下げするくらいでしか中断しないし
多少ぶ厚めの小説なら3〜4時間かけて一気に読む
そして余韻に浸る
長〜いけど、読み終わるのが惜しいと思ってしまうようなイイ小説がたまにあるよな
このままいつまでも読んでいたいと思うような
>>451 美丘。恋人が死ぬ話って免疫ないと絶対やられるのな。
これが名作かどうか知らないがこのタイプは初めてだったから超泣けた。
>>462 例えば、何ていう本ですか??
他スレで、池上永一「風車祭」がそんな感じだと聞いたことがあって、買ってあるのだけど、まだ読んでない( ´・ω・`)
あ、でも、風車祭は長〜くはないか…
早く読まなきゃと焦って何ページにもわたって何も頭に入ってなくて愕然とするときがある
でも自分のペースで理解しながら読もうとするとめっちゃ遅い・・・
というよりむしろ頭の中で朗読しちゃってるし・・・
全く同じだわ
俺は人並み以上の速度で読むのはあきらめた
問題は日程的な制約があるときだな
100円で買った中古本の所々に傍線がひかれていた
尼でも定価以上する絶版本だから我慢して読むしかないのか
見つけた時は嬉しかっただけにショックだ
100円だろ。それくらいはまだいい方だ
ブックオフで太宰治とか夏目漱石とか森鴎外やら
谷崎純一郎やらの全集が1冊100円で売ってたんだけど
買いかな。
ステマすんな
それだけ安いんなら本棚に並べてムッハーするために全部買ってもいいんじゃね。
太宰も漱石も単純に読んで面白いし。
買ったけどやっぱイラネって後でなったとしても元手が百円なら気軽に捨てられそうだし。
その面子の中でコスパ重視で考えると、青空文庫で読めない谷崎だけ買うってのもありかも。
474 :
名前は誰も知らない:2012/05/23(水) 20:06:24.12 ID:6WLBRj6B0
まあ本棚買うと手段と目的入れ替わることが多々あるわな
壁一面にやりたいがために必要以上に本買うとか
青空文庫で本読むと眼が痛くなるから本で読むわ
つiPod touch
電子インクのやつでもいいね。
>>463 アマゾンのレビュー見てみたけど、邦版ベティ・ブルーみたいな感じですか?
ベティ・ブルー大好きなので、ちょっと読みたくなった
>>477 似てるところはあるかも。この本で石田衣良が伝えたいのは
●生きることを覚悟した人間は他のそれを圧倒する事
●ボロボロになっても全力で生きようとする人間の内側から生じる魅力
など。そこにちゃらいセックスと大学生活が挟まりますw
すぐに読みきれる軽いタッチの作風だからとりあえずオススメ。
久しぶりに小説読みたいんだけど
先日本屋行ったもののどの本が良いか選べず買えないで帰ってきた
ベタだけどヘッセとかドストとかアウトサイダーの内面を描写してるような小説が好きで
他にそれ系でおすすめの本はないかな?
480 :
名前は誰も知らない:2012/05/24(木) 06:32:48.18 ID:IbjsLHRu0
エデンの東でもよむといい
• A Life of less Anxiety
• How to Learn with Mindmap 読了。
482 :
名前は誰も知らない:2012/05/24(木) 19:20:37.83 ID:/BPcYRwwO
なるほど
483 :
名前は誰も知らない:2012/05/24(木) 21:45:59.60 ID:/zXbJgeb0
既出だが「苦役列車」西村賢太
余談だが、90年代より2000年代の芥川賞作品の方が面白いのが多いね
484 :
名前は誰も知らない:2012/05/24(木) 22:14:34.70 ID:rob7uckk0
スタインベックとかブローティガンとかサリンジャーとか
アメリカ文学は面白いって認めざるを得ないな
皆さんありがとう
薦めて頂いた中から読んでみようと思いますー
いまミレニアムの2作目読んでる
簡潔でスラスラと頭に入ってくる文章だなー
1Q84一冊読んだところだけど、SEXの話ばっかだな、
まだ内容知らない時に調子に乗って「1Q84今から読む」って言って回ったのが恥ずかしい
この先もずっとSEXの話が続くのかな?
物語の最後の最後まで、主人公の二人ともセックスの事ばっか考えてるよ
>>489 何が起こるにしても必ずセックスが絡むよ。
村上春樹の作品はみんなそう。
493 :
名前は誰も知らない:2012/05/25(金) 11:19:36.13 ID:y/a8Agpo0
言って回るってなんだよ・・・
孤男なら自分の好きな本を何の恥も誰への気兼ねもなく読めるだろうに
なんだかなあ・・・
>>493 ごめんよ、「言って回った」って別に友達じゃあ無いんだよ。
仕事がらみの人達と何か話さないといけないし、読書位しか話題が無いから…。
495 :
名前は誰も知らない:2012/05/25(金) 16:06:53.99 ID:y/a8Agpo0
エロ魔獣村上春樹
正統派エンタメ作家の頂点だからな春樹は。
エロが娯楽になるのは言うまでも無いことだが
それにうまいことお文学的地位(「読んでも恥ずかしくないよ!」)を与えつつ
これだけ一般層へのリーダビリティを発揮するなんて他の誰にもできん。
大人なんだから良いじゃんそんくらいw
エンタとしてのセックスじゃなくて割と不快な描写が多くね
500 :
名前は誰も知らない:2012/05/26(土) 02:35:50.53 ID:UAmYVCxK0
それこそ「お文学なのよ」と言い訳できるようにしてるんじゃないか
(あんまり読んだことないから適当に言ってるけ)
春樹は初期作の批評しか読んだことないけど下ネタには触れられてなかったな
春樹に限らず小説なんて、多かれ少なかれSEXの描写くらいあるだろ
1Q84は約70ページ事にセックス描写が入るんだが…。
青豆がSEX依存で天吾が人妻と毎週金曜日にSEXってのが交互に頻繁に出てくる
まだ一冊目だよ。
ノルウェーの森なんかにも異常な性的行動が登場するよな。
親かなんかの仏壇に向かって全裸でまたを開いて見せつけるとか。
どんだけ変態なおっさんだよw
1Q84、
1巻はすごく面白いんだよ、1巻はね…
506 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/26(土) 07:22:34.17 ID:7vwZYx8lP
(ドン引きされない程度)変態行為をあっさりと、さりげ無く描写すること
たったそれだけで脳髄がイかれてしまう程度のリテラシーの読者が一定層いるということ
507 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/26(土) 07:24:18.89 ID:7vwZYx8lP
ミスチルの「クズ描写」「うじうじ描写」と支持層被ってるんじゃない?
セックスってのは当たり前のことだよ
そんなとこにに一々引っかかってるからこんなレスばかりなんだよ
一言でいえばおまえらが童貞だから性懲りもなくこだわってるんだ
小説が問題なのではなく読む側の問題
w
それはみんなわかってるのよw
1Q84は面白くもなんともなかった
村上春樹をしらないか熱烈な信者か。
童貞である俺の意見を言わせてもらえば
セックスというのは、鼻からスパゲティを食べるくらい不自然な行為に見える
割とおいしいよ
文学全集みたいなケース入りの本を買うと、薄い紙で本を覆ってあるじゃん
あの紙ってみんなどうしてる?
あれついてるとツルツルして読みづらいから捨てたいんだけど、
つけといた方がいいのかな?
何のための紙なのかよく分からないんだが
華からスパゲティ食べてもうんこは出てくるんだよ
俺たちが存在してることがその証明
生井英孝『空の帝国アメリカの20世紀』(講談社)読了
>>514 あれ本当に必要なんかな
出す時も邪魔だし、戻す時はもっと邪魔だし(´・ω・`)
517 :
名前は誰も知らない:2012/05/27(日) 13:32:42.61 ID:BppjEsQg0
>>514 パラフィン紙って言うんだっけか、そのことかしら
本の日焼けとかを防ぐためにかけてるんだと思う
俺は別に本を綺麗に保存しようとは思わないからいつも外すけど
百年の孤独
文庫本で出ないかな
通勤中に読みたいので
>>516 やっぱ邪魔だよね
>>517 日焼け防止の紙なのか。サンクス
俺も本は読めればいいから紙は捨てようかな・・
>>518 同じく、文庫で出るのをずっと待ってますノシ
>>514 パラフィン紙は書店での保護のためにつけとくんだと聞いたことがある
初読の時に容赦なく剥ぎ取ってる
売る気なんかないし
522 :
名前は誰も知らない:2012/05/27(日) 18:48:18.60 ID:g9YYd9aVO
折り畳んで栞にしてるよ
一時期マンガ読んだけど、本に戻ってきた。
小さい頃から、あんまりマンガ読んでなかったから、何か駄目だった。
今は昔から読みたかった「罪と罰」読んでる。全然進まない
>>523 スヴィドリガイロフが好きです
ソーニャと結婚したいです
>>523 ゆっくりと自分のペースで読み進めれば良いと思うよ
526 :
名前は誰も知らない:2012/05/28(月) 01:40:21.32 ID:ZOhKOndL0
ソーニャは昔から人気者らしいな
漫画も面白いぞ…
528 :
名前は誰も知らない:2012/05/28(月) 07:08:45.88 ID:yKu1YP5IO
ドグラマグラ読んでるが物凄く読みにくい(笑)
今上巻の後半まで読み終えたが妥協しそう…
読まなきゃ損かな?
529 :
名前は誰も知らない:2012/05/28(月) 07:12:06.50 ID:oVIw99L50
俺も昔期待して読んだんだがまったく良さが分からなかった
読んでよかったといえば、↑こういうことがいちおう言えることくらいかな
頭が悪いからだろうな
まだ読み終わってないのに本を買うから未読の本だらけに
>>528 日本の三大奇書のうちの一つだから読んでみるか…くらいの気持ちでなんとか読んだけど、
「チャカポコ チャカポコ」しか覚えていないw
ちなみに、うちの父親は途中で投げ出した。
俺にとってドグラ・マグラは傑作の一つだが、途中まで読んで合わなかったら投げていいんじゃないか。
オチや謎解きで魅せる作品じゃないんで、後半で盛り返せるとはあまり思えない。
あの夢と現実、正気と狂気の境が揺らぐような、オドロオドロしい目まぐるしさを楽しめるか否か。
533 :
名前は誰も知らない:2012/05/28(月) 09:24:23.93 ID:xEsA3VhbO
俺も結構好きだよ
大分前から再読したいと思ってるけど
読みづらいから積ん読崩してからになりそう
534 :
名前は誰も知らない:2012/05/28(月) 09:29:48.84 ID:xEsA3VhbO
魂や運命を扱ってる本探してるから何か知ってたら教えて
魂というのは<私>のことね
形式ジャンルは問わない
ひぐらしのなく頃に
古事記
ガブリエル・ウォーカー「スノーボール・アース」読了
お尻に圧力をかけたくない(理由は聞くな)ので基本うつぶせになるが
肘をつくと肘がだんだん痛くなる 最適の姿勢を教えてくれ
あと、教養志向だとやっぱり速読したくなる
大学出てトルストイも読んでないのってどうよ?とかってさすがに思うし
539 :
名前は誰も知らない:2012/05/28(月) 21:38:36.91 ID:ZOhKOndL0
そんなのは作家の名前をいくらでも入れ替えて使えるつまらない常套句にすぎないと思う、とマジレスしてみる
読まなけりゃいけない作家が多くて速読に走るというのはまあ理解できるが
特定のしかも少数の作家に限って読むという態度も俺は好きだな
540 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/28(月) 21:41:25.23 ID:nN9QODtNP
「ドグラ・マグラ」は間違いなく日本文学、東洋(非西洋)文学の最高峰でしょう
あの時代に進化発生生物学やポスト構造主義を先取りしていたことに驚く
夢野久作全集読破した俺が来ましたよ
白髪小僧、押絵と旅する男なんかが面白かった
あと、関東大震災のルポを書いてたかな
542 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/28(月) 23:09:47.72 ID:nN9QODtNP
僕も三一版は読破したクチです
彼の関東大震災ルポには最初期のポルノフィルムに関する記述があるね
「白髪小僧」はつまらなかった
あと「押絵と旅する男」は乱歩だね
543 :
541:2012/05/29(火) 00:30:23.17 ID:0ZaaC0kH0
失礼、「押絵の奇蹟」と混同していた。大昔に読んだので記憶が確かでない
脳髄は考えるところに非ずって考えは面白かったな
胎児の記憶?もほおほおという感じで楽しめた
545 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/29(火) 01:10:03.28 ID:Krjmbu+PP
「脳髄は考えるところに非ず」ってのは身体論を予言してるよね
546 :
名前は誰も知らない:2012/05/29(火) 07:23:34.13 ID:IzIYejr+O
確かにドグラマグラの考え方は面白いけど
文章が読みにくすぎてダメだったわ
まぁそれも作者の狙いなんだろうけど…
鈴木光司の「エッジ」を読もうと思う。
ポスト構造主義てどういうことか良く分からん・・・
549 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/29(火) 17:12:42.59 ID:Krjmbu+PP
久作の、あのトライバルでリズミカルな文体が「読みにくい」と感ぜられる人っているんだ
自分は弟から借りた奈須きのこの文章に並行した憶えがある
>>548 社会の「構造」を絶対的なものではなく、
相対的かつ動的なものとして考える思想潮流
生きてる腸だっけ?あれがおもしろかったな
ああいう異常を異常と感じない日常の中の異常さってのが好きだ
ほかにもなんかないかしら
551 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/29(火) 17:38:08.27 ID:Krjmbu+PP
海野十三はアイデアは面白いけどそれ以上のものは生み出せていないと思う
自分は星新一の簡潔質素な文体が苦手だし
古語とか用語の問題がなければ、文体は結局好き嫌いの問題
>>549 久作の、というわけじゃないが
戦前の通俗作家に多い、講談調というのか、歌舞伎の声色を真似たような文体は、どうも好きになれん
554 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/29(火) 20:36:55.60 ID:Krjmbu+PP
乱歩なんかは若干落語的だよね
久作はもっと土俗的な要素が混じってる
555 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/29(火) 20:38:37.01 ID:Krjmbu+PP
さらに若干時代が降って、中井英夫や日影丈吉あたりになると
もはや純文と通俗と言う二項対立は意味をなさなくなる
556 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/29(火) 20:48:59.05 ID:Krjmbu+PP
それと久作と言えば「物語」を登場人物に語らせるのではなくて、
新聞や雑誌や書簡に語らせるというのも大きな特色と言えるだろうね
「推理小説」が生まれるためには「科学的思考態度」が大衆的に膾炙する必要があるわけだけれども
やがて科学は高度化するにつれてそこらへんにいる個人の「思考態度」とやらで対処可能なものではなくなる
そうなった時果たして「推理小説」は成立するのだろうか
557 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/29(火) 21:02:58.38 ID:Krjmbu+PP
「作中の世界設定に基づいて推理する」ってのは
昨今のラノベに多くあるけれども
「ドグラ・マグラ」は日本の推理小説黎明期してそれを予見していたと言えなくもない
構造主義、ポスト構造主義についての知識ぜろの俺がまず手に取るべきなのは?
推理小説における科学的思考態度なるものは結局、ファッションにすぎない
SF小説がサイエンスとは無縁であって、むしろ疑似科学に近いのと同じこと
560 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/30(水) 00:01:20.78 ID:O/OXfLrDP
昔の人たちはその「ファッション」というアプローチすら知らなかった訳で
561 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/05/30(水) 00:02:20.87 ID:O/OXfLrDP
>>558 ポケット図解〜とか入門〜とか探してみれば?
>>558 1、内田樹「寝ながら学べる構造主義」
2、浅田彰「構造と力」
3、小野功生「図解雑学構造主義」
「神は妄想である」リチャード・ドーキンス
かなり攻撃的ではあるが腑に落ちるところも多くておもしろかった
専ら一神教に対する考察がなされているが
仏教神道などについてはどう考えるか聞いてみたくなる
>>564 それ読んだ後はテリー・イーグルトンの『宗教とは何か』がおすすめ
『神は妄想である』に代表されるようないわゆる「科学教」批判の本で、
どう受け取るかはともかくとして、意見を相対化するのに役立つと思うよ
ニーチェェ・・・
567 :
名前は誰も知らない:2012/05/31(木) 23:56:39.01 ID:FdpmPLlj0
ジョージ・オーウェルの「1984年」を読みたくて本屋行ったら新訳版ってのしかなかったんだけど
どうなの?旧訳版の方が面白かったりするの?
好みとしては重厚感がある方がいいんだけど誰か読んでない?
別のとこで聞いたときはどっちでもいいと言われた
569 :
名前は誰も知らない:2012/06/01(金) 11:27:57.81 ID:26mom/t30
1Q84からの1984年か
セックスセックス
571 :
567:2012/06/01(金) 15:27:45.27 ID:e5JFu/pzO
>>568 じゃあとりあえず新訳読んでみる
サンクス
572 :
名前は誰も知らない:2012/06/01(金) 17:47:12.88 ID:Egq7Ie30O
しょこたんブログという本も読書に入るのだろうか?
とりあえずオナニーしたった
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魚は痛みを感じるか?
575 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/06/01(金) 18:40:24.71 ID:bRP5MjLMP
感じるけど霊長類ほどではない
霊長類は痛みに弱い
577 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/06/01(金) 18:55:06.13 ID:bRP5MjLMP
読んでないよ
気にはなってる
1q84がいつの間にか文庫になってたんで、アマゾンでポチってみた。
未読の村上春樹が六冊…。
これでしばらく読む本に悩まずに済むといいんだけど。
579 :
名前は誰も知らない:2012/06/02(土) 11:13:25.42 ID:tFvD8gN3O
夏目漱石「坑夫」読了
オペラ座の怪人、或は春樹の描く地下世界みたくどこかシュールな世界観が面白かった
漱石の著作の中では最もアクション的と言えないかしら
それにしても何だっけか、海辺のカフカで主人公がこの本を読んでたと思うんだけど、
漸くその理由が分ったよ
今は倫敦塔、カーライル博物館読み終え、幻影の盾に入ってる
夏目漱石って大人向けだよね。
「坊っちゃん」とかあんなもん子供に読ませちゃいかん。
あれ読んでゲラゲラ笑って最後ちょっぴり切なくなるには
少なくとも社会に出て何年か経たないと無理だろうな。
読書には適切な時機があると思う今日この頃。
それを手前勝手に押し付けるから読書嫌いが増えるんでさ。
痛快さを子供の時に味わい
大人になって公正さを知ってから読み直し
新たな見解を得る。
そんな読み方もあるんだよ
最近の文庫、解説がついてない。(エンタメ系)
ろくでもないのもあるけど、やっぱないよりはあるほうがいい。
道徳の系譜もうすぐ読み終わる
次はヘッセでも読もうかな
タイミングが命だな。
子ども時代に読んで置いて良かった。ズッコケ三人組。
そういう小説ってあるよな
船乗りクプクプの冒険とか
ズッコケは大人時代によまねえだろw
は?
588 :
名前は誰も知らない:2012/06/03(日) 13:16:23.29 ID:gTxjXRXy0
日曜の昼下がりに孤独に読書
面白いけど寂しい気分だ
もっと没頭せねば・・・
最近古本屋でぼくらの七日間戦争シリーズ集めてる
久しぶりに読みなおしてるよ
英治が純子じゃなくひとみを選んだことはいまだに納得できないけど
児童書といえばナルニア国物語は高校になってから読んだけどかなり楽しめたな
特に『魔術師のおい』と『朝びらき丸、東の海へ』は読後感が素晴らしい
どちらも基本としては血沸き肉躍る冒険譚なんだけど、それでいて妙に寒々しい気持にもなるんだよな
不思議の国のアリスなんかも年齢問わず人気があるよね、
ふと手に取った哲学書の中で、物語の心理学的見地からの詳細な分析がなされていた章にも出会ったことがある
あと星の王子さまも時々読み返すな
親父が遺したアーサーランサムが読みたい。
けど箱入りででかいから通勤中にゃ読みにくい。運びにくい。
ここってビジネスマンが多いのね
最近絵本読んでるよ
今車輪の下読んでる。
案外本が厚くないので一日でよみ終わりそう。
>>594=
>>583だよね
あらら…車輪の下から読んでしまわれたか
実のところ俺も車輪の下から入ったんだが有名な割にピンと来るものが無かったんだな
俺のこの思いがアベレージだと仮定すると、それで止めてヘッセの他の著作に手を出していない人と多いと察するが、
それはとても損なことだと思うんだよね
だから若しつまんないと感じても、荒野のおおかみでも郷愁でも良いからせめてもう一冊だけでも読んで貰われたい
プラトン全集11『クレイトポン』『国家』(岩波書店)読了
国はどうあるべきか、指導者はどうあるべきか
昔も悩まされ、そしてこれからも悩ませられるテーマだね
この間の菅前総理を見て、なんとなくそんな事を思った
>>595 横から口はさむが
荒野のおおかみは自分的には微妙かな
昔買って途中までしか読んでなかったのを今読み直してる
終始孤男ハリーの自慰といった感じ
共感する点が少ないからそう感じるのかな
ヘッセはシッタールダが面白かった
1Q84の5&6巻買って来た
おれは3・4まででいいや
予告された殺人の記録読了
現代日本に生きていると処女厨だった新郎の気持ちは良く分からないが、
落とし前をつけさせた兄弟の気持ちは理解できなくもない。
語り手が姦通の本当の相手だとすっきりするものの、
村の娼婦が類似性を指摘していたことぐらいしか根拠が見出せなかった。
世間的な評価では一体誰と目されてるんだろうか。
みんな家ではどういう読書スタイル?
俺は部屋の座椅子だとなかなか集中できないから、奮発してリラックスチェア買おうか思案中
家では畳でゴロゴロしながらか布団で寝る前とか寝起きに読む
布団の上で寝っ転がりながら
おれもリラックスチェア欲しい
でもソファも持ってないから、どっちにしようか迷ってる
布団を畳んだ塊にもたれかかりながら
寝っ転がって読んでる。
>>601 iPad片手にソファでKindle三昧。
俺はよくdoggy styleになるな(ベッドを相手に
背中の丸くならないところが気にいってる
608 :
名前は誰も知らない:2012/06/05(火) 01:51:11.13 ID:t7KmpZ150
俺はほぼ椅子に座ってしか読まない
疲れたら椅子の上であぐらをかいたり机の上に足をのっけたりする
ゴロゴロしながらだと肘や背中が痛くなってだめだ
夏は座椅子を使うこともある
最近は家で読む頻度が減ってる
その代わり図書館で読んでるわ
>>609 便利っすよ。辞書も内蔵しているし。端末間で同期できるんで
続きは電車内のiPhoneで、なんて。
体力ないから姿勢が保てない。
だから寝転がりながらでしか読書できない
よし、読書の為に筋トレだ。
615 :
名前は誰も知らない:2012/06/05(火) 16:29:18.84 ID:Muxq3Y3MO
村上春樹なんか嫌いになってきた。長編は全部読んでるが…
なんか積み重ね型の文章というか…
とにかくなんか嫌いになってきた
折りたたみイスに座って、台の上に足を乗せて読んでる( ´・ω・`)
お尻が痛くなってきたら、イスの上で体育座りとか。
1Q84
もう一冊読んじまった。
あと五冊かぁ…。大事に読もう。
今日図書館で海辺のカフカの英語版ちら見してきたけど、意外と読み易いんだな
1Q84がナウシカのトルメキア戦役バージョンのボックス並にデカかったのには度肝を抜かれた
J.T.ロジャーズ『赤い右手』を読んだ。
主人公の独白が時系列をバラバラにした物凄く解り難い文章な上に
どう考えても主人公が犯人としか思えないような描写が冒頭から連発されまくって
どんな着地点に付くのかと思ったら予想外の結末を迎えた
アリストテレス全集7『動物誌上』(岩波書店)読了
よっしゃあ、次は下巻やで…(´・ω・`)
あんたら1日に何冊読んでるの?
622 :
名前は誰も知らない:2012/06/06(水) 01:06:43.52 ID:Dux9xswT0
俺も椅子ほしい
前後に揺れるやつ
>>621 一冊読めるか読めないか
本の厚さや種類によって変わる
さっき読了した夏目漱石の「彼岸過迄」くらいの文量なら一日で一冊読める
哲学書なんかになると注釈読んだり参考文献調べに走ったりして文庫一冊でも何日もかかる時がある
みんなに一度聞いて見たかったんだけど、1時間に何ページ読める?
俺遅読だからさ。
60p
1p1分ぺーすだ
今度、みんなでセンター試験の現国の過去問を勝負してみないか
河合から出てる20年分くらい集めた過去問が1.000円位で売ってて手頃だし、どうよ?
627 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/06/06(水) 21:30:33.82 ID:NYxaUad9P
現国って「登場人物の気持ちを選択せよ〜」とかアホみたいな問題が主でしょ?
河合の模試で全国2桁、3桁台だったことが何度かあるけど、あんなもん出来たところで何の意味もない
628 :
名前は誰も知らない:2012/06/06(水) 21:35:01.26 ID:OwmybrXjO
さすが館主さん!昔から頭よかったんですね!
>>627 競うのはあくまで事務的な能力だよ
だってこのスレで幾度となくどのくらい速く読めるかってレスが付くけど、そんなの主観でどうとでも言えるじゃん、
俺だって高校の数学VCの教科書2時間あれば全部読めるぜ
630 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/06/06(水) 21:50:01.46 ID:NYxaUad9P
現国じゃ事務的能力なんて測れないでしょ
やっぱ中止ね。
>>630 センターがまずかったら他のやつでも良いよ、元浪人生か現役生がいたら無双状態だし
どうでも良いが千円にピリオド打ってるとこは勝手に脳内補正してくれると有難い
633 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/06/06(水) 22:02:55.64 ID:NYxaUad9P
公務員試験とかは?
単純に、そんなことして何が面白いのかわからない人が俺含めほとんどだと思う
>>633 全くの門外漢だが、回答のチェックが容易に出来るのであれば問題無いと思う
>>634 まぁ、レスしてる人間が多数派とは限らないって言うしな、
娯楽でやる読書に対して読むペースを聞かれることに違和感を感じて、ちょっと拗ねてみただけだよ
それに、どうせやっても俺が多分どんけつ
636 :
名前は誰も知らない:2012/06/06(水) 22:31:32.85 ID:Dux9xswT0
まったくだわ
その勝負(笑)に参加する奴は年齢晒せよ
637 :
名前は誰も知らない:2012/06/06(水) 22:33:14.91 ID:Dux9xswT0
ごめん636のまったくってのは
>>634に対してね
ここでは固めの本を読んでる人がよく書き込んでるけど
どうなんだ?おれは正直舌を巻いてしまってとてもじゃないけど
古本屋で買った本の感想が晒せない。
君、なにはともあれ何を購入したのか答えたまえ
「はじめてのキャンプ」林明子
「超芸術トマソン」赤瀬川源平
「日本文化論」梅原猛
小難しい本の感想には小難しい言葉がいるが、それを軽めの本でやったら使ったらむしろ浮く。
そんなゴチャゴチャ考える話じゃねーだろって。
軽めの本の感想はあくまで軽めの本の中でもどういう趣きだったかという観点で書けばいいのさ。
前から思ってたが超芸術トマソンってもっと普遍性のあるネーミングにすべきと思うんだが。
トマソン以上の駄目選手いっぱいいるだろうし個人名がふさわしい事例とは思えない。
市村弘正「小さなものの諸形態」
大学の入試問題で出まくっており、しかもイイ文章だったので読んだが、
やっぱりイイ・・・。
自分もこうゆう文章を書いてみたい。
>>642 あくまで見立ての問題だから。
おれ、そもそも野球のこと知らないからトマソンって言われても
分かんないんだけどね。
あの時代の軽薄な文章に「超」芸術ってもんに対する源平さんと周囲の
人たちの姿勢が表れていて面白いと思ったね。
645 :
名前は誰も知らない:2012/06/06(水) 23:22:30.64 ID:Dux9xswT0
レイ・ブラッドベリが亡くなったらしい
というかまだ生きてたんだって感じだが
マジで!?大好きでした超ショック。
通勤時間を利用して蒲田行進曲をちまちまと読んでいるが
映画以上に銀ちゃんが人格破綻者だな。まじ精神病院クラス
ていうかまだヤスの部分読んだだけだが
頭おかしい人が弱者をいびり倒すだけの話が
なんで受けて映画にまでなったんだ
649 :
takasi23:2012/06/07(木) 23:51:04.51 ID:MKXUKebb0
「霊界日記」スウェーデンボルグ
小林泰三『惨劇アルバム』を読んだ。
マンネリ化が酷い。この人の別の短編の中で何十回も同じようなネタを見たような気がする。
651 :
名前は誰も知らない:2012/06/08(金) 03:22:45.42 ID:kRG5gznRO
大学時代、ミクロ経済学とかマクロ経済学とか会計学の本を読んでいた
内容も殆ど忘れてると思うから、何年かぶりに読み直してみようかと思う
652 :
名前は誰も知らない:2012/06/08(金) 05:31:02.39 ID:lXhwkNSpO
学術書は読んでも全く知識として定着しない
章毎にノートに抜き出してまとめようとも思ったがそれすら意味あるのか知らん
図書館で面白い本を見つけた
「ダークヒストリー1 図説 イギリス王室史」
「ダークヒストリー2 図説 ヨーロッパ王室史」
「ダークヒストリー3 図説 ローマ皇帝史」
「ダークヒストリー4 図説 ローマ教皇史」
>>653 どんな本なの?
史実や歴史?
ファンタジーじゃあないよね?
歴史本、専門家ではないので史実かどうか怪しいが。
内容は、エロ・グロ・背徳な事跡紹介。
詳細はアマゾンあたりで検索してくれ。
秋好英明事件 島田 荘司
なんで殺人者を擁護するような小説書いたのかわからないけど、面白かった
被害者側のドラマも読みたい
そうしないと不公平だ
吉村昭を読もうと思う。何がいい?
>>657 まだ「羆嵐」しか読んだことないがオススメだ。
新田次郎の八甲田山に近い緊迫感を味わうことが出来る
面白かったので次は「高熱隧道」を読んでみようと思う
破獄オススメ
破獄は読んだことあるから赤い人読むわ。
661 :
名前は誰も知らない:2012/06/09(土) 05:13:18.32 ID:agkqFMzW0
三浦綾子のかいれいを読んでるけど
分厚くて終わりがみえない
662 :
名前は誰も知らない:2012/06/09(土) 12:07:11.75 ID:7MjnljufO
恩田陸の常野物語シリーズ読んでる
最近サスペンスとかホラーばっかり読んでたから
こういう小説は新鮮でいいわ
福井憲彦ほか『人類はどこへ行くのか』(講談社)読了
そろそろ梅雨だね
多少は涼しくなって、本を読むにはいい時期だ(´・ω・`)
「あるいは脳の内に棲む僕の彼女」って本を図書館で見かけて
タイトルが好みだから借りようかな、と手に取ったら表紙がアニメ絵だった
俺はそっと棚に戻した
別にラノベとかアニメに嫌悪感はないけど、
自分で手に取るのはなんとなく恥ずかしかった
665 :
名前は誰も知らない:2012/06/09(土) 18:20:37.73 ID:vBEWSNiF0
>>664 興味はあるけどなんとなく敬遠してしまう人って
相当数いると思う
俺も電撃文庫とか買ってみたいけど無理だわ
>>664 画像みたけどちょっと躊躇したくなる絵だなw
もうちょっと清潔感がある絵がいい
ビブリア図書館レベルくらいの
別に不潔じゃないだろw
誰が読むんだか。
668 :
名前は誰も知らない:2012/06/09(土) 21:46:26.73 ID:6IL1l7LgO
ショーペンハウアーの幸福について
読んだら気が楽になったよ
神様のカルテ読んだ。やっぱり医者になりたいけど、こんなに激務なのは無理かもしれない。内科志望だし。
仏像のエピソードは良かった
ラノベって漫画なみに楽に読めるんだな。
名前どうりライトだな。
このスレに名前が出ていた
星野智幸の
目覚めよと人魚は歌う
ファンタジスタ
借りてきた
俺俺ってのも気になったけど保留にした
ラノベはあのサクサク読める感じがいいんだろうな。
俺は逆に三島由紀夫とか森鴎外みたく読みづらくて読み応えあるほうが
面白いと感じる。
内容よりも字面や文章の見た目、濃さに惹かれちゃうな。
本末転倒ではあるが。
673 :
名前は誰も知らない:2012/06/10(日) 12:18:51.79 ID:i1679XoT0
シェイクスピア『十二夜』(角川文庫)読了
星野『俺俺』は文庫化されたら読もうかと思っている・・
講談社新書の『笑う禅僧』読了
禅がテーマとするところのものが、子供のころに感じた素朴な疑問とけっこう重なり、懐かしい気持ちになれた
あと、哲学が苦手な俺でもスラスラ読めた
お前ら書いてみようと思ったことある?
賞金欲しくて書こうとしたけどワナビがきもくてやめた
短編小説書いて出版社に送ったら共同出版しませんかって連絡きたことがある
100万くらいかかるらしいのでやめた
>>675 短いのなら何本か書いたよ
感想もらえてスレの人気投票で一位いただいたりして嬉しかったな
『Neoリアル鬼ごっこ』でも書いてみるか
681 :
名前は誰も知らない:2012/06/10(日) 21:29:39.69 ID:gQO2GpSD0
『ソドム百二十一日』でも書いてみたい
10年前に創作文芸板によく投稿してた
星野智幸の
目覚めよと人魚は歌う、はちょっと合わなかったけど
ファンタジスタの砂の惑星を読んでるけど、これは面白い
おまえらスタンドライトとか使ってる?
夜寝るまで読みたいんだけど、部屋の明かりじゃ明るすぎるから、手元だけを照らせる明かりがほしい
おすすめがあったら教えて下さい
アマの中古で状態が「良い」は買わないほうがいいな
少しならいいけどかなり書き込みがあった
686 :
名前は誰も知らない:2012/06/11(月) 01:38:15.63 ID:SIxJYSkR0
>>685 ちゃんと評価してね
俺もよく中古で安いの買うけど、どの書店もだいたい90%後半の評価ばっかりで
いまいち信用できんのだ
>>686 ただ、コンディションガイドラインを見ると 「良い」は
>使用されていても、きれいな状態の商品。
ページやカバーは完全な状態で(カバーがついている場合はカバーも含む)、
背表紙に多少の傷が見られる商品。
半分以下のページに書き込みや線引きがある商品。
蔵書印が付いている商品。
と書いてあるから文句は言えない。
日本の感覚だと書き込み・線引きがあったら「難あり」になりそうだが
これはアメリカ感覚なんだろうか。
今度からは「非常に良い」を選んだほうがよさそうだ
>>672 小説でも赤川次郎あ石田衣良あたりならパラパラめくって読めるがな。
あの読後になにも残らない感じが虚しい。
あが気になる
YだろY
692 :
名前は誰も知らない:2012/06/11(月) 16:28:32.26 ID:o9VLoDxyO
テンポが合わない作品は読みにくいな。テンポって表現は違うかも知れんが…
内容が難しくてもサクサク読める作品もあれば、大衆的で読みやすいと言われてる物でも、読みにくい場合もある。
個人的に星新一は読みにくい。面白いとは思うけど
新世界よりって小説どう?
評判はかなり良いけど
気になる小説がメジャー作品なら
本屋にでも行って自分で序盤とか解説を立ち読みすればいい
新世界って何?
若さって何?
振り向かないことさ
愛ってなんだ?
699 :
名前は誰も知らない:2012/06/11(月) 21:52:12.09 ID:9+uODPwt0
がう〜
悪の教典はクソつまらんかった……
何あの中途半端なエロ小説みたいな女キャラは
702 :
名前は誰も知らない:2012/06/12(火) 02:19:54.83 ID:NnsE+62x0
・思慮深く、聡明な考え方をしている主人公や盲点をついた考え方が身に付くようになった本
・人間模様、人の心情がよくわかる本、
こんな本のオススメがあれば教えてください。
703 :
ミルクガム:2012/06/12(火) 03:35:06.23 ID:QpxR/+hmO
西村賢太オススメ('-^*)/
三国志は北方の読めばいいのか?
歴史苦手なんだが読みやすい?
スマン。俺は横山光輝の漫画しか読んだこと無いw
ただ、いかにも活字苦手そうな大家のおばちゃんですら面白いって言うんだ。
多分吉川版なんだろうけど。でも歴史物苦手ならさすがに長いからお勧めできんなぁ。
三国志は漫画のが面白い
蒼天航路とか
そっか
試しに漫画で読んでみるわ
いけそうだったら吉川か北方の読んでみる
サンクス
ちなみにその蒼天航路は漫画としてガチで面白い
710 :
名前は誰も知らない:2012/06/12(火) 14:14:38.58 ID:2Tu43jsz0
町田康にはまった
現実世界と妄想世界を渡り歩いてるようで楽しい
風の歌を聴け読了。
たった2,3時間で読み終わったが内容ようわからんかった。
やっぱ村上春樹はニガテだな。
春樹の解説本で「イエローページ」はちょっと感心させられた。
こういう本わざわざ挙げていいのかどうか迷ったけど。
○○までにしなければならない事(やる事)系の本は読んでいるか?
俺は2冊読んだ。
京極の「厭な小説」ってやつを読んでるけど面白いなぁ
京極はすごい安定感だよね
重松清の陰バージョンみたいな
大衆小説ってのはこういうのだ
世にも奇妙な物語を一回全部京極に任せてスペシャルを作ってみて欲しい
・人間模様、人の心情がよくわかる本
秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』
初めはいかにもラノベっぽい内容なんだけど、3巻辺りからどんどん人間関係のドス黒い部分が出てきて
最後まで読み終わったときは『主人公になれなかった主人公』の無力感に叩きのめされてしばらく放心状態になった
718 :
名前は誰も知らない:2012/06/13(水) 00:57:02.59 ID:oFG9peyy0
『姉・弟』の近親相姦を扱った小説をさがしています
姉と弟が肉体関係をもってしまう・・・という様なあらすじの作品を
教えてください。
短編・長編なんでもかまいません
719 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/06/13(水) 01:01:48.78 ID:pkEC0PUjP
別に小説でなくともAVでいいんじゃない
勃起しながら聖書読んだの思い出した
721 :
名前は誰も知らない:2012/06/13(水) 02:27:40.41 ID:HRCuBEsA0
倉橋由美子『聖少女』はどう?
娘×父親が主だがそれに加え弟×姉の関係が描かれていたと思う
文体がもの凄くて読みながらそれこそ勃ちまくった記憶がある
でも記憶が曖昧だから調べて
新潮文庫で読めるよ
あーごめんあれ兄妹だ
鬼頭龍一睦月影郎牧村遼
725 :
名前は誰も知らない:2012/06/13(水) 14:09:00.94 ID:oFG9peyy0
718です
色々なお勧めありがとうございます
「聖少女」はかなり良さそう
読んでみます
>>715 原始仏典は最初読んだ時はふーん(´・ω・`)って感じだったけど
繰り返し読む内に、ジーンと心に沁みてくる感じがする
>>726 ところで、あなたはどういうキッカケで原始仏典を読もうと思ったの?
私は尊敬している人が仏教に傾倒していて、その影響から。
親が仏教徒か通っていた学校が仏教系でない限り仏典を読もうと
する人は珍しいのではないかと思う。
苦しい時の涅槃寂静はいいものだ
原子仏典は読んだことないけど
手塚治虫のブッダは
>>702に勧められる
>>702 結局古典になってるの読むと外れなくていいと思う。
今さら感があって読み始めるのに腰が重くなるけど、読み始めるとなんだかんだ面白く読んでしまう。
>思慮深く、聡明な考え方をしている主人公や盲点をついた考え方が身に付くようになった本
司馬遼太郎とか歴史ものは意外といい
>人間模様、人の心情がよくわかる本
ありきたりだけど夏目漱石と志賀直哉は鉄板
理由なんか無くてもダンマパーダくらい読むやろ
>>730 漱石はいいよなあ
最近「野分」を読み返したけど、高柳君の一人坊っちの疎外感の描写なんて平成の今に読んでも陳腐化することがない
最後の道也先生の演説は何度読んでも感動する
733 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/06/14(木) 01:21:43.51 ID:SVW6EsjIP
近代化途上期における都市型エリートの苦悩が
時代が降ると共に一般化したということ
734 :
名前は誰も知らない:2012/06/14(木) 02:13:22.79 ID:qS/zfvIJ0
よく言われることだな
青春の大衆化
735 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/06/14(木) 02:18:26.73 ID:SVW6EsjIP
青春の一般化、恋愛の一般化、疎外の一般化
みたいなことが近代化につれて必然的に発生する
736 :
名前は誰も知らない:2012/06/14(木) 23:01:18.78 ID:xd/iZYzq0
「私の男」桜庭一樹
よかった。
時間を遡る構成はかなり衝撃的かもしれない
テーマも重いし気の滅入るシーンも多かったけれど、最後は涙が止まらなかった
婚約者の尾崎美朗が不気味すぎる・・・
この男をもう少し掘り下げてほしかったなあ
皆って読みたい本とかってどうやって探してる?
後、一日にどれくらい読書に時間を割いてるか知りたい。
自分は名作をとりあえず読んでる。
>>740 当たってる
別に好きじゃないって事は無いけど、最近はまり出した。
でもどうして分かったの?
作家・ジャンルで選ぶわけでもなく「名作」のくくりで本選ぶあたりで判断したんだろ
743 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/06/15(金) 23:39:21.35 ID:zm/4PXcxP
昔は置いてある本を跨いで通っただけで親に殴られたものだが
最近の若い連中は本や知識に対する敬意が足りないのではないか
訳:頭おかしいのは遺伝です
>>739 読みたい本がないのなら、むりして読書しなくてもいいと思うよ
勉強する(教養も含めてね)のが目的っていうなら話は別だけどね
それでも読書したいんです(´;ω;`)っていうのなら、本屋さんに行ってみるといいよ
たくさんの本が並んでいるから、おもしろそうだなと思ったものを手にとってみるといいよ
それから、「いんたーねっと」っていうべんりな道具を使うといろんなことを調べられるよ
はまった本があるなら芋蔓式に読みたい本が勝手に増えていくはず
とりあえず名作って読み方も自分の肥やしになるとおもうけどさ、やっぱ好きでも無いのに読んでもつまらんでしょ。
偉そうなこと言えるほど読んでるわけではないけど、
読んだ本の絶対数が少ない人は多少我慢しつつも
様々なタイプの本を読み散らかしてみないと自分はどんな本が好きなのかを
きちんと把握できないと思う
別に有名な本でも流行な本でも好きなときに好きに読めばいいじゃない。
と、思っても固定観念によるしがらみが思考の前提となっているからそう考えるのは中々難しいよなぁ。
それほど好きでもないのに読みたいのだから
何かしら飢えがあるんだから何でも良いから読んだらいいかもね。
あと凄く読書する人間がいるが、あれは能力だから気にしなくていい。マラソンが
他人より凄いとか、水泳が凄いとか、物凄い計算が出来るとか、
女友達を何人も作ろうとする奴(さんまみたいな人間)だとか
そういう平均より物凄く上と一緒。
751 :
名前は誰も知らない:2012/06/16(土) 05:54:53.11 ID:EsGiVClQ0
>>745 勉強するための読書って俺には無理だ
読書が好きだから本は読むけど、勉強の為の読書は辛い
自分を高めようって意識で読書して、それを続けていける人って凄い
そういうタイプの人と読んでる本のジャンルはまったく違うんだろうな
俺も勉強の為の読書始めようかな。
752 :
名前は誰も知らない:2012/06/16(土) 06:48:22.99 ID:kER5ffYN0
孤独な男を描いた小説でおすすめないでしょうか?
それかデパートの騒動を描いた小説
>>753 確かデパートへ行こう!!だかなんだかっていう、閉店後のデパートの話があった気がする
地下室の手記
>>751 ビジネス、自己啓発系大好きだが東野のチャライ娯楽小説も漫画もガシガシ読むぞw
757 :
名前は誰も知らない:2012/06/16(土) 21:41:39.98 ID:ILFqys120
テルマエ・ロマエの影響で読み始めた『ローマ人の物語』を全巻読了。
758 :
名前は誰も知らない:2012/06/16(土) 23:32:28.73 ID:I4udHjIT0
リッピング罰則が決まったから こらからは動画も音楽も
ディスク一枚三千円出さな楽しめなくなる
貧乏人の娯楽は読書に限られてくるだろう
これについてみなさんの意見をききたい
TSUTAYAがあるし、見守るしか…
760 :
名前は誰も知らない:2012/06/17(日) 00:19:03.06 ID:7yHluZ4q0
>>753 小説ではないがルソーの孤独な散歩者の夢想
761 :
名前は誰も知らない:2012/06/17(日) 00:57:33.17 ID:FG22obBg0
本が、もっとハンズフリーでかさばらないメディアになってもらわないと
読書する気にならないんだよなあ
ハンズフリーだろうが電子書籍だろうが読めればなんでもいいよ
過程がどうあれ結果として物語を消化できることが大事なことだと思うな。
風呂の時間が唯一の読書タイムだから
電子書籍とかになられると風呂の中で読めないから困る
防水スマホ
zipなんとかを使え。
どうせこの国では大して電子化は進まないんだろうがな。
個人的にはKindleをよく利用するからあれだけど。
1q84読む傍ら苦役列車をさらっと読破。
読みやすすぎw
767 :
名前は誰も知らない:2012/06/17(日) 09:36:07.90 ID:7yHluZ4q0
完全ハンズフリーなら朗読CDでいいんじゃないか
>>761 電気書籍ようの端末とか出てるし、けっこう進んでるよ
>>761 間違いなく防水も出るでしょう
携帯ですら防水なんだから
769 :
名前は誰も知らない:2012/06/17(日) 10:02:13.62 ID:duAJfzlB0
読むものがなくなったから本屋に行こうかと思ったが
天気が微妙で出かけるのがおっくうだな。
近所の図書館が移転するから、その準備で閉まってる
早く開いてほしい…勉強もしたいしな
俺んとこは改修中で、自分で棚を見られない(全閉架)状態
気まぐれに手にとってパラパラできないのは地味にストレスだわ
今から粘膜蜥蜴読んでみる
島田荘司、ネジ式ザゼツキー読了
なかなか読みごたえがあった
分からないところがあったから再読しよう
今日、部屋の掃除序にブクオフに文庫本とか200冊出張買い取り依頼したら諭吉貰った。
ゴミ捨て置き場に持って行かなくて本当に良かった、これでレコードプレーヤーが買える。
775 :
名前は誰も知らない:2012/06/18(月) 21:36:27.90 ID:j2MlnsWH0
200冊で諭吉いくかー
前それくらい売ったときその半額だったわ
単純に1冊平均50円か
めちゃくちゃ良い値だけど、
きっと何冊か宝があったんだろうなあ
ブクオフの百円コーナーは絶版でヤフオクなりに出せばそれなりの値段がつくであろう本が普通に置いてあるから見逃せない
俺も漫画とか本とか思い切って処分するかなぁ
もう置く場所がねえ
ブックオフと駿河屋だったらどっちが高く買い取ってくれるだろ
ブックオフで売る場合は店舗買取よりも箱に詰めて家まで配達人に取りに来てもらう奴のほうがいい
全然売れる値段が違う
そ、そうなん?バーコードピッだから汚れ、傷みの
査定が人による程度じゃないのかなあ。
ブックオフでハロプロの写真集売ったときに
最後まで中身をみずに10円ですっていわれたw
>>780 店頭買取は後から売りに来る人のことを考えて一人ひとりの査定に長く時間をかけられないからかなり適当に値段を付けられるぞ
特にダンボールいっぱいの本を持って行くとかなりずさんな査定になる
>>782 勉強になります
文庫本ばっか買ってて寝室の布団敷くスペースの横に積んでたら
数ヶ月で100冊まで増えてた。しかも3〜4割は読んでない
売るに売れない
ねたあとにを読んだけどまあまあよかった
特にゲームやってないときの話がよかった
長嶋有はおれも好き
文章の起伏が平坦で何を意識して書いてるんだろうと思う
パソ隣に置いてた本棚代わりに使ってた衣装ケース倒れてきた
最悪
肩肘で支えてるけど腕疲れるし本の整理面倒だし
なにより今じゃ数千程度の値がつく本もあるし最悪
オークションで売るのが一番いいんじゃない?
大量だと面倒だけど
ちょっとずつ売ればいいじゃん
オークションで文庫本送るときって
80円切手で届く?
定型で25g以下なら届く。
1Q84やっと読みオワタ
なんかまだ続きそうだなーと思って「1q84 完結」でぐぐったら予想通りだった。
イソクラテス『弁論集1』(西洋古典叢書)読了
なかなか面白い本であった
ギリシアの歴史なんてよく知らないから、登場人物とかわけわかめだったけどね(´・ω・`)
みんな読書家だね〜
俺も本好きだけど、そこまで読みこなすだけの気力がないおw
頭もよくないしね
最近は、経済学に興味が出てきていろいろ読んでいる
小説はほとんど読んでないな〜
ブックオフで星界シリーズを100円で見つけて回収したけど、積んでるwアニメ昔好きだったけど
あとは必要に迫られて技術書
今年は(といってももう半分来たけど)、古い雑誌を集めて読みたいな、と思っている
古い雑誌なら図書館にバックナンバーがあったりする。
図書館によってそろえている雑誌は様々だが。
雑誌といえば1975年ごろの各種学年誌と冒険王とかテレマガとかがほしいが
だらけで一冊8000円とか無職ニートには厳しいぜ
古本買う時もだけど古い雑誌買ったり大量に買うと特に
「何ゴミ買ってんだよ。俺はアホか」と自分のことながら思うな。
オリーブを一括り買って提げて歩いてる時につくづく思ったわ。
ヘッセのデミアンって面白そうだね。車輪は読んだことあるんだけど。
デミアンってかなり図式的で理屈っぽかった印象がある
シッダールタだったかな?
まあ、俺は、もう誰もが読むような古典とかスタンダードな本を読む動機も時間もないんだが・・・
全然ホモだと思わなかったしw
西洋の本はなぜか少年に恋する男の図が多いな。
ブロンドの少年には一種の魔力があるのかもしれない。
寧ろ日本の方にこそそういう文化は散見するように思うが
日本つっても武士階級、それもある時代に限ってだろ
基本的に少年より
>>800 西洋の物書き達が特権階級に属していたってのもあるかも
イギリスのパブリックスクールみたいな閉鎖的な環境では、
教師と生徒の間で関係を持つ事が結構あったらしいとどっかで読んだ事がある
日本は衆道があったね
いや、それもどうだか怪しいなあ
みんな本とかの著者の告白を安易に信じすぎだよね
ホモって、昔は、一種のステイタスだからなあ
プラトンとか読むとわかるが
まあ、現実は、ロリが大半だったと思うよ
でもそれはいっても情けない話でしかないしw
古代ギリシャでは少年愛なんていう言葉もあるくらいだったからな。
ソクラテスは少年を口説き落とす名人だったとか。
ソクラテスは醜男だからなあw
女にもてなかったんだろ
俺はネットで美少年を口説き落としたつもりが女だったってことがあった。
>>804 プラトンって紀元前の人物じゃないか。キリスト教導入以後の西洋は男色は御法度だから、
ステイタスならぬタブーだったんじゃないの?(だからこそ燃えたんだろうが
ロリコンつったらルイス・キャロルがまず思い浮かばれる
ロリコンだったらウラジーミル・ナボコフだろ
810 :
名前は誰も知らない:2012/06/24(日) 10:45:19.68 ID:dxQQCyNm0
A「おれ、ロリータ好きなんだ」
B「おれはロリコンが好きなんだ・・・」
ロリータで有名になっちまったがナボコフの真骨頂はそういうことでは無いそうだ。
とファンは良く言うんだが、じゃあナボコフ入門書を一冊挙げるとすればどれだい?
>>811 ナボコフは小説においては細部こそが重要だっていう信念を持っていて、
実際にナボコフの小説はどれも偏執狂的なまでに細部への拘りで満ちている。
具体的に言うと、隠喩、押韻や言葉遊び、引用、メタフィクション的な仕掛け、反復……といった
あらゆる文学的な技巧がこれでもかというほど詰め込まれている。
そういうのを体感するには『ロリータ』や『青白い炎』が例としてわかりやすいけど、ちょっと難解かなとも思う。
個人的には『ベンドシニスター』が一番おもしろく読めるし、好きだ。
ttp://www.randomhouse.com/features/nabokov/lo_excerpt.html ↑これは伝説になってる『ロリータ』原著(英語)の冒頭だけど、マジパネエ。
あんまりこういうこと言いたくないけど、ナボコフは原著で読まないと凄さが伝わりにくいかもしれん。
おれも英語の勉強しなきゃ……
トイレに1冊本を置くのが習慣なんだが、
この間小説を持ち込んだら仕事に行った日はろくに進まないし
休みに入ると進むんだけど、細切れに読むもんだから話の筋が
飛んでよく分からない。
けれどこういう読み方が面白いということにして
取り敢えず読み切ろうと思う。
話の筋を思い出すため読む度に10pくらいさかのぼるのもまた一興
外界との接触や交信や正常な情報交換ができない閉鎖空間に置かれ
下手すれば死に至るトラップなんかもあり
脱出のために知恵を働かせて閉鎖空間を支配する法則を知ろうと努力し
同じ状況に置かれた者同士が疑心暗鬼になって
一時的にもめ事が起こったりもしながらそれを克服し
最終的に閉鎖空間から抜け出るという
映画で言うと「CUBE」や「SAW」シリーズのような
(笑いを入れると松本人志監督の「しんぼる」のような)
ストーリーの本を探していますが
お薦めがあれば紹介していただければ嬉しいです。
小川一水「老ヴォールの惑星」収録作の「ギャルナフカの迷宮」
乙一「ZOO」収録作の「SEVEN ROOMS」
などは既に読みました。
SEVEN ROOMSは面白かったな
たしか映画にもなったんだっけ?
映画化不可能な画像だと思うんだけど・・・
>>815 あなたが期待しているものとはちょっと違うだろうが
吉村昭「漂流」
6行目までの条件は満たしているはず
あまり限定されるとそれこそCUBE的な作品しか無くなるんだが、
単に密室に閉じ込められて知恵を絞って脱出頑張りますというだけなら、
ミステリに結構あると思う。主人公たちが閉じ込められるパターン。
吉村昭の作品って、「漂流」は特にだけど、どれもこれも閉鎖的な感じがする。
扱う時代背景によるものか、それともああいった書き方によるものか、あるいはその両方だと思うけど。
吉村昭「漂流」、買って50ページほど読みました。
まだ航海に出てない。
この先、航海に出てシケに遭い海を漂流して無人島に漂着し、
仲間たちが次々に死につつ孤独に生き延び、
12年後に及ぶ苦闘の末に生還する、
というストーリーである事が裏表紙を読めば分かる。
無人島での孤独な生存をめぐる奮闘が見どころなのかな。。
吉村昭は若いころ孤独の噴水を読んだ影響でボクシングを始めた思い出がある
ねじまき鳥クロニクル挫折した。
次はドストエフスキーでも読もうかな…
失礼だが、読書ばかりだと、ますますモテないという負のスパイラルに・・・
スポーツしたり、雑誌みて身なりを整えたり、芸術鑑賞をしたり、いろいろしておいた方が、絶対にモテるよ
それと、いろいろな種類の人間と会い、話す事だ
又吉みたいな、読書はしてるが歪んでいるという人間にならずに済む
まず女に関心がないんだが?
又吉って誰?又吉イエス?
まずスポーツだのファッションだのに関心を注ぐことができない。
金かけてまでやることじゃない。
又吉がゆがんでるかどうかは詳しくはらんが、
俺個人としては歪んでない人には興味がそそられない。
あと風俗行けばモテる。
>>824 モテるために読書する人ばかりではない。
読書「ばかり」だと視野が狭くなるのは確かだが、それはなにも読書に限った話ではない。
なにを基準に歪んだ人間を定義してるのか解らないけど、
又吉(誰だ?)を引き合いに出すことで、歪んだ原因を読書という行為に短絡的につなげ一般化しようとしているように思える。
本を楽しめない人間の自己欺瞞か? すっこんでろ!
おっ、いいこと言った。
読書より経験が大事なんだよ。とか言われたことあるわ。オレは読書以外なんにもしないなんて一言も言ってないのにな。本一冊読むのに一年位仕事休んで、睡眠時間も削らなければならないならこういう発想もわかるが。
>>824 モテるかどうか
というのが人生のテーマならそうすればいい
歪んだ人間が悪いわけじゃない
歪んだからこそ出会える出会いもある
つうかモテるために読書をするという概念にびっくりしたわ
そんなこと考えたこともなかった
本読んだ程度でもてるやつは何もしなくても持てるよ
読書好きの女と何人か出会ったけど
異性だと基本読むものが違うから、逆に変な空気になるw
車谷長吉とか酒見とか好きな女いねーかなぁ
モテるために読書する奴は読書好きじゃないだろ
電車の中で人が読んでる本は気になるよね
自分が読んだことある本とかだと興奮してしまう
なんでもかんでも女やらモテるとかにつなげるとは
ていうか読者スレなんだから余計なお世話もいいとこだな
838 :
名前は誰も知らない:2012/06/27(水) 01:41:42.23 ID:QT/CT7IT0
小説を読みながら、まともに恋愛も出来ない自分ていうのは
相当の欠陥人間なんだなと思うときもある
そんな自分からは絶対に逃げられないことを再確認させられるなんて
やっぱり小説は芸術とは言えないのかもしれないと最近思う
最近は実用書しかよむきにならない
分からんこともない
そろそろ各文庫の100冊フェアが始まるな
なんだかんだで何冊か買ってしまう
フェアで前面に押し出される作品は何だか煤けて見える
メジャー嫌いではないはずなのに
アンタ、背中が煤けてるぜ
844 :
名前は誰も知らない:2012/06/27(水) 12:46:39.89 ID:ZgnKLY9uO
大岡昇平『野火』読了。
冒頭だけ読んでずっと積んであったけど、久しぶりに開いたら一気に読んでしまった。
俺のように無知な平成生まれで戦争のことを知りたい人はきっかけにしてもいいかもしれない。
ついでに戦争関連でオススメあったら教えて欲しい。
>>824 ここの奴らがモテないのは、読書以前の話。
846 :
ABC:2012/06/27(水) 15:15:05.18 ID:Uu00i/LR0
≫845
同意する。読書だけが原因ではないと思うぜ
あまりに内容が知れ渡っている準古典は読む気なくすよ
フロイトのやつとか想像の共同体とか
849 :
名前は誰も知らない:2012/06/27(水) 19:45:46.61 ID:iNwQLdxp0
ちょっと意見聞きたいんだが、日本の最近の小説を読む時は、
表現と設定が自分好みのが好き、だから好きな小説の作家を全部よんじゃう
海外のたとえば「老人と海」訳○○ 原作ヘミングウェイ、を読んだとき
その訳者の表現とヘミングウェイの設定が好きってことになっちゃうのかな
訳本についてこういう不安ってない?特定の海外作者のごく一部しか知りえないから
不安になる、純文学も同じような理由で読んでない、でも読みたい
850 :
名前は誰も知らない:2012/06/27(水) 19:58:04.54 ID:VsSde9J+O
原文読めばいいだろ
途中で挫折した人間失格からもう一回読書始める
でもあの主人公ムカつくからまた挫折するかも
人間失格読んでもなんにも感じなかった
理解力とかないからかな
いや俺も何も感じなかった。
全然、何の手応えも感じなかった。
だから、夏のフェアの時期に若い奴がこぞって太宰読み出すの見ても
何の共感も覚えない。
むしろ少し軽蔑してる。
「お前ら、他人が読んでるから面白いって言ってるだけだろ」って。
>>844 「大空のサムライ―かえらざる零戦隊」
「零戦撃墜王」
「私は魔境に生きた―終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年」
「散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道」
「アーロン収容所」
ぱっと思いついたのがこれら
大宰の小説は凄いと思うが、個人的には得るものは少ないと感じた。なんていうか解決策がない的な。
人間関係や個人の内面の「どんずまり」みたいなものをそのまま表現した作家と思ってる。
メロスなんかは別だけど、それでも人間の意志の限界みたいなものは意識されてる気がする。
>>849 >その訳者の表現とヘミングウェイの設定が好きってことになっちゃうのかな
そういうことになると思う。
ただ、原文読むにしても、文章表現に訳文以上の細かいとこまで感じるには、
その国の言語や文化に少しは通じてないと厳しいだろうし(僕はからっきしダメ)。
結局、英語や英米文化に興味もつか、翻訳者に任せちゃうかの二択と思う。
ちなみに、村上春樹・柴田元幸「翻訳夜話」って本が結構面白かった。その辺気になるなら読んでみてもいいかもしれない。
経験に飢えているのだろうか?何も無い自分を誤魔化す知識をつけたいのだろうか?
周りで結婚だとか子供できたとかあると異常に読書がしたくなる。
>>844 第二次大戦視点
バンドオブブラザース 欧州戦線での米軍空挺師団配下の中隊視点の実話
ペリリュー・沖縄戦記 太平洋戦線海兵隊の中隊の一員として戦った個人視点の話
上記は実写版も良く出来ていると思います(書籍版において実写版が特定のエピソードに演出が過ぎる点は指摘されて言います)
戦時商船隊:輸送という多大な功績 大内建二
ノンフィクシション日本帝国陸海軍というか日本帝国というシステム(を指導・指揮していた中の人)がいかにロジスティックを軽んじていたか戦いの為の戦いに終始していたのか、軍人と別に民間人も戦っていたか分かる本
自衛隊視点
アンノウンとアンフィニッシュト 古処誠二
自衛隊を主題にしたミステリ小説、作者は自衛官出身の人。ミステリのロジックを被った自衛隊という組織への問題意識を書いた本。ミステリ重視派には軽いやもしれません。
戦闘や兵器に興味を持ち本読みに軍ヲタになればなるほど、国が免責する暴力執行機関は必要であるが戦争は無意味まず避けるべき、最後の最後の最後の・・・・手段なのだと考えるようになりますね
栞代わりに
アンネの日記47Pまで読み
俺も嫌いなやつリストとか
他人悪口書きまくった日記タイムカプセルにでも埋めたら
後年未来人が歴史的な資料として活用してくれないかしら
859 :
名前は誰も知らない:2012/06/28(木) 02:52:32.98 ID:Ldzb6fTe0
無名の一般人の書いた日記を収集する物好きがいるよな
なるべく誰それのどこが嫌いかとか、そいつの趣味のどこが悪いとか、
昨日何食ったとかネットにどんなことを書きこんだとか
そんな瑣末な事を書き留めておくと面白いし価値が出るんじゃないだろうか
その日記が古本屋とかに流れたりすればの話だけどな
あ、実際大正時代の女学生の日記がヤフオクに出されていいお値段で落札されてたなあ。
まあ、みんな知ってる財閥のお嬢さんだから、無名ではないな。
そういう日記なら元禄御畳奉行の日記だな
862 :
名前は誰も知らない:2012/06/28(木) 06:48:48.29 ID:Y+l2pFct0
「孤独な読書家になってクールな感じを気取ろう」とか
読書してモテようとか 太宰がすごいとか
吐き気がする発想だな 本当に気持ち悪いわ
>>849 たとえばヘミングウェイについてなら、
訳者にヘミングウェイの小説が書けるわけじゃないから
お前が読んでるのは紛れもなくヘミングウェイだ
ただそれと同時に、訳者の言語能力と感性と文化的知識も一緒に読むことになるわけだ
原作者が同じでも訳者によって楽しめたり読む気になれなかったりするから
場合によっちゃ原書で読むより好みの範囲が狭くなるかもしれない
とはいえ、「ヘミングウェイは読みたいが訳者の感性まで取り入れたくない」
という潔癖があるんじゃなければ、手に入る翻訳を片端から試して
合う翻訳を見つければいいと思うぞ
>>862 君は会話の基本を小学生からやり直したほうがいいな。
誰に対して発言しているのかが全くわからない。
行間すら読めない男が何を発言しても誰も聞き入れてはくれないよ。
>>849 そういう不安はボードレールの悪の華を二冊読み比べて吹っ切れた
意訳って思った以上に大事だ
このスレで薦めてもらった吉村昭「漂流」読了。
面白かった。
自分に近い世界として、ストーリーをメタファーとして解釈しながら読んだ。
無人島への漂着とそこでの生活は日常の中のぼっちの精神に近いものがあるように思った。
航行可能な船の航路と無縁な無人島への漂着=孤立したぼっちの精神
飲食物不足から生じる飢餓=満たされない関係欲求の飢え
生存に必要な食糧はあるが外界の人間との交流がない状態=動物的な生(ゾーエー)を生きるぼっちの精神
島から出て故国へ帰るために無人島に流れ着いた木材などから船を造る事=閉鎖空間の外の世界へ外界から
取り入れた言葉を組み合わせてコミュニケーションに乗り出そうとすること
などとして解釈できるのではないか、とか。
海が荒れた事により破損し、航行能力を失いあてもなく漂い流れる浮遊物と化した船は、社会参加していない人
(ひきこもり、ニート、メンヘラ、ホームレス)などの象徴ではないかとか。
無人島からの生還は共同体内ではすでに死者として扱われている生ける死者の帰還なのだろう。
867 :
名前は誰も知らない:2012/06/28(木) 22:58:35.36 ID:Y+l2pFct0
868 :
名前は誰も知らない:2012/06/28(木) 23:12:33.88 ID:Y+l2pFct0
>>865 大瀧啓裕や堀内大學ほどのレベルなら原作を凌駕していることもある
>>869 ほめてくれてありがとう。
私は本を読むとき自分の感覚や体験とあうように解釈しながら読む事が多い。
そして自分の感覚にあうように引用改造したものをネットで公表したりとか。
村上春樹「海辺のカフカ」から引用改造
無人島への漂流というものの原理は自分自身の内側にある。そしてそれは自分の外側にある漂流と呼応している。
相互メタファー。自分の外にあるものは、自分の内にあるものの投影であり、自分の内にあるものは、自分の外
にあるものの投影だ。だからしばしば私たちは、自分の外にある無人島に足を踏み入れることによって、自分
自身の内にセットされた無人島に足を踏み入れることになる。それは多くの場合とても危険なことだ。
それで私は自分をある程度「漂流」の登場人物にかさねている。
人間はなにかに自分を付着させて生きていくものだ。そうしないわけにはいかないんだ。
ゲーテが言っているように、世界の万物はメタファーだ。
月見草平「輪廻のラグランジェ 2巻」読了
同名アニメのノベライズ
ほんとにノベライズしただけなのでまぁ、二期へ向けての復習がてらにはよかったかな
ちょっと文の流れがおかしいような気もするが
ストライクウィッチーズのノベライズほどではなかったのでまぁよしとしよう(あれが酷すぎるってだけだが……)
ラノベは読みやすいからいいね
風呂入ってる間に読み終われるからちょうどいい
872 :
名前は誰も知らない:2012/06/29(金) 00:58:16.17 ID:U6dSv5OT0
みなさんに質問したいのだが
執筆力と読書力は比例する思いますか
873 :
名前は誰も知らない:2012/06/29(金) 01:00:24.93 ID:U6dSv5OT0
稚拙な質問ですみません
読書力ってなに
875 :
名前は誰も知らない:2012/06/29(金) 01:21:01.65 ID:U6dSv5OT0
読書量と置き換えてもかまいません
そもそも「力」の定義ってなんだって話になるだけかと。
ま、大雑把な印象でいいなら相関はあっても比例まではしないと思います。
読書力(読解力?)が2倍になったら一切書く練習してないのに文章力も2倍になるか?
やはり実践なくば成長も無い。書く能力は書くことによって養われる。
あ、はい「量」ね。どっちにしても答えは同じかな。
執筆力を小説家としての、読書力を批評家としての能力と
解釈していいなら、両者は基本的には比例しない
879 :
名前は誰も知らない:2012/06/29(金) 01:25:02.10 ID:U6dSv5OT0
わかりました ありがとう
880 :
名前は誰も知らない:2012/06/29(金) 01:59:06.50 ID:Cx8UtYU/O
今サイゼリヤで一人で酔っぱらってますが。中古でアマゾンで売ってるんだけど。
たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い (新潮文庫)
著 佐野 三治新品/中古\67より
第九が聞こえて空中に100m位ラフトが上昇した話とか
も記録されていて随分昔に読んだんだけど。良かったら見てみて。
881 :
名前は誰も知らない:2012/06/29(金) 04:46:06.67 ID:w4/W/KhL0
読書って孤独な営みだよな
誰と分かち合うこともできないし
読書会でも開かないかぎりある本について語り合うこともない
それがとても寂しいことのように思えてくるときがある
882 :
名前は誰も知らない:2012/06/29(金) 05:42:56.50 ID:U6dSv5OT0
>>872 読書によって語彙力がつき
文章のクオリティーが多少向上するとおもわれます
しかしそこから先は暗中模索の創作行ですから
相応の執筆訓練が必要でしょう
パーン!
>>871は砕け散った。
あれはシナリオだと思ってる。
くっそ、積んでたミステリのネタバレ食らった
本を読むのは嫌いじゃないんだけど、それよりネットで情報漁るほうが楽しくてそっちに行ってしまう
しかし最近ネット検索が捗らなくなってきたんだけど、こういうときこそジャンルの絞られてる「本」というメディアの出番なのかな
→「内容の絞られてる」
いや、ようは自分なりのアンテナやフィルターを持っていれば
ネットも有効でしょ。
児童文学の「孤島の冒険」という本も
14歳の少年が船の甲板から高波にさらわれ無人島に漂着し
47日間一人で生き抜いて救出されたという実話を元にした話なんだが
児童文学ならではのわかりやすさと
主人公が少年だけに、大人にありがちな悲愴感に囚われず
創意工夫で難局を乗り越えていく過程が面白かった
文明社会への警鐘みたいなのも含まれていて
大人が読んでも面白いと思う オススメ。
890 :
名前は誰も知らない:2012/06/30(土) 02:45:52.31 ID:z78NCJh60
孤島の鬼もいいぞ
ギョギョッ!三島はむしろ実作以上に読み巧者だと言われてるねー
>>870 それは面白い試みだ。
そのうち、書物だけでなくて他者の人生なんかも自分の感覚に変換して追体験できそうだな。
893 :
名前は誰も知らない:2012/06/30(土) 20:14:45.43 ID:z78NCJh60
わしらは現実が地獄だから妄想世界に楽園を開拓していくしかない
パノラマ島に行きたいな
>>866 今日漂流かりてきたよ
長そうだけど面白そう
896 :
名前は誰も知らない:2012/07/01(日) 00:00:30.40 ID:7gATOSoUO
ももクロ
897 :
名前は誰も知らない:2012/07/01(日) 00:03:25.69 ID:kOymU0ENO
間違えた。
ももクロに会社の奴がみんなハマってる模様。
俺だけ相変わらずポツーンとしてるわ。
本ばかり読んでるから世間の流行り廃りにかなり鈍感なんだ。
今はもしもーしでスレが見づらいからパソで見て本読んでみるよ。
『漂流』が少し気になってる。
本読んでいると、ほかに何かすることがあるんじゃないか?と思ってしまい中々集中して本が読めない。
ニート、孤独、童貞の三拍子の俺だから特にそう思ってしまうわ。
900 :
名前は誰も知らない:2012/07/02(月) 06:15:42.84 ID:FDItHbkB0
きっとほかにやることがあるからだろうな
901 :
名前は誰も知らない:2012/07/02(月) 06:35:04.26 ID:SpVKHWiX0
妄想世界で楽園を開拓し 他の享楽(例えば映像享楽)では味わえない
独特の悦楽 ユーフォリアを得ること これがぼくの読書目的
また思索執筆もセットにすることで より緑豊かな楽園創造を目指す
わけえの、ユーフォリアってなんだ?
おれが好きなのは、志賀直哉の「小僧の神様」っていう短編集だ。
童貞をこじらせたために女性の描写とか恋愛などの場面に差しかかると
心がざわついて読み進められなくなってきた
だから最近は自然を扱った明治あたりの詩、漢詩文、徒然草などの古典ばかり
源氏物語も読めないな
電子書籍ってずっと読んでたら目疲れない?
ベッドに寝転がりながら仰向けに本をかかげて読むのがすきなんだよなー
お前たちはどんな格好で読書してんの?
誰か苫米地英人の本読んでる人いる?
健康的な名前だよねトマベジって
908 :
名前は誰も知らない:2012/07/03(火) 20:34:29.36 ID:emS/e6ba0
絶対読まない
苫米地って見ると広島のピッチャーが思い浮かぶ
>>905 iPadでKindleストア漁っている。ただでさえ電子書籍が安い国なのに
挙句に円高ドル安で格安。ポチった瞬間読み始められる。
最高。
911 :
名前は誰も知らない:2012/07/04(水) 03:31:05.59 ID:UTeujlyt0
>>909 懐かしくて笑った
そういえば苫篠っていう選手もいたな
912 :
名前は誰も知らない:2012/07/04(水) 03:37:37.53 ID:fXQxpeGT0
経済に興味があるんですけど、何かオススメはありませんか?
ジャンルは問いません
あ、今読んでるのは
アスペクト社の『アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書』です
この板的には人気ないんだね。
自分を洗脳しようと同じ本をずっと読んでる。
苫米地英人、茂木健一郎、森昭雄
三大インチキ脳科学者である
こいつらの言ってる事はスピリチュアルとか植物にありがとう、とかと同じ疑似科学
ガザニガやダマシオみたいな本物の脳科学者に謝れと言いたい
などとディスってしまったが、別に弧男がそれでもいいと思っているのならそれでいいか
スピリチュアルがある種の救いになるのなら、少なくとも当人にとっては意義のあることだし
他者にそれを強要することにはNOと言いたいが、どうせ弧男には他者に対して行使しうる影響力なんて持ち合わせていないんだし
とひとりごちた。
高村薫風に繋いでみました。
茂木はインチキ臭さはガチだよな。
『プラトン全集12』(岩波書店)読了
『ティマイオス』『クリティアス』という、アトランティス大陸のネタ元が収録されてた
よくもまあ、こんなの思いつくもんだ(´・ω・`)
>>917 それの内容さ、今、どれぐらい覚えてる?
1週間後、1ヶ月後、ほとんど覚えてないというんじゃ、読んだ意味がほとんどないと思うんだけど、どう思う?
他の人がどう考えてるのか知りたいだけなんだけどさ
>>912 裏をついて「バカで野蛮なアメリカ経済」とかどうだろ?
>>899 身体を動かすと読書も捗る。
掃除するとか、散歩するとか、コーヒー淹れるとか。
あと規則正しい生活が大事。
921 :
名前は誰も知らない:2012/07/04(水) 18:23:57.70 ID:fXQxpeGT0
>>918 確かに経済学なんて、他の学問に比べるとなんか胡散臭いし、天気予報みたいに「明日の〜時の日経平均株価は〜」みたいな予測も出来ない
でも、文系の学問の中で唯一、社会を俯瞰的に客観的にみることが出来るというのもまた事実だと思う
>>920 サンクス!
バカにレスつけて損した
漂流読破したけどとてもよかったよ
924 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/07/04(水) 19:31:21.74 ID:WgSICsBmP
「経済学が社会を唯一俯瞰的に見ることができる」って
こいつ相当アホじゃね?
925 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/07/04(水) 19:33:14.08 ID:WgSICsBmP
>天気予報みたいに「明日の〜時の日経平均株価は〜」みたいな予測も出来ない
うん、やっぱりアホだ
926 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/07/04(水) 19:50:36.88 ID:WgSICsBmP
経済学云々言う前に
森博嗣の「科学的とはどういう意味か」でも読むことをおすすめします
927 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/07/04(水) 19:54:26.38 ID:WgSICsBmP
「近代知とは何か」を全く考えない人間が
宗教や呪術と同じ意味合いで「学問」に縋る
それが日本のアカデミズムをダメにしてきた元凶だろうね
928 :
名前は誰も知らない:2012/07/04(水) 19:55:33.05 ID:+yQOo6BaQ
>>921がバカだと言うのは解るけど、ID:WgSICsBmPも「アホアホ」としか言ってなくて、反駁になってない気がするのは俺だけか…?
時代遅れのポストモダンに嵌っている気の毒な人だ
相手をせずに遠目から眺めておきましょう
930 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/07/04(水) 20:21:31.70 ID:WgSICsBmP
「ポストモダン」ってのは単なる一つの時代区分のやり方に過ぎないわけで
そこには何らイデオロギッシュなニュアンスはない(少なくとも本来の意味合いでは)
931 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2012/07/04(水) 20:23:44.24 ID:WgSICsBmP
>>928 「気がする」というだけであるのなら
あなたもID:WgSICsBmPと同等かそれ以下の存在でしかないから
文句を言うくらいなら黙ったほうがいい
932 :
名前は誰も知らない:2012/07/04(水) 20:30:14.10 ID:+yQOo6BaQ
>>931 そうだね。
取り敢えず、君のせいでスレが荒れてきたから、俺と一緒にROMろうか^^
>>919 ほとんど覚えてねーや(´・ω・`)
自分の場合は、本の内容を憶えることに重きは置いてない
興味を持ったから読んでみる、みたいな軽い気持ち
頭の出来が悪いと言ってしまえばそれまでだけども
でも誰か一人でもいいから、哲学者や過去の偉人達の言葉や思想を記憶に留めておけば心強いことこの上ないよな。
稲生物怪録絵巻集成が欲しいんだけど、4200円は高いよ・・・
軽い気持ちで買うにはちょっと高い。図書館で借りてくるだけで済まそうかな。
数年前に毎日図書館に通って変人認定されたんだけど、人入れ替わってくれてないだろうか・・・
稲生物怪録 疫神と福神
を借りてきた。
パムク「無垢の博物館」読了。
文句のつけようがない作品だった。
「文章をわかりやすく書くのは当たり前で、文章の意味以上のことを示すべき」というのを、
すごく丁寧に高く積み上げてるというか、密に感じることができた作品。
これぞ現代文学の王道!って感じがした。
あと、一人称小説なんだが、主人公のケマルが「なぜ自分はそこまで〜」という自問をしないのがミソだと思うんダナ。
愛こそすべて。
たまたま「知恵の樹」を併読してたり、
間に「ライフ イズ ミラクル」を観たりしてたせいで、余計にそう思ってしまった。
情報ありがとう。
そのようなことが訳者解説かどっかにチラッと書いてあったが、ついに目処がたったのか。
ちなみに「無垢の〜」は、上巻がつまらんくても、下巻まで読むべき。
下巻から急にいろんなことが見え始める。
あと、ケマルが紳士的すぎてて笑ってしまうとこもあった。
訳者によって質が違いすぎるから
海外の本はほとんど読んでないなぁ
943 :
名前は誰も知らない:2012/07/06(金) 10:21:35.25 ID:NQNAKVzUO
ドストエフスキーは何度か読もうと思ったけど、難しそうだし避けちゃうわ。
ドストエフスキーって名前からして気難しくて難解な感じがするわ。
ドストエフスキーの「罪と罰」、ジョージの「罪と罰」…
やっぱり作者の名前を変えただけで印象が変わるもんだな
ドストエフスキーってサスペンス小説家だからな。
罪と罰なんてデスノートみたいな心理戦の展開があったり、悪霊は全編緊張感に満ちたミステリー。
それに加え、ドストエフスキーのヒューマニズムや実存主義がただのサスペンス小説を文学に昇華するほど深かかったり。
まぁ読めばわかるよ面白さが。
文学っていうけど、翻訳を読んでるってことは一つ不純物が入るわけで、
やっぱり理解するのは無理なんだと思ってる
日本の小説でも日本人にしかわからない良さってあるでしょ?
だからどんなにすごいと言われてる作家でも海外だともうそれだけで弾いてしまう・・・
英語ができれば原文で読みたいけど到底無理w
実用書とかマイケルサンデルみたいなのは読める
でも文学はだめだ
だから試みて欲しいのは
ある作家が誰々の何々をリスペクトして書きましたって形で
ほぼ同じストーリーでその人なりにある程度アレンジして出して欲しい
出来れば人物も日本人にしてさ
そうとう叩かれるだろうがw
実話を膨らませて小説に出来るならこれも出来るでしょ
てか相当面白いと思うんだが
>>945 極端だねぇ。
別に良さを完全に理解できなくてもいいし、「だいたいこんな感じ」を味わえれば十分だな俺は。
「日本人にしか分からない良さ」とやらが分からない日本人だっていっぱい居るだろうしさ。
えらく原文コンプのひどいスレだな
エマノンシリーズからの流れで買ったまま放置してたサラマンダー殲滅挑戦してみるか
原文コンプってなに?
原文コンプレックスってことじゃないだろうか?
頭から決めつけてるだけだとしたら一度読んでみてもいいかもと思う。
たしかに土地や文化に固有な価値は理解できないかもだが、理解できる部分もあるし。
単純に面白くないというなら読む必要はないと思うけど。
それから、
>>947みたいなのなら、
それこそまさしく翻訳なんじゃなイカ?
原理的にリライトにならざるを得ないわけだし。単語一つとっても訳し方は変わってくる。
村上春樹の翻訳とかはどれも村上臭がする。いや、好きだけども。
あと、村上春樹の作品読んでると、明らかに海外作品のオマージュやネタと思われる箇所に、ときどき気がつく。
たとえば「トニー滝谷」に出てくるクローゼットとか、作品名忘れたけど真夜中の動物園とか。
>>947 そういうのを、「翻案」というんだよ
二十世紀を代表する文学作品のひとつであるジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』は、
ホメロスの『オデュッセイア』をダブリンの街で展開した小説だよ
シェイクスピアなんかはたくさんの改作があるけれど、
たとえばマルティニークの作家エメ・セゼールは『テンペスト』に潜む植民地主義的な表象に焦点を当てて、
ポストコロニアル文学としての『テンペスト』を書き上げたよ
日本ではたとえば有名なところでは太宰治が『駈込み訴え』や『新ハムレット』といった翻案を書いているし、
最近では水村美苗という作家が『嵐が丘』や『明暗』の翻案を書いているよ
>>953 そうなのか
知らなかったw
そういうのから読んでみるよ
何で嫌いになったかというと
訳者の文章が最悪なものにあたってしまったことがあって、そのイメージがついてしまったのかも
ただ訳しましたみたいな
ストーリーはわかるけど、文章が酷かった
俺も原文コンプかも
読むのは読むが不安になるし
ドストエフスキーの小説ってやたら叫んでる!けどあんなもんなのかな
昔のひとの訳は特にきつい・・・
956 :
名前は誰も知らない:2012/07/07(土) 00:57:45.92 ID:r869dbyF0
昔の人の訳がきついとか思ったことないけどなあ
それは訳者が悪いのか、それとも読者の側がただ数を読みこなしていなくて馴れていないだけなのではないか
光文社古典新訳文庫って数年前からはじまったじゃん?
あれのコンセプトのひとつが今の時代の日本語で名作を楽しむってこと
ということは昔の人の訳は読みづらい→古典文学を読まなくなった
っていう解釈だろうから、昔の訳は無理って言う人は相当数いるのだろう
それが古典が読まれなくなった理由というのならじゃあ今の日本語で訳されたらみんな読むのかねって思うけどね
『アリストテレス全集8』(岩波書店)読了
原文なんて解らんから気にした事も無い(´・ω・`)
『マグマ』っていう地熱発電の物語を読み終えた
終盤に詰め込みすぎな感じはしたけどテンポがはやくて楽しかった
思うに翻訳に不安がある人は、仮に英語の読解力を身につけたとしても、
「育った環境が違いすぎてもしかして自分の解釈は違うのかもしれない」
「舞台の地域ではそういった言動が珍しくないのかもしれない」
とか気にし出して、結局100%理解できない!とかなるんじゃねーか?
たとえばスコットランドの労働者階級がヒッコニー訛りで超下品なジョーク言い合う場面があったとして、おまえは「あるあるw」って思えるか?「さすがにそんなこと酔っ払ってても言う奴いねえよ!」ってツッコミいれるか?
知るわけねえよな、そんなの。
結論として、外国産に不安があるやつは地産地消するに限るよ。
960 :
名前は誰も知らない:2012/07/07(土) 03:29:33.03 ID:gQoRxH4l0
昔の訳がきついというのは言葉や文体が古いせいもあるが
(風琴とか色絵硝子とか手紙が候文になったりとか)
複雑な構文をあまり解きほぐさずにそのまま訳す傾向があるからだと思う
あとは中間話法を地の文として訳したり
原文に忠実な改行を行って一つの段落が延々続いたりとかもある
最近の新訳は翻訳の技術としてはだいぶ進歩していると思うが
原作者の意図的な文体もかみごたえのない柔らかな文体にしてしまう傾向がある
あと明らかに新訳と超訳をはきちがえている翻訳者もいて
ときどき本当にひどいのに出会うこともある
なんで海外の作品て改行少ないのが多いんだろう?
紙の節約が習慣化したとか?
頭が大文字だからとか?
>>961 日本の作品に改行が多すぎるだけ
1〜2行ごとに改行してるのもある
>>960 古い海外文学でときどき、別に難解な文章でもないのにいかにも読みにくいのがあるのは
そういうことだったのか
翻訳技術にも進歩ってあるのかなとは漠然と思ってたけど
そういうふうに具体的に教えてくれてありがとう
とはいえ基本的にはある程度古い訳の方が好きだ
古風な言い回しとか、台詞が今の感覚だと妙に丁寧なところとか
翻訳技術はここ二三十年で飛躍的に進歩している気がするな
こなれた日本語が増えてきた
この調子で岩波の糞翻訳を全部置き換えてほしい
>>963 その気持ちはわかるかも
やっぱり自分とは時代を逸してるものは
ある程度 古臭い訳の方が雰囲気出るよな
俺は、訳者によってニュアンスの違いが出るところが
作品の雰囲気を変えてまた違った作品みたいになってるから
海外の古典のなにかひとつを取り上げて語るとき、少し躊躇する。
別に原文の感じを忠実に理解できるだなんて思っていないのだけど。
色んな訳を読み比べるのもまた一興かな
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZwのキモオタデブ死ね
>>959 そういうことを読書を通して知っていくんじゃないか?
翻訳だとそれが出来ない
文学として海外のものを独自に感じるのはそうとうな英語力が必要
結果日本の作家を読むのが一番
英語を身につけても文化的な理解もしないといけないから
読書だけでなく地元紙や雑誌、一般に広く読まれるものを多く読んでいけばいつか理解できる日がくる
みたいな事をいってる本を以前読んだ気がする
でも言葉の表現力は日本語の方が遥かに上のような気がする
俺が日本人だからかな?
日本の小説が英語に訳されていたりするけど、どうやってるのかねぇ
こればっかりは一生わからんだろうな
新潮文庫のドストは文字が小さいから読みづらいのも一因である
岩波には負ける
972 :
名前は誰も知らない:2012/07/07(土) 22:46:25.05 ID:r869dbyF0
おまいら文句ばっかりだな
973 :
名前は誰も知らない:2012/07/07(土) 23:09:27.62 ID:dCnpKjWP0
あばばばばばば
本にキスしたことありますか 俺はあります
そんな本にめぐり合えたなんて羨ましい
>>969 漢字と平仮名を同時に操るような高度な事やってるのは日本人だけだってリービ英雄が言ってたな
生きる上で欠かせないほどバイブルになった本って皆もってる?
俺はツァラトゥストラなんだけど
>>969 本は詳しく知らないけど
映画とかだと翻訳でやたらわかりやすいストーリーに書き換えられてたりするよね
アメリカ人が好きだからか「愛」でまとめられたりするし
そういう文化的な背景が出ててもおかしくなさそう
980 :
名前は誰も知らない:2012/07/08(日) 03:45:04.87 ID:x816AzEs0
もういっそのことアメリカ人やロシア人になればよくね?
そうすればアホらしい悩みなんか解決するぞ
俺には
>>979の言ってることがいまいち理解できんのだが…
映画でいうと、字幕見ると逐語訳ではぜんぜんないってことがわかるよな
かなり情報がカットされて恣意的に選ばれているし
たしかにそれで言いたいことはわかるが、…ってことがおおい
ってことで英語を直に聞いて理解に努めるのがいいと思ってる
日本語が英語に訳されているときの話じゃない?
北野の映画だってセリフが少ない
あれは海外を意識してあえてやってるのかもしれない
海外で評価されてるがどれだけ伝わっているのかはわからない
映画はスレチだけど、俺らにはアメリカ文学は死んでもわからんってことだ
日本が最強なんだよ
日本人でよかった
映画の字幕が切り詰められているのは、セリフ一秒につき四文字以内、一度に表示するのは二十文字という制限があるからだ
なぜ制限するかといえば、逐語訳だとセンテンスが長くなって目で追えなくなるからだ
これは単なるエコノミーの問題であって(作者の意図を超えて表現を簡潔にしてしまうことの是非という問題は別として)、
翻訳の不可能性の問題と結びつけてしまうのは短絡的に過ぎる
というか、「ネイティブでなければわかりにくいテクスト」と
「ネイティブでなくても共有可能な(普遍的な)テクスト」が同時に存在しうることをいつになったら理解するんだ
字幕じゃなく吹き替えでも
人物がしゃべっていないところでおかしな吹き替えがあるのだよ
つまり字数制限(字幕や、吹き替えの口の動きに合わせた)に縛られていないところでも
文化的な背景が影響しているんだよ
だからネイティブでなければわかりにくいテクストすら
日本人的に加工されている可能性があるってことを言いたいんだ
(意訳の枠を超えて、ストーリーの筋が書き換えられている翻訳はいくらでもある)
映画の話はスレチだったな スマソ
日本人でよかったと俺も思う
翻訳の過程でコンテクストが欠落するケースが不可避に存在すること、
翻訳された作品はオリジナルと比べて変形を蒙っていることは、俺だってそりゃ認めるよ
だとしても、それを織り込んだうえで、翻訳された作品を鑑賞することを消極的に擁護したい、ということを言いたいんだよ
翻訳という試練を経てなお残るものもあるだろうと、
だからこそセルバンテスもドストエフスキーもムラカミハルキも世界中で読まれているんだろうと
「どうせそれネイティブにしかわかんねーから俺らにはわかんねーから、
翻訳は不完全な紛いものでつまり見る価値ねーから」って、
突如として本質主義的に振舞い出すことに違和感をおぼえるんよ
映画の例で言えば、その映画はそんなにつまんなかったのか、たとえ誤訳だらけであっても、その映像は美しくはなかったのかと
というか、言葉なんかにあんま期待すんなよなー
一回でも自分の本心100パー言い表せられたことなんかあるか?
翻訳で損なわれる意味なんか微々たるもの
意味ではなくて文体なんだよね
面白いか面白くないか
小説は文章がすべてだよ
文学になるかならないかは、ストーリーとは関係ない
文学として書けているかどうか
だから翻訳者は小説家でなければならないが、そうではない場合も多いでしょ
そこが問題だし、読んでいてつまらないと思う原因
極端な話、細かい誤訳があっても面白ければいいと俺は思ってる
>>985 そこを疎かにするからつまらないんだよ
命を懸けて書いたものはやっぱり面白いし
言葉に期待するから作家は命をかけてるんだと思う
翻訳する人が君みたいな考えならその小説はつまらないだろうな
翻訳にパワーがあると感じたのはハリーポッターかな
あの翻訳には会社のすべてを懸けていたようだし、命を懸けていただろう。
そのパワーは感じるよ
ライ麦畑でつかまえては良い翻訳なんじゃないか?
990 :
名前は誰も知らない:2012/07/09(月) 14:30:26.77 ID:NVq+cQ2+0
原文の雰囲気やリズムをぶち壊してなければいいことにしている
本当に気に入った作品は原文で読むことにしているので
良くも悪くも訳者が目立ちすぎているのは苦手だ
村上春樹の訳はいたるところに春樹がちらついてうんざりする
>>989は野崎訳のことかな
俺は読んでないがやっぱりこっちの方がいいのかね
>>990 村上春樹の翻訳は読んでないが、けど比較対象がなくても野崎の翻訳は親しみがもてる。
あのようなタッチな文章は他にないし記憶に残る。
翻訳に限らず、テキストがあって、それを読んだ自分が何を思うかがすべてというシンプルな考え方もある。
そういう意味では、原文と翻訳文と比べたとき、少なくともテキストそのものとして「優劣」の差はない。
オリジナルとしての意義は厳然としてあるが。
だから、翻訳物を読んだときでも、
原著そのものの意味が理解できてないかもと嘆くより、得たものを大事にするほうが何かと建設的だと思う。
僕は外国語できないから、そう割りきって読んでる。
原著のオリジナルの意味を追究したいなら、面倒がらずにその言語に習熟する以外にないのでは(母国語含め)。
「キャッチャー イン ザ ライ」は、野崎訳より村上訳のほうが、いろいろ意味が強調されてる感じがした。
あと、野崎訳のほうがホールデンの硬派で無頼な感がよく出てる。
ちなみに、
春樹の小説が好きです。でも春樹の翻訳物のほうがもっと好きです。
実家に帰ったときに押し入れから「たくさんのふしぎ」っていう
福音館が出してる月刊誌が3年分くらい出てきた。
今も出てて300号を超えたのを知って嬉しかった。
994 :
名前は誰も知らない:2012/07/10(火) 00:17:10.09 ID:RtllIZyH0
手元にはないが佐藤さとるを読み返したくなった
埋めるぞ
埋めるか
埋
め
る
1000ゲット
1001 :
1001:
/⌒彡:::
/冫、 )::: 1000だ
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